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【インタビュー】データドリブンと工数削減でビジネスイベントの効果を最大化【EventHub(イベントハブ)】

EventHubはイベント運営に必要な機能を1つのツールで完結できるイベントプラットフォーム 「EventHub」を提供している。これまでに手掛けたイベントは2000件を超えるという。今回は代表取締役CEOの山本理恵氏に話を聞いた。

(本記事は2023年5月31日発行 雑誌「EventBiz」特集】イベントのDX化とハイブリッド/オンラインイベントより抜粋した記事です)

ビジネス上の目的を達成すること

 
─EventHubの強みは

一つは、ハイブリッド・オフライン・オンラインに関わらず、イベントの実績が多いところです。

EventHub はコロナ禍で使い始めた方が多いので、オンラインに強いと思われている方が多いのですが、実は最初はリアルイベントの DX を進めるサービスとして2018年に始まったものでして、オフラインイベント専用の料金プランもあるんですよ。

オンライン・オフラインの使い分けも簡単で、即日導入も可能です。

二つ目は、マーケティングや営業の成果を高めることに注力している点です。主催者は「リードを獲得したい」「関係を構築したい」「ブランディングにつなげたい」など、様々な目的があってイベントを開催するわけですが、準備や運営に追われる中で「イベント自体を成功すること」が目的になってしまうことがあります。

EventHub はいかにマーケティング効果が高かったか、営業効果が高かったかなど、成果を可視化できることが特徴です。

イベント参加者の満足度が高いことも大切ですが、ビジネス上の目的を達成することが重要だと我々では考えており、その点についてはこの半年でかなり機能を強化しました。

いくつか例を挙げるなら、まずはアンケート回収率を高める機能。これはツールとノウハウ提供の両面からサポートしており、実際に結果を出しています。

次にVIPの来場時、営業担当にプッシュ通知を送る機能。オンラインでもオフラインでも大切なお客様がいらっしゃったら、営業担当としてはお出迎えに行きたいものですよね。

またイベント参加者の膨大な情報を管理するため、SalesforceなどMA・SFAとの連携を進めており、ご好評いただいています。

2023年に求められているもの

 
─去年からの変化は

ハイブリッド開催とオフライン開催のお客様が増えています。ハイブリッド開催では、オンラインで参加する来場者とオフラインで参加する来場者の体験を、いかにシームレスに一体化させるが重要です。その運営フローもスムーズにできないといけません。

またハイブリッド開催でオンラインとオフライン、どちらも準備するのは主催者にとって大きな負担ですが、その工数を削減するという点でもEventHubはお役に立てていると思います。

今年はオフラインイベントも増えています。臨場感や体験、何よりも「人に会える」というのがオフラインの良さだと思いますが、EventHubには事前にイベントの参加者をアプリ内で閲覧し、「当日会場で名刺交換させてください」と約束を取り付けることができる交流機能があります。

これはオフラインでの体験を良くするだけでなく、来場率を高めるという効果も検証ができています。

また今年もウェビナーのニーズは高く、引き続きセミナーはオンライン上で開催するというお客様も多いです。

─オンライン開催に向いているイベントは?

来場者との距離が遠い場合や、来場者が非常に忙しい場合ですね。例えばお医者様向けのイベントなどがそれにあたります。

また、ダイバーシティ&インクルージョンが重要視される昨今、「特定の時間に会場に足を運べない来場者にも公平に参加の機会を提供できる」という点で、オンラインを選択する企業もあります。

商材や、どんな地域のどんな人にリーチしたいのか、広く集客して多くの方に知ってもらいたいのか、人数が限られてもいいから深い交流をしたいのか、目的によって変わると思います。

テクノロジーの力で成果を可視化

 
─これからのイベントに対して、どのように取り組んでいかれますか?

我々は「デジタルテクノロジーを使って工数を削減し、業務を効率化していくこと」と「イベントのマーケティング効果や営業効果を高めていくこと」の2点に力を入れています。

イベントの分野はデータの活用やデータドリブンな分析が進みづらい領域だったと思うのですが、我々はしかるべきソリューションテクノロジーを使って豊富なデータを分析し、それをベースに成果を高めていくことができます。

イベントは他のマーケティング手法と比べて深い体験を提供するものです。お客様が広告やウェブサイトを見る時間は数秒かもしれませんが、セミナーや展示会でお会いするというのは、お客様の時間を長時間頂くことになります。

それなのにイベント後、優先順位つけずにリストの上から営業したり、「参加ありがとうございました」と画一的なメールをお送りしたり、各お客様に合ったコミュニケーションをできているかというと、まだまだなところもあると思います。

我々のサービスをご利用いただくことで、お客さんに合ったアプローチの仕方を実現できればと考えています。

─最後に一言お願いします

テクノロジーの力を使って「ビジネスイベントは成果が出るんだ、意味があるんだ」ということを可視化することで、企業がこの領域に投資できるようにとか、そういった意思決定にまでつなげられる支援がしたいと思っています。

イベントを開催したのに、開催することで精一杯になり「すごく大変だったけど成果がなんとなく見えづらいし、お金もかかるから次年度はやめておこう」となってしまっているケースは多いのではないでしょうか。

それはすごくもったいないことだと思います。ちゃんとやれば成果が出る領域ですし、データで我々がそこを可視化して、成果を高めるということをすれば、どんどんイベントの数も増えていきますし、より多くの会社がこの領域に投資するようになりますし、そこまでしっかりできるようなサービスに育てていきたいと考えています。

なお自社イベントも頻繁に開催しており、6月8日にはカンファレンスを開催いたしました。またウェビナーは、毎週のように開催しております。ご興味ある方はぜひご参加いただけると幸いです。

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ニトムズのサステナブルな「コロコロeco」(JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2023)

ニトムズは8月24日から26日の3日間、幕張メッセで開催の「第59回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2023」(主催:日本DIY・ホームセンター協会)で、新製品の環境にやさしい「コロコロ」を出展した。

これは掃除ツール「コロコロ」を環境への負荷が少ない仕様に改良したもの。パッケージを紙素材に切り替え、印刷にはバイオマスインキを使用している。また、製品そのものの素材にもこだわり、粘着剤の一部にバイオマス材を配合し、テープ基材には再生紙を採用した。さらに従来、3本入りだった製品を2本にし、その分テープのロールを1.5倍に増やすことで、テープ芯の使用と廃棄量の削減につなげている。売上の一部を「緑の募金」へ寄付し、森林の保護や子どもたちへの森林環境の教育へ貢献する。ユーザーの使いやすさにもこだわり、カット幅を改良し、シートの切りやすさを向上させている。

日本初開催、デフリンピックの会場が決定【2025年11月】

4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であるデフリンピックについて、8月22日、大会ビジョンと21競技の会場が発表された。

2025年に東京で開催されるデフリンピックは、日本では初めての開催であり、また1924年にパリで第1回デフリンピックが開催されてから100周年の節目となる大会となる。

正式名称
日:第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025
英:25th Summer Deaflympics Tokyo 2025

大会期間 2025年11月15日~26日(12日間)

参加国 70~80か国・地域

選手数 約3,000人

競技数 21競技

<実施競技・競技会場等>

1 陸上 駒沢オリンピック公園総合運動場 等
2 バドミントン 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3 バスケットボール 大田区総合体育館
4 ビーチバレー 大森東水辺スポーツ広場
5 ボウリング 東大和グランドボウル
6 自転車(ロード) 日本サイクルスポーツセンター(静岡県)
7 自転車(MTB) 日本サイクルスポーツセンター(静岡県)
8 サッカー Jヴィレッジ(福島県)
9 ゴルフ 若洲ゴルフリンクス
10 ハンドボール 駒沢オリンピック公園総合運動場
11 柔道 東京武道館
12 空手 東京武道館
13 オリエンテーリング 日比谷公園、伊豆大島
14 射撃 味の素ナショナルトレーニングセンター
15 水泳 東京アクアティクスセンター
16 卓球 東京体育館
17 テコンドー 中野区立総合体育館
18 テニス 有明テニスの森
19 バレーボール 駒沢オリンピック公園総合運動場
20 レスリング
(フリースタイル) 府中市立総合体育館
21  レスリング
(グレコローマン) 府中市立総合体育館
開閉会式 東京体育館

<大会ビジョン>
(1)デフスポーツの魅力や価値を伝え、人々や社会とつなぐ
(2)世界に、そして未来につながる大会へ
(3)“誰もが個性を活かし力を発揮できる”共生社会の実現

【10月下旬】23区内唯一のサーキットコース「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」開業へ

トムスは、モータースポーツとテクノロジーが融合したエンターテインメント施設「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」を2023年10月下旬に東京・ベイエリアに開業予定だと発表した。

施設の立地は、複合施設「パレットタウン」跡地の一部で、現在再開発が進む東京臨海副都心エリアに位置する。

EV(電動)レーシングカートをメインとした都市型サーキットで、東京23区内では唯一の※モータースポーツ・サーキットコースとなる。

※トムス調べ(2023年8月時点)、東京都23区内におけるサーキットコースとして

当施設は、レーシングカートの国内大会「全日本カート選手権」でEV部門の車両開発を手掛けるトムスが専用に開発したEVレーシングカートとシミュレーターを使用し、屋外および屋内コースで、都市型レーシング体験とVRなどによるe-Motorsports体験を提供する。

屋内コースではプロジェクションマッピングなど新技術を活用した今までにないドライビング体験を演出するほか、キッチンカーによる飲食、ラウンジやサウナなどの併設も計画しており、モータースポーツファンからファミリー層までが一日中楽しむことのできる空間を目指している。

EVカートは、「静音」「排出ガス無し」「デジタル制御」という特性を持つことで、騒音の軽減、環境負荷の低減、安全性の向上を実現でき、今まで郊外という立地に限られていたサーキットを都市部に作ることが可能になったという。

利便性の高い立地で、夜間の営業も可能なことから、インバウンド観光や夜間観光(ナイトライフ観光)の促進も期待される。

今後、CITY CIRCUIT TOKYO BAYでは、ゲーム、映像、音楽、メタバースなどあらゆるテクノロジーを取り入れ、eスポーツとのデジタルツインを推進することで、一層革新的なエンターテインメント体験を提供していくという。

また、トムスは共同企画を行なった乃村工藝社と共に、モビリティエンターテイメントの拡大に向けて、当事業の全国への展開も検討している。

360度から肉眼で体験できるホログラフィックサイネージ「brightvox 3D」

映像装置の研究開発を行うブライトヴォックスは昨年12月より、展示会やイベントを対象に、肉眼で全方位から映像体験ができるホログラフィックサイネージ「brightvox 3D」のレンタルを行っている。今回、その特徴や活用シーンについて話を聞いた。

左から取締役CTO笠原亮介氏、代表取締役CEO灰谷公良氏、取締役CPO北川岳寿氏

 

3Dをバーチャルから現実へ
「SF映画の世界を再現したい」

―貴社の事業内容について教えてください

当社は2022年設立した会社です。元々はリコーの社内外統合ビジネスコンテストTRIBUS社内起業家チームで、2022年4月にカーブアウト(分離・独立)しました。

事業としては、円柱状のホログラフィックディスプレイ「brightvox 3D」の研究開発と、それを使ったイベントサービスの提供を行っています。基礎研究から製造までを一気通貫で行っているのが特徴です。

イベントサービス面でも運搬から設置・設営、補修までトータルでやっており、最近では経済産業省の「出向起業等創出支援事業」や、東京都の「未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト」などに採択され、遊園地やアートイベント、サッカーイベントなどでも活用が進み、少しずつ注目度が高まっていると感じています。

―brightvox 3Dのコンセプトについて教えてください

分かりやすく言うと、SF映画でよく見かけるホログラム演出を現実でも可能にしようというコンセプトです。街中のいたるところに3Dのキャラクターや広告が浮かんでいるシーンなどは皆さん見たことがあるのではないでしょうか。

コロナ禍をきっかけに、最近ではバーチャル空間で開催されるイベントがすごく盛り上がっていて、仮想現実である「メタバース」が注目を集めたこともあり、アバターやバーチャルヒューマンなど魅力的な3Dコンテンツが数多く登場しています。それらの3Dコンテンツをbrightvox 3Dによってリアルの世界に持ってくることができれば、リアルな場のイベントは今以上に盛り上がると思っています。

 

3Dコンテンツをそのまま投影し
大人数が同時にコンテンツを体験

―3Dホログラムを投影できる装置は最近目にする機会が増えましたが、brightvox 3Dの強みはどこでしょう

3Dコンテンツをそのまま投影することができる点が強みだと考えています。従来の3Dホログラムの座標軸はX軸とY軸のピクセルで、3次元のものであっても一度2次元に変換する必要がありました。ところがbrightvox 3Dの座標軸はX軸とY軸に加えZ軸のあるボクセルになっていて、奥行きのある映像を表現することが可能です。

よくある裸眼立体システムの弱点として、正面から見るとしっかり3Dに見えるのに、少し横にずれると途端に3Dに見えなくなるという点があげられます。それに対し、brightvox 3Dが描く3D映像は上から見ても下から見ても、回り込んで見てもちゃんと3Dに見えるのが画期的です。

映像の向こう側も透過して見えるため、例えばアニメキャラクターのようなIPコンテンツを会場に登場させることにより、現実と一体化したような映像演出で盛り上がりを生み出すことが可能となります。

―活用シーンについて、具体的にお聞かせください

現在は展示会や遊園地に置かせていただき、効果計測を行っています。最も期待される効果はプロモーション効果で、それほど大きくない両手で持ち運べる程度のサイズでも、設置することで多くの方が足を止めて見入ってくれました。

似たような3D体験としてはヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着するXRがあり、視界いっぱいに広がる大迫力の映像による臨場感はほかの追随を許さないほどですが、数万人が訪れるような展示会やイベントではごく限られた人数しか体験できないのがネックです。brightvox 3Dならデバイスの装着が不要で、近くを通った人全員が体験できるという即時性を有しているのも強みです。

 

大規模言語モデルによって
3Dキャラとの対話を実現

―今後の展望についてお聞かせください

最近の面白い事例として、3Dアバター店員による接客というものがあり、大規模言語モデルを作り、音声認識を行うことで対話ができるというデモを制作しました。プリセットではなく、こちらの言葉に対し回答を生成しているので、3Dキャラクターと本当にコミュニケーションをしている実感を現実空間と同じ3D演出で体験することができます。

そのほかにもバーチャルタレントやeスポーツ、スポーツなど幅広い分野に対し、brightvox 3Dによる新しい体験を提案できると考えています。映像のサイズは現在高さ20㎝程度ですが、最近の調査でもっと大きいものや小さいものの需要があることも分かってきましたので、ニーズを見定めて最適なソリューションを提供していきたいと思います。

「スズモフェア2023大阪」9月マイドーム大阪で~おむすび試食展示「鈴乃家」復活~

鈴茂器工(本社:東京都中野区、代表取締役社長:鈴木美奈子)は2023年9月13日、14日の2日間、マイドームおおさか1階展示ホールAで「スズモフェア2023大阪」を開催する。8月7日より来場事前予約の受付を開始した。

今年5月に新型コロナウィルス感染症が第5類に移行したことで経済活動が活発化し、インバウンド需要も増加。外食産業をはじめとした“食の提供”に関わる市場も活気を取り戻しつつある。同フェアではアフターコロナだからこそ、実際に見て・触れて・食べて・体験できる展示を実施する。

「スズモフェア2023東京」のようす

過去に大盛況だった、おむすび試食展示 “鈴乃家(すずのや)” が復活
以前のスズモフェアでは、同社機械を活用したメニューの提案と共に、その美味しさを実感するための試食も行っていた。その代表的な例が“鈴乃家”だ。しかし、2020年以降のスズモフェアでは、新型コロナ対策のため、鈴乃家を含む試食を自粛していた。

今回、衛生面に十分に配慮した上で“鈴乃家”が復活する。トレンドを加味した明日から使えるアイディアとしてFuwarica+オプションを使用して作るおむすび等のご提案・試食を実施。実際に見て・触って・食べて、Fuwaricaで作るおむすびの美味しさを感じてもらうことで、顧客の新しい価値発見に結び付ける。

実際のオペレーションに則した機械のデモンストレーションを体験可能
スズモフェア2023大阪では、ユーザーのオペレーションに則した機械のデモンストレーションも体験できる。同社営業担当者がアテンドし、機械の説明を行う。実際に機械を操作し、使い勝手などを確認することも可能。

会場内は外食業態ゾーン、小売業態ゾーン、Fuwaricaゾーン、海外ゾーン等、業態別にエリアを構築。それぞれスズモの機械を活用して作ることができる新メニューや販売方法などを提案する。大小40台以上の米飯加工ロボットがデモンストレーション付きで、見て、触れて、体験できるため、さまざまな業態のユーザーの“カチ”発見を促進する。

新たな来場者事前登録システムの活用
スズモフェア2023大阪では、新たな来場者事前登録システムを導入している。来場者の待機時間を最小限にし、スムーズに案内を行う。

また、ウェイティングゾーンでは会場案内図や鈴茂器工の歴史、SNSで話題となった記事・動画などさまざまな展示を行い、待機時間も楽しい時間を過ごしてもらえる工夫をほどこしている。

スズモフェア2023 コンセプト ―― カチをカタチに / Value Creates Win ――
“カチ”という抽象的であいまいなものを、スズモグループおよび出展協力企業の製品・サービス・そしてヒトやノウハウを通じて、できうる限り可視化・具現化していくことにチャレンジする。スズモフェアという空間が、「食の提供」に関わる企業の課題や想いに向き合い、更に新しい“カチ”を創造していく場となるようにとの想いがコンセプトに込められている。

【レポート】東京ビッグサイトで「第23回 JAPANドラッグストアショー」が開催

8月18日(金)~20日(日)の3日間、東京ビッグサイトで「第23回 JAPANドラッグストアショー」(JAPANドラッグストアショー2023)が開催された。

(同時開催の「JAPANドラッグストアショーforビジネス」は8月19日までの開催)

JAPANドラッグストアショーは、セルフメディケーションの更なる理解促進と啓発のための情報発信をするとともに、健康や美容、生活に役立つ製品等を一堂に展示し、見て・体験できる展示会。

主催は日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)

出展社数は475社、来場者数は合計58,872名だった。

<出展ゾーン>
①フェムケアゾーン・・・月経・PMS、妊娠・産後、セクシャルウェルネス、女性用サプリメントなど
②食と健康ゾーン・・・健康食品、保健機能食品、栄養補助食品、機能性表示食品、美容食品、介護食など
③ヘルスケアゾーン・・・医薬品、医薬部外品、医療用品、検査キット、健康器具、サニタリーなど
④ビューティケアゾーン・・・ヘアケア、ボディケア、ハンドケア、ネイルケア、化粧品、美容雑貨など
⑤SDGs ゾーン・・・SDGs に根差して製造開発された商品、環境配慮商品、エコ包装など
⑥ライフケアゾーン・・・体温計、血圧計、機能性ウエア、マッサージ関連器具、シニア介護など
⑦ホームケアゾーン・・・日用消耗品、台所用品、トイレ用品、バス用品、紙製品、洗濯用品など
⑧ペットケアゾーン・・・ペットフード・飲料、ペット用サプリメント、アクセサリー用品、ケア用品など
⑨エンジョイライフゾーン・・・文房具、事務用品、モバイル用品、生活雑貨、レジャー用品など
⑩フーズ&ドリンクゾーン・・・一般食品、飲料、菓子、レトルト食品、缶・瓶詰、冷凍食品など
⑪ストア&ファーマシーソリューションゾーン・・・店舗什器、店舗内装品、POS レジ、分包機など
⑫その他ゾーン・・・業界関連媒体、書籍、各種学校など

アリナミン製薬は「疲れからの脱出」をテーマに、脱出ゲーム風アトラクションを用意、参加者に疲労の回復・予防に効く「アリナミンメディカルバランス」をプレゼントした。また、漫画作品とコラボしたフォトブースで撮影しSNSで拡散した人に向け、寝る前に飲む「アリナミンナイトリカバー」を配布した。

久光製薬は「フェイタスシリーズ」をメインにブースを出展した。つらい痛みに効く成分ジクロフェナクナトリウムの知名度アップのため「ジクロの力」にみたてた赤い玉を痛みスポットに向けて投げるミニゲームコーナーを設置。行列ができていた。

ジェネリック医薬品の研究・生産などを手掛ける沢井製薬は「近未来の健康管理」をキーワードに、4つのアプリやソリューションを紹介。


医療施設向けの個人防護具(PPE)をはじめ、食品衛生法適合のディスポ(使い捨て)手袋や作業用・家庭用の手袋など、衛生用品の総合メーカー宇都宮製作は『ウツノミヤ宣言』をキーワードに、持続可能な社会を実現するための様々な活動を行っている。今回はバイオマス手袋を展示。

陳列機器の総合メーカーである中日販売株式会社は、「人に優しく、地球に優しい」をキーワードに、繊維リサイクルによる備品・什器(環境負荷低減)や、限られたスペースを有効に利用できる備品・什器(省力化)などを紹介。店舗内でそれらを利用することで、分かりやすく社内・社外へ向けてSDGs達成への取り組みをPRできるという。

フェムケアゾーンでは女性特有のライフケアに関する全ての商品やサービス、システムが一堂に集まり、ゾーン内主催者コーナーがフェムケアを”学ぶ”体験コーナーも実施した。

今週の展示会スケジュール(8/21~8/27)

8/21~8/27 開催の展示会

▽千葉

8月24日(木)~26日(土)
幕張メッセ
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2023

▽東京

8月22日(火)~23日(水)
東京ビッグサイト
バックオフィスDXPO
https://dxpo.jp/real/box/tokyo/

8月23日(水)~25日(金)
東京ビッグサイト
第25回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー

8月24日(木)~25日(金)
東京ビッグサイト
営業・マーケ/広告・販促/店舗・EC DXPO
https://dxpo.jp/real/fox/tokyo/

▽大阪

8月24日(木)~25日(金)
コングレコンベンションセンター
チャイルドケア

 

 

 

「あいちモノづくりエキスポ 2023」10月Aichi Sky Expoで開催

あいちモノづくりエキスポ 2023実行委員会(会長:大村愛知県知事)は、新あいち補助金を活用して各補助事業者が取り組んできた研究開発・実証実験の成果を一堂に集め、事業化や販路・取引拡大につなげることを目的に、成果展示・商談会「あいちモノづくりエキスポ 2023」を10月5日と6日の2日間、Aichi Sky Expoで開催する。

企業による研究開発成果の展示・商談に加え、大学や研究機関によるブース展示や、注目されるモノづくり分野において第一線で活躍されている有識者による講演会などを行う。

新あいち補助金事業実施企業114社(155小間)の出展に加え、企業との連携を推進する大学・研究機関10団体(13小間)、県内公設試験研究機関や公益財団法人科学技術交流財団等を含む主催者エリアに出展する11機関(26小間)の計135団体が194小間の出展を予定している。

公式サイト上のマッチングシステムにより、イベント会場にて出展者と来場者とのマッチング・商談会を行う。商談スペースも数多く設置する。

愛知県では、次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギー等、今後の成長が見込まれる分野において、企業等が行う研究開発・実証実験を支援する制度「新あいち創造研究開発補助金」(新あいち補助金)を2012年度に創設し、これまで905 件の支援を行ってきた。

2024年の新規産業展「AXIA EXPO」プレイベントを10月愛知で開催

日刊工業新聞社は愛知県ならびに中部圏水素利用協議会などと構成する実行委員会を組み、「次世代型スマートシティ」をテーマとした「AXIA(アクシア)EXPO 2024」を2024年6月にAichi Sky Expoで開催する。

開催に向けた気運醸成を図ることを目的に2023年10月5日と6日の2日間、Aichi Sky Expo展示ホールBで「Smart City Park from AXIA EXPO」を開催する。

「AXIA EXPO 2024」の出展分野である「水素・アンモニア」、「次世代通信」、「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」の3分野で先端的な取組を実施している企業が一堂に会し、スマートシティの基盤となる各種技術や製品を展示する。

「水素・アンモニア次世代エネルギー展」ではカーボンフリーな社会の実現に向けて、世界中が注目する次世代エネルギー「水素・アンモニア」に関する製品・技術を、「つくる」、「はこぶ」、「つかう」の3つの観点から展示する。

「次世代通信Tech」ではスマートシティの実現に欠かせない次世代通信規格の実装に向けたインフラ基盤に加えて、それを活用した技術・サービスを展示する。

「GXイノベーション展」では2050年のカーボンニュートラル達成に向けた循環型社会の構築を目指し、GXに関連する製品・技術・ソリューションを展示する。