トレードショーオーガナイザーズ(株)は6月14日から16日までインテックス大阪で開催される「Noodle World KANSAI」、「INTER-FOODKANSAI」会場内で「がんばろうニッポン!」パビリオンを開設。東北地方と茨城県の食品・飲料を取り扱う企業に無料でブースを提供する。PRや販路拡大の商談はもちろん、即売も可能となっており、被災地の食品産業を支援する。同社では東京開催展でも同パビリオンの開催を検討している。
問合せは実行委員会(TEL:03-6225-2880)まで。
被災地産品出展にブース無料提供(5/12)
インバウンド復興フォーラム開催(5/16)
ポータル・ジャパン(株)と(株)インテージアは5月16日、ウエスティンホテル東京で「インバウンド復興フォーラムin 東京【世界最強!日本応援団 緊急来日企画】」を開催。東日本大震災の影響で激減した日本への外国人観光客を呼び戻すことを目的に行なわれ、業界関係者およそ300人が参加した。また、同フォーラムはWeb上でライブ中継も行なわれ、そちらには約100人がアクセスし、オンラインで聴講した。
第一部は観光庁長官溝畑宏氏による復興ビジョンの提示と、(株)JTBコミュニケーションズ小路輔氏が東アジアの訪日旅行に関する消費者意識の動向について講演した。
第二部は韓国、台湾、中国、香港の大手旅行会社のトップが各地域の訪日旅行の現状と展望、日本への要望などを語った。
講演の冒頭で観光庁の溝畑長官は、「現在の状況を後から振り返って、観光大国へ向けた第3の開国だったと思えるように、いま努力しなければならない。日本の安心安全のイメージ回復のために官民一体となり日本をセールスすることが大切」と前向きな姿勢を示すとともに参加者への協力を呼びかけた。
ワイヤレスジャパン基調講演が無料に(5/15)
東京ビッグサイトで5月25日(水)~27日の3日間、 “ここから始まるワイヤレス新ビジネス”をテーマにワイヤレス&モバイル通信業界最大級の専門展示会「ワイヤレスジャパン2011」が開催される。
会期初日に会議棟7階の国際会議場で開催される基調講演が、今年は参加無料になり、定員1000人と規模を拡大して行なわれる。
講師陣と講演題目は以下のとおり
●主賓挨拶
総務省 総合通信基盤局長 桜井 俊 氏
●新たな成長に向けたドコモの取り組み
NTTドコモ 代表取締役社長 山田 ?骼? 氏
講演概要および講演者プロフィール
●KDDI 新たな10年への出発
KDDI 代表取締役社長 田中 孝司 氏
●モバイル通信の将来像とソフトバンクの戦略
ソフトバンクモバイル 取締役副社長 松本 徹三 氏
●富士通のユビキタスビジネスへの取組み
富士通 執行役員常務 大谷 信雄 氏
●NECのモバイルクラウド戦略(仮)
NEC 取締役 執行役員常務 國尾 武光 氏
●多様化するベンダービジネス
ノキアシーメンス ネットワークス 代表取締役社長 グローバル(東部地区)エグゼクティブメンバー 小津 泰史 氏
●モバイルブロードバンド、50Billionコネクションにおける課題とビジネス展開
日本エリクソン チーフ・テクノロジー・オフィサー 工学博士 藤岡 雅宣 氏
●イー・モバイル事業戦略
イー・アクセス 代表取締役社長 エリック・ガン 氏
●WiMAXはNEXTステージへ-WiMAXによる豊かな社会の実現に向けて-
UQコミュニケーションズ 代表取締役社長 野坂 章雄 氏
講義の詳細や申込みについては下記URLへ
イベント経済効果は9兆5657億円(5/17)
(社)日本イベント産業振興協会(JACE)は、国内初の調査となる「国内イベント市場の経済波及効果推計」を実施し、このほど結果報告書を発行した。
報告書によれば、平成21年の国内イベントの主催者事業費合計1兆5211億円に対し、最終的な経済波及効果は9兆5657億円。イベントを投資効率の視点で捉えた場合、事業費の6倍強におよぶことが試算されている。
これまでJACEでは経済産業省の委託事業として平成3年から「国内イベント市場規模推計調査」を継続して行なっており、今回発表した経済波及効果推計はこの調査に基づいて試算されたものだ。調査はイベントを「博覧会」「フェスティバル」「会議イベント」「見本市・展示会」「文化イベント」「スポーツイベント」「販促イベント」と、種別ごとに7つに分類している。
「平成21年国内イベント市場経済波及効果推計結果報告書」では、来場者消費指数や市場規模推計の算出手順を掲載しているため、イベントの投資効率を簡易的に算出することが可能となっている。本調査を担当したJACE・業務本部本部長の太田正治氏は「効果の数値化を求められるイベント企画者や担当者が提案書や報告書の作成の際、参考にできる情報です。ぜひ活用してほしい」としている。A4版・43頁。販売価格は3万円。5月23日から販売を開始する。申込みはJACEホームページまで。http://www.jace.or.jp/
アカデミーヒルズ内覧会を5月30日に(5/12)
森ビル(株)は5月30日の11時から19時、六本木ヒルズ森タワー49階の六本木アカデミーヒルズで内覧会を開催する。
東日本大震災の際にアカデミーヒルズでは、けが人も出さず施設も大きな損傷や異常がなく、約80分後にはエレベーターも復旧した。事務局では対策本部を設置し、避難誘導、正確な情報提供、帰宅困難者への毛布・飲食・通信機器への電源提供、余震警戒など迅速で適切な対応を行ない利用者300人の利用者に安全・安心を提供した。
同事務局ではその安全性とMICE施設としての魅力をイベント主催者に体感してもらい、あらゆるイベントの再始動の場所として同施設の活用を提案する。
問合せは事務局(TEL:03-6406-6226)まで。
ビジョンセンター日本橋内覧会(5/13)
ビジョンオフィス(株)は日本橋室町にイベントホール・貸会議室「ビジョンセンター日本橋」を開業、5月13日に内覧会を開催した。
同ホールは地下鉄三越前駅より徒歩1分という好立地に加えて、全室無線LANや床下電源配線を完備。また最大120インチのワイドスクリーンやプロジェクターなど映像音響設備を用意しており、各種イベントやセミナーとしての用途が見込まれている。ビル内の上野精養軒のケータリングサービスも利用可能でイベント後の懇親会や交流会にも対応する。現在は5階の312?uのみの営業だが、今後4階も開業し合計およそ1000?uのスペースを提供する。
利用申込みや問合せは(TEL:03-6225-2693)まで。
展示会とMICEニュース5号(5/11)
『展示会とMICEニュース』 メルマガニュース版 (水曜日)
2011年5月11日vol.5 ○Be Strong Japan!○
展示会とMICEニュースの樋口です。展示会の専門出版社ピーオーピーから毎週
展示会とMICEにまつわる情報を配信させていただきます。
GW中には、幕張メッセで恒例イベント「幕張メッセ“どきどき”フリーマーケット」
が開催され、およそ20万人もの人出がありました。
震災の被災者に対する支援プロジェクトが実施されていましたが、どの展示会
でも各主催者による支援策が講じられています。
展示会は開催すること自体が経済活動を促進するものです。各産業界の復旧・復興に
貢献しています。
5月は年間でいちばん展示会の件数が多い月。今日からスタートする展示会も多数
あります。「まずは、仙台の企業が元気に!」と積極的に展示会を活用されている
出展企業さんを取材する予定です。
《今週の“もくじ”》
1.今週の展示会【期間: 2011.5.9~2011.5.15】
2.今週のニュースヘッドライン
3.田中力のアジアMICE紀行in台湾-「MEET TAIWAN」編2-
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【1】今週の展示会 【期間: 2011.5.9~2011.5.15】
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▽埼玉
2011年5月11日(水)~16日(月)西武ドーム
国際バラとガーデニングショウ http://www.bara21.jp/index.html
▽東京
2011年5月11日(水)~13日(金)東京ビッグサイト
第20回ソフトウェア開発環境展 http://www.sodec.jp/
第16回データウェアハウス&CRM EXPO http://www.dwh-crm.jp/
第14回組込みシステム開発技術展 http://www.esec.jp/
第13回データストレージEXPO http://www.dse-expo.jp/
第8回情報セキュリティEXPO春 http://www.ist-expo.jp/
第6回RFIDソリューションEXPO http://www.ridex.jp/
第5回ダイレクトマーケティングEXPO http://www.dme-expo.jp/
第5回Web&モバイルマーケティングEXPO春 http://www.web-mo.jp/
第3回グリーンIT&省エネソリューションEXPO http://www.grix-expo.jp/
第3回クラウドコンピューティングEXPO春 http://www.cloud-japan.jp/
第1回スマートフォン&モバイルEXPO http://www.smart-japan.jp/
第6回オフィスセキュリティEXPO http://www.osec.jp/
第5回オフィス防災EXPO http://www.bousai-expo.jp/
第2回エコオフィス/エコ工場EXPO http://www.eco-expo.jp/
第1回オフィスサービスEXPO http://www.ofs-expo.jp/
2011年5月14日(土)・15日(日)東京ビッグサイト
デザイン・フェスタ vol.33 http://www.designfesta.com/index.html
▽静岡
2011年5月12日(木)~15日(日)ツインメッセ静岡
第50回静岡ホビーショー http://www.hobby-shizuoka.com/
▽神戸
2011年5月11日(水)~13日(金)神戸国際展示場
第15回神戸国際宝飾展 http://www.ijk-fair.jp/
▽大阪
2011年5月12日(木)~14日(土)インテックス大阪
JP 2011 情報・印刷産業展
震災の影響で開催見合せ等の展示会もあります。上記リンク先では開催状況を確認
いただけます。
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【2】今週のニュースヘッドライン
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・『ギャラクシーマカオ™』5月15日にオープン
~オークラ、マカオ初の日系ラグジュアリーホテルとして進出
・MICE総研、日本の現状を海外へ情報発信
・助成事業説明会と出展者セミナーを開催~相模原市
・東京モーターショー欧州勢が復活
最新ニュースは、随時更新中です。
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【3】田中力のアジアMICE紀行in台湾
-MICEで会いTAIWAN2-
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先週はMEET TAIWANという台湾MICEプロモーションの取組みについて
ご説明しました。今週からは訪れた施設や体験したアクティビティを
紹介していこうと思います。
◆シェラトン台北ホテル
羽田から台北松山空港に降り立ち、まずはホテルにチェックイン。
初日に宿泊したのは台北市内の行政・商業の中心地に位置し、交通アクセスの良い
シェラトン台北ホテルです。
メリディアンやウェスティンなどを擁するスターウッド・ホテル&リゾートのなかでも
最大のホテル数をもつシェラトンブランドです。
688室の客室、2,500?uで最大1800人収容可能なボールルームなど、単独でもMICE
イベントを開催できる規模をもつうえ、近隣のスターウッドグループのホテルと連携
することで、より大規模な催事にも対応できます。
MICE用の専門パッケージも用意されています。特別料金の適用、プロジェクターやマイク、
文具セットの提供のほか、ミーティング・コンシェルジュやコンピューターサポートなど
ミーティングプランナーをフルサポートする受入れ体制が印象的でした。
日本語サイトhttp://www.sheraton-taipei.com/japan/
◆メリディアン台北
つづいてメリディアン台北の視察に。宿泊施設は79室のデラックスルームを含む160室。
8つのミーティングルームや1,720?uの最新設備の会議・イベントスペースがあり、コン
ベンションサービス担当の専属スタッフがMICEイベントをサポートしてくれます。
http://www.starwoodhotels.com/lemeridien/index.html
視察後はホテル内のMy Humble Houseというレストランで現地有力PCOの
K&A InternationalのKitty Wong社長とRound Table PCOのRichard Ko CEOを交えての
食事会でした。2人とも場をもりあげるのが上手で気がつけば4時間近い大食事会になり
ました。豪華なコースは13品を数え、本当にタフな視察ツアーがはじまったのだと身が
引き締まる思いでした(くどいようですが、仕事で行ってまいりました)。
今回の視察で感じたのは台北の各ホテルがMICE受入れのための各種プロモーションや
専属スタッフを用意するなど、ミーティングとインセンティブにとても力を入れている
ことです。FIT(個人旅行)とMICEの需要がほぼ拮抗していることや、平日の稼働率向上
とファンクションルーム利用による収益向上を目指していることがMICEを強化する要因の
ようです。
個人的には市内の高級ホテルの多くがウォシュレットを備えていたことがありがたかったです。
来週は故宮博物館や温泉旅館など台湾のちょっと変わったMICEベニューをご紹介します。
(ピーオーピー・田中力)
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◇ピーオーピー活動日誌◇
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GW前日 「経済産業省」の展示会産業活性化のための調査報告書がGW前に公表され
ました。当社も調査実施機関としてアンケート&ヒアリング調査をお手伝いしたため、
ご協力いただいた主催者・出展者の皆さまには感謝しながら、そのまとめをフィード
バックしています。無償アンケートの回答は善意であり、業界の発展を期待している
方々の思いの現れです。ですから、お答えいただいた方々へはできる限りの情報提供と、
いろいろな情報共有を図りたいと思います。GWを挟んだためにお礼が遅くなりまして
失礼しました。(池上)
5月9日 GW明けに出社して訃報を知りました。ディスプレイ業全般に活動する
YKYの山元平八郎社長が5月5日に亡くなられました。私がピーオーピーに入って
初めて新規で広告をいただいた会社の社長さんです。(この時のうれしさは今でも
忘れていません。ちょっとの自信にもなりました)それ以来、約19年間お付き合い
していただき本当に山元社長ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。(高田)
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最後まで本メールマガジンを読み進めていただいた方に御礼申し上げます。
おかげさまで各方面から「こういうの、どう?」と情報提供いただく機会もふえました。
Congress Nippon No.5に登場いただき海外のユニークべニュー活用の事例を寄稿して
くださったティム・レモンさんからは心温まるビデオメッセージの紹介をいただきました。
ニュージーランドにあるオタゴ大学の学生さんたちが主体となり、日本人に向けて応援の
メッセージを集め制作したビデオです。
ジョン・キー首相からはじまるKia Kaha = Be Strong Japanのメッセージは5分23秒間。
一人ひとりのメッセージとそれを一つのカタチにしてくれた学生さんたちの思いが詰まって
います。(樋口)
http://www.youtube.com/watch?v=iY70Pr3QUEo
※このメールマガジンはこれまでに株式会社ピーオーピーで名刺交換させて
頂いた方に配信しております。
【発行元】(株)ピーオーピー
メルマガ担当:樋口陽子/田中力
掲載内容に関するお問い合わせ・ご意見は右記まで⇒ 03-5687-6841
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MICE総研、日本の現状を海外へ情報発信
一般社団法人MICE総研(TEL:03-5216-5010)は、日本でMICEを計画・実施する海外の関係者・利用者に向け、日本各地のMICE施設の現状などを発信するポータルサイト“Japan after 3.11”を開設する。
震災と原発事故への不安から、3月の訪日外客数が前年同月に比べ50.3%減(JNTO調べ)となるなど、日本を訪れる外国人の数が激減している。また、予定されていた国際会議等の開催中止・延期等がつづき、MICE関連業界に大きな打撃を与えている。こうした現状を受け、MICE総研は、今の日本の状況に関して民間の立場から現場に近い目線でMICEに特化した情報を発信し、風評の沈静化、海外からのMICE取り消しの流れを食い止める、としている。
サイトでは、安心・安全に関するホットな情報を英語で発信。被災地以外の日本各地のMICE施設の現在の状況についても掲載していく予定だ。
5月10日(火)0:00(9日深夜12時)から開設する。http://www.mice-ri.or.jp/en/index.html
『ギャラクシーマカオ™』5月15日にオープン
5月15日、マカオにカジノ、レストラン、スパ、エンターテインメント施設を兼ね備えた一大リゾート『ギャラクシーマカオ™』がオープンする。香港のギャラクシーエンターテインメントグループが運営するマカオ初、アジア最大級の大型複合リゾート施設となる。
“World Class, Asian Heart”をコンセプトに、アジアの3つのリーディングホテルブランド「ホテルオークラマカオ」(488室)、「バンヤンツリー・マカオ」(246室・ヴィラ10棟)、「ギャラクシーホテル」(1500室)の合計約2200の客室と、50のレストラン・バー、ナイトクラブ、世界最大の「スカイウェーブプール」などの施設を擁している。今年後半にはさらに9つの多目的シアターがオープン予定だ。
約149億香港ドル(約1600億円)を投資して建設された55万?uの「ギャラクシーマカオ™」は、マカオ市場の発展に重要なリゾート施設として、とくに中国中間層のマーケット開拓を目指すもの。日本市場からのニーズも期待されており、日系ラグジュアリーホテルとして「ホテルオークラマカオ」がマカオで初めて開業することでも注目を集めている。
“和のおもてなし”をコンセプトとし展開する「ホテルオークラマカオ」は、488室の客室をはじめ、MICE利用に対応する6つの宴会場があり、ミーティングパッケージも半日・終日の2タイプで対応する。なお、「ホテルオークラマカオ」では開業記念として、5月23日から9月15日までの期間限定で、1泊2名朝食付き1988マカオパタカ※~での宿泊プランを用意。『ギャラクシーマカオ™』内のスカイウェーブプール利用や、1名300マカオパタカ※相当のレストラン・バー利用券などの特典もある。※ 1マカオパタカ=1香港ドルとし、香港ドルでも支払可
http://www.okura.com/jp/hotels/macau/index.html
ホテルオークラは、海外事業展開戦略として、アジアマーケットの開拓に注力しており、現在、台北、バンコクにもプロジェクトを推進している。アジア全域におけるさらなるホテルオークラブランドの認知向上と新規顧客の獲得にも注力しているが、マカオ進出はそのスタートとなる。
カジノを主産業とするエンターテインメント都市マカオ。カジノとコンベンションを融合させ成功したラスベガスと同様に、コンベンション市場にもアプローチするマカオにとって、リゾート新拠点の誕生はMICE関係者に新しい選択肢を与える。
東京モーターショー欧州勢が復活
4月26日、一般社団法人日本自動車工業会(志賀俊之会長)は、「第42回東京モーターショー2011」の開催概要および出展状況を発表した。24年振りに東京に戻る今年のモーターショーは、東京ビッグサイト全館を使用し、12月2日から11日の10日間(一般公開は3日から。※11月30日・12月1日はプレスデー、2日は特別招待日)の会期で開催される。
出展者リストも発表され、今回は世界11か国・1地域から合計175の出展(展示面積3万4919平米)があることがわかった。2009年の前回ショーでは10か国・1地域から129の出展だったが、今年は出展者36%増、展示面積では60%増となる。
国内メーカー14社・15ブランドが出展するほか、注目されていた海外からの出展は前回の9社・9ブランドを大幅に上回り、欧州を中心に19社・22ブランド(乗用14社・17ブランド/商用2/二輪2/カロッツェリア1)が参加する。
震災の影響についても質問があったが、志賀会長は「東京モーターショーから、世界で初めて発表される最新モデルや最先端の技術が世界へ向けて発信される。技術ショーであることを強調し、日本の復興をアピールするものにしたい。自動車産業は日本の経済を牽引してきた自負がある。モーターショーを開催することで、内外に日本の自動車産業を改めてPRし、強く印象づける機会にしたい」と語気を強めた。
新たな主催者テーマ事業として“SMART MOBILITY CITY2011”の開催も発表。地球環境および資源への関心が高まるなか、「次世代自動車とそれを取り巻く社会システム」を提示する。
その他、詳細については事務局(TEL:03-5405-6119)まで。