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「第904号 見本市展示会通信」発行しました


 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙「第904号 見本市展示会通信」を発行しました。

主な記事
一面のニュース:JIMTOF 2024 アカデミックエリア新設へ、4年半ぶりの東・西展示棟利用で3073社・8万5900㎡が出展 第96回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2023 ほか
・〈インタビュー〉展示会とSDGs インフォーママーケッツジャパン
・注目の出展製品・サービス
・業種別開催データ(2023年9月~2024年2月)〈生産財関連〉
・〈インタビュー〉肉眼で体験できる3Dディスプレイの魅力 brightvox 3D

発行について:第904号 2023年(令和5年)8月15日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら<

【新施設】「麻布台ヒルズ」が2023年11月に開業

森ビル株式会社は8日、「麻布台ヒルズ」(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)が、2023年11月24日に開業すると発表した。

麻布台ヒルズの計画区域は約8.1ha。約24,000m²の緑が広がり、延床面積約861,700m²の空間に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、教育機関や医療機関など、多様な都市機能が集積している。

<麻布台ヒルズ概要>
開発区域面積:約8.1ha
敷地面積:約63,900m²
延床面積:約861,700m²
オフィス面積:約214,500m²
緑化面積:約2.4ha
住宅戸数:約1400 戸
店舗面積:約23,000 ㎡
用途:事務所、住宅、店舗、
ホテル、文化施設、インターナショナルスクール、診療所、等

<今後のスケジュール>
2023年8月30日:ブリティッシュ・スクール・イン 東京開校
2023年11月6日:慶應義塾大学予防医療センター検査提供開始
2023年11月24日:麻布台ヒルズ開業
・麻布台ヒルズギャラリー
・商業施設(約100店舗)
・ヒルズハウス
・Tokyo Venture Capital Hub
2023年冬:ジャヌ東京(ホテル)開業
2024年1月(予定):麻布台ヒルズ マーケット開業
2024年1月(予定):森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス開館
2024年2月~(予定):商業施設(ラグジュアリーブランド10店舗)

【レポート】東京ビッグサイトで「SPORTEC2023」「健康・未病産業展2023」が開催

8月2日から4日、東京ビッグサイトで「SPORTEC 2023」が開催された。

SPORTECは、世界中のスポーツ関係企業・団体が最新製品・技術・サービスを発表するスポーツ・健康産業に関する総合展示会。

主催はTSO International株式会社

最新のスポーツ⽤品やフィットネス器具、健康・美容機器、施設や設備関連まで、様々な製品・サービスを持つ有⼒企業・スタートアップ約600社が出展

来場したスポーツに関わる民間企業やスポーツ推進や健康づくりを進める行政責任者・担当者、協会団体らは、活発に情報収集や商談を行っていた。

また、スポーツテクノロジー、パフォーマンス向上、スポーツ業界の未来など、さまざまなテーマを取り上げた100本以上のセミナーが開催された。
(主なセミナートピックス:フィットネストレンド/スポーツ政策/健康増進/医療負担/地域振興/アスリート育成/環境問題への貢献/SDGs/スポーツ栄養/パフォーマンス向上/リハビリテーションなど)

会期中3日間の合計入場者数は39,956名だった。

<構成展>
・第32回ヘルス&フィットネスジャパン
・第9回スポーツファシリティEXPO
・スポーツイベント&ツーリズム支援EXPO
・第8回スポーツファッション&グッズEXPO
・第5回スポーツサイエンステクノロジーEXPO
・スポーツ&ビューティーショー
・第3回スポーツニュートリションEXPO

<同時開催展>
健康・未病産業展2023
第2回ゴルフパフォーマンスコンベンション

「健康・未病産業展2023」でも、リカバリーや睡眠改善に関連する製品が展⽰されていた。

CSEの業務用アロマディフューザー「FLOW」(SPORTEC 2023)

香りブランディングとアロマ空間デザインのCSEは8月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「SPORTEC 2023」(主催:SPORTEC実行委員会)に業務用アロマディフューザー「FLOW」を出展した。

香りの粒子をナノ単位まで微細化させる拡散技術により、香りの滞空時間を長く均一にキープし500㎡まで拡散させる。安全性・静粛性に優れた設計になっており、熱や高圧を使用せず、稼働時の噴霧音はわずか20dBとなっている。また、利便性の高いタイマー機能も備えており、最大5セットの稼働時間を曜日ごとに設定可能。

消費オイルを含むレンタルは月額7500円~となっており、機器の稼働時間と香りの強さに準じて算出する。フィットネスジムやオフィス、クリニックなどの導入実績を有しており、ブランディングや臭気対策、職場の環境改善などに貢献する。

日本炭酸瓦斯の調理器具「エスプーマ アドバンス」(CAFERES JAPAN 2023)

ミニガスカートリッジブランドの日本炭酸瓦斯は8月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「CAFERES JAPAN 2023」(主催:CAFERES JAPAN実行委員会)にどんな食材も泡に変える「エスプーマ アドバンス」を出展した。

どんな食材も“空気のように軽い泡”にしてしまう「エスプーマ」の発祥はヨーロッパ。日本でも亜酸化窒素ガス(N₂O)が食品添加物として認められたことにより「エスプーマ アドバンス」が生まれ、レストランやカフェなどで多く使用されるようになった。食材の味はそのまま食感を変えて楽しむことができる。

今までムース状にすることができなかった食材も簡単になめらかな泡がにできることから料理の発想を広げ、新しいメニュー作りのサポートをする。利用の際にはアドバンスディスペンサー、充填機セット、専用N₂Oボンベが必要で、ディスペンサーはS・M・Lのの3サイズを取り揃えている。

MeV(メヴ)のヒット商品「堂島カレー」(CAFERES JAPAN 2023)

飲食店を経営するMeV(メヴ)は8月2日から4日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された「CAFERES JAPAN 2023」(主催:CAFERES JAPAN実行委員会)に「堂島カレー」を出展した。

“甘くて辛い大阪の味”がキャッチコピーの堂島カレーは丹精込めて作り上げた、昔ながらの洋食屋のカレー。何種類もの厳選したスパイスとフルーツをふんだんに使い、コクと旨みを風味豊かに引き出している。食べた瞬間は甘く、そして後から徐々に辛さを感じる、子供から大人まで楽しめるカレーとなっている。世代を問わず長く愛され続けるカレーを目指しており、合成着色料・保存料を使っていないのが特徴。

ラインナップとしてベーシックな辛口の「ビーフオリジナル」、マイルドに仕上げた中辛の「ビーフマイルド」、フルーティーな「ビーフ大人の甘口」を取り揃える。2倍濃縮・ストレートの業務用カレーソースは専門店の味を簡単に再現でき、集客や売上アップに貢献する。

今週の展示会スケジュール(8/7~8/20)

8/7~8/20 開催の展示会

▽東京

8月18日(金)~20日(日)
東京ビッグサイト
第23回JAPANドラッグストアショー 

【環境省】候補地を3か所選定 国立公園での滞在型・高付加価値観光

環境省は8月4日、「宿舎事業を中心とした国立公園利用拠点の面的魅力向上に向けた取組方針」(令和5年6月29日公表)に基づき、「国立公園における滞在体験の魅力向上のための先端モデル事業」の対象とする国立公園を選定した。

利用拠点において、地域協働実施体制の構築、利用拠点マスタープランの策定、自然体験アクティビティと連携した国立公園ならではの感動体験を提供する宿泊施設の誘致など、保護と利用の好循環の仕組みづくりを行い、利用拠点の魅力向上に取り組む。

<選定された国立公園>

名称 選定のポイント
十和田八幡平国立公園(十和田湖地域) 利用拠点の再生による新たな魅力づくり
中部山岳国立公園(南部地域) 山岳地域の利用の高付加価値化を含めた広域連携
大山隠岐国立公園(大山だいせん蒜山ひるぜん地域) 日本の伝統的自然観や歴史文化を踏まえた自然体験の拠点づくり

 

環境省ではインバウンド需要が急速に回復する中、国立公園の美しい自然の中での感動体験を柱とした滞在型・高付加価値観光を推進することとし、「宿舎事業を中心とした国立公園利用拠点の面的魅力向上検討会」で国立公園の利用の高付加価値化の方向性と、国立公園ならではの感動体験を提供する宿泊施設を中心とした利用拠点の面的な魅力向上に取り組む先端モデル事業の進め方を検討してきた。

今回、有識者等を含む専門委員会(非公開)の意見も踏まえつつ、環境省として政策的な観点から、国立公園における滞在体験の魅力向上のための先端モデル事業の対象とする国立公園を選定した。

対象公園の選定にあたっては、取組方針における対象公園の選定の考え方(①広域的な利用推進の観点があること、②国が取組を調整・実施する意義や効果が見込まれること、③地域の合意形成の枠組み、利用の行動計画、環境省の体制等の基盤があること、④滞在型・高付加価値観光を行う具体的な利用拠点の候補を含むこと)を踏まえ、将来的な他地域への展開も見据えて選定された。

今回選定した対象公園において今年度中に検討を行い、推進体制の構築状況や国立公園としての滞在型・高付加価値観光を進めるポテンシャルなどの観点から実現可能性などを検討し、利用拠点を合計1~2か所選定する予定だ。

Cygamesが「CEDEC」過去の講演動画を公開

ゲームの企画・開発・運営事業を展開するCygames(サイゲームス)は、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催するゲーム開発者向けの技術交流イベント「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス(CEDEC)」の過去の講演動画をYouTubeに公開した。

同社はゲーム業界内での技術交流の場であるCEDECをゲーム業界の発展に繋がる重要な場と考え、積極的に講演を行っている。2023年8月23日から25日まで神奈川・パシフィコ横浜 ノースで開催される「CEDEC 2023」でも2つの講演を予定しているが、聴講者にそれぞれの講演内容をより深く理解してもらうため、関連性の高い過去の講演を無期限で公開することになった。

公開されたのは2020年の「ゲームの世界を完全再現する -グラブルフェスを支える技術とプランニング-」、2021年の「ゲーム制作効率化のためのAIによる画像認識・自然言語処理への取り組み」、2022年の「AIによる自然言語処理を活用したゲームシナリオの誤字検出への取り組み」の3講演。

なお、同社のYoutubeチャンネルでは「CEDEC 2023」で行われる各講演の見どころを紹介動画も公開されている。

■公開先
YouTube Cygames公式チャンネル
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSx6MdBnoFbB481p0we2ZFcOmNuXOv95o

東京ドームシティ、大型LEDビジョン・モニター群「東京ドームシティビジョンズ」で新たな体験を提供

東京ドームシティ(TDC)は2023年から2024年にかけて大規模リニューアルを進めている。新施設の開場だけでなく、新たなランドスケープ計画に基づいた環境整備の一環として、TDC内に新たに7つの大型ビジョンを新設し、8月1日より稼働を開始。各駅からのアプローチ動線や各広場空間に特徴的な大型LEDビジョン・モニター群「東京ドームシティビジョンズ」を設置し、東京ドームで開催されるイベントとの連動や映像演出を行う。

プリズムホール塔体ビジョン

これまで屋外広告ビジョンは他メディアの映像が流用しやすいよう16:9の定型が主流だったが、東京ドームシティビジョンズでは来場者の体験価値を最大化するため、定型にとらわれずそれぞれの空間や建物に合わせた多様な形状のビジョンに挑戦。長年のエンターテインメントシティ運営で培ってきた知見を活かし、ビジョンを使用して様々なイベントやプロモーションが展開できるよう、音響や電気設備の設置や空間作りを行う。

通常の屋外広告ビジョンでは、あらかじめ決めたコンテンツを順番に放映する1周6分~30分程度の「ロール」を1週間ほどの期間で切り替えながら運用するのが一般的だ。東京ドームシティビジョンズでは、その日の開催イベントに合わせて複数のロールを時間単位で切り替えたり、コンテンツを差し替えたり、時にはライブ映像を流したりといった、その日その時間の街の様子や雰囲気に合わせたダイナミックな放映管理を行っていく。

TDCアトラクションズをはじめ東京ドームシティ各所のリニューアルは、来場者の非日常感の醸成や期待感の高揚、滞在快適性と回遊性の向上等を図り、「街」としての一体感と、より魅力的な空間を創出すべく2024年夏の完成を目指す。

ビジョンの整備(東京ドームシティビジョンズ)について

TDC全域に渡って計画された多様なサイズ・形状の大型LEDビジョン・モニター群。全長122mのロングビジョン「アベニュースーパーリボンビジョン」(TDCでは全長100mを超える帯状のビジョンを「スーパーリボンビジョン」と呼ぶ)は隣接する芝生広場と合わせ、自然とデジタルが融合したユニークな空間として、来場者に多彩な体験価値を提供する。基盤配信システムの企画・開発やオペレーション設計、DOOH(デジタル屋外広告)の広告販売ソリューションをジェイアール東日本企画と一体となり進めてきた。

アベニュースーパーリボンビジョン

大規模地震発生時など災害時の情報発信により防災・防犯機能を向上させるとともに、行政と連携した地域の魅力向上のための情報発信や東京ドームシティ アートプロジェクトとのコラボレーションを行うことで、賑わいの形成や社会基盤としての役割も担う。

形状の異なる多様なビジョンにおいて、東京ドームシティにおける多彩な体験イメージを、先進的で変化に富んだデザイン性の高い映像で表現すべく、ビジュアルコミュニケーションデザインスタジオ「&Form(アンドフォーム)」をパートナーに選定。常設ビジョンとしては日本初となる無数のビジュアル表現を生み出すオリジナル映像生成システム『アダプティブアイデンティティシステム』を開発導入した。朝の通勤・通学の時間帯はポジティブになる映像とBGMを放映し、人々の一日をビジョンを通して応援するなど、多彩な映像演出を行える。

企業のブランド表現としてこのような大規模で広範囲なビジョンへのデザインシステムの導入・運用事例は世界的にも稀であり、TDCのアイデンティティである唯一性や世界観をアナログとデジタルの境界を越え、印刷物を含む様々な媒体や空間、マテリアルなどに柔軟に適応することが可能。システムは&Formと共に、開発チームとしてデジタルコンテンツシステム開発のスペシャリストaircordが協業で実装し、一貫性のあるビジュアル表現と、東京ドームシティのエンターテインメント性を一層向上させる映像演出で施設全体を彩っていく。

ビジュアル表現と連動するBGM制作は原 摩利彦(はら まりひこ)氏が担当。フィールドレコーディングにより収音した東京ドームシティや隣接する小石川後楽園にて感じられる様々な音を音源とした、美しく、ストーリー性のあるオリジナル楽曲も楽しめる。