UIA(国際団体連合)はこのほど、2009年に世界で開催された国際会議の統計を発表した。
統計の結果、日本は538件で世界で5位となり、前年の575件(4位)から件数と順位ともに下がった。この理由として、世界的な不況の影響を受け、国内団体が主催する国際会議が減少したことが挙げられる。
全体の順位は、1位アメリカ、2位シンガポール、3位フランス、4位ドイツ。また、都市別順位は、1位シンガポール、2位ブリュッセル、3位パリ、4位ウィーン、5位ジュネーブで、東京は世界11位。アジアではシンガポール、ソウルに次いで3位となった。
日本の国際会議件数は世界5位に(10/22)
はままつ元気まつり、100周年のプレイベント開催(10/25)
11月26日・27日の両日、デックス東京ビーチ(東京都港区台場)で、「はままつ元気まつり2010」が開催される。主催は静岡県浜松市。
2011年に市政100周年を迎える浜松市は、プレイベントとして同イベントを開催。浜松市自慢のグルメや浜松市出身の人気アーティストによるライブステージなどを展開するもの。2009年度の開催に引き続き、今回で2回目となる。
同イベントで限定で登場する特性弁当「やらまいか弁当」は浜松特産の高級浜名湖うなぎをふんだんに使用。そのほか、たっぷりの野菜が特徴の浜松餃子や三ヶ日みかん、また天竜茶など浜松を代表するグルメコンテンツを集結させる。
オープニングでは浜松市の親善大使「やらまいか大使」である俳優の筧利夫氏が登場し、浜津市の魅力やおもしろエピソードを語るほか、浜松市ゆかりのマル秘ゲストがサプライズで駆けつけ、イベントを盛り上げる。
また、デッキスペースのライブステージ上では話題沸騰中の癒し系歌姫「Tiara」や、浜松市を拠点にストリートライブ中心の活動を続け注目を集める「Jam9」など、浜松市出身で期待のアーティストのミニコンサートを無料で楽しめる。
さらに、デックス広場では「バイクの展示」「楽器の展示」(観覧無料)なども行なわれる。
入場料は原則無料(コンテンツによっては有料)。
問合せは、浜松市公聴広報課シティプロモーショングループ(TEL:053-457-2293)へ。
ギフト・ショー春2011、JAPAN DCP EXPOと同時開催(10/4)
「東京インターナショナル・ギフト・ショー」を主催する(株)ビジネスガイド社は、2011年春ショーの概要を発表し、出展者募集を開始した。
第71回を迎える次回春ショーのテーマは『新しい世界との交流“創造と発見”』。世界のバイヤーを東京ビッグサイトに集結させ、世界から日本を見つめ直すことから、あらたな“創造と発見!”を体感することができる、としている。
会期は2011年2月1日から4日までの4日間。東京ビッグサイト全館を使用し開催される。
春ショーでは、今秋9月のギフト・ショーで初開催した特別展示イベント「GOFT SHOW INDEX for GLOBAL LIFESTYLE」を展開し、モダンジャパニーズスタイル【産地の技】、ユーロスタイル【トレンド】、オリエンタルスタイル【デザイン&ハンディクラフト】の3つのカテゴリーで今回のショーテーマである『新しい世界との交流“創造と発見!”』を具体的に提案する。
東2ホールでは、「JAPAN DCP EXPO」を同時開催。ファミリー&キッズを基盤に、大人向け商品などのディズニーキャラクターのライセンシー各社が対象となっており、昨年春ショーと同規模の150社が一堂に集まる。同時開催展としては、食卓を切り口に新しいマーケットとライフスタイル・食文化を創造する見本市「第9回グルメ&ダイニングスタイルショー春2011」も展開する。
その他、詳細については、事務局(TEL:03-3843-9851)まで。
第32回オートサービスショー2011、東京ビッグサイトで開催へ(10/6)
「第32回オートサービスショー2011」が2011年6月17日から19日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される。主催は(社)日本自動車機械工具協会。
経済危機の影響で前回展を延期したために4年ぶりとなる今回は、テーマを“安全と環境守る整備機器”に掲げ、久方ぶりに自動車整備業界のPRと商談の場が展開されることになる。
出展内容は自動車整備検査機器、工具、車体整備機器、電装整備機器、塗装機器、洗車洗浄機器のほか、自動車整備事業所が所有するハードウェア・ソフトウェアなど。
今回の規模は780小間を予定している。現在、出展者を募集中で、募集締切は11月30日。出展料金は屋内A小間(2.97m×2.97m)28万350円、屋内B小間(5.94m×5.94m)101万4000円、屋外小間(6m×6m)33万9000円となっている。
また、セミナーも併せて行なう。
その他、詳細はTEL:(03-3203-5157)まで。
DMC沖縄が2賞でV、沖縄MICEコンテンツトレードーショー(10/8)
沖縄県および(財)沖縄観光コンベンションビューローは9月7日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで「沖縄MICEコンテンツトレードーショー」を開催した。
同ショーの開催は今回で3回目。沖縄県内のホテルやイベント企画・運営企業41社・団体が出展し、自社の有するMICEコンテンツやプログラムを披露。国内外の旅行会社などMICE関連事業者約300人が来場した。
なお今回、同ショー内で初の試みとして「沖縄MICEコンテンツコンテスト表彰式」が行なわれた。同コンテストは沖縄ならではのオリジナリティ溢れる斬新なMICEプランや演出を表彰するもの。表彰部門は「会議運営部門」「パーティ演出部門」「メモリアルグッズ部門」の3部門。多数の応募のなかから、すでに商品化されているものあるいは商品化への具体性のあるプランが選出、表彰された。
「会議運営部門」で優勝し、表彰されたのは(有)神村酒造。アフターコンベンションまたインセンティブ向け企画として、参会者は夜間でも、原料米から泡盛ができるまでの工程をガラス越しでなく実際に蔵内で見学できる。また、記念のオリジナルボトルの作成や、同社の敷地内でパーティを開催することができるといったプラン。
「パーティ演出部門」では(株)DMC沖縄の「沖縄テーマパーティプラン」が優勝。沖縄一色のユニークな会場装飾とストーリー演出、アトラクションの組み合わせが基本になっているプランで、沖縄の主要ホテルのバンケットなどどこにでもフィットする装飾アイテムをレンタルで提供することにより、会場演出コストを大幅に削減し、環境負荷を抑えることができる。
また「メモリアルグッズ部門」でもDMC沖縄の「うちなーむんトランプ」が優勝。うちなーむんトランプは、同社が企画し、県内企業が企画・デザイン・制作した沖縄ゆかりの絵柄をトランプの絵札や数札に用いたジャイアントトランプ。沖縄を訪れた企業のインセンティブツアーやパーティなどでチームビルディング(チームワーク醸成の行事)のためのゲームなどで使用することを想定。
2部門で表彰されたDMC沖縄の徳田博之社長は、「今後も沖縄MICEを盛り上げるためにさまざまなオリジナルプランを積極的に提案し続けます」と語っている。
名刺管理の技術応用、来場者の受付対応をサポート(10/12)
名刺ソリューションを提供する(株)ビジカ・ビジネスシステムは、名刺管理専用端末BusicaFEを用いた「大規模展示会来場者システム」を開発した。
同システムは展示会場受付の端末から名刺データをサーバーに自動転送して集中管理することで、受付での対流や混乱、名刺紛失のリスクを防ぎ、スムーズな受付対応をサポート。来場者の確認をリアルタイムで行なうことや、来場者リストの出力も可能で、展示会運営の省力化と来場者重視のサポートを実現する。9月8日から10日までポートメッセなごやで開催された「ENE―WAY2010」で初めて導入された。
詳細についての問合せは同社(TEL:03-5812-4361)まで。
オーディオ&ホームシアター展、秋葉原で多拠点展開(10/1)
(社)日本オーディオ協会は、11月21日から23日までの3日間、秋葉原UDXおよび富士ソフトアキバプラザの2会場をメインに多拠点で「オーディオ&ホームシアター展 TOKYO」を開催することを発表した。
同展は、1952年に「第1回全日本オーディオフェア」として開催以来、「オーディオフェア」、「オーディオエキスポ」、「A&Vフェスタ」と名称を変更し、約半世紀にわたり日本のオーディオ文化の発展・普及に目的に開催してきた。「A&Vフェスタ2009」では、59社の出展と来場者2万7000人を集めている。
秋葉原での開催は2回目となるが、コンシューマー向けのオーディオ・AVイベントとして、プロモーション拠点としてはもちろん、オーディオファン、産業振興のため開催するとしている。
今回は「魅せます“良い音と映像”のある快適空間」をテーマに、4つの基本展開として、(1)探そう!本物のスピーカーサウンド世界、(2)最新映像(3D)技術と音場新体験(進化する、音と映像の立体化)、(3)見えてきた!高音質音源の新技術(高音質配信音源のすべて)、(4)録ってみよう!生の音源(体験できる生録のすべて)を予定している。
出展者数は会場内63社・団体、会場外17社・団体を予定している。
入場料は無料(一部イベント有料)。来場者は4万人を見込んでいる。
その他、詳細については事務局(TEL:03-3813-1726)まで。
3周年特別企画で「皇室の御料車展示」…鉄道博物館(10/14)
鉄道博物館は今年10月の開館3周年を記念して、10月9日から来年1月16日まで特別企画展「御料車~知られざる美術品~」を開催する。
御料車は天皇・皇后両陛下や皇太子殿下が乗車される専用車両。明治、大正、昭和それぞれの時代の最高の車両製造技術と内層美術でつくりあげられ、動く美術品とも称されており、鉄道史、美術工芸史として大変貴重なもので、公開されることはほとんどなかった。
同展では三期にわけて合計130点の美術工芸品の数々を展示する。
詳細については同館広報(TEL:048-651-0088)まで。
JVR協会、岡山で第31回総会を開催(10/16)
日本映像機材レンタル協会(=JVRA/佐藤一男会長)は10月1日、岡山市のホテルオークラ岡山で、第31回総会を開催した。
総会には正会員38社中、29社が出席。平成22年度会計報告/INFOCOMM2010視察ツアー、業務担当責任者会議などの事業報告/会員動向報告/23年度事業計画・予算案などについて審議、可決された。
理事・役員については、佐藤会長((株)教映社代表取締役社長)、石渡登副会長((株)光和代表取締役会長)、中島聖仁副会長((株)アイレント取締役会長)は続投、新理事に宮田昌利氏((株)光映堂シーエーブイ代表取締役社長)、小室光明氏((株)シネ・フォーカス代表取締役社長)が就任した。また、(株)映像センターから選出されていた高嶋宏昌理事(同社代表取締役会長)は、大村一彦氏(同代表取締役社長)に交替した。新年度からの正事務局は(株)ユーリンク(鵜澤明代表取締役)が務める。また、次回の総会開催地は、福岡市に決定した。
総会後は、映像機器メーカー会員も加わり、総勢81名が参加しての懇親会が開かれた。その席で佐藤新会長は「厳しい経済状況が続くが、国を挙げてのMICE産業の推進など、追い風も吹いている。イベントやコンベンションにおけるビジュアル演出への期待はますます高まっており、会員相互が協力して、映像の素晴らしさを伝え、活躍の場をひろげていこう」と語った。
日本の外国人訪問者数、世界33位に(10/18)
日本政府観光局(JNTO)は10月8日、「JNTO国際観光白書2010」を発行した。
白書では、世界の国際観光の動向や訪日旅行主要市場の旅行動向、JNTOの事業活用や取組みを紹介。その中で2009年の世界の国際観光客数は6年振りに減少し、フランスが1位(7420万人)で日本は33位(679万人)という結果が報告されている。
また、訪日旅行者の動向をみてみると、世界的な景気低迷にもかかわらず、中国からの出国者は2009年に180万人増を記録。訪日客も微増で、2年連続で100万人台を記録した。
フランス人にとって日本は世界第40位の旅行地であるが、日本の伝統文化やアニメを代表とするポップカルチャーが注目を集め、日本人気が上昇しているという。09年の訪日客は減少したものの、観光客は前年比、4.4%増を記録した。