CEDECのオンライン開催は2020年、2021年に続き3回目。2019年まではパシフィコ横浜で開催していたが、新型コロナウイルが依然として収束の目途が立っていないことから決定した。今回、テーマを「Change the Games」として、コロナ禍におけるゲームや世界の変化を自らの手で変えていくことを目標に掲げる。
両者は過去6回にわたりドローンの専門展示会「Japan Drone」を開催してきた。近年、都市間の新たな移動・輸送手段である空飛ぶクルマやeVTOL(電動垂直離着陸機)などはAdvanced Air Mobility(AAM)と呼ばれ、ドローンに続く空の産業革命として注目を集めている。昨今のドローン技術を
発展させた機体が世界中で提案されていることから同時開催に至った。
1月18日から20日の3日間、展示会「KEEP IT REAL」が虎ノ門ヒルズフォーラムで初開催した。
「今後のリアル展のあり方を考える新しい形の展示会」として打ち出され、未完成品の出展も可能。特に来場者とのコミュニケーションを重視する。来場対象者はバイヤーだけでなく、デザイナー、マーケティングやブランディング関係者など。それぞれの立場からの視点で出展品を吟味してもらうことで、製品をブラッシュアップしてもらおうという狙いのイベントだ。
こうした濃密なコミュニケーションを促進するため、会場入り口と各展示台には意見やアイデアを書き込めるようにメモ帳とペンを設置。展示台も来場者が一人で静かに製品を見ることができるタイプと、複数人でコミュニケーションを取りながら製品を眺められるタイプを用意した。
実行委員会メンバー・SUPER PENGUINの竹村尚久代表取締役は「出展者がKEEP IT REALを通して商品をブラッシュアップし、大型の展示会に臨めるような場所としていきたい」とコメント。同展は東京ビッグサイトなどで行われる大型展示会との連携を見据えて立ち上げられており、今後の活動にも期待がかかる。