東京ゲームショウ2017開幕

9月21日、千葉・幕張メッセで「東京ゲームショウ2017(TGS)」が開幕した。

 

本年は“さあ、現実を超えた体験へ。”をテーマに掲げ、9月21日から24日まで開催。36カ国・地域から609社・団体が出展し、うち国内292社、海外317社となっており、国内の出展者数は過去最多となる。出展タイトル数は1317以上。出展小間数は1930小間。

昨年新設したVRコーナーは「VR/ARコーナー」と改称し、5カ国・地域から45社が出展。TGS全体でのVR分野の出展タイトル数は117タイトル(昨年110)となる。

開会式では主催者を代表してコンピュータエンターテインメント協会の岡村秀樹会長、共催である日経BP社の新実傑社長、経済産業省の前田泰宏大臣官房審議官(商務情報政策局担当)、JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の大谷信義実行委員長が挨拶。

岡村会長は「27回目を迎える本ショウはゲームの情報を発信するとともに、さまざまなビジネスマッチの世界有数のイベントであり、ビジネスハブとしても他を圧倒していると自負している」と語り、全世界のゲームファンに楽しんでもらえるよう、ワールドワイドに情報を配信していくとした。

新実社長は「e-sportsは年内にも統一競技団体ができる見通し。JOC加盟も視野に入っており、24年のパリ、28年のロスで正式に採用される可能性も出ているので注目したい」と語るとともに、昨年好評を博したVRコーナーの発展形であるVR/ARコーナーに対し「子供のころ見ていたSFの世界を体験できる」として、新しいムーブメントの波をさらに大きくしたいと展望を述べた。

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