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「マリーナ・ベイ・サンズ・シンガポール」がオープン(7/23)

 マリーナ・ベイ・サンズ社は6月23日、シンガポールに複合リゾート施設「MARINABAY Sands SINGAPORE」をオープンした。

 マリーナ・ベイ・サンズは、ビジネスやエンターテインメント、ショッピングといったさまざまなニーズを満たすことができる観光施設。シンガポール国内初となるカジノの開業に注目が集まっているが、約2500室の高級ホテルやショッピングモール、大型イベントに対応できるコンベンションセンター、ミュージアムなどもあり、ビジネスユーザーと観光客という両極端の利用者に対応しているのが大きな特徴である。有名シェフやショップの誘致にも力を入れており、今後、さらに幅広いニーズに応えていく。

 マリーナ・ベイ・サンズを運営するサンズ社は、米国でMICEビジネスを手がけるラスベガス・サンズ社の子会社。ラスベガス・サンズ社はアジアへの事業に積極的で、中国(マカオ)の開発に次いでシンガポールにも進出した。

 オープニングに登壇したラスベガス・サンズ社のチェアマン兼CEOのSheldonG.Adelson氏は、「カジノは自転車の車輪の一つのようなもの。基幹産業には違いないが、MICEビジネスではホテル業やコンベンションの果たす役割が大きく、事業比率はカジノより大きい」と強調した。また、「オープンしたサンズ・シンガポールが、ホテルやショッピング、ミーティングを通じてアジア最大のコンベンションエリアであることを世界の人々に伝えたい」とあいさつした。

「Japan MICE Year」記念シンポジウムを開催(8/9)

 観光庁は7月14日、大阪・南港のATCホールにてJapan MICE Year記念シンポジウムを開催した。同シンポジウムは、観光庁が取組むMICE推進活動「JapanMICE Year」の一環として開催され、当日は全国のMICE関連約400人が参加した。

  プログラムでは、大阪臨海地区MICE施設視察として大阪市港湾局広報船「夢咲」に乗船し、海上から臨海地区を視察。その後、下船してインテックス大阪、大阪府咲洲庁舎(旧WTCビル)を巡り、メイン会場のATCホールへ移動した。

 シンポジウムには川島アソシエイツ代表川島久男氏が「国際会議~誘致をめぐる課題について」をテーマに講演したのをはじめ、全5講師のによる講演が行なわれ、各分野の現状、実践知識、アドバイスなどMICEもつ意義を訴えた。その後トレードショー商談会では各コンベンションビューローを中心に30社が出展し積極的な商談・意見交換が行われ盛況に幕を閉じた。

「Congress Nippon」No.2発行、特集は“会議が日本を元気にする”(7/30)

 見本市関連の情報誌を発行するピーオーピーは7月28日、MCIEビジネスを応援する専門誌「Congress Nippon」NO.2を発行した。
季刊「Congress Nippon」は、今年から本格的に始動したMICE(Meering、Incentive、Convention、Exhibition)施策の取組みの中で、「C(Convention、Congress、Coference)」に特化した視点からMICEビジネスの現状を取材・編集した内容で展開するMICE専門雑誌。
コンベンション産業の関係者、各企業や自治体などのミーティングプランナーや総会担当者、インセンティブ関係者らに向け、国内のコンベンションビジネスの実情とともに、MICEビジネスに関わるプロフェッショナルの職業観、コンベンション産業の魅力などを紹介している。
第2号目となる今回の特集は「会議が日本を元気にする」。MICEの「M」の定義から「M」の効果、「M」ビジネスのあり方などを実際に「M」ビジネスに携わっているミーティングプランナーやマーケティングプランナー、主催企業にインタビューしている。
発行は年4回で、4月・7月・10月・1月の各月25日。体裁はA4判、本文90ページ。定価は1500円(消費税込み)。

■「Congress Nippon」No.2の主な内容

[コンベンション運営・主催者インタビュー]
・国際生理学会世界大会
・アジア太平洋腎臓学会議

[特集]会議が日本を元気にする!!
・MPI Japan 浅井 新介さん
・(株)シーキューブ・プランニング 吉田 敦さん
・(株)リクルート 前田 陽子さん
・森ビル(株) 山本 和彦さん
・(株)プリンスホテル 徳永 清久さん
・住友不動産ベルサール(株) 木澤 聡さん
・ ビジョンオフィス(株) 上原 一?コさん 

[Coffee Break]
・Vol.2 環境が会議を変える 

[Column]
・国際会議ビジネス 先駆者たちのエピソード 〈その2〉川島 久男
・会議は踊る 第2回 (株)バイリンガル・グループ 郷農 彬子 

[業界Professional] ・日本コンベンションサービス(株) 臼井 容海さん

[連 載]
・ビジネスを加速させるMICE Vol.2  MPI Japan 浅井 新介
・新たなMICEをデザインするVol.2
JTBグローバルマーケティング&トラベル GMTツーリズム総合研究所 小林 裕和

[Chitchat]
・横浜観光コンベンション・ビューロー 細野 亜希子さん 

[対 談]
・APECの果たすべき役割 引原 毅×登 誠一郎 

[寄 稿]
・APEC ~地方開催のケース 札幌国際プラザ 村上 一也

[地域創造]
・箱根で「スパリゾートコンファレンス」
箱根SRC推進協議会 田中 慎吾さん

[TOPICS] ・会議向けツール&サービス
国際会議関連資料-1 国際会議開催統計

8月19日に「ドイツ専門見本市ワークショップ2010」開催(8/6)

 8月19日、ウェスティンホテル東京で「ドイツ専門見本市ワークショップ2010」が開催される。このワークショップは、ドイツの在日見本市代表部が一堂に会し、世界一の専門見本市開催国であるドイツの最新情報とトレンドを発信する内容で毎年行なわれてきたもの。

 今回は、「ドイツ専門見本市・業務渡航のハウツー」をテーマにした講演(13;3014:10/スタールーム)と、「見本市を今後のビジネスに活かすための提言」をテーマにしたドイツ見本市会社日本代表部5社の代表による座談会(14:1014:40/スタールーム)を併設プログラムとして予定している。

ワークショップはギャラクシールームで14時45分から17時まで。

 出展者は、ベルリン見本市、フランクフルト見本市、ケルン見本市、ミュンヘン見本市、ニュルンベルク見本市のほか、ジュメイラ・ホテル・フランクフルト、ドイツ鉄道/レイル・ヨーロッパ、フィンランド航空、ドイツ観光局。

 詳細についてはドイツ専門見本市ワークショップ事務局(TEL:03-3586-0380)まで。

クルマ軽量化の専門展「クルマの軽量化技術展」が初開催(7/16)

リードエグジビションジャパン(株)は2011年1月19日から21日までの3日間、東京ビッグサイトで「第1回クルマの軽量化技術展」を初開催する。

世界的なCO2の排出規制により、自動車メーカーが燃費向上のためにしのぎを削っており、とりわけ開発が進む電気自動車の走行距離を伸ばすためのクルマの軽量化が必須になっている。同展はこうした軽量化のために必要なあらゆる素材、材料、加工技術、軽量化部品を一堂に集める。なお、同展は毎年リードエグジビションジャパンが開催している「国際カーエレクトロニクス技術展」「EV・HEV駆動システム技術展」と併催する。出展、その他に関する詳細についてはクルマの軽量化技術展事務局(TEL:03-3349-8502)まで。

第6回九州ホスピタルショウ開催、11月に開催(7/20)

(社)日本経営協会および九州医療機器団体連合会は11月10日・11日の2日間、福岡国際会議場で「九州ホスピタルショウ2010」を開催する。

今回で6回目となる同展は、今年から九州医療機器団体連合会と共催することになり、病院をはじめ保健・医療、福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどを幅広く展示し、最新の情報交換・商談の場として開催する。会場規模は約1300平方メートルで、来場者数は3000人を見込んでいる。同展は現在出展者を募集中で、出展申込の締め切りは8月6日となっている。

詳細は(社)日本経営協会九州本部(TEL:092-431-3365)へ。

パリ国際モーターショー開催へ、新エネルギースペースも(7/22)

 10月2日から17日までパリのポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場で「パリ国際モーターショー」が開催される。

 同ショーは、乗用車、商用車、二輪車、アクセサリー、電子製品メーカーなども出展する総合ショーとして開催され、6月10日現在、21か国から270社の出展が決まっている。前回の2008年の来場者数は143万2972人が来場し、各国で開催されているモーターショーのなかでもトップレベルの集客数を誇る。

 今回は自動車産業と環境を意識し、新エネルギー専門のスペースを新設。持続可能な自動車の開発や部品・整備、それに関わる市街地施設や代替エネルギー分野に焦点を当てた展示会を行なう。また、体験できるショーを目指し、今回も電気自動車試乗コース、ハイブリッド車専用コース、電気ゴーカートコースなどの試乗会場を広く用意している。

 入場料は一般(19歳以上)12ユーロ、団体割引入場券(15人以上)10ユーロ。10歳から18歳までの入場料を6ユーロ、10歳未満は無料。

 その他、詳細については日本オフィス(TEL:03-3409-9495)まで。

 

国際鉄道技術見本市「InnoTrans2010」、ベルリンで開催へ(7/26)

9月21日からベルリン国際見本市会場で、国際鉄道技術専門見本市「InnoTrans2010」(イノトランス)が開催される。主催はメッセ・ベルリン社。

9月21日から24日までがトレードフェア、9月25日・26日がパブリックデーとなる。

今回で8回目となる同展は、世界中の旅客および貨物輸送のサプライヤーが最新製品と技術を紹介するための世界最大の鉄道技術見本市。前回の2008年には41か国から1914社(うち外国出展企業が987社)出展した。

今回も日本からは、個別企業の出展のほか、日本鉄道車両輸出組合(JORSA)がとりまとめる日本ブースの出展が予定されている。

メッセ・ベルリン日本代表部では現在、同展の入場券の販売を行なっている。日本代表部でオンライン登録を代行するので、会場入口では登録する必要がなく、そのまま入場できる。

1日券は1600円(現地価格36ユーロ)、通し券2200円(現地価格46ユーロ)。入場券購入希望者はinfo@messe-berlin.jpへ「イノトランス2010入場券希望」と記したメールを送付のこと(申込フォームがメールで返送される)。その他、詳細についてはメッセ・ベルリン日本代表部(TEL:03-5276-8730)まで。

アジア・フルーツロジスティカ開催へ、ジャパンパビリオンも出展(7/28)

9月8日から10日までの3日間、香港コンベンション&エキシビションセンターで「アジア・フルーツロジスティカ2010」(アジア国際果実・野菜マーケティング展)が開催される。主催はGlobalProduce Events社(メッセ・ベルリン社とFuruitnet.Ltdのジョイントベンチャー企業)。

同展は2007年9月にタイのバンコクで初開催され、2回目以降は香港で開催し、第4回目の今回も香港での開催となる。

アジア・フルーツロジスティカは、新鮮野菜・果実に焦点を絞った専門見本市でで、トレードビジターのみを入場対象としている。今回のアジア・フルーツロジスティカには、農林水産省の海外ビジネスネットワーク構築委託事業として、ジャパンパビリオンの出展も決定している。

メッセ・ベルリン日本代表部では現在、見本市入場券を販売している(1日券3200円、3日券5600円。アジア・フルーツ会議への入場料は含まれていない)。詳細についてはメッセ・ベルリン日本代表部(TEL:03-5276-8730)まで。

 

フーデックス2011、生鮮食材展を新設し出展者募集を開始(7/12)

(社)日本能率協会は関連5団体((社)日本ホテル協会、(社)国際観光旅館連盟、(社)日本観光旅館連盟、(社)国際観光日本レストラン協会、(社)国際観光施設協会)との共催で、2011年3月1日から4日までの4日間、幕張メッセ(1~8ホール)で、アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN2011(フーデックスジャパン)/第36回国際食品・飲料展」」を開催することを発表し、出展者の募集を開始した。

1976年から毎年開催している同展は、2011年で36回目を迎え、出展者・来場者双方のビジネス拡大に絶好の場として、毎回関係者から高い評価を得ている。