GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)入場券の価格決定 2026年3月販売開始へ

2027年に横浜市で開かれる「GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)」の入場チケットの券種と価格が、政府の了承を経て正式に決定した。博覧会を運営する公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会が5日発表した。

1日券は、前売りが大人4,900円・小人1,400円、会期中販売が大人5,500円・小人1,500円。3歳以下は無料とし、紙チケットを選ぶ場合は発券手数料として別途100円が必要となる。

券種は、会期中いつでも1回入場できる1日券のほか、夕方以降に利用できる夜間券、障害者手帳所持者向けの割引券、何度でも入場できる通期パスや夏の期間限定で繰り返し入場できる夏パス、一般・学校団体向けの団体割引券など、多様な来場スタイルに対応するラインナップとなる。

前売り券の販売開始は2026年3月を予定。販売は公式チケットサイトのほか、旅行代理店や各種プレイガイドなど協会が指定する事業者を通じても行われる。前売り券の販売期間は会期開始前日の2027年3月18日までとしている。

GREEN×EXPO 2027は、2027年3月19日から9月26日まで横浜市内で開催される国際園芸博。テーマは「幸せを創る明日の風景 ~Scenery of the Future for Happiness~」で、約100ヘクタールの博覧会区域に世界各国や国内自治体、企業などが出展し、1,500万人の来場を見込む。

協会は、今後も公式ウェブサイトやSNSを通じて、会場整備の進捗やパビリオンの内容、イベント情報などを順次発信していくとしており、開幕に向けて機運醸成を図る考えだ。