中国華東輸出入商品交易会 日本館の主催運営にビジネスガイド社

中国最大級の消費財の展示会「第25回中国華東輸出入商品交易会」が2015年3月1日から5日までの5日間、上海新国際博覧センターで開催される。

今回、この展示会の運営を務める上海外経貿商務展覧有限公司と日本でギフト・ショーを主催・運営する(株)ビジネスガイド社は、「第25回中国華東輸出入商品交易会」で業務提携契約を締結、(株)ビジネスガイド社が「日本館」を主催運営することを発表した。

12月11日に行なわれた記者発表には、上海から主催者上海外経貿商務展覧有限公司・副総経理の范沈萍さんが来日し、展示会概要とバイヤー誘致活動について紹介した。

「中国華東輸出入商品交易会」は、中国商務部によるサポートのもと、華東エリア9つの市(上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、福建省、江西省、山東省、南京市、寧波市)が連携し、主催している展示会。

総面積は11万5000平米と最大で、昨年は3441社、5780小間の規模で展開した。出展対象は、ファッション、ホームテキスタイル、ギフトなどの消費財全般で、出展に際して審査認証が行なわれており、良品質な商品が集まることで、バイヤーから高い評価を受けている。なお、昨年は中国国内バイヤーが14000人、117国・地域から21433人が来場した。

特にBtoB展示会として一般消費者は制限されており、バイヤーの登録方法は1パソコンによる事前登録、2アプリによる事前登録、3指定ホテルでの事前登録、4会場での当日登録の4通り。すべてにおいて、顔写真入りの入館証が必要。

ビジネスガイド社が主催運営する日本館は、40社・50小間の規模で募集を開始しており、海外展示フェアエリアで展開する。フェア内で大きな面積を占める予定で、ほかには、韓国、イラン、マレーシア、西サモア、ネパール、コロンビア、中国香港、台湾などが参加する。同フェアのテーマは、現代ライフスタイルとなっている。

范沈萍さんは、「近年、中国の平均年収は増加しており、とくに富裕層の増加でライフスタイルと価値観の変化がある。こうした市場ニーズの変化を背景に、新製品・高品質の一流商品に対する要望は高まっている。日本製品では、ギフト、生活雑貨、家電製品、化粧品、日用品、食品、機械製品、化学製品、自動車が人気」とし、昨年の華東交易会での日本輸出取引額は9.3億ドル(総取引額は27.59億ドル)と一昨年に比べてあがっていると説明した。

 

 

 

また、(株)ビジネスガイド社の芳賀信享代表取締役は、日本館の強みとして、これまで上海での展示会開催経験を活かした有力バイヤーの招待、日本語全面サポート、会期前の有力なメディアへのリリース・「日本館」オリジナル招待状・SNS(微信・微博)でのPRのほか、「日本館」出展者向け「特別企画ビジネスマッチング」の開催を挙げた。

日本館への出展申込締切は、2014年12月24日まで。来年1月28日に出展者説明会を行なう。

その他、詳細は事務局(TEL03-3843-9851)まで。