国際会議件数世界7位に上昇 ~ ICCA・日本政府観光局~

国際会議協会(ICCA)は、2013年に世界で開催された国際会議数の統計(暫定値)を発表した。それによると昨年世界で開催された国際会議は前年を 529 件上回る 11,685 件。そのうち日本で開催されたものは342件で、アジア・大洋州地域では 2 年連続1位となり、世界での順位も昨年の8位から 7 位に上昇した。
2011 年に東日本大震災の影響から大きく減少した開催件数が、一昨年および昨年の日本の国際会議開催件数は上昇基調を取り戻した。

都市別の順位はでは、東京が世界 26 位の79 件、以下、京都、大阪、神戸、横浜の順となっているが、シンガポール、ソウル、北京などの競合都市に大きく水をあけられている。
日本政府観光局(JNTO)は、観光庁および各都市のコンベンションビューローなどとのより緊密な連携のもと、都市ごとの開催件数の増加をはかり、日本全体のさらなる成長を目指していく。


※1    ICCA統計の国際会議選定基準

国際機関・国際団体(各国支部を含む)、または国家機関・国内団体(各々の定義が明確ではな
いため、民間企業以外は全て)が主催する会議で、以下の条件を満たしていること。

1.参加者総数が50名以上
2.定期的に開催される
(1回だけ開催されたものは除外される)
3.3か国以上での会議持ち回りがある
(2か国間会議は除外される)

【資料提供:日本政府観光局(JNTO)】