【レポート】「Interop Tokyo 2023」が幕張メッセで開催

6月14日(水)から16日(金)、幕張メッセでInterop Tokyo 2023が開催された。

オンライン開催は7月3日から31日となっている。

主催はInterop Tokyo 実行委員会。

Interop Tokyoはインターネットテクノロジーの展示会。439社・団体が展示・講演を行い、技術動向とビジネス活用のトレンドを会場でのデモンストレーションやセミナーを通じて伝えていた。

同時開催展はデジタルサイネージジャパン2023、APPS JAPAN 2023に加え、今年は画像認識AI Expo 2023が開催された。

基調講演ではChatGPT、画像生成AIなどAIに関する話題が多く語られていた。

なお、来年のInterop Tokyo 2024は2024年6月12日から14日、幕張メッセで開催が予定されている。

6月14日に行われた基調講演では、実行委員長の村井純氏(慶應義塾大学教授)とプロデューサーの大嶋康彰氏(ナノオプト・メディア社長)が登壇し、Interop Tokyo 30回記念セッション “To the next 30 years”を行った。講演でITイノベーションの30年の歴史とInteropのファウンダーであり昨年12月に逝去した高橋徹氏との思い出を振り返った。

今回はインターネットが宇宙空間に広がることで生まれるビジネスチャンスを探る特別企画「Internet x Space Summit」を実施。この分野で今後、日本の技術が活躍できる可能性に触れ、村井氏は「夜空で月が出ていたら、あそこは自分たちのビジネスドメインだと思っていただくといいだろう」と結んだ。