コングレ隈﨑会長を偲ぶ「お別れの会」しめやかに

4月8日、ホテルオークラ東京で、2月12 日に肺炎のため82歳で亡くなったPCO最大手コングレの代表取締役会長、隈﨑守臣氏の「お別れの会」が執り行なわれ、各界からおよそ500人が参列した。

隈﨑氏は銀行での勤務を経て1990年にコングレを設立。数々の医学会や国際会議等の運営を手掛け、業界最大手に育て上げた。また、1998年にはPCOや関連企業・団体で構成する業界団体、全国コンベンション運営事業者協議会(現日本コンベンション事業協会=CPA) の設立に尽力、初代会長に就任した。

お別れの会では同社代表取締役社長の武内紀子氏が、在りし日の隈﨑氏の人となりや思い出を語り、CPA会長の分部日出男氏が先見性に富んだ氏の取組みなどに触れ、別れを惜しんだ。急な公務で不参加となった財務省審議官仲浩史氏からは、IMFを成功に導いた隈﨑氏のリーダーシップと包容力を紹介する弔辞が寄せられた。

なお、「お別れの会」大阪会場は4月15日、ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターで開催される。

 

左)コングレ代表取締役社長武内紀子氏  右)CPA会長の分部日出男氏