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イベント市場規模は 15兆5200億円に~日本イベント産業振興協会

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日本イベント産業振興協会(JACE)は、7月27日に「平成26年度 イベント市場規模推計報告書」と「イベント来場者の消費額と意識に関する調査報告書」を発表した。

同報告書によると、平成26年度におけるイベントに対する様々な支出(イベントの出発前の支出、交通費、宿泊費、イベント会場内の支出、イベント会場外での支出、イベント後の支出)を合わせた来場者消費額を利用して推計したイベント市場規模は15兆5200億円となっている。なお、イベント会場内の支出のみを利用して推計したイベント市場規模は3兆7187億円と試算されている。

今回からはイベント市場規模推計報告書のベースとなる調査の報告書「イベント来場者の消費額と意識に関する調査報告書」も発行する。ここでは、イベント来場者の消費額と意識に関する調査を行ない、来場者消費額の詳細な実態やイベント参加者の意識や情報行動についてイベントカテゴリーや性年代の切り口で分析されている。

2つの報告書はJACEのホームページ(https://ssl.jace.or.jp/ats/publication)より購入できるようになる。

27年版「2015年イベント市場規模推計を発表」の詳細はこちら!

ガンダム35周年  ~六本木で展覧会~


「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が7月18日から9月27日の期間、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催している。
同展は、ガンダム35周年を記念して企画されたもので、展示はシリーズ第1作「機動戦士ガンダム」を中心に展開する。
見所は1,000点にも及ぶ制作資料。富野喜幸総監督の企画段階メモや、美術ボード、キャラクターデザインの原画などを公開している。
その他、昨年の「ガンプラ大作戦」で来場者が制作したガンプラ1,000体の展示や、プロジェクションマッピングによる映像を披露するなど、多様な角度からガンダムの魅力を味わえる内容だ。
会期中は、「シャア専用オーリスⅡコンセプト」の展示や東京限定ガンプラの販売など、多彩な企画を用意している。
詳細は、http://www.gundam-ten.jp/まで。


【出展者に聞く!】
業界初のコーヒー濃度計PAL-COFFEEシリーズ (株)アタゴ

業界初のコーヒー濃度計
新しいニーズを発掘

コーヒーの味を数値化するという新しい発想で、計測器のシェア拡大を狙うアタゴは「パティスリー&ブランジェリージャパン2015」に初出展し、業界初のコーヒー濃度計「PAL-COFFEE」をメインにアピールした。

 コーヒーは、豆の種類や焙煎方法だけでなく、水や温度、抽出器具、入れ方で香りや味、口当たりが変化するため、一定の品質を維持することが難しい。そこで同社は、光学メーカーとして糖度計で培ったノウハウを応用し、ポケットコーヒー濃度計を開発した。
手のひらサイズとコンパクトで、センサーの付いている部分にコーヒー液を適下し、濃度(Brix値/TDS値)を測定。豆の量とコーヒー抽出液から収率を計算すると、酸味や苦み、濃さなどが数値化できるという。

同社のブースでは、カフェやレストランのオーナー、バリスタなどの来場者が足を留め、コーヒーの味を数値化するという発想に注目が集まった。より美味しいコーヒーを入れるため、または誰もが同じクオリティのコーヒーを入れることができることから、その場で発注を決めた来場者もあった。

同社海外営業の森口友香子氏は、「実際に製品を使う現場のユーザーに直接アピールができ、今後の販路に活路を見いだせた」と、
出展が有意義であったことを述べた。
あらゆる産業で国内市場が頭打ちであることから、どんな液体でも計測する機器を製作するアタゴは、今までに無い新しい計測器を開発し、なおかつ、国外マーケットへも積極的に進出していく。精度の高いMADE IN JAPANを強みに今後の活躍を期待したい。
製品についての詳細は(株)アタゴのホームページまで。


<展示会データ>
展示会:「パティスリー&ブランジェリージャパン2015」
「ベーカリー素材EXPO」「洋菓子素材EXPO」
「リテール厨房設備機器・資材EXPO」
会期:2015年6月16日~18日
会場:東京ビッグサイト
 

UGOKAS ~18日からスタート ~

夏季限定で実施している体験アトラクションを一堂に会した屋外テーマパーク“UGOKAS”が7月18日(土)から8月31日(月)まで、江東区豊洲特設会場で開催される。

今年の目玉は、ハイドロプレーニング現象を活用した “ハイドロスライダー”。距離が120mもあるウォータースライダーで、スピード感や止まらない恐怖を味わえる。その他、命綱なしで6mの高さから飛び降りる“ゼロショック”、130mの距離をワイヤーで滑空する“ジップライン”など、普段では体感できない多彩なアトラクションを取り揃えている。


会期前に実施された内覧会・一般事前体験会では、冒頭に山崎孝明・江東区長が「江東区は人口が50万人に到達した。今後も豊洲新市場建設や、東京オリンピック・パラリンピックに向けた発展を期待されていることから、新しい街として認識してもらえるよう努力したい。このイベントをきっかけに子供たちや若い世代など多くの方に訪れてもらい、体験して楽しめる新しい名所となってほしい」と語った。

一般事前体験会は一般応募から抽選となり、当選した参加者はアトラクションを存分に堪能していた。


開催期間中は、UGOKASオフィシャルサポーターの“LeLien”が、週1回曲を披露する。今回はコラボ企画として“ウゴカス体操で50,000人をウゴカスプロジェクト”が始動。年齢を問わず身体を動かせるオリジナルの体操を、各人が体操している姿の動画を撮影してYouTubeに投稿してもらい、開催期間中に50,000人の人を動かす企画となっている。
作曲はシンガーソングライター・桜田マコト氏、プロデュースは新日本プロレスメディカルトレーナー・三澤威氏。

主催は日建リース工業。詳細は、http://www.ugokas.jp/まで。

~第2回ライブ&イベント産業展~盛況のうちに閉幕

『第2回ライブ&イベント産業展』(主催:リード エグジビションジャパン)が7月8日から10日までの3日間、幕張メッセで開催された。

同展はライブイベントや地域イベント、スポーツイベント、販促イベント、式典、展示会などを開催するために必要な、企画、演出、機材、サービスなどが一堂に集まる総合見本市。
会場を東京ビッグサイトから幕張メッセに変更した今回は規模を2倍に拡大し、出展者も第1回を大きく上回る約400社が出展、「ライブ」「イベント」の主催者やホール・施設、企画制作会社・運営会社などの業界関係者が17,157人来場し、無事盛況で幕を閉じた。

会期中は、活発な商談や中川悠介・アソビシステム代表取締役らの基調講演などが開催されたほか、専門セミナーではみずほ総合研究所の経済調査部主任エコノミストの風間 春香氏による「2020年東京オリンピックでイベント需要はどれだけ伸びる?」が行なわれ、イベント市場をとりまく環境の変化やイベント需要の今後の展開について語られた。

次回開催は2016年7月6日から7月8日の3日間、会場は幕張メッセで開催される。

サイエンスイベント ~中学生・高校生を対象に~

「サイエンスキャスティング2015」が8月7日(金)から8日(土)までの2日間、つくば国際会議場で開催する。主催はつくば国際会議場とJTBコーポレートセールス。
これは中学生・高校生が参加対象となり、普段は公開していない研究室や企業を訪問し、特別な体験ができるサイエンスのイベント。調査テーマは、国土地理院や農業環境技術研究所・国立環境研究所など、11の機関が用意している。参加者は特定分野に従事する研究者を訪問し、研究内容を調査してプレゼンテーションを行なう。夕食会では研究所の先生らと直接話ができるのも魅力となっている。
募集期間は7月17日(金)まで。
詳しくは、http://www.epochal.or.jp/sc/2015/まで。

今年も開催「ウルトラマンフェスティバル」

「超・体・感 ウルトラマンフェスティバル2015」が7月24日(金)から8月30日(日)の期間、サンシャインシティ(東京・池袋)で開催する。
これは1989年より夏に実施しているファミリー向けのキャラクターイベント。今年もサンシャインで開催する。
メインイベントは、毎年行なっているウルトラライブステージ。1部では「X~新たなる可能性~」、2部では「絆の鎧×信じる力」と題し、会期を分けて実施する。「ウルトラシート」が用意され、事前に予約することでライブステージを前方で観覧できるのも魅力となっている。その他、会場では、巨大なウルトラセブンやゴモラの出現、約50畳の巨大なバトルジオラマを展示する。
イベント開催前にはサンシャインシティの入口にウルトラマンの像が立つなど、「見て・触れて・感じる」を体感する企画を用意しており、子供だけでなく大人も楽しめる内容となっている。
詳しくは、http://ulfes.com/2015/まで。

五反田TOCに新たな会場誕生!

東京・五反田と有明で複合コンベンション施設を運営するTOCは、新展示会場「TOC GOTANDA MESSE (TOC五反田メッセ)」を建設し、オープンに向け準備を進めている。1月19日に竣工式をとり行ない、1月末より本格的に展開を開始する。新展示会場は五反田TOC本館の斜め向かいに位置する旧第一日野小学校跡地を利用し、天井高4.5mで無柱空間3000㎡のホール規模となる予定。

稼働の高い週末に対応

TOC本館は1970年の竣工当時、東洋一の大きさを誇り、現在も都内有数の延床面積を持つ複合ビルだ。13階と地下1階には合計7000㎡の催事ホールを持ち、資格試験や会議、セミナー、展示会、商談会、ファミリーセールなど幅広い規模、用途で使用されている。ホールの稼働が週末に集中することから主催者のニーズに、より対応する目的で新展示会場を設立。

レイアウトの幅が広がるシンプルな空間

中央にホワイエを付帯した7分割可能な約3000㎡のホールの特徴は、レイアウトのしやすさを考慮してシンプルな無柱空間にし、本館より約1m高い天井高4.5m。そして音の反響を抑えるため床にタイルカーペットを敷いた。五反田本館とTOC有明で培ったノウハウを最大限活かした作りとなっている。
企業内研修などに使用することはもちろん、広く柱のない空間は、研修後のチームビルディングにも活用が可能なほか、メインエントランスには飲み物を提供するスペースを設ける予定で、ニーズの高かった会議中のコーヒーブレイクにも対応が可能となる。

多様化するイベントニーズに対応

TOCは五反田本館やTOC有明と連携しながら、既存ユーザーの要望に応えていくとともに、中規模の展示会や販売会、新商品プロモーション、大規模セミナーやパーティなど、新たな需要を掘り起こしていく予定。会場不足を解消し、また多様化するイベントニーズに対応が可能なTOC五反田メッセのこれからの活用に注目が集まる。

その他、問い合わせはTOC催事場事業部(TEL:03-3494-2177)、または公式ホームページまで。

 

 

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YCCヨコハマ創造都市センター6月30日オープン

横浜の新たなクリエイティブ拠点として6月30日に「YCCヨコハマ創造都市センター」がオープンした。

この施設は、1929年に建設された歴史的建造物「旧第一銀行横浜支店(一部復元) 」を用いた施設であり、横浜市が推進する「クリエイティブ・シティ構想(創造都市構想)」の拠点施設。
デザイン・アートなどのクリエイティブ分野と、産業・経済・地域などを結びつけ、個人から企業、また子供から年配の方まで、幅広い方々に利用していただける事業やプログラムを実施すると同時に、横浜の産業振興・地域活性へと繋げていく役割を担っている。

運営・管理は特定非営利活動法人YCC(館長・代表理事 長田哲征)。

詳しくはhttp://yokohamacc.org/まで。

【ライブ&イベント産業展】(その2)

それから面白いなと思うところでは、芸能プロダクションが予想以上に多く出展していただくことになりました。上戸彩さんが所属しているオスカーさん、きゃりーぱみゅぱみゅさんが所属するアソビシステムさん、第1回目に引き続いての吉本さんなど、元気のある芸能プロダクションが出展します。また、施設・会場ではイオンモール、さいたまスーパーアリーナ、住友不動産ベルサール、新宿明治安田生命ホール、大阪国際会議場、名古屋市中小企業振興会館などのように、名だたる施設が出展します。チケッティングのサービス企業の出展も新たな動きです。チケット発行のソリューションというのはライブ産業において重要な意味を持っており、テイパーズさん、ぴあさん、カルチュア・コンビニエンス・クラブさんなどが大きなブースで競い合っています。もちろん今年も、サクラインターナショナル、東京造形美術、飯田電機、鈴木電気、オンザウェイなど、展示会に関わる企業・サービスも多数出展します。

――規模が拡大したためによる、会場構成の変更はありますか

フード・ケータリングビジネスゾーンや舞台美術・ステージ設営ゾーン、イベント用品・遊具ゾーンを新設し、来場者の興味をより惹く形にしました。

2 注目のセミナーや主催イベント

――セミナーや来場者向けのサービスで、目玉企画はありますか?

基調講演の初日はアソビシステムの中川悠介社長に登壇していただきます。2日目は、よみうりランドの北原融総支配人。そして3日目は、ソフトバンクホークスの太田宏昭専務です。また、2つイベントがあり、1つは日本音響家協会、もう1つは照明家協会が行います。このイベントが開催されるおかげで大勢の音響・照明の演出家が訪れ、また展示会場でも新たな商談が行われると見込んでいます。このように専門的な方々がたくさん集まるような仕組みづくりを、色々な団体にご協力をお願いしているところです。

日本の技術や演出力コンテンツを海外へ

 ライブ&イベント産業展をアピール

――初開催を表明した時、すでにアジア最大の国際展にすることを標榜していました。そこに向けての取組みをメッセージとしていただけますか

この展示会をはじめようと思った動機の1つは、日本のライブやイベントの優れた技術、あるいは演出力、コンテンツを海外に輸出するのに役立てたいという想いです。これが大きな目的であり、目標であり、われわれの原動力でもあるんです。そういう意味で、数年以内に必ずこの展示会を完全な国際見本市という位置づけに成長させ、世界中に日本の「ライブ&イベント産業」を徹底的にアピールする場にしていきたいと思います。ぜひ、展示会産業の皆様も業界を上げてご協力の程よろしくお願いいたします。

――ありがとうございました