【オンライン展示会2021】プラットフォーム7つを比較・紹介

昨今の感染症流行の影響を受けて、現在注目されている 「オンライン展示会」

リッチなビジュアルで視覚的に強く訴えかけるものから、リード数・商談数の獲得にこだわったものまで、各社がそれぞれ特徴的なサービスを提供している。

今回は、オンライン展示会のプラットフォームを提供している企業と、そのサービス内容を紹介する。

エアメッセ(airmesse)

提供会社:セキュアロジック
料金: 5万5千円~(詳しくは問合せ)
視聴環境:ウェブブラウザ(スマホにも対応)
専用アプリのダウンロード:不要

「エアメッセ」は、リアルな展示会に負けない機能性を持ったオンライン展示空間を再現する斬新なプラットフォーム。

オンライン展示会に必要な機能を一通り装備しているだけでなく、高いカスタマイズ性を持つところに特徴があり、展示会主催者の様々な要望に応じることができる。

一例としては、企業のサブドメインに対応し、展示会の特徴を生かしたオリジナルエントランス、名刺情報の収集やログインによる認証、ウェビナーとの組み合わせたセミナー会場の設営など。

一方の展示ブースは最新のパノラマVRによるリアリティのある展示を基本として、ブースデザインと共に展示パネルなど、出展内容の自由なカスタマイズが可能だ。

また、オンライン展示会の課題である来場者との双方向コミュニケーションとして、チャットボットやWeb会議と連携をさせた商談作りへの取り組みも積極的。

100社から200社が出展する大規模オンライン展示会の開催実績を多数持っているので、様々な面でサポートを受けられることも特徴だ。

 

NEUTRANS(ニュートランス)


提供会社:Synamon
料金:要問合せ
視聴環境:VRゴーグル(一部機能制限はあるが、WindowsPCからもアクセス可能)
専用アプリのダウンロード:必要

バーチャル空間を複数人で共有できるサービス。「Inter BEE 2020 ONLINE」でも特別企画にて採用された。

会議室から大きな展示場まで、数種類の3D空間が用意されており、ユーザーはVRゴーグルを装着、両手にコントローラーを持って参加する(現在は同時に最大30人まで同じ空間を共有可能)。

ユーザーにはアバターが割り当てられ、首や体を動かして360度3D空間を眺めたり、移動できる。

アバター同士の距離が離れれば声が小さくなり近づけば大きくなるので、実際に会うのと近い感覚で、他ユーザーと会話ができる。音声の届く距離はグループディスカッション、セミナー、イベントなどシーンに合わせて調整可能だ。

コントローラーを使えば3Dペンで空間に立体のオブジェクトを描いたり、3Dモデル(fbxなど)やPDF、動画を浮かべることもできる。

あらかじめ360度カメラで撮影した風景(観光地など)や建造物(建設現場や大型重機など)を目の前に再現し、現場で見た時の大きさや広さを共有することも可能だ。

 

zone. BASIC(ゾーンベーシック)


提供会社:ジールアソシエイツ
料金:100万円~
視聴環境:ウェブブラウザ
専用アプリのダウンロード:不要

パノラマVR方式を採用したVR空間で、「集客」と「体験」を重視したオンラインイベントプラットフォーム。

主な機能は、参加登録、来場受付、ユーザー管理、トラッキングデータ管理、アンケート作成・管理、配布資料の登録・管理、ライブ配信、チャットボット、WEB商談システムなど。

また、提供会社のジールアソシエイツはリアルイベントのプロデュース・制作もワンストップで行える点も強みで、リアルと連動したオンラインイベントやハイブリッド展示会の開催にも対応する。

リアルイベントの”立ち話”のように突発的で偶然生まれる商談を、オンライン上でも実現するビデオ会議ツール「すもとく」を実装。こちらは大規模なメインセミナーではなく、分科会のような運用や数名から数十名規模のミニ商談会での使用を想定している。

間もなく多言語化にも対応。自動翻訳の開発や販売を手掛けるロゼッタ社と共同開発し、海外のオンライン展示会やプライベートショーに対してもプラットフォームを提供していく予定。

 

そのまま展示会 ウェブブラウザ版

提供会社:SoVeC
料金:要問合せ
視聴環境:ウェブブラウザ
専用アプリのダウンロード:不要

バーチャルイベントの制作サービス。

展示会や会社説明会、企業の商談会などに採用されているほか、展覧会やオープンキャンパスの実施も予定している。

CGで制作した3Dの会場・ブースに動画、写真、PDF、Webサイト、製品のオブジェクトVR(被写体を360°回転させられる写真)を埋め込んでの展示や、コミュニケーションツールとしてチャット、ビデオ通話、面談カレンダー予約、アンケート、名刺交換、メール送信などの機能を備える。

動画でのライブ配信やアーカイブ配信も可能。

来場者はウェブブラウザからアクセスし、Google マップのストリートビューのように行きたい方向をクリックして3Dの会場内を移動し、ブースを訪問することができる。

不動産系のVRを長く制作している会社が3DCGを担当しており、CGのクオリティの高さが強み。

提供会社のSoVeCはソニーネットワークコミュニケーションズと総合PR会社ベクトルの合弁会社。

デザイナークオリティの動画を簡単に制作できる「SoVeC Smart Video」も提供している。

 

AddVal(アドバル)

提供会社:トーガシ
料金:15万2,000円~
視聴環境:ウェブブラウザ・VRゴーグル
専用アプリのダウンロード:不要

オンライン展示会を実現するサービス。展開方法は4種類。

①【Fantasy+】 3Dのバーチャル展示空間がウェブ上で展開できるプラン。現実では再現できないユニークな空間演出が可能。

②【Real+】 実際の展示空間や施設を360度カメラで撮影し、ウェブ上で開催できるプラン。リアル展示会のアーカイブとしても利用可能。

③【Webinar】 オンラインのセミナー開催が可能になるプラン。

④【SP】 商品紹介まで一貫して閲覧可能なオンライン展示会サイトを立ち上げるプラン。作成した紹介ページは自社HPへの二次利用もできる。

上記に加え事前の集客方法や事後のリード管理まで、費用対効果の最大化が見込める提案が可能。リアル×AddValオンライン開催実績も。

 

V-MESSE(ブイメッセ)

提供会社:凸版印刷
料金:300万円~(標準的な展示会)
視聴環境:ウェブブラウザ
専用アプリのダウンロード:不要

オンライン展示会の必要機能をパッケージ化、オンライン展示ブース構築・ウェビナー配信・Web商談機能・アンケート機能・来場者ログ管理等の機能を組み合わせることで、簡単にオンライン展示会を実施できる。

またオンライン展示ブースについては360度VRコンテンツの対応も可能。

既存のショールームやリアル展示会ブースによる撮影やCGによる展示ブース構築などにより、リアル展示会さながらの演出が可能。またVRゴーグルで視聴するシステムを追加することもできる。

リアルとオンライン連動によるハイブリッド展示会にも対応する。

システム提供だけではなくライブ配信やイベント企画のサポートも可能。

配信映像などの企画・制作、ウェビナーのスタジオ手配などオンライン展示会実施に必要なプラットフォーム提供とコンテンツ制作、双方を支援する。

 

DMM [SHOWBOOTH](DMMショーブース)

提供会社:DMM.com
料金:要問合せ
視聴環境:ブラウザ
専用アプリのDL:不要

出展料・来場料無料で主催または共同開催を積極的に行っているオンライン展示会プラットフォーム。

経済や社会がめまぐるしく変化する現在、リード獲得や商談数など結果を出せることにこだわっている。

ビデオ通話やチャット、セミナーやライブ配信、バーチャルブース、アンケート収集、多言語化、資料ダウンロードなどの機能がある。

中でも特徴的なのは、「交流エリア(フリートークルーム)」で、ゲームのように参加者自身のアイコンをドラッグして移動させて、他の参加者のアイコンに近づくと会話ができ、オフライン展示会のように偶発的な出会いを創出する。

50事業以上の事業を展開するDMMが持つシステム開発、配信、物流などの知見やインフラを活用し、企画から運営まで内製、ワンストップで実施できることが強み。

また、低予算で誰でもかんたんに展示会を開催できる、小規模展示会向けのパッケージも販売を開始した。