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地域ブランド向上と国内MICEの進化テーマに、軽井沢でシンポジウム(5/14)

「第2回リゾートコンファレンス・シンポジウム~地域ブランド力向上と国内MICEの進化~」が6月8日、長野県軽井沢町の万平ホテルで開催される。主催は軽井沢リゾート会議都市推進協議会。

「国際親善文化観光都市・軽井沢」理念を尊重し、軽井沢から高質、高度な情報発信を行なうことにより、次代のまちづくりに寄与することを目的に昨年2月28日に協議会を発足。リゾートコンファレンス受入れ体制の整備により研修会を実施し、豊かな自然環境と貴重な建築物を使った分科会を開催している。また美術館や文化施設などの設定や、新たな会議シーンの研究などにより参加者に満足と感動を提供するべく活動をしている。
同シンポジウムでは、協議会の活動と軽井沢町と県内関係団体の連携を目指す。

◆開催概要
日時:6月8日(金) 13:00~19:00
会場:万平ホテル「ザ・ハッピーヴァレィ」
参加費:1万円

◆プログラム
開会挨拶
軽井沢リゾート会議都市推進協議会
会長 松葉 榮三 氏

歓迎挨拶
軽井沢万平ホテル
代表取締役社長 柳内 康孝 氏

来賓挨拶
長野県知事 阿部 守一 氏

基調講演?@
「観光庁のMICE推進政策の概要と展望(仮題)」観光庁MICE推進担当参事官
高見 牧人 氏

基調講演?A
「地域ブランド力向上と国内MICEの進化」森トラスト専務取締役 伊達 美和子 氏

パネルディスカッション
テーマ:リゾートMICEについて(仮題)

問合せは、軽井沢リゾート会議都市推進協議会事務局(TEL:0267-45-5307 E-mail:info@ekaruizawa.com)まで。

「MICE Fair 2012」への申込みを受付中(5/14)

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県浦安市舞浜1-9)では、5月31日にホテル内覧会として毎年行なっている「MICE Fair 2012」を実施する。会場は、本館1階大宴会場「THE CLUB Fuji」。

2部構成での開催で、昼の部は11時~16時、夜の部は18時30分~21時。シェラトンの提案する新しいミーティングのスタイルを体験できる内容となっている。

同ホテルは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに近く、羽田空港、成田空港へのアクセスもリムジンバスで1時間程度という立地。内覧会では、各宴会場や客室をみることができ、同ホテルならではのプランがわかるプレゼンテーションも随時行なわれる。

また、夜の部では、総料理長が提案するFood Presentationが見所のパーティも体験できる。

参加は無料(事前申込制※事前申込のない場合は入場不可)で、定員になり次第受付終了となる。

ただし、対象は、企業・団体のMICE(Meeting、Incentive、Convention、Exhibition)主催者、イベント運営会社(PCO、PEO)で、同業者・営業もしくは営利目的での参加は不可となっている。

本webからの申込希望者は、以下のメールアドレス宛に下記内容を明記の上、送付すること。

【「MICE Fair 2012(5/31)」申込希望】

送付先:Kotaro.Takao@sheraton.com

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(担当:高尾 幸太郎)

<メール本文に以下の下線部分の項目を明記>

 

参加予定時間: (予定)

昼の部(11:00~16:00※プレゼンは12:00、13:00、14:00、15:00、軽食ランチあり)

夜の部(受付開始18:30、プレゼンテーション19:00、パーティー19:30~21:00)

 

会 社 名:                                                           

参加者名:                                                          

住所:

電話番号:                                                    

参加人数:   名(予定)

※1社2名まで

その他、問合せは、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 営業マーケティング部(047-355-5555代)まで。

打合せや休憩に最適なハーベジカフェオープン(5/10)

パシフィコ横浜の展示ホール2階コンコース内に「ハーベジカフェ」がオープンした。

緑あふれる“ハーベジ カフェ”は、展示会中の休憩や打合せに最適。

やわらかなコクと滑らかな口当たりの有機栽培コーヒーをはじめ、朝のモーニングセットや、バターの香りいっぱいの焼き立てクロワッサン、ランチタイムには具だくさんのベーグルサンドやカフェめしプレートまで、バラエティー豊富な食事も楽しめる。

メ ニューの一例は、有機コーヒー280円、黒糖ミルクティ380円、“ハーベジ”ハーブソーダ350円、フランス直輸入クロワッサン250円、たまごとバジ ルチーズサンド500円、ハーブチキンとトマトのチャバタサンド550円、本日のカフェめし850円などで、テイクアウトも可能。

そのほか、みなとみらい21地区および隣接するポートサイド地区の加盟飲食店約130店舗で利用できるクーポン「みなとみらい21共通飲食券」も使用できる。

問合せはパシフィコ横浜事業部(TEL045-221-2124)まで。

100万輪のバラが会場に(5/8)

国際バラとガーデニングショウ組織委員会は、世界のバラと美しいガーデニングを紹介する「第14回国際バラとガーデニングショウ」を512日から15日・17日から20日までの8日間、西武ドームで開催する。会場に飾られるバラの花は約100万輪。

今回のメイテーマは『魅惑のバラできれいになる』。会場では、香りのローズアベニューやガーデンなどさまざまなシーンを展開、参加・体験できるコーナーではバラを堪能し、身も心も豊かにするべくドーム全体を香り立つバラで包みこむ。

展示されるガーデンのテーマは『ドラマチックガーデン~驚きと楽しさの庭~』。国内外で活躍するガーデンデザイナーらが自由な発想でドラマチックを捉え、驚きと楽しさを盛り込んだ庭をつくる。シンボルガーデンは、『キャス・キッドソンの秘密の庭~インスピレーションの生まれる庭』で、ガーデンに隣接した特設ショップではショウの記念販売もある。

さらに今回は、『ベルサイユのばら』をテーマに、特別企画を展開。連載開始から40周年を迎える同作品に敬意を表してささげられたバラ『ベルサイユのばら(R)』を世界初公開する。

入場料は、中学生以上2000円、小学生以下無料(ただし、保護者の付き添いが必要)で、来場者数目標は25万人となっている。

 

問合せはハローダイヤル(TEL:03-5777-8600)まで。

激変する環境に対応する新ビジネスモデル発信 フューネラルビジネスフェア(5/8)

「月刊フューネラルビジネス」を発行する綜合ユニコムは6月28日・29日の両日、パシフィコ横浜で第16回目となる「フューネラルビジネスフェア2012」を開催する。

急速な少子高齢化の進展により、社縁をはじめ地縁・血縁などが希薄になり、地域を問わず会葬者数が減少している。同時にこれまでの葬送文化や葬祭ビジネスモデルも崩壊しつつあり、直葬や家族葬が増加するなど葬祭マーケットが大きく変化している。

フューネラルビジネスフェア2012は、同時開催の「フューネラルビジネスシンポジウム2012」とともに、葬祭サービスの総合展示会として、今回のテーマに『パラダイムシフト(大変革)新しい[葬送文化]と[葬送ビジネスモデル]の創造』を掲げた。

葬祭関連企業約120社が出展し、企業経営、相殺業務支援サービスや新商品・新システムを提案する。展示会場内では企業によるブース展示のほかに、“ニュープレゼンテーションコーナー”を設け、全14社による実演・提案も行なう。

フューネラルビジネスシンポジウムでは、注目企業の経営者や各分野の第一線で活躍する専門家を招聘し、全23講座を開講。激変する葬儀形態や消費者意識、また経営に活かすための最新情報を発信する。

入場は、業界関係者のみの限定招待制(一般入場不可)。その他、詳細については事務局(Tel:03-3563-0420)まで。

UFIがITと運営の先進技術を表彰、展示会産業の継続的革新促す(5/8)

国際見本市連盟(UFI)は4月26日・27日、オランダのユトレヒトでフォーカス・ミーティングを開催、2011年の展示会産業アワードの投票が行なわれた。

ICT部門ではメッセ・フランクフルトが大賞を受賞、オペレーション部門ではフィラ・デ・バルセロナが大賞を受賞した。

メッセ・フランクフルトは、オンライン・オフラインともに利用できるスマートフォン用アプリのパッケージが評価された。フロアプランや、出展者検索、ソーシャルメディアとの連携、カスタマイズが可能だという。同社の15件のイベントで採用されており、来場者が展示会のメリットを最大限活用できるツールとの認識が高まっている。

フィラ・デ・バルセロナはクレーム管理システムを開発。展示会の運営やセールスに対する利用者のクレーム解消・満足度向上、カスタマーサービス部門の生産性向上に大きく寄与した。システムを使用した結果、もっとも多かった苦情はブース設営サービスで、備品レンタル、電力供給へのクレームが多かったという。同社はサービス品質向上モデルを構築し、顧客満足だけでなくスタッフのモチベーション向上にも成功したという。

UFIの会長ポール・ウッドワード氏は「他の産業と同様に展示会産業も常に革新が求められている。当アワードは創造的なソリューションを表彰することで、展示会産業の発展に寄与している。会員のみならず非会員にも門戸を開放していますので多くの方にノミネートして欲しい」と語った。

なお、2012年度は新たにサステナブル部門を新設する予定だという。

ミドル世代のための 親孝行イベント開催 オヤノコト.エキスポ(5/08)

オヤノコト.エキスポ開催委員会(事務局・オヤノコトネット)は、そろそろ親のことが気になりはじめる35~50歳代の子ども世代(「オヤノコト」(R)世代=オヤノコトネットの造語)を対象に、これからの人生をいかに安全で快適に過ごすかについて考え、学ぶ生活密着型イベント「オヤノコト.エキスポ2012」を7月14日・15日の2日間、東京国際フォーラムで開催する。

高齢の世代が、快適な生活に役立つモノやサービスを自分たちの手で探すのはたいへんなこと。そこで、子ども世代が親に代わって必要な情報を集め、かつ自分たちのライフスタイルも維持できるよう、お互いをよりわかりあうキッカケを提供することがオヤノコト.エキスポのテーマ。

親世代のユーザビリティに配慮した2世代住宅や、使いやすい機能の携帯電話、優れたデザイン性と脱着性を備えた洋服など、親子が安心・快適に過ごすための最新グッズやサービスを多数展示する。さらに、家電や自転車、介護施設など生活スタイルや人生の転機が訪れた際に必要となる情報もゾーンごとに分けて出展する。

また、場内のセミナーコーナーでは著名人や幅広いジャンルの専門家を迎え、多彩なテーマのセミナーや特別講演を予定。親子が生活サポート情報の収集・体験・相談ができる企画を多数提供する。入場は無料。 ちなみに、オヤノコト.エキスポは2008年に第1回を開催、今回で5回目となる。昨年は出展者数71社、来場者数は2万3538人と過去最高を記録した。

未来を創る作品を 名称も新たに募集 DSA空間デザイン賞2012(5/08)

日本空間デザイン協会(旧名称・日本ディスプレイデザイン協会)は空間におけるコミュニケーションデザインの創造を目指す優秀なデザインを「DDAディスプレイデザイン賞」として顕彰し続けてきたが、このほど協会の名称変更にともないアワードの名称も新たに「DSA空間デザイン賞」として作品を募集している。後援は日本経済新聞社。

新名称の第1回目となる今回は、空間デザインの未来を創る作品を期待しており、学生には空間に新風を送り込むような作品を募集。また、今年の特別賞は東日本大震災を受けて、人々を励まし、未来への希望をつなぎ、地域の再生を応援する空間コミュニケーションデザインや復興支援イベント作品を募集している。

賞の詳細は以下の通り。

●空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞(1点)
●空間デザイン優秀賞・奨励賞(20点以内)
●空間デザイン企画・研究特別賞・協会特別賞・学生賞(数点)

各賞にはトロフィー、賞状の贈呈。記念セミナー開催。全国各地で受賞作品の展覧会を開催。また、賞作品は「年鑑日本の空間デザイン2013」(内外版)に収録し発表する。

なお、応募締切は2012年5月18日(必着)となっている。

応募要項、応募フォームなどの詳細は、主催者ホームページ(http://www.dsa.or.jp/des/des.ftml)を参照のこと。

展示会用語集

使用頻度の高い専門用語を厳選して収録しました。

50音順

アース【アース】
電気工事の際、感電や漏電防止、異常電圧抑制および保護装置などの確実な同左を目的に、いろいろな設備や大地と電気的に接続すること。接地という。
アクリル板【アクリルバン】
アクリル樹脂製の板で、透明、乳白色、白、青、赤など豊富な色のものやがある。また、透明アクリル板にの片面にめっきを蒸着し焼き付け塗装をした鏡、アクリルミラーなどもある。
アンカーボルト補修費【アンカーボルトホシュウフ】
会場にアンカーボルトの打設工事を行なった場合、展示会終了後、会場施設側が床面の補修、整備を行うために発生する費用。床補修負担金、床面復旧協力費などと呼ばれることもある。
行灯【アンドン】
展示装飾で、表面や側面を半透明のガラス、アクリルなどで構成をしたもので、照明機具が内蔵されたサインなどのこと。
イベント保険【イベントホケン】
展示会を含むイベントのリスクを考慮した保険で、興行中止保険、賠償責任保険、傷害保険、動産総合保険により構成される。
AV機器【エイブイキキ】
AUDIO(音響)およびVISUAL(映像)に使用する機器の略。
エースライン【エースライン】
蛍光灯と同様な光を発する細身の蛍光管(商標名)。一般的な蛍光灯と違い蛍光管と安定器を別々に設置するため狭い部分にも取り付けが可能である。スリムラインとよばれることもある。
ATA CARNET【エーティーエーカルネ】
職業用具、商品見本、展示会への出展物などの物品を外国に一時的に持ち込む場合、税関で免税扱いの一時輸入通関ができる「通関手帳」のこと。物品の一時輸入のための通関手帳に関する条約(ATA条約)による。
エス(S)カン【エスカン】
S字野形状をした金属製のフックのこと。展示会では、釘打ちができないシステムパネル使用時に鎖などと連結させ、説明パネル取り付けのときなどに使用する場合が多い。
エフエル(FL)【エフエル】
直管型の一般的な蛍光灯の略称。
Fケーブル【エフケーブル】
使用電圧が600Vまでの低圧配線用ケーブルで、一般的な屋内配線、屋外配線に使用される絶縁ビニールシース平型ケーブルのこと。2芯、3芯がある。VVFケーブル、VFという場合もある。
MC【エムシー】
開会式、レセプション、イベントなどの司会者のこと。マスターオブセレモニーの略。
オープンブース【オープンブース】
周囲を壁で囲うことをせず、来場者が小間のどこからでも入れるように構成された小間のこと。
オクタノルム【オクタノルム】
ドイツのユニット(システム)式の装飾部材のメーカー名・商標名。

カーペット【カーペット】
絨毯のこと。ウール、コットンなどの天然繊維、レーヨン、アクリル、ナイロン、ポリエステルなどの化学繊維を素材としたものがある。展示会で使用する場合は必ず防炎処理をされているものを使用する。
外国貨物【ガイコクカモツ】
外国から到着した貨物で輸入が許可される前のもののこと
カッティングシート【カッティングシート】
粘着材のついた塩化ビニール製のシートで、展示会ではサインやグラフィックの材料として使用されることが多い。
壁紙【カベガミ】
内装の仕上げ材で、紙や布などの裏側に紙を貼り裏打ちしたもの。布製、紙製、ビニール製などのものがある。布製の壁紙のことをクロスという。
カンファレンス【カンファレンス】
特定の目的に向けて行なわれる会議、競技会のこと。
基準小間サイズ【キジュンコマサイズ】
展示会主催者が独自に決定する展示会の基準となる小間のサイズ。 3m×3mが一般的であるが、展示会の性格や会場の性質などによって4m×4m、2.7m×2.7m、3m×2mあるいは、?u数などを基準とする場合もある。
基礎小間【キソゴマ】
主催者が設定し、敷設する小間のことで、隣接する小間との境界に壁面を建ててあるものや境界の目印だけを行なっているものなどがある。
基調講演【キチョウコウエン】
展示会全体のテーマや開催の基本方針にかかわる講演のこと。
経師【キョウジ】
本来、襖、障子、壁紙を貼る職人のことであるが、それらの工事、作業のこと。表具、表装などという場合もある。
クローズドブース【クローズドブース】
来場者の入場を制限することを目的とし、小間の出入り口を限定し、周囲を壁面などで囲った小間のこと。
興業中止保険【コウギョウチュウシホケン】
悪天候、自然災害、交通機関の不通などの理由で、展示会、イベントが中止、中断される場合、既に支出した費用や中止・中断に伴い必要となる臨時費用に対するもの。
合板【ゴウバン】
木材で、1mmから3mmの板を何枚か重ねて接着し1枚にした板野こと(ベニヤ板)。一般合板のほかに化粧合板、ランバーコア合板などがある。
小間【コマ】
展示会場の展示場所を区分配置したスペースの単位。ブース・エキジビションスタンドという場合もある。
小間形態【コマケイタイ】
基準小間を複数組み合わせる場合に主催者が定める小間の形状。独立小間、島小間、ブロック小間など、複数列に並べたものや四方が通路になる小間などがある。
小間図面【コマズメン】
小間ないの設備、機器などの配置を記入した図面で、図面に従って小間の製作・設営を行なう。平面図・立面図を基本とし詳細をあらわしたものがある
小間装飾【コマソウショク】
割当てられたスペースを対象として、展示会によって決められた規制に従い、各出展者がそれぞれ独自に行なう自社の装飾のこと。ブースディスプレイともいう。
小間内電気工事(二次側電気工事)【コマナイデンキコウジ】
小間に取り付けられた主ブレーカーから分電盤、配電盤、制御盤をとおし出展機械への配線、小間内の照明工事、コンセント工事などの取り付け、配線のための工事のこと。(工事責任は出展者または小間内こう事業者となる)
小間の仕切り【コマノシキリ】
割当てられた小間と隣接する小間との境界に設置する壁のことで基礎パネルという場合もある。
小間割図【コマワリズ】
会場内に小間の割り振りを行なった図面のこと。
小間割抽選会【コマワリチュウセン】
主催者が行なう、各出展者の小間の位置を決定するための抽選会。
コンセプト【コンセプト】
展示会出展にあたっての基本的な考え方、方針のこと。
コンパニオン【コンパニオン】
展示会の女性の説明員、案内・接客係のこと。
コンパネ【コンパネ】
本来は建築工事のコンクリートの型枠用荷使用する合板。厚みのあるもの。展示会では、床面に使用したり、重量物をのせる場合の展示台の天板に使用したりすることが多い。

システムパネル【システムパネル】
組み立て式の壁面パネルのこと。アルミなどの金属部分と合板を組み合わせたものが多い。展示会基礎パネルでは、オクタノルム社(ドイツ)製のものを使用するものが多い。
車両待機場所【シャリョウタイキバショ】
会場内の搬入・搬出の混雑、混乱をさけるため、出展関係者の車両を搬入・搬出時に一時的に待機させる場所のこと。
出展者募集案内【シュッテンシャボシュウ】
主催者が出展者を募集するために、見込みの出展者に告知をする案内書のこと。開催主旨、開催要領、出展料金、申込期限その他の諸条件が明記されている。
出展の手引き【シュッテンノテビキ】
展示会開催にいたるまでの作業レベル計画や規定、各種工事関係の説明が記されたもの。通常、出展者に向けた説明会などで詳細に説明を行なう場合が多い。
出展要項【シュッテンヨウコウ】
展示会の主旨、内容や主催者と出展者の権利・義務などをについてを明記した約款的文書のこと。出展者は申込とともに契約締結となる。
傷害保険【ショウガイホケン】
来場者、従業員、アルバイト、コンパニオンなどが展示期間中にけがをした場合に補償するもの。
消防規制【ショウボウキセイ】
各会場ごとに消防上の法令、条例にあわせて規制が設けられ、それにより禁止、または制限されるもの。
例:危険物品の持ち込み禁止など
消防査察【キチョウコウエン】
展示会開催にあたり、消防上の法令、条例にしたがっているかを消防署員が検査すること。開催前日や開催初日に行い、必要に応じ改善指導を行う。
シンポジウム【シンポジウム】
同一の問題に対して、複数の講演者が異なった面からの意見を述べ、司会者などの質問に応答する討論会のこと。
スペース渡し【スペースワタシ】
主催者から出展者への小間の引き渡し方法で、小間の境界に壁などがなく目印だけを行なっているもの。土間渡しなどという場合もある。
スポットライト【スポットライト】
白熱球(レフ球)やハロゲン球を使用した照明機具。
墨出し【スミダシ】
小間割(会場レイアウト)に基づき、会場内に各小間の割り付けをする作業のことをいう。線引き地割りという場合もある。
セットバック【セットバック】
会場の消防上の理由や出展小間の後方の見通しの確保などを考慮するために、装飾物の高さの制限とともに、小間の端から一定の寸法で内側にいれなければいけないという基準のこと。展示会ごとに決められる。ステップバックという場合もある。
セミナー【セミナー】
特定のテーマにしたがい、発表や討論などを行なうもの。
装飾規制【ソウショクキセイ】
主催者により展示会のスムースな運営のためにあらかじめ決められた装飾施工上の規制のこと。
即日撤去【ソクジツテッキョ】
展示会終了後、その日のうちに撤去を完了すること。
袖パネル【ソデパネル】
隣接する小間との境界に設置する壁のうち側面に設置するもの。

台車【ダイシャ】
荷台に車輪のついた移送用運搬具のことで、軽量、小型の展示品や装飾資材の移送用に使用される。
タイルカーペット【タイルカーペット】
50cm角、45cm角などの正方形を1ピースとしたタイル状のカーペットのこと。
ダウンライト【ダウンライト】
天井面などに埋め込んで取り付ける下向きの照明機具。
タペストリー【タペストリー】
一般的には布に絵やパターンを織り込んだ装飾用の織物の壁掛けのことであるが、展示会では布にグラフィックの印刷などを施したもののことをいう場合が多い。
通関手続【ツウカンテツヅキ】
貨物の輸出、輸入の申告から、それぞれの許可に至る一連の税関手続き。展示品についても一連の手続きを終了してから会場に搬入する。
通電時間【ツウデンジカン】
電気幹線工事や通電テストを終えてから撤去日までの、出展者が小間内で電気を使用することが可能となる時間(日時)のこと。電気供給時間送電時間という場合もある。
突き出し看板【ツキダシカンバン】
隣接する小間との境界の壁を利用し設置する通路状に突き出した看板のことで社名や小間番号などが入っているもの。
撤去【テッキョ】
出展物や装飾などを会場内から取り去ること。
手運びによる搬出【テハコビニヨルハンシュツ】
会場内に車両入れることをせず、展示物や装飾を会場外へ運び搬出をすること
電気幹線工事(一次側電気工事)【デンキカンセン】
会場施設にある既設の電源から電気ピットおよび会場内を通り、各出展者の小間に取り付けられた主ブレーカーまで引き込むための工事のこと。(工事責任は主催事務局側または主宰者側工事請負会社となる)
電気供給申込書【デンキキョウキュウモウシコミ】
出展者が出展において必要とする電気量を申込むための書類のこと。使用予定の電気容量をあらかじめ主催者側に申請がない場合には、小間までの電気幹線工事は行えない。
電気使用料金【デンキシヨウリョウキン】
展示会では、申込まれた容量に応じて一律に掛かる電気使用の料金となる。会場の規則、会期などの条件により1kwあたりの均一単位とする場合が多い。一般的には電気幹線工事とともに電気使用料金を加算した金額が主催事務局側より請求される。
展示規制【テンジョウコウジ】
展示会では、パネルを上部に取付けたり暗幕や布を上部に張り込むこと。展示会場ではスプリンクラーの散水障害など、防災上の理由で,小間装飾時に天井を設けることに制限がある場合が多い。
天井工事【セミナー】
特定のテーマにしたがい、発表や討論などを行なうもの。
動産総合保険【ドウサンソウゴウホケン】
展示物に対して、盗難、破損などの事故が起きたときに補償するもの。レンタル品についても補償する。
動線/導線【ドウセン】
会場内外の来場者の流れのこと。会場の入口から出口までの流れが完全に決められたものを強制導線という。
トラス【トラス】
本来、部材の接点がピン接合となっている三角形を基本単位とした構造骨組みのことだが、展示会で使用されるトラスはおもに200角、300角などのものが多く、支柱や梁材として使用する場合が多い。アルミ製のものやスチール製のものがある。

ナレーター【ナレーター】
ステージなどで語りながらプレゼンテーション、商品説明などをおこなう説明員。
荷役機械【ニエキキカイ】
クレーン、フォークリフト、積載型クレーンなど野ことで、展示会場ではおもに、装飾資材や展示物の積みおろし、組み立て、解体などに使用するための機械のことをいう。

パース【パース】
透視図のこと。ある視点から見た完成予想図などに用いる手法。
配管幹線工事【ハイカンカンセン】
会場施設にある既設の設備の取り出し口から給排水ピットおよび会場内を通り、各出展者の小間まで、水、エアー、ガスなどの配管を行なう工事のこと。
賠償責任保険【バイショウセキニン】
偶然の事故によって他人や財物に損害を与えたために、被保険者が法律の賠償責任を負担することにより被る損害に対して支払うもの。展示会では、請負業者特約施設所有管理者特約受託者特約がある。
バックパネル【バックパネル】
隣接する小間との境界に設置する壁のうち背面に設置するもの。
パッケージ小間【パッケージコマ】
展示会出展にあたり必要最低限と思われるもの(壁面パネル、パラペット、蛍光灯、受付、カーペットなどがセットとなっている小間。
パネルディスカッション【パネルディスカッション】
特定のテーマについて、複数の対立意見の代表者(パネラー・パネリスト)が、進行役(コーディネーター)の統括のもとに徴集の前で討論会を行なうもの。公開討論会。
パラペット【パラペット】
小間の全面上部に取付る幕板状のもののこと。社名を貼ったり照明を取付けたりする場合に取付けることが多い。
パネルディスカッション【パネルディスカッション】
特定のテーマについて、複数の対立意見の代表者(パネラー・パネリスト)が、進行役(コーディネーター)の統括のもとに徴集の前で討論会を行なうもの。公開討論会。
パンチカーペット【パンチカーペット】
展示会で多く使用されるもので、厚みの薄いものでポリプロピレン製でロール状のカーペットのこと。
搬入出経路【ハンニュウシュツケイロ】
展示会開催にあたり、搬入出をスムースに行なうために主催者が決める搬入・搬出に関わる経路。
PA【ピーエー】
多くの人に対し音を拡声することおよびその装置(音声増幅装置など)のこと。でPublic addressの略。
ビーム【ビーム】
システムパネルを使用する場合の部材の呼び名で、おもに支柱間を結ぶ横材のこと。
ピット【ピット】
電気の配線や水道ガスの配管を行なうために施された溝などのこと。
フラッシュパネル【フラッシュパネル】
木工パネルでは、芯材に対して面材を貼ったパネルのことをフラッシュパネルとよぶ。片面だけ貼ったもの、両面貼ったものがある。
プリントベニヤ【プリントベニヤ】
表面に木目などの柄や模様が印刷されたベニヤ板のこと。
への字【ヘノジ】
カーペットの隅がめくれあがることを防ぐために取り付けるカーペット止めのこと。断面の形状が「へ」の字型をしているためにへの字という。素材は塩ビ、アルミ、ステンレスなどがある。
ベルクロテープ(マジックテープ)【ベルクロテープ】
フック状とパイル状の2枚を噛み合わせることで、着脱自在となっている布製のテープのこと。展示会では、釘打ちができないシステムパネル使用時の説明パネル取り付けのときなどに使用する場合が多い。
防炎合板【ボウエンゴウハン】
防炎処理をされているベニヤのこと。防炎処理がされているものは裏面に赤ラインのプリントや防炎協会の発行する防炎シール貼付されている。展示会の装飾物は必ず防炎されたベニヤを使用しなくてはならない。
防炎カーペット【ボウサイカーペット】
防炎処理をされている床材のこと。防炎処理がされているものに対して証明するラベル、またはシールが発行され、展示会で使用する場合は必ず表示しておかなくてはならない。
ポール【ポール】
システムパネルを使用する場合の支柱名どの縦材のこと。
ポスターセッション【ポスターセッション】
所定の課題について、視覚的に提示するために紙などに詳しく書いた説明をもとに話し合いや会議を行なうもの。
保税展示扱い【ホゼイテンジアツカイ】
保税展示場の許可を受けた展示会において、外国貨物を保税のまま出品する場合の手続きのことで搬入時と同一形状、数量で再輸出させることが原則となる。
保税展示場【ホゼイテンジジョウ】
特定の国際展示会・見本市など、外国貨物を展示する会場に使用する場所として、税関長が保税を許可した展示場のこと。
ポリ化粧合板【ポリケショウゴウハン】
表面に色、木目などの柄や模様のポリエステルシートを貼付けたベニヤ板のこと。ポリ板という場合もある

メラミン化粧板【メラミンケショウバン】
表面に色、木目などの柄や模様がありメラミン樹脂でできた板のこと。ポリ板とあわせて仕上げに使用することが多い。デコラ(デコライト化粧板:商標)とよばれることもある。
木工パネル【モッコウパネル】
木軸の枠とベニヤで作られた木製のパネルで、基礎パネルで使用する場合には、リースのものを使用する場合が多い。

養生ビニールシート【ヨウジョウビニール】
カーペット敷き込み後、搬入中の汚れ防止のために覆うビニールのシートのこと。

臨時電話(仮設電話)【リンジデンワ】
展示会の会期にあわせて、期間限定で設置する電話回線のこと。
ルーバー【ルーバー】
一定の幅の板を平行に並べて、視線の遮蔽、照明の制御、通風、換気などの用途のもの。

ワークショップ【ワークショップ】
所定の課題について、事前研究の結果を持ち寄って行なう実習をともなった会議、セミナーのこと。

 

基本照明

特集 視覚コミュニケーション/展示会照明計画の基礎知識
照明基本3計画の内容

基本照明


(1)光を測る単位
・展示物、パネル等の基本照度注1)の確保

会場平均照度を上回るの照度の確保。主な国内展示場では 約700 lx以上

・内照展示物の輝度注2)と展示物の照度バランスの検証

内照展示物が明る過ぎることによる展示物の視認性の悪化を防止する

注1)「照度」とは、その光がある面積を照らすときの「面が受ける光の量」を表す単位。同じ光束の光では受ける面積が広くなると照度が下がる。

注2)「輝度」とは、その光が照らした面(や物)、あるいは光源そのものを「ある方向から見たときの輝き(反射光)の量」を表す単位。

・展示会場照度と展示物照度のバランスの検証

すべての展示物照度は基本的に会場平均照度を上回る必要があるが、現実的に費用対効果を考慮した場合の展示物照度の優先順位を決定。

 

(2)照度と物体の見え方/比視感度曲線

 

・光源の演色性注3)の検証

展示物をより美しく見せるには、展示物の物体色の再現性を高演色性の光源によって高めることができる。したがって、明るさのみに注視せず光源の分光分布が優れていることも重要。演色Raの高い光源を計画することで展示物をより美しくみせることとなる。

極端な例で一般電球とトンネル等に使用されているナトリウム灯の分光分布を比較すると、後者には青の光はほとんどない。そのため青や緑の物体色は黒ずんで見えることになる。したがって白色の蛍光灯よりも演色性AAA,Ra99の蛍光灯を使用した場合のほうが幅広い物体色の再現が可能となる。

 

(4)白色と演色AAA昼白色の比較

 

(5)光の色の現われ方
・色温度注4)の検証(単位K:ケルビン)

展示物のコンセプト、展示環境により判断する。

注3)光源となる光の中に各色の成分がバランスよく含まれているのかどうかを表すのが「演色性」。同じ色温度の光でもその光の中に含まれる色成分のバランスによって色は変わる。

注4)光の色を数値化して表現するのが「色温度」。色と温度には関係があり、光の色を温度として表す方法である。色温度が高いほど白色は青みがかり、低いほど赤みを帯びる。