レザーの祭典盛況のうち閉幕
~東京レザーフェア

協同組合資材連主催の「第97回東京レザーフェア2018-19 A/W Collection」が12月6・7日に開催され、盛況のうち閉幕した。今回は50社9団体計163社が出展、2日間を通して約6000人が来場した。

スペシャルコンテンツとして開催された「Jeeny Fax」デザイナーのシュエ・ジェンファン氏と皮革関連企業とのコラボレーションによるオリジナルレザーファッションショーでは、同イベントのみの発表となる新作20ルックを発表した。

ファッションショーの後に行われたトークショーでは、ジェンファン氏に加え、学生、モデル、デザイナーをこなす安藤百花氏、READY TO FASHIONの石川義郎氏、コラボ企業に選ばれた3社が登場。

3社は今回のファッションショーを通し「革のクールな印象から、新しい表情が見ることができた。ものづくりの幅が広がり、更なる革の可能性を感じることができた」と語った。またジェンファン氏はレザーの魅力について「レザーは1点1点に個性があり、ハンドメイドの良さをそのまま投影できるところ。世界中で活動するより多くのデザイナーにレザーを使って欲しい」と話した。

さらに毎回多くの作品が集まる「革コン!革のデザインコンテスト」を今回も開催。クリエイティブ部門最優秀賞は大縫理央氏の「フルジップパーカー」、プロダクト部門の最優秀賞は田辺健人氏の「キメラ」。ほかにも多くの独創的でアイデアに富んだ作品が会場内に展示された。

 

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