施設修繕の工期と費用を削減する「クイックデッキ」販売開始

日綜産業は19日、米国仮設資材最大手のセーフウェイ社の特許商品「クイックデッキ」の日本市場での独占販売、レンタル、および日本国内での生産開始を発表した。

クイックデッキは、2004年に開発された吊り足場で、安全・簡易な組立て、高い強度、最大5mと広い吊りチェーン間隔でゆとりをもった作業空間が確保できることなどが特徴となっており、足場の設置・撤去作業時間の短縮だけでなく、作業全体の工期と費用を削減する効果があるという。

日本でいち早く導入された大型ショッピングモールでは、足場の設置・撤去作業時間を6割短縮、作業効率向上効果も合わせると全体の工期を1か月短縮したという、自社の試算も明らかにされた。

セーフウェイ社のグランバーグ技師長は、「マジソンスクエアガーデンをはじめ多数の競技場や劇場、イベント施設で導入され、安全で迅速な設置、優れた労働環境の提供、改修中の施設運営が可能なことから、施主に大きなベネフィットをもたらした」と米国での豊富な実績を紹介した。

日綜産業代表取締役社長の小野大氏は「東京五輪に向けて、競技場や体育館などの施設で高まる建設・改修の需要をとらえたい。インフラ市場の潮流であるメンテナンス市場への転換にも対応する製品。販売とレンタルを合わせた初年度の売上目標は10億円、早期に5倍ほどに成長させたい」と同製品に対する期待と意気込みをのぞかせた。

すでに同社の岩間事業所と八日市事業所で生産を開始。初期生産は10万㎡を予定しており、その後状況に応じて順次追加製造するという。

製品の詳細については同社のウェブサイトhttp://www.nisso-sangyo.co.jp/topics/140619/index.htmlを参照すること。