台湾で観光・文化エキスポ ~Touch The Japan~

 

国際観光文化推進機構(ITCO)は、2016年3月18日から21日までの4日間、「2016年第2回Touch The Japan」を台北市花博公園で開催する。
同展は、台湾で日本観光や日本文化の紹介を通して交流を促進し、日本の観光産業と文化産業の発展を目的としている。テーマは“Thank you Taiwan&あなたの触れたい日本がきっと見つかる”で、東日本大震災の復興5周年を記念して台湾の方々へ感謝の意味を込めている。来場者は約6万人を見込む。
今回は、大分県玖珠町から長さ35mの巨大な赤い鯉のぼりを運び、入場アトラクションとして「鯉のぼりくぐり」を同会場入口に設置する。その他、メインステージでアーティストやパフォーマーのステージショーや、8Kスクリーンで映像ショーなど、多彩な企画を用意している。


今回から初めて来場者囲い込みスマホアプリ「coromo」を導入し、無償提供を行なう。これは、出展者が商品情報など画像や動画を来場者に配信することができるシステムで、開催前から毎日配信が可能となる。関係者へのダウンロード推進も同時に行ない、抽選景品付き日本の観光クイズキャンペーンとの連動や、入場受付で来場者に推奨を促す。
ITCOの安藤俊介理事長は、「旅・観光とは、知性の交叉であり、文化の迎合であり、世界の友好を樹立するものであると考えている。直接触れ合う展示会やエキスポが重要な役割を果たすことが使命と捉え、今回は台湾の様々な団体・企業の後援と協力のもと、前回を凌ぐスケールの日本観光文化エキスポになっていく」と語った。