【レポート】東京ビッグサイトで「2023NEW環境展/2023地球温暖化防止展」が開催

5月24日から26日の3日間、東京ビッグサイト東展示棟1〜5ホールおよび屋外実演会場で「2023NEW環境展/2023地球温暖化防止展」が開催された。

585社が出展。(1,884小間(NEW環境展:492社 1,763小間、地球温暖化防止展:93社 121小間))

NEW環境展は「環境ビジネスの展開」地球温暖化防止展は「CO2削減と新エネ・省エネビジネスの推進」をテーマに掲げた。

NEW環境展では、資源循環を効率的に進めるためのAI選別ロボットや光学選別機、比重差選別機など最新の技術が並び、さらに、廃棄物収集運搬・管理のDXを支援するシステムも出展された。

日本では昨年、プラスチック資源循環法が施行され自治体や企業による取り組みが始まっている。最新のマテリアルリサイクルやケミカルリサイクル向けの技術・装置や高効率の熱回収のための機器が一堂に会した。

地球温暖化防止展では、脱炭素・SDGsに資する新エネ・省エネ機器、猛暑対策グッズなどを展示。

省エネ関連では冷風機、遮熱材、燃焼効率の改善、ZEBの推進による施設全体のエネルギー削減など、再エネ関連では小水力発電、バイナリー発電、バイオマス燃料、地中熱利用などが注目されている。

様々な環境技術・サービスが一堂に展示され、活発に商談や情報収集が行われていた。

3日間の累計来場者数は90,604名。

次回は2024年5月22日から24日に東京ビッグサイトで開催予定だ。

NEW環境展 エリア分類 

再資源化・廃棄物処理・解体エリア
NEW環境展ベンチャーコーナー
関係団体・学術機関エリア
水処理・水質浄化エリア
サーマル・ごみ発電・熱利用エリア
アスベスト対策コーナー
環境ソフト・スケール・測定・分析エリア
土壌・大気・作業環境改善・感染症対策エリア
収集・運搬・搬送・保管・物流エリア
自治体エリア
海洋プラ・廃プラ対策コーナー
土木・建設・災害対策エリア
バイオプラスチック・包装・エコ製品エリア
バイオマス・有機性廃棄物処理エリア
屋外実演会場

地球温暖化防止展 エリア分類

地球温暖化防止エリア
地球温暖化防止展ベンチャーコーナー
猛暑対策コーナー
節電・省エネ対策エリア
新エネ・再エネ推進エリア
屋外実演会場