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タナカ旅行記-タイ編その4

10月2日から4日バンコク・コンベンションセンターで開催された
MICE展示商談会「第20回IT&CMA」の取材でタイに行ってきました。

これまで展示商談会の運営方法やアワードについて書きましたが
「それでイベントはどうだったの?」という質問が多数いただきましたので
展示商談会やイベント、記者会見のようすをレポートします。

==基調講演==
ICCAのアジア太平洋地区会長で、ゴールドコーストツーリズムのCEOマーティン・ウェインター氏が基調講演を。「革新こそが地域を越えた成長を促す」をテーマに、新たな技術が情報伝達手法の多様化やネットワーキングの向上、そして顧客の意識や要望を育て、それが産業を前進させるエンジンとなる。とくに成熟市場において革新と創造性のみが新たなビジネス機会を育むと語っていました。その後、GBTAのウェルフ・ウェベリン氏との対談も行ないました。

==オープニングセレモニー==
TTGのイベントといえばネットワーキングと言われるほど、参加者交流のためのイベントが多く組まれています。オープニングセレモニー開始前も1時間ほどカクテル・パーティとなっていました。私も含めて日本人はこういう場が苦手なことが多いのですが、おしゃべりな友人が一人いれば大丈夫。その人の話を聞いてれば済みますし、そういう人の周りにはたくさんの人が集まりますので、なんとなく知り合いがふえていきます。
今回は関係者の挨拶終了後、なんとファッションショーが行われました。

 

 

 

 

 

 

 

==プレス・カンファレンス
招待バイヤー向けのプログラムとして、30分おきに記者会見が組まれています。
今回はグローバル・ビジネストラベルアソシエーション(GBTA)、タイコンベンション&エグジビションビューロー(TCEB)、アジアコンベンションビューロー協会(AACVB)、タイ空港、エジプトツーリズムビューロー、インターコンチネンタルホテルズ、
台湾ツーリズムボード、ペナングローバルツーリズム、プルマンホテル&リゾーツ

 

写真は台湾コンベンション&エグジビション協会のトーマス・ツォウ氏と、
「Say Yes to 台北」のTシャツでPRしていた女性スタッフ

 

◆展示ホールのようす(クリックすると写真が拡大されます)

 

次号は番外編。イベント終了後、急にアクティブになった私の活動日誌をお送りします。

屋上を会議室に~東邦レオが活用パッケージを発売

屋上緑化を手がける東邦レオは、オフィス・マンション・福祉施設に特化したハイデザイン・低コスト型の屋上活用パッケージ「プラスワンステージ」を開発し、10月22日から発売を開始した。

都市部でも空き空間として土地代の掛からない「屋上」の活用に注目した開発商品で、オフィスビルでは、屋上会議の提案がすでに実用化しているという。

大きな特徴は、①12,600円/平米(税込)から屋上活用が可能となる質の高いデザインをパッケージ化し徹底的にコスト削減、②オフィス・マンション・福祉施設に特化したデザインを構築(価格を3プライスに固定した13種のプラン設定を実現)、③施設オーナーの差別化施策にハード・ソフト両面で貢献など。

プラスワンステージでは、利用者の視点に立ってプランを新たにパッケージ化した。これにより、個別打合せなどの販売費を省くとともに、シェアの高さを活用した購買力と工事力、直接取引による中間マージンカットという創意工夫で、従来工法(※)と比べて1/3の費用で導入が可能になった。

(※東邦レオ比)

今後は、イベントバーベキューサービス(食材や機材のワンストップサービス提供)、エステティックサービス(オフィスの福利厚生や福祉施設のサービスとして)、植物の寄せ植えイベント開催支援など、屋上を継続的に利用しやすいソフト面の提供サービスも充実させていく。

詳細については、TEL06-6762-2100まで。

JATAと香港政観がMICEセミナー

日本旅行業協会(JATA)と香港政府観光局は、展示会セミナーおよび、社員旅行・報奨旅行セミナーを3都市で順次開催する。

12月13日に札幌国際ビルで、来年1月18日に明治安田生命名古屋ビルで社員旅行・報奨旅行セミナーを開催。来年1月23日・24日は東京JATA研修室で香港展示会・見本市セミナーを開催する。

詳細についてはJATAのウェブサイトを確認すること。

12月13日札幌会場の詳細
http://www.jata-net.or.jp/membership/topics/2012/121022_hngspprsminfo.html

1月18日名古屋会場の詳細
http://www.jata-net.or.jp/membership/topics/2012/121022_hngngysminfo.html

六本木ヒルズのMICEを語る

MPIジャパンは10月29日、東京・六本木のアカデミーヒルズで 10月度セミナーを開催する。テーマは「なぜ六本木ヒルズで、MICEに取り組むのか?~”磁力”ある都市を目指して」。講師は森ビルアカデミーヒルズ事業部の倉橋慶二氏と坂本和也氏が務める。

来年4月に開業10周年を迎える今も、年間約4,000万人が訪れる「六本木ヒルズ」。オフィス・住宅・商業施設・ホテル・美術館・カンファレンス施設など、多様な機能で構成される”複合都市”が目指す方向性や、同施設がなぜMICEにいち早く取り組むようになったのか、その経緯と目的を、実際に運営に携わる2人の講師が解説する。

開場18:30、講演19:00~20:00、質疑応答およびネットワーキング20:00~20:30の予定。

入場料は会員無料、一般3,000円、学生1,000円となっている。
詳細についてはMPIジャパンのウェブサイトを参照するか事務局(email:secretariat@mpijapan.com)に問い合わせること。

 

坂本 和也 氏 
森ビル株式会社
アカデミーヒルズ事業部 課長


倉橋 慶次 氏
森ビル株式会社
アカデミーヒルズ事業部 課長

プレミアム・インセンティブショー開幕

販売促進、広告宣伝、広報、総務担当者向けの専門展示会「第46回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2012」が、開幕した。

会期は10月17日から19日までの3日間、池袋サンシャインシティ文化会館の2F・3F・4Fで行なわれる。

「商品ブランドを高める顧客ロイヤリティ戦略が今、求められる」をテーマに、208社の販促マーケット向け商品・サービスを扱う企業が集結。

文化会館4階B会場では、プレミアム・ノベルティ/プライムギフトセレクション/販促支援/別注・名入れ・カスタマイズ文具コーナー/デジタルプレミアム&マーケティングの構成で展開。

文化会館3階C会場では、プレミアム・ノベルティー/店頭POP/印刷SPのほか、展示・投票コーナーとしてSPツールコンテスト・ベタ付け商品コンテスト・店頭POPコンテスト・女性向け販促品コンテストが用意される。

文化会館2階D会場は、プレミアム・ノベルティー/エコプレミアム/インポート/フォーマルギフトセレクションのほか、新企画のOEM提案ゾーンで構成。

また、会場での商品・サービス展示のほかに、サンシャインシティ内のワールドインポートマート5階コンファレンスルームでは、スキルアップに役立つ専門セミナーも3日間開催している。

会期中は毎日、先着100名までの来場者に、特典として美味しいお米のプレゼントもある。

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見て聞いて学ぶリノベーション


10月27日から11月11日まで渋谷各所をメイン会場に、「リノベーションEXPO JAPAN 2012」が開催される。同展はリノベーション住宅の普及啓蒙を目的に2010年に初開催され、今年で3回目となる。主催はリノベーション住宅推進協議会。

今年3月に国土交通省が「中古住宅・リフォームトータルプラン」を策定。消費者の「リノベーション」への関心も高まりつつあるなか、「中古購入」や「リノベーション」の情報不足が課題となっている。そのような市場のニーズに応えるため、今回は「見て聞いて学ぶリノベーション」をコンセプトに開催。事業者、一般ユーザー向けにリノベーションに役立つ情報を一堂に集結する。

「リノベーション学校特別授業」では、セミナーや見学会、ワークショップなど29コマの授業と6コマのトークショーを開催。入門編から戸建てのリノベーション、物件探し、収納やペイント体験などの一般ユーザー向けの内容に加えて、営業ノウハウ、集客、ローン、瑕疵保険などビジネスに役立つ事業者向けの講座も用意している。

会期中には「リノベーションアイデアコンペ最終選考・講評会」が行なわれ、東京R不動産ディレクター林 厚見氏ほか多彩な顔ぶれの審査員とともに、これからの日本住宅のあり方とともに、リノベーションの魅力や可能性について探る。

当件に関する問合せは同展のウェブサイト(http://www.renovation.or.jp/expo2012/)を参照のこと。

「『アジア有数の見本市都市 大阪!』実現のための委員会」が発足

「『アジア有数の見本市都市 大阪!』実現のための委員会」と銘打ち、大阪の展示会産業の再生と発展を実現するのための検討委員会が10月3日、インテックス大阪で開催され、展示会主催者や地元行政関係者、不動産開発事業者らが集まり、意見交換が行なわれた。

会の発起人となったのは、リードエグジビションジャパン代表で、日本展示会協会会長の石積忠夫氏。懇意にしている橋下徹大阪市長が府知事のとき、大阪経済の復活に展示会が重要な役割を果たすとの認識を示したことから、石積氏を招いて県や市の職員らと勉強会を開催するなど検討を重ねてきた。本委員会は、こうした取り組みをさらに発展させて、具体策を練ることを目的に、石積氏が「仮の」発起人となって関係者に呼びかけ、発足したもの。

議事では出席者がそれぞれの立場から「大阪見本市都市構想」への見解を述べたあと、石積氏が独自に作成した計画案が発表された。これには、インテックス西側の北埠頭に計8万4000平米の展示場を新設する案がコスト概算とともに盛り込まれ、建設主体をどこにするかといった選択肢も示された。これを受けて不動産開発事業者が実現性についての見解を述べた。

委員会は出席者らの意見を集約して、来年1月中旬頃の開催を予定している。

「イベントの力で日本を元気に!」テーマに公開講座~東京富士大学

東京富士大学では、「イベントの力で日本を元気に!」をテーマに11月2日、東京富士大学本館1階のメディアホールで公開講座を開催する。

来春、日本初の『イベントプロデュース学科』誕生を記念して行なわれる同講座では、スペシャルスピーチ「2020年オリンピック・パラリンピック招致に向けて」と題して、東京商工会議所の上條清文副会頭とアテネオリンピック競泳女子金メダリストの柴田亜衣さんが登壇、誘致の意義とオリンピックがもつ夢の力について語る。

また、ロンドンオリンピックレガシーレポート「オリンピックがもたらす都市の文化創造」では、シミズグループ会長で日本イベントプロデュース協会(JEPC)会長を務める清水卓治氏と東京富士大学教授の小坂善治郎氏が登場し、ロンドン・パリ・ナント現地調査により検証した内容を報告。オリンピック・パラリンピックの開催地であるロンドンを中心に、新しく育まれたレガシー(資産)について、そして都市の文化創造の実験装置としての国際的ビッグイベントの効果・効用についてを語る。

そのほか、「大学でのイベント研究と人材育成への期待」として、日本初の「イベントプロデュース学科」の目指すものについて、東京富士大学教授の岡星竜美氏を進行役に、イベント制作大手のシミズオクトとJEPCから3名を迎え、イベント教育の重要性とその課題についてのディスカッションも繰り広げられる。

講座は18時から19時30分までとなっている(開場は17時30分から)。

定員は100名で、受講料は無料。申込締切は10月26日まで。
申込、その他詳細については、東京富士大学(TEL03-3360-5050※平日9時~16時)まで問い合わせること。

ビューティービジネスの新商材が大阪に集結

メサゴ・メッセフランクフルト㈱は、10月15日から17日までの3日間、インテックス大阪で「ビューティワールドジャパン ウエスト」のを開催する。

出展規模は前回の175社(国内172社・海外3社)を上回る190社。会場も前回の1.5ホールから2ホールで展開する。規模 拡大について主催者は、1社当たりの出展小間数増を理由として説明。また新規出展者は約50社、5月に東京で開催したビューティージャパンワールドへの新 規出展者から「東京での成果を受けて大阪も」という声も多かったという。

今回は、「サロンビジネスエリア」と「リテールビジネスエリア」で展開することでターゲット来場者の目線に合わせた会場構成が見所。「サロンビジネ スエリア」には、エステティック、ネイル、美容室など、各種サロン向けの業務用商材と店販商材が、「リテールビジネスエリア」には、百貨店、セレクト ショップ・化粧品専門店、ドラックストア、通信販売・ネット販売、卸売りなど、一般小売店を販路のターゲットとした商材が展開される。

「メインステージセミナー」に美点マッサージの田中玲子氏が初登場するなど、毎年恒例のエステティックセミナー・併催イベントを開催し、来場者は1万4000人の来場を見込んでいる。

その他、詳細についてはhttp://www.beautyworldjapan.com/japanese/osaka/または、事務局(TEL:03-3512-3277)まで。

中野駅前に「コングレスクエア」オープン

10月1日、都心・中野駅前に新たなコンベンション施設「コングレスクエア」が開業した。
コングレスクエアはJR中野駅からわずか徒歩5分の立地に開発が進められた中野セントラルパーク内にあり、緑に囲まれた大規模オフィスビルの1Fと地下1Fにある。都心の駅前に広がる緑の環境を活かしてコンベンションやイベントの参加者が、リラックスしてクリエイティブな時間を過ごせる。

施設は地下1Fが3分割可能なフラットスペースとなっており、ホール面積は440平米(天井高5m)で、イベントや式典などの大型催事として活用ができる。また、1Fのカンファレンスルームはルーム1(160平米)、ルーム2(116平米)、ルーム3(113平米)、ルーム4(33平米)、ルーム5(33平米)などを有する。

その他、詳細はhttp://congres-square.jp/まで。(「見本市展示会通信」で詳報予定)