<インタビュー>香港ブックフェア2017
~アニメなどのコンテンツで地域の魅力を発信

丸子将太氏
丸子将太 氏

香港貿易発展局は7月19日から25日までの7日間、香港コンベンション&エキシビション・センターで「香港ブックフェア2017」を開催する。100万人が集まる香港最大級のBtoCのイベントで、2014年からはジャパン・パビリオンを展開しており、今回は過去最高の21社・団体が出展する。

今年で28回目を迎える同展は、昨年は35カ国・地域から640社が出展し、書籍をはじめとして教材や文具を特別価格で販売することもあり、香港の人口700万人のうち中国本土や台湾からの来場者も多少いるものの100万人が来場する大型イベント。
同展には各国の領事館がブースを設け文化発信を行う「文化ゾーン」があるが、特に日本への関心が高いことからジャパン・パビリオンを4年前から設置。アニメや漫画を中心としたコンテンツを通じて地域のPRが可能なことから、地方自治体の出展が増えているという。

香港貿易発展局の丸子将太氏は「香港人は子供の頃より日本のアニメや漫画を見て育っているので、日本に対してとても親近感を持っています。そのため旅行先に何度も日本を選択する人も多く、アニメゆかりの地などの情報を求めてジャパン・パビリオンに足を運ぶ人が多い」と言う。
各地域はアニメや漫画のコンテンツを使い情報発信するほか、塗り絵やキャラクターに仮装できるコーナーを設けるなど、体験型のイベントも行いインバウンドの呼び込みに注力する。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。☞(http://hkbookfair.hktdc.com/tc/index.html