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浜松町・竹芝・芝浦エリア「東京ビジネスイベンツ先進エリア」としてMICE誘致活動を推進

竹芝エリアマネジメント(所在地:東京都港区、代表理事:根津 登志之)、世界貿易センタービルディング(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮﨑 親男)、野村不動産(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮嶋 誠一)竹芝タウンデザイン(所在地:東京都港区、代表理事:表 輝幸)の4社は東京観光財団が実施する東京ビジネスイベンツ先進エリア育成支援事業に応募し、浜松町・竹芝・芝浦エリアが東京都より「東京ビジネスイベンツ先進エリア」に指定された。

今後はエリアの活性化や知名度向上を目的に、関係企業・団体等と連携してMICE誘致活動を推進していく。

竹芝エリアマネジメントは東急不動産(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志)と鹿島建設(本社:東京都港区、代表取締役社長:押味 至一)が共同で設立した事業会社アルベログランデが開発した「東京ポートシティ竹芝」において、エリアマネジメントを推進。竹芝タウンデザインは東日本旅客鉄道(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二)が開発した「ウォーターズ竹芝」において、エリアマネジメントを推進する団体。

(以下、プレスリリースより抜粋)


■「浜松町・竹芝・芝浦エリア」について
1.背景

当エリア内では、多数の大型開発が進行中で、複数の事業者が連携して国際ビジネス拠点の形成を目指しています。当エリアが目指すMICE事業は、都心型エリアMICEと呼ばれるものであり、都心部に多数集積するMICE関連施設や魅力的な地域資産にさらに必要な機能を連携・充足し、地域全体でMICE開催を誘致するものです。単独の施設では受け入れきれない様々な大型会議やイベントでも、エリア内の各施設が連携することで受け入れが可能となります。各施設の稼働率向上等をはじめとする当エリアへの高い経済効果に加え、エリアの魅力を高め、ブランド確立をすることも期待できます。こうした背景により、浜松町、竹芝、芝浦の3エリアが連携してMICE誘致活動を推進することといたしました。

2.プロジェクトの概要
当エリア内にはデジタルコンテンツ、エネルギー、メディアなどの様々な企業や大学が集積しています。こうした地域ポテンシャルに加え、東京都心部エリアMICEネットワークや、地区内の島嶼関連団体との連携体制も整っています。さらに空の玄関口となる羽田空港や都心からの近接性、伊豆・小笠原諸島への玄関口といった交通面でのアクセス性の良さと、寺社や庭園等の日本の魅力を体感できる歴史的文化資源などを有します。こうした特性を最大限に生かしたMICE事業を展開し、当エリアにとどまらない東京の魅力の発信を目指します。

3.推進体制
当エリアでまちづくり活動を行う、竹芝エリアマネジメント、世界貿易センタービルディング、野村不動産および竹芝タウンデザインが事務局機能を担い、関連企業・団体等と連携し、当エリアの魅力を活かすMICE実践を目指します。

4.連携イメージ

14日オープンの浜松町館が内覧会を実施

9月14日にオープンする東京都立産業貿易センター浜松町館が8月26日と27日の両日、展示会関係者を対象に内覧会を実施した。当日は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用や検温、手指消毒、ソーシャルディスタンス確保といった対策が取られた。

同館は2015年10月から東京都の都市開発事業「都市再生ステップアップ・プロジェクト」により休館していたが、港区の東京ポートシティ竹芝オフィスタワーで今年から運営を再開する。指定管理者は東京都中小企業振興公社。

展示室は2階から5階までの各階にあり、面積は各1530㎡。半室利用も可能で、天井高は5m、床耐荷重は1㎡あたり1tとなっている。4階には約83㎡から257㎡までの会議室3室も有する。JR浜松町駅北口から徒歩5分とアクセス性にも優れているため、多くの展示会開催に期待がかかる。本年度利用分の申込は随時、翌年度分の利用申込は定期順位別受付(4~7月)と随時受付(8月~)となっている。

【写真】

4階ホワイエ①
4階ホワイエ②
4階展示室①
4階展示室②
4階展示室③
4階展示室(備品倉庫)

 

控室
給湯室
赤ちゃん・ふらっと(授乳室・オムツ替え室)①
赤ちゃん・ふらっと(授乳室・オムツ替え室)②

 

会議室前
第1会議室
第2会議室
第3会議室
荷捌き場

 

 

 

「第833号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第833号 見本市展示会通信」を発行しました。

特集 愛知・名古屋から日本を元気に

主な記事
・一面のニュース:イベントの人数制限の緩和9月末まで再延長へ、大阪・関西万博のロゴ決定赤い細胞で「いのちの輝き」表現 ほか
・〈インタビュー〉愛知・名古屋MICE推進協議会 副会長・杉﨑正美氏
・あらゆるビジネスシーンの感染対策を提案 感染症対策総合展
・愛知・名古屋エリアのユニークベニュ―…(5面)
・〈インタビュー〉Aichi Sky Expo オープン1周年 モルガン・ショドゥレール氏

発行について:第833号 2020年(令和2年)9月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

 

今週の展示会スケジュール(8/31~9/6)

8/31~9/6 開催の展示会

▽東京

9月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
Japan マ-ケティング Week[夏]
・販促EXPO [夏]
・店舗運営EXPO [夏]
・Web販促EXPO [夏]
・広告宣伝EXPO [夏]
・営業支援EXPO [夏]
・看板・ディスプレイEXPO [夏]
https://www.sp-world.jp/ja-jp.html

9月2日(水)~4日(金)
東京ビッグサイト
ライフスタイルWeek[夏]
・DESIGN TOKYO国際デザイン製品展-
・国際テーブル&キッチンウェアEXPO [夏]
・国際ファッション雑貨EXPO [夏]
・国際ベビー&キッズEXPO [夏]
・国際雑貨EXPO [夏]
・国際文具・紙製品展 [夏]
・国際インテリア&家具EXPO [夏]
・国際ヘルス&ビューティグッズEXPO [夏]
https://www.lifestyle-expo.jp/ja-jp.html

▽兵庫

9月3日(木)・4日(金)
神戸国際展示場
国際フロンティア産業メッセ2020
https://www.kobemesse.com/

EventBiz(イベントビズ)vol.20 日本MICE回復へ

編集内容

春先から新型コロナウイルスの猛威により大打撃を受けたMICE産業。緊急事態宣言解除から経済回復の重要性が叫ばれ、MICEも今夏から段階的に復活した。これまでのような開催は難しく、変革を迫られるなか、MICE 回復に向け新たな企画や対策に取り組むイベントや主催者の動きを追う。第2特集では、ウィズコロナ時代のイベント開催に役立つおすすめツールを紹介する。

特集① 日本MICE回復へ

イベント業界の半年を振り返る
大阪の地から展示会が復活 日本能率協会
Report MICE のためのショーケースを全国各地でハイブリッド開催
MICE フューチャー・アクション ~新たな日本のMICE ショーケース~
Report MICE 復活に向けたキックオフ・イベント
「ウィズ・コロナ時代のMICE を考えるin 名古屋」開催
イベント業界を元気づけるために動き出した エンタメフェスcheers!
回遊型の謎解きコンテンツで安全にイベントを再開
たまアリ△タウン 謎解きツアー!
一体感のあるイベント体験を3密回避して提供する
RUN & WALK 2020 Virtual Challenge in Shiga
「来年に向け」「業界を元気に」人数制限下でも参加する出展企業の想い
マリンダイビングフェア2020

特集② これからのイベントツール
総論「新しいイベント様式」とイベントツールの進化
イベントツールカタログ

論点
MICE TOPICS① 第6回JACEイベントアワード
展示会の総合分析 2020年4月~6月
開催スケジュール(展示会) 2020年9月~11月
論考 寺澤義親
Pick Up! Exhibition ジャパンドローン2020
Pick Up! Exhibition 第90回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2020
INFORMATION ビアフェスX横浜2020
MICE TOPICS② CES2021/JIMTOF2020/シンユニティグループ
MICE TOPICS③ 博展が新スタジオ開設/ムラヤマとトーモクが新パネルシステム開発
自創空間 近浪弘武/日本コンベンションサービス


発売日:2020年8月31日
判型:A4判
ページ数:64ページ
定価:2,200円(税込)/1冊  8,800円(税込)/年間

全国有力書店で販売。また、小社からの発送も行っておりますので、上部の購入ボタンよりお申し込み下さい。
お問合せは(株)ピーオーピー 出版企画室(TEL: 03-5687-6841、FAX: 03-5687-6845)

博展 6つの課題別にウィズコロナ下のプロモーションを考えるセミナーを開催

イベントや展示会を中心に体験型マーケティングを支援する博展は、長引くコロナ禍において多大な影響を受ける企業活動を支援すべく、これからの“体験価値”を考えるオンラインセミナーの特別版「Think EXperience Special Day」を2020年9月4日(金)に開催する。

6つの課題に対して、オフラインとオンラインを組合せた解決策を提示するセッションを、一挙6時間超でライブ配信する。

【配信プログラム(予定)】

11:30~ 開催挨拶
12:00~ 主催イベント/商談会
13:00~ 合同展示会出展
14:00~ ブランディングイベント
15:00~ プレスイベント/発表会
16:00~ 社内イベント/表彰式
17:00~ 店舗/リテール

参加締切:9/3(木) pm 18:00

(特設サイト:https://www.think-experience.com  参加費:無料 /事前登録制)

政府 イベントの人数制限「5000人」9月末まで再延長 コロナ感染状況に鑑み

※2023年2月13日現在、以下の内容は変更されています。
最新の政府のイベント制限・施設利用制限の詳細は
こちらのページ→【3月13日から 】政府が「イベント開催時のマスク着用」と5類へ変更後のイベント制限について通知
をご覧ください

 

西村康稔経済再生相は8月24日、イベント開催制限のあり方について、現状の感染状況等に鑑み、8月末まで現在の人数上限(5000人)を維持することとされているが、当面9月末まで、現在の収容率要件及び人数上限を維持することとし、その間においても収束傾向が見られた場合には要件のあり方を検討すると発表した。

24日に開催された新型コロナウイルス感染症対策分科会後の会見で、西村大臣は以下のように述べた。

「新規陽性者は下降してきているように見えるが、今後も減少傾向が続くかはっきり見えない。また医療体制への負荷が続いていることから、現在の制限を継続することを決定した。

収束傾向が見られた場合、直ちに人数無制限に緩和するのか、よりきめ細かな対応が必要かどうかは状況を見て判断する必要がある。

また分科会ではイベント自体で感染が広がっているわけではないことは理解しているが、イベントの前後、待ち合わせをしたり終わった後の飲み会などで感染を引き起こす可能性もあり留意が必要だという意見もあった」


内閣官房HPより

また「(業界からは)2席に1席空けるという現状では採算が取れないというご意見も頂いている」「シュミレーションを活用してイベント開催制限について緩和できるのではないか検討を進めている」と述べ、飛沫拡散の様子等をスパコンを用いてシュミレーションするなど、最新の知見に基づき、感染防止対策の指針である業種別ガイドライン等を進化させることも検討していると報告した。


内閣官房HPより

また、感染者数等のシミュレーションについて、緊急事態宣言時の8割削減の根拠となった「SIRモデル」だけでなくマルチエージェントモデルなどその他のモデル等を評価・分析し、感染者数の増減の様子等を表現可能なモデルを確立すると述べた。

 

以下、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室から各都道府県への事務連絡より。

<9月1日以降における催物の開催制限等について>

9月1日以降の催物開催については、下記の事項について留意されたい。また、今後の感染状況や新たな知見が得られる等の状況に応じ、下記の取扱いに変更があり得ることにも留意されたい。

1.催物開催の目安

9月1日以降のイベント開催については、5,000人超の大規模イベントを開催することに伴い、全国的な移動による感染リスクの拡散、イベント前後の交通機関における三密の発生等により、感染リスクが拡大する可能性があることを踏まえ、現状の感染状況等に鑑み、9月末までは現在の開催制限を維持し、引き続き催物開催の目安を以下のとおりとする。

・ 屋内、屋外ともに5,000人以下。

・ 上記人数要件に加え、屋内にあっては収容定員の半分程度以内の参加人数にすること。屋外にあっては人と人との距離を十分に確保できること(できるだけ2m)。

上記の人数や収容率の要件の解釈については、令和2年7月8日付け事務連絡2.(1)に留意すること。また、各都道府県においては、同事務連絡2.(2)①に示した基本的な感染防止策を改めて注意喚起すること。

また、各都道府県においては、令和2年8月7日付け事務連絡「今後の感染状況の変化に対応した対策の実施に関する指標及び目安について」に留意し、地域の感染状況の段階に応じて、イベント開催について適切に判断すること。

2
なお、9月末までの感染状況や新たな知見が得られる等の状況に応じ、目安を見直す場合がある。また、10月以後の取扱いについては、今後検討の上、別途通知する。

2.催物の開催にあたっての留意事項

各都道府県においては、令和2年7月8日付け事務連絡2.(2)に示すように、イベント参加者やイベント主催者等に対して、改めて感染防止策の注意喚起を行うとともに、全国的な移動を伴うイベント又はイベント参加者が1,000人を超えるようなイベントの事前相談に係る対応を行うこと。

 

なお、分科会で直近の感染状況については以下のように報告された。

• 接客を伴う飲食店などハイリスクの場における積極的な対応や都道府県による自粛要請への協力、市民の行動変容の影響などもあり、今回の感染拡大については、全国の発症日ベースの流行曲線からは、7月27~29日以降、緩やかな下降が見られる。

• 一部の地域では、新規感染者数は緩やかに減少を始めていると考えられ、東京、大阪、愛知、沖縄の実効再生産数を見ても、8月上旬には1を下回っていることが確認されている。しかし、引き続き1に近い値が続いており、再拡大に向けた警戒が必要な状況であるとともに、今後も減少傾向が続くかどうかががはっきりしない地域もある。

• 3~5月の流行と異なり、中高年層の割合が低い状況が続いていたが、8月に入り、感染者数に占める中高年層の割合は上昇傾向にある。

• また、3〜5月の感染拡大でも重症者・死亡者数は新規感染者数のピークから遅れて増加したが、重症者の状況については、大阪、沖縄、愛知、福岡県などで増加傾向にある。

• 一方、3~5月の流行では、感染拡大のピークを過ぎてから病院や高齢者施設での感染が多発したが、6月下旬以降の流行では、感染予防や感染拡大防止に向けたマネジメント技術が向上したためか、院内・施設内での流行は少ない傾向にあり、首都圏などでは「大規模な」院内・施設内感染の発生は減少していることがうかがわれる。

• また、感染経路等については、不明の割合が高水準で推移しているとともに、お盆期間中の人の移動もあり、適切な感染対策を行わず、感染リスクが高くなる行動を行う場合には、さらに感染拡大が再発するリスクは常にある。

• このため、引き続き、「3密」や大声を上げる環境の回避、室内でのマスクの着用、フィジカル・ディスタンスの徹底、換気の徹底など、基本的な感染予防対策の実施や、院内・高齢者施設における施設内感染対策、クラスターが起きた場合の早期対応など、これからも必要な対策を継続すべきである。

• また、こうした基本的な感染対策が行われていれば、近隣のスーパーでの買い物や通勤時の公共交通機関などで感染が拡大する状況ではないと考えられる。

〇検査体制について

検査件数に変動はあるが、週ごとの検査件数に対する陽性者の割合は、4週続けて6%前後で推移。緊急事態宣言時(4/6~4/12の8.8%)と比較すると引き続き低位である。

・検査数(8/10~8/16) :全国 124,352件、東京都 28,074件、愛知県 5,535件、大阪府12,718件、福岡県 10,525件、沖縄県 4,768件

・陽性者の割合(8/10~8/16) :全国 5.9%(前週比+0.1%ポイント)、東京都 6.6%(+1.1%ポイント)、愛知県 10.9%(-2.1%ポイント)、大阪府8.5%(-0.5%ポイント)、福岡県 5.9%(-1.4%ポイント)、沖縄県 10.3%(+0.6%ポイント)

ドイツのコンサート会場でコロナ感染実験

ドイツのハレ大学などが中心となり8月22日、クオーターバックイモビリエンアリーナで4000人のボランティアを募り、ライブ会場でのコンサートで起こる観客同士の接触や手で触れられた場所などを調査する実験が行われた。

すべての参加者とヘルパーは研究の開始の48時間前にコロナテストを受け、マスク(FFP2マスク)と手指消毒剤のボトルを配布、実際に感染することのないよう対策が講じられた。

まず、参加者には他の参加者との距離を測定し記録するトレーサーが提供され、特定の場所(入口、観覧席、ホワイエなど)および時間ごとのデータが収集された。これはイベント中の特定のリスクの瞬間と状況の調査となる。

また、参加者全員に蛍光消毒剤を提供、参加者は定期的に手を消毒するよう求められ、参加者が触れた場所をUVライトで確認できるようにした。

当日は3つの異なるシナリオでコンサートがシミュレーションされ、シナリオ1では4000人の参加者がパンデミック前のイベントを再現、シナリオ2では4000人の参加者がお互い大きく距離を取ったイベントを再現、シナリオ3では2000人に人数を減らし1.5mの距離を確保した。

「RESTART-19プロジェクト」と名付けられたこの試みは州からの出資で行われ、リスクを最小限に抑えつつ、再びイベントを開催できる可能性のあるフレームワーク条件を特定することを目的としている。

日本展示会協会 COVID-19感染拡大予防 ガイドラインの改訂版を公表

日本展示会協会は8月21日、以前6月に公表した「展示会業界におけるCOVID-19感染拡大予防 ガイドライン」について、その後の状況変化に対応した改訂版を作成し公表した。経済産業省の指導も得た内容となる。

●改訂に当たっての主なポイント●

1.入館者全員がCOCOA等接触確認アプリのインストール・稼働をする(来場者には強く推奨。その他は徹底)

2.入場料を支払った来場者が会場での検温や体調申告により入場できなく場合の返金規定の明示を推奨

3.セミナーなどの聴講者間距離の緩和:前後は1m、左右は1名分を空ける

4.セミナーなどの登壇者についてマスクを着用した上で講演することを推奨

5.出展者・来場者を含むすべての人が展示会閉会後の打上げ等について感染状況を鑑み規模縮小や対策をしている店舗にて行うようにする。主催者は出展者に対して注意喚起をすること

6.主催者の事務局への来客、出展者のブースへの来客対応について、なるべく茶菓子の提供は控えること、提供する場合はペットボトルや使い捨ての容器を使用し適切にゴミの処理をするこ
と、飲食を伴う商談はアクリル板など遮蔽物を設置した場所にて行うことを徹底。自社スタッフなどの昼食を取る場合も同様にすること

7.商談スペースを設置する際に飛散防止用のシート等の遮蔽物を設置する場合は火気使用設備・器具、白熱電球等の熱源の近くには原則設置することは避ける。感染予防対策上必要な場
合には、燃えにくい素材(難燃性、不燃性、防炎製品など)を使用するよう徹底

ガイドラインは日本展示会協会のHPからダウンロードできる。

政府 9月以降のイベントの人数制限緩和は8月24日のコロナ対策分科会で決定

西村康稔経済再生相は8月21日、9月以降のイベントの人数制限緩和について、8月24日の第7回新型コロナウイルス感染症対策分科会にて決定すると発表した。21日に開催された新型コロナウイルス感染症対策分科会後の会見での発言。

→最新記事
政府 9月19日からイベント人数制限を緩和 コロナ感染状況ふまえ

西村大臣は「感染状況についてもう数日含めた分析を行い、イベント開催の在り方について9月以降どうするのか(第7回の分科会で)意見を頂ければと思っている。

次回の分科会では、人工知能やスパコンを使ったシュミレーション(飛沫の広がり方のシミレーションなど)も一定程度のものが報告できると思っている。

これまでのSIRモデル(感染症の短期的な流行過程を決定論的に記述する古典的なモデル方程式)にくわえて他のモデルを加えたシュミレーションであるとか、それぞれの対策を使った効果、あるいはスパコンを使ったシュミレーションでガイドラインを進化させていく、こういうことについても報告できればと思っている」と述べた。

また同会見では、「直近の直近の感染状況の評価等」について以下のように考えていると、尾身茂分科会会長が報告した。

●都道府県による自粛要請への協力などもあり、全国の発症日別のエピカーブや実効再生産数によると、全国的に見れば、今回の感染拡大はピークに達したものと考えられ る。現在までのデータから判断すると、今回の感染拡大についての発症日のピークは 7月27~29日頃となっている。

●一部の地域では、新規感染者数は緩やかに減少を始めてていると考えられる。しかし、 同時に、減少傾向かどうかががはっきりしない地域もある。

●こうした中、中高年層の感染者増加に伴い、大阪、沖縄、愛知、福岡県などで重症者 が増加傾向にある。

●一方、3から5月の流行では、病院や高齢者施設での感染が多発したが、6月以降の 流行では、全体としては、こうした施設内での流行は少ない傾向にある。ただし、一部の地域では、高齢者施設や院内感染が見られるようになっている。

●また、お盆期間中の人の移動もあり、さらに感染拡大が再発するリスクは常にあり、 引き続き「3密」や大声を避けるなど基本的な感染予防対策の実施やクラスターが起 きた場合の早期対応など、これからも必要な対策を継続すべきである。

 

<現在のイベント開催制限の段階的緩和の目安↓>