SEMICON Japan 2019 自動運転や工場のスマート化にも焦点

SEMIは12月11日から13日の3日間、「SEMICON Japan 2019」を東京ビッグサイト西・南展示棟と会議棟で開催する。同展は半導体の製造、部品・材料、関連サービスなどの専門展で“今回は次代のコアになる。”をテーマに、出展者750・1700小間で展開し、5万5000人の来場を見込む。

前回開催のようす

注目のエリア「SMART Transportation」では、自動運転ソフトを搭載した自動車を披露。デバイスメーカーによる研究開発状況やソフトウェアプラットフォーム関する企画展示も行う。
「SMART manufacturing」では、工場スマート化の次のステージに向けた最新動向について、導入事例を交えて報告する。ゾーン内の特別展示では、デトロイトトーマツ社によるAR/VRを活用した、半導体工場の製造ラインの「見える化」を体験できるコーナーとなっている。
また、BCPに関する展示を実施。免震車の展示や半導体工場での災害の経験をセミナー形で講演を行う。

展示のほかにもデバイス、装置メーカーによるパネルディスカッションなど約180本のセミナーや、開会式ではARのステージなどのプログラムも予定している。

SEMIジャパン代表の浜島雅彦氏は「半導体の製造、装置や材料は、次の成長のステップに上がってきている。そこから広がるアプリケーション、人材サービスなど、エレクトロニクスサプライチェーン全般を網羅できるように、さまざまな視点から企画を用意した。ぜひより多くの人に来場して欲しい」と話した。

SEMICON Japan 2019」公式HP

前回ステージ