【あの会社を訪ねる】 日本一を掴むサービスとは<前編> ~エクセリ~


1894年、イタリアのマルコーニ氏が開発したことから始まった無線通信。
タイタニック号の遭難とその救援では、無線機器が重要な役割を果たしたこ
とは有名な話であり、無線通信が普及するきっかけになったとも言われる。
これから紹介する「エクセリ」は、無線ガイドシステムを取り扱う企業の1つであり、その稼働率は100%近くを誇り、日本一
と呼べる域に達している。
稼働率が高い理由はリピーターが多いためだが、なぜリピーターが増えたのか、その裏側に迫った。

 

調査1.モノへの取組み


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多種多様な機種が揃う

現在、販売・レンタルにおける保有台数は1万台以上。新製品・新機種が出る度に取り揃え、1機種につき1,000台以上を保有しており、多種多様な機種をここまで揃えている企業は限られるだろう。そのため、規模も小規模から大規模まで、シーンも国際会議やイベントなど、広く対応できる。
また、商品受け渡しの際は、メンテナンス・消毒・動作のトリプルチェックを行なってから発送しており、常に最良状態で提供している。
そのため、クライアントは安心して使用できる仕組みだ。

 

調査2.ヒューマンへの取組み


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土日祝日を問わず、365日深夜でも電話対応

土日祝日を問わず、365日深夜でも電話対応できるよう休日当番制や転送サービスを使い、日頃からクライアントの不安を取り除く配慮をしている。
フリーダイヤルで相談することができ、基本的に電話対応は経験や知識を豊富に持つ社員。電話内容は、アバウトな問合せや場所に適した機種の相談、機械の使い方など、さまざま。事実、電話だけで解決できることもあった。
クライアントにとっては休日や深夜に対応してくれる企業として貴重な存在だ。

 

調査3.国境を越えた取組み


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グローバルな品揃え

世界共通で扱える周波数はごく僅かしかなく、基本的に海外で無線ガイドシステムを使用する時は、その国に合う周波数を持ち、認証されている型式を用いなければならないが、「エクセリ」ではそんな心配は無用だ。
国毎に使える機種はどれか、適した機種はどれかなど、20年以上培ってきたノウハウや人脈を活かして国、地域毎に機器を取り揃え、アメリカ、中国、ヨーロッパ諸国など、ほぼ全世界への持ち出しができる。実際、ASEAN関連の国際会議に用いられたこともあり、グローバルに使用できることは、とても心強い。

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