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インテックス大阪における臨時医療センター、1月末から入所開始へ

大阪府は1月25日、新型コロナウイルスのまん延に伴うインテックス大阪6号館における大規模医療センターについて、1月31日から患者の入所を開始すると決定した。

原則40歳未満の陽性患者で軽症・無症状、自宅で適切な感染管理リスクが取れない者が対象となる。全1000床のうち軽症・無症状者向けの800床を使用する。

運用開始のタイミングについても見直した。「宿泊療養施設の最大確保部屋数の使用率」が約50%以上となり約2週間で開設・運用開始だったのが、大阪モデルの非常事態へ移行し約1週間で開設・運用が可能となる。

オミクロン株を中心とした新型コロナの感染拡大により、大阪府の一日当たりの新規感染者数は先日初めて3000人を突破。軽症・中等症病床の使用率が最大約90%に達し、自宅療養者も最大約1万8000人に増加するなど厳しい状況であることから今回の決定が下された。

ゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC、22年は8月にオンラインで

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)はゲームを中心としたコンピュータエンターテインメント開発者向けのカンファレンスである「CEDEC」を、2022年は8月23日から25日にかけてオンラインで開催すると発表した。講演者の応募要項を公開し、2月1日から募集を開始する。

受付期間は4月1日午前10時まで。公募対象者はコンピューターエンターテインメントの開発・研究、および関連する業務にかかわる者。講演内容はエンジニアリング、プロダクション、ビジュアルアーツ、ビジネス&プロデュース、サウンド、ゲームデザイン、アカデミック・基盤技術などに関連した技術やアイデア、ノウハウなど。講演者として採択された者にはCEDEC2022の全セッションに参加できるCEDEC2022パスを無償で提供するほか、応募者全員に同受講パスをCESA会員価格に購入できる特典を提供する。

CEDECのオンライン開催は2020年、2021年に続き3回目。2019年まではパシフィコ横浜で開催していたが、新型コロナウイルが依然として収束の目途が立っていないことから決定した。今回、テーマを「Change the Games」として、コロナ禍におけるゲームや世界の変化を自らの手で変えていくことを目標に掲げる。

DMMが3月にFinTech、太陽光、スポーツグッズのオンライン展示会を開催

DMM.comは2022年3月30日から4月1日までの3日間「金融×最新テクノロジー」、「太陽光」、「スポーツグッズ」の全3業種をテーマとしたオンライン展示会を開催する。1月25日には出展募集を開始した。

「金融×最新テクノロジーEXPO ONLINE」には「決済・送金」「資産管理」「融資・投資」「会計・財務」「インシュアテック」や、ブロックチェーンとそれらを活用した仮想通貨やトークンなど、今話題のフィンテック・ブロックチェーンの製品・技術が集まる。「太陽光サミット2022 ONLINE」は発電設備やシステムの導入検討、脱炭素経営、電力の自家消費など事業者が抱える課題を解決する製品やソリューションが出展。「スポーツグッズEXPO ONLINE」は「スポーツ用品」、「素材・原料」、「食料・飲料」、「OEM」のメーカー・ベンダー等の企業が一堂に会し、グッズ製品の仕入れ、自社・自店オリジナルグッズ制作、新素材や最新製品・用具の情報取得など相談が気軽にできる設計になっている。

DMMでは2020年10月より新規事業としてオンラインイベントに着手。これまでさまざまなオンライン展示会を開催しており、一部を除き出展・来場ともに無料なのが特徴となっている。

次世代エアモビリティの展示会、2022年6月幕張メッセで初開催

Japan Drone 2021のようす

日本UAS産業振興協議会とコングレは2022年6月21日から23日までの3日間、千葉・幕張メッセで「次世代エアモビリティEXPO 2022」を初開催する。

両者は過去6回にわたりドローンの専門展示会「Japan Drone」を開催してきた。近年、都市間の新たな移動・輸送手段である空飛ぶクルマやeVTOL(電動垂直離着陸機)などはAdvanced Air Mobility(AAM)と呼ばれ、ドローンに続く空の産業革命として注目を集めている。昨今のドローン技術を
発展させた機体が世界中で提案されていることから同時開催に至った。

次世代エアモビリティEXPOでは世界の最先端事情を学ぶ機会を創出し、日本の次世代エアモビリティ事情を世界に発信することで、新しい商談機会を提供する国際展示会を目指す。展示ゾーンのほか、メーカーや研究機関、学会などから国内外の有識者を招きAAM産業の現在と未来について議論する国際コンファレンス、地方活性化に向けて次世代エアモビリティの導入を図る自治体との連携の場も予定している。海外メディアや主要な次世代エアモビリティのイベントとの連携も図る。

また、主催2団体は2025年大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムにおける共創チャレンジ「空の産業革命:次世代移動体(ドローン・空飛ぶクルマ)による社会課題解決プロジェクト」に参加している。政府が大阪・関西万博までに空飛ぶクルマの実現を目指していることから、同展でも実用化計画を補完するコンテンツを展開する。

「美と健康」「サステナビリティ」特化のトレンドゾーン新設 スーパーマーケット・トレードショー2022

2021年開催時のようす

全国スーパーマーケット協会は2月16日から18日までの3日間、千葉・幕張メッセでスーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信する「第56回スーパーマーケット・トレードショー2022」を開催する。

昨年に引き続きコロナ禍での開催となる今回、スーパーマーケットへの支援活動を止めずライフラインを維持するとともに売上を落としている中小企業の販路拡大に努める。また、非接触・衛生管理・物流効率化などに対応できる事業者の情報を発信する。

主催者企画では 「美と健康×食」「サステナビリティ×食」 の2つのトレンドをフォーカスした 「食のトレンドゾーン」を新設 。継続企画では 全国から地域の酒造メーカーを集めた「てづくりNIPPON」、リアルまたはオンラインの参加が可能な「ビジネスマッチング@SMTS2022」、海外バイヤーとオンライン商談ができる「ジェトロ食品輸出オンライン商談会(SMTS)」を実施する。

開催規模は2022年1月15日現在で出展者数1711社・団体3029小間。全国各地から1200社以上の地域産品メーカーが出展し、海外からは6カ国より69社・団体70小間が参加する予定。

同時開催展は同協会による「デリカテッセン・トレードショー2022」と食品産業センター主催の「第17回こだわり食品フェア2022」。デリカテッセン・トレードショーは中食産業 (弁当・惣菜)特化型の展示会であり、主催者企画「お弁当・お惣菜大賞」では2月16日に幕張メッセ国際会議場で表彰式を実施するとともに会場内で受賞・入選商品の展示および一部商品の販売を行う。

日本展示会協会、2月7日に事務局移転へ

日本展示会協会は2022年2月7日、事務局オフィスを下記に移転する。
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-4-11 滝本ビル5階
TEL:03-3518-2640
FAX:03-5577-2244

今週の展示会スケジュール(1/24~1/30)

1/24~1/30 開催の展示会

▽東京

1月26日(水)~27日(木)
東京ビッグサイト
中小企業マーケットTOKYO 2022~アフターコロナの商品・サービス提案~
https://chusho-mkt.tokyo/

1月26日(水)~28日(金)
東京ビッグサイト
コンバーティングテクノロジー総合展
・3DECOtech
・JFlex
・新機能性材料展
・Convertech JAPAN
https://www.convertechexpo.com/

1月26日(水)~28日(金)
東京ビッグサイト
SURTECH 2022(表面技術要素展)
https://www.surtech.jp/

ASTEC 2022(先端表面技術展・会議)
https://www.astecexpo.jp/

nano tech 2022
https://www.nanotechexpo.jp/main/

MEMS センシング&ネットワークシステム展2022
https://www.optojapan.jp/mems/ja/

TCT Japan 2022-3Dプリンティング&AM技術の総合展-
https://www.tctjapan.jp/

InterAqua 2022
https://www.interaqua.jp/

ENEX 2022/DER/Microgrid Japan 2022
https://www.low-cf.jp/east/index.html

第16回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム
https://www.renewableenergy.jp/

1月26日(水)~28日(金)
東京ビッグサイト
IIFES 2022
https://iifes.jp/

▽神奈川

1月26日(水)~28日(金)
パシフィコ横浜
第46回日本ショッピングセンター全国大会 SC BUSINESS FAIR 2022
https://www.scbf.jp/

▽大阪

1月26日(水)~27日(木)
インテックス大阪
FOOD STYLE Kansai 2022
・[関西]外食ビジネスウィーク
・弁当・給食・宅配フードスタイル
・スーパーマーケットフードスタイル
https://www.k-gaishokubusiness.jp/

1月26日(水)~27日(木)
マイドームおおさか
オーダーグッズビジネスショー大阪2022
https://ogbs.jp/

レポート 集う人々と価値を「創る」展示会 KEEP IT REALが初開催

1月18日から20日の3日間、展示会「KEEP IT REAL」が虎ノ門ヒルズフォーラムで初開催した。
「今後のリアル展のあり方を考える新しい形の展示会」として打ち出され、未完成品の出展も可能。特に来場者とのコミュニケーションを重視する。来場対象者はバイヤーだけでなく、デザイナー、マーケティングやブランディング関係者など。それぞれの立場からの視点で出展品を吟味してもらうことで、製品をブラッシュアップしてもらおうという狙いのイベントだ。
こうした濃密なコミュニケーションを促進するため、会場入り口と各展示台には意見やアイデアを書き込めるようにメモ帳とペンを設置。展示台も来場者が一人で静かに製品を見ることができるタイプと、複数人でコミュニケーションを取りながら製品を眺められるタイプを用意した。

製品やサービスについて気が付いたことや意見を書き込めるように、各テーブルや展示台にメモとペンが置かれている

栗原精機は金属の精密切削加工を行う企業で、コンパクトにたためるスタンドライトなどのキャンプ用品や雑貨を出展した。元々はカメラ内部や三脚のパーツを生産していたが、技術を活かしキャンプ用品の販売を開始。今回の出展では「ライトにカメラやスマートフォンを取りつけられるようにしたらどうか」という意見をはじめ、さまざまなヒントを得られたという。

また同展は“オンラインとリアルは対比されるものではなく補完し合うものとして有り、それぞれの良さを活かしあうもの”という考えを示している。
石川県でパンフレットや結婚式の招待状のデザインなどを行うDesign Storeは、雪の降る石川県から出展。今回は伝統工芸品の水引のアクセサリーを会場内に展示し、オンラインで来場者にそのほかのサービスも合わせて紹介した。

KEEP IT REALではコミュニケーションのほかに、「体験価値」に焦点を当てて構成されている。会場内のレイアウトだけでなく、会場を包む音にもこだわって演出を行っており、夜の時間帯にはDJの友光雅臣さんが登場した。

コロナ禍によりクラブやイベントでブースに立つ機会は減ってしまったものの、エステサロンでの仕事など、新しいニーズに出会うことができたという。今回の展示会では「DJも一出展品として出させていただいています」とのこと

実行委員会メンバー・SUPER PENGUINの竹村尚久代表取締役は「出展者がKEEP IT REALを通して商品をブラッシュアップし、大型の展示会に臨めるような場所としていきたい」とコメント。同展は東京ビッグサイトなどで行われる大型展示会との連携を見据えて立ち上げられており、今後の活動にも期待がかかる。

博展 イベントに来場する可能性の高いユーザーへ広告を配信「イベシルAD」の提供を開始

イベントを中心に企業のマーケティング活動を支援する博展は、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営する株式会社unerry(本社:東京都港区)と開発したイベントDXサービス『イベシル』をアップデートし、国内最大級リアル行動データにより精度の高いターゲティングを実現するデジタル広告『イベシルAD』のサービス提供を開始した。

長年イベントを企画・運営する博展が蓄積してきたイベントデータベースと、unerryの「Beacon Bank」に蓄積される月間200億件超の屋内外のスマートフォン位置情報ビッグデータを掛け合わせることで、よりイベントテーマに興味関心が高いユーザーを発見

オフラインで開催された過去の自社イベントや、テーマの似た関連イベントに実際に訪れたと推測されるユーザーへのアプローチが可能。オンライン・オフラインイベントとも、に精度が高く来場に繋がるターゲティングを実現する。

あるメーカー企業によるオンライン展示会の集客施策においては、ターゲットが関心を持ちそうな過去展示会を選定し、位置情報からその来訪者に対して広告を配信。

一部のセグメントでは広告クリック率(CTR)最大50%を超え、クリック単価(CPC)は従来のターゲティング方法の5%に抑えられるなど高い費用対効果を発揮した。

オンライン・オフラインのいずれも効果計測を行うことで、媒体を超えた予算配分の最適化や再配分が可能。広告施策効果のトータルでの評価を踏まえ、次回イベント開催のプランニングや、マーケティングプランを継続的に支援する。

ハノーバーメッセ2022、会期を1日短縮し5月末の開催へ

ハノーバーメッセは4月25日から29日にかけて開催を予定していた「ハノーバーメッセ2022」の会期を5月30日から6月2日へと延期し、会期を1日短縮することを決定した。

全世界の新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、ハノーバーメッセのアドバイザリー委員会 、同展への主要出展企業、同展のパートナーであるVDMA(ドイツ機械工業連盟)およびZVAI(ドイツ電気電子工業連盟)から賛同を得た。

ハノーバーメッセ2022は今年欧州で開催される最初の主要工業展示会。デジタリゼーションとサステナビリティ、イノベーションの創出と気候保護に焦点を当てる。

2022年は4日間開催となったが、2023年は従来通り4月に5日間の開催を予定している。