ホーム ブログ ページ 355

春の季節に  ~京都国際写真祭~

4月23日から5月22日まで、京都市で「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016」が開催される。今年で4回目となる。

同イベントは、京都のロケーションを用いて国内外で活躍する写真家の作品を展示する写真祭。会場は今年リニューアルオープンしたロームシアター京都や虎屋京都ギャラリーなど、京都市内のさまざまな場所で行なわれる。今年は「Circle of Life いのちの環」がテーマ。

会場では、週末ガイドツアーやトークイベント、写真制作を多角的に学ぶマスタークラスなどのプログラムを用意。スタンプラリーやワークショップなどのキッズプログラムも充実している。
会期中には、1日限定で「サステナビリティ(循環型持続可能)な社会」をテーマに掲げたイベントを予定している。オーガニックフードや環境に配慮したマーケットを実施して、テーマである「Circle of Life いのちの環」にアプローチを行ない、大型スクリーンでは、サステナビリティをテーマにした写真・映像作品が映し出される。

そのほか、今後の活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的に開催されるサテライトイベン「KG+」も、寺社仏閣など個性的なロケーションやギャラリーを中心に、京都市内の約30のスペースで同時開催する。

詳細は、http://www.kyotographie.jp/まで。

【全国MICEインタビュー】Vol.1 北海道

札幌・旭川・函館・釧路・北見の5都市および北海道で構成される北海道コンベンション誘致推進協議会では、2015年11月に首都圏の学会主催者・PCO・旅行代理店などを対象とした「北海道MICE懇談会/商談会」を開催するなど、積極的にプロモーションを行なっている。

豊かな自然と都市機能が共存する北海道は、独自の魅力を生かしたユニークベニューやアトラクションを提案することで学会やインセンティブを誘致している。

特に、冬の五輪都市としての強みを生かした札幌のユニークベニュー「札幌市大倉山ジャンプ競技場」は、オフシーズンのサマージャンプを売り出すことに成功したベストプラクティスとも言える。

北海道はアジアや世界で戦うポテンシャルを十分有しており、今後の飛躍が期待される。

→季刊誌「EventBiz Vol.2」より抜粋

2015年12月9日・10日に開催した「第25回国際ミーティング・エキスポ」(IME2015)の取材記事より

【連続掲載】


Vol.2 仙台
Vol.3 福島
Vol.4 千葉
Vol.5 上越
Vol.6 静岡
Vol.7 名古屋
Vol.8 和歌山
Vol.9 滋賀

FOODEX JAPAN 2016  ~開幕オープニングセレモニー~

 

アジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2016」が3月8日に幕張メッセで開幕し、オープニングセレモニーが盛大に開催された。
海外出展国・地域代表や、後援官庁・団体、委員など38名が列席のもと、主催の(一社)日本能率協会山口範雄会長の開会宣言、農林水産省大臣官房審議官の岩瀬忠篤氏による祝辞に続き、テープカットが行なわれた。

また午後には、モデルや栄養士、フードコーディネーターなど職に対する食に対する意識の高い女性たちが「味」「食べやすさ」「パッケージ・ビジュアル」などの視点から食品・飲料の次のトレンドを予測する「FOODEX 美食女子」グランプリ 2016 とママの愛グランプリ2016 の受賞製品を決定し、授賞式を開催した。

「FOODEX 美食女子」グランプリ 2016には、阿部幸製菓の「ココナッツオイルCRISPY BRAIN」や、だるま味噌の「グルテンフリーキヌアクッキープレーン」などが、ママの愛グランプリ2016にはあづまフーズの「パンボール」やエスビー食品の「エスビーカレーの王子様顆粒」などが受賞した。

第41回目となる今年は、78の国・地域から3200社以上が出展し、「アジア水産・冷食展2016」や「和食産業展2016」、「FOOD Pack&Logistics」
が同時開催された。

詳細は公式ホームページまで。

VRコーナーやAIコーナーを新設し体験ゾーンを設置~東京ゲームショウ2016~


コンピュータエンターテインメント協会と日経BP社は9月15日から18日の4日間、幕張メッセで「東京ゲームショウ2016(TGS2016)」を開催する。9月15日・16日がビジネスデイ、17日・18日が一般公開となる。
今年は開催20周年を迎え、ゲームの楽しみ方の多様化や技術の進化により、エンターテインメントの価値が変わりつつあることを受け、今年は『エンターテインメントが変わる。未来が変わる』をテーマに掲げる。

新設コーナーではVR(仮想現実)技術を使った製品・タイトルを展示する「VRコーナー」や「AI(人工知能)コーナー」などが登場。昨年のアンケート結果で不満点として多く挙げられた「試遊が出来なかった」という点を改善すべく、VRコーナーでは主催者企画として試遊エリア「VR体験ゾーン」を設置する。そのほかゲームを競技・スポーツとして捉えるe-Sports(エレクトロニック・スポーツ)コーナーもリニューアルし、出展者によるe-Sports大会を実施できる大型ステージが設けられる。

同展は2013年より、ゲームのマルチプラットフォーム化やBtoB目的の商談増加の影響から出展者数、小間数ともに急増しており、来場者数も2013年以降25万人を超えている。昨年はプレス来場数が過去最大の5000人を超えたことや、出展者と商談するための無料の事前アポイントサービスの利用が1000件に上ったことから有力なプレゼンツールとしての活用が増加している。またドワンゴによる特別協力のもと、同社の運営する動画サービス「niconico」で7月から同展のプロモートを行ない、40小間以上の出展者には会期中公式生放送を無償で配信サポートするなど、会場だけでなく国内外に向けた発信力を強めていく。

出展料金は普通小間パッケージブースが1小間(3m×3m)35万円、ターンキーブースが1小間(2m×2m)17万円など(いずれも税込)。

詳細・申込みはTGS公式Webサイトhttp://tgs.cesa.or.jpまで。
出展申込期限は5月31日。

ペットと共に生きるライフスタイルを提案 ~第6回Interpets(インターペット)~

メサゴ・メッセフランクフルトは、家族の一員としてのペットとの暮らしに焦点を当てた「Interpets~人とペットの豊かな暮らしフェア~」を3月31日より東京ビッグサイトで開催する。年々、ペットを家族の一員として捉える傾向が高まっており、ペットがいるからこそできる暮らしを提案していく。
同社の柏木克哉氏は「初めてペットを迎えたときに、戸惑うことが多かった。家族の一員として生活していくための正しい情報を知りたい」と自身の経験から、ペットと暮らすために必要な情報を一堂に集めた同展を2011年に立ち上げた。


近年、猫グッズの売り上げが好調で、猫カフェが海外でも注目を集めるなど、猫が空前のブームを迎えている。核家族化、女性の社会進出などのライフスタイルの変化からか、猫の飼育頭数が犬を超える勢いだという。
今年は、猫関連の用品やグッズのほか、観賞魚関連の出展が増加するなど、開催スペースを倍に広げての開催となる。

近年は、犬や猫の高齢化も進んでいることから健康に留意したフードやサプリ、被毛や爪を美しく保つビューティ関連の商品も注目されている。

猫好きの祭典「にゃんだらけ」が「プチにゃんだらけ」として最新の猫グッズやここでしか購入できないレアなアイテムなどを取り揃えて新たに登場するほか、愛犬と一緒に遊べる人気のドッグイベント「イヌリンピック」も開催される。
ライフスタイルを提案する展示会を数多く展開する同社ならではのノウハウを活かした、ペットとの生活に焦点を当てた同展。少子高齢化の日本における新しい家族のあり方を提案するとともに、犬や猫が街おこしの起爆剤となるケースもあることから、ビジネスの新しいカタチの発想の場としても期待される。

展示会データ

展示会:第6回「Interpets~人とペットの豊かな暮らしフェア~」
会期:2016年3月31日(木)~4月3日(日)(3月31日はビジネス来場者のみ)
時間:午前10時~午後5時
会場:東京ビッグサイト
公式HP:http://interpets.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/exhibitors/welcome.html

 

【座談会】イベント・ステージ業界で活躍する女性たちの仕事(4)

日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 第5回

 

▲(鈴木さん案件紹介)しながわ水族館 イルカ窓プロジェクションマッピング

 鈴木 仕事を通じて、もっともっとたくさんの世界を見たい、感じたいと思っています。4年後の2020年のオリンピックでは、観客としてではなくオリンピックをつくりあげる一人として、その世界を体験したいです。また、営業としての仕事だけでなく、機材やソフトの使い方ももっと習得して、自分で何でもできる人になりたいと思いますし、今後の流行や新しい仕掛けを考えていくことも大切にしていきたいです。

▲(菅原さん案件紹介)フィッシングショー シマノブース マイクロタイル88面

菅原 これからも現場で仕事をしていきたいです。結婚、出産しても許される限り現場でやってきたいです。仕事の内容自体が、自分の趣味のようになっているところがあって、とにかく現場が好きななんです。

馬渡 自分が何をしたいというより、後輩たちが現場で仕事がうまく回るようにしていけたらいいなと思います。どんな現場でも文句を言ったり怒っている人はいますが、みんなでひとつの目標に向かって仕事をしているので、楽しく仕事したいと思うし、それをうまく伝えて、後輩たちが楽しいと思って長く続けてくれるようになったらいいなと。その役目をしていきたいです。


▲(馬渡さん案件紹介)RHYMESTER TOUR KING OF STAGE Vol.9 プロジェクションマッピング

 

-ありがとうございました。仕事の話をしているときのみなさんの生き生きとした表情が印象的でした。これからのご活躍を期待しています。

 

 

 

 

(掲載誌:平成28年2月29日発行 EventBiz vol.2

 

←その3


◆JVR座談会アーカイブス

第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち

【座談会】イベント・ステージ業界で活躍する女性たちの仕事(3)

日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 第5回

岡田 私は特にこの業界に入りたいという希望があったわけではなく、はじめは株主総会をクライアントに直に提案するための女性営業として採用され、会社としての新たな取り組みということでまずはひたすら電話営業を行なっていました。次に展示会やセミナーを行なっている部署に異動し、現在はもっと幅広い業務を行なう部署にいます。今まで知らなかったことを知ることができたり、私自身がミーハーな部分もあるので芸能人に会えたり華やかな現場へ行けることが魅力で、またひとつの仕事をやり終えたときの達成感は、ほかではなかなか味わえないかなと思います。


菅原
 もともと映像にそんなに興味はなく、たまたま学校の先輩がシーマに入社していたことから軽い気持ちでこの業界に入ったのがきっかけです。とはいえ、意外にも入ってみたら自分に合っていて、面白いなと思っているうちにあっという間に10年経ってしまいました(笑)。急な要求に対応ができ、さまざまなアクシデントを乗り越え、無事に現場が終わったときの達成感をまた味わいたくてがんばれるのだと思います。

 

馬渡 イベントの裏方って面白そうだな、という軽い気持ちでこの業界に入りました。体を動かすことが好きで、ずっと社内で座っているOLは自分には向かないなと(笑)。光和は営業と現場が完全に分かれているのですが、若い現場の子にはお願いしない、みたいなちょっと意固地な営業の方が昔いて、その方に「お願いします」と言われたくて、見返したくてがんばっていましたが、言ってもらう前にその方は退職されてしまいました。みなさんのおっしゃるように現場の終わった達成感は何ものにも変えられないし、来場者の方々が喜んでいる姿を見たときに、この仕事をやっていてよかったなあ、と心から思います。

今の仕事を大切に、そしてさらなる飛躍を

-将来の目標について教えてください。

 岡田 今、花形と言われている営業の部署にいるので、将来一人前の営業マンとして、大きな仕事をしてみたいです。直近の目標としては、スクリーンの多面シームレス※1や、アンコールシステム※2を使用した現場をやってみたいです。今、自分の周りが結婚・出産ラッシュになってきていているので、そういう幸せもいいと思うけれど、仕事を充実させる人生も同じくらいいいなと思います。と言ってもやはり理想は家庭と仕事の両立だと思うので、イベント業界でも少しずつでも女性がどちらも頑張れる流れになっていけばいいなと思います。

※1…複数のスクリーンに複数のプロジェクターで投影した際それぞれの継ぎ目をなくし、1面のように見せる技術
※2…BARCO社製のプレゼンテーションスイッチャー

 

←その2  その4→



◆JVR座談会アーカイブス
第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち

【座談会】イベント・ステージ業界で活躍する女性たちの仕事(2)

日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 第5回



鈴木 私が入社したときには、既にマッピング調整技術が先輩たちによって確立されていたのですが、取り入れた当初は本当に大変だったという話は聞きました。印象に残っているのも同じくマッピングの案件なのですが、去年の夏に、自分で絵コンテを描くところからさせて頂き、CGチームとのコンテンツ制作を進めながら、機材のシステムを考え現場まで収める、全体のディレクションをさせていただいた案件です。自分の頭で描いたコンテンツが大きなオブジェに投影された瞬間はとても感激しました。

 

菅原 初心者でも使えるマッピングソフトを導入して、前日の夜少し触っただけで現場に行き、簡単に使えるはずのソフトなのに逆にうまく投影されなかったりと焦ることがありました。マイクロタイルというリアプロジェクターを初めて導入した時にも、展示会で面数100枚くらい組むことになり、時間がすごくかかってクライアントにまだかと何度も言われたりと悪戦苦闘しました。ぶっつけ本番でやらなければならず、結局なんとかなった案件はとても印象に残っています。


岡田 CMの撮影に関わった案件が印象に残っています。イベントは苦労して作り上げても長くてもせいぜい数日間で跡形もなくなってしまうのですが、CMは長く放送され多くの人の目に触れるので、自分の関わったCMを見るたびにうれしくなります。逆に使われたのかどうか分からない時は悲しいですが(笑)

 

まだまだ女性は少ないけれど、活躍の場はある

―男性が多い職場だからこそ、得したことなどありますか。また、力仕事が多く、男性社会のこの業界で働くことについてどう思いますか。

菅原 現場は体力勝負なのですが私は意外にも大丈夫な体質のようで、力の使い方が身についているのか、入社したばかりの体格の良い男性よりも安心感があると言われます。展示会などの現場では、女性と分かると大工さんなどが親切にしてくれるので、得したなと思うことはあります。

岡田 現場に入ると運営、進行、施工、経師、照明、音響、イベントに関わるすべての部門で男性がほとんどです。会社内はもちろん現場でも女性が少ないので、お願い事をしても聞いてもらえるのでそこは得していると思います。

馬渡 確かに、男性の多い力仕事の現場だからこそ気にかけてもらえることが多いです。女性も入社してきますが、辞めてしまう子が多いです。体力的な問題や、案件によっては急に泊まりになったりもするので、2年が分岐点で、面白いと感じられるかだと思うのですが、私が入社した20年前は現場に女性はほどんどいませんでした。でも最近は見かけるようになりました。

鈴木 そうですね。マッピング調整などテクニカルでもソフトを扱うものは、センスや感性の部分が活かせるので頭脳派の女性が活躍しているように感じます。オペレーションに関しても力仕事ではないですし、女性も活躍できる場と感じます。

 

自己実現と達成感が得られる仕事

 ―映像業界に入られたきっかけと、その魅力を教えてください。

 鈴木 学生時代に海外でマッピングが流行り始め、You Tubeで作品を初めて見てとても衝撃を受けました。日本でも見ることはできないのかと調べてヒットしたのがタケナカでした。そのときイベント映像という業界自体を知り、新しいことに率先してチャレンジしているこの会社で自分も活躍したい、と思ったのが入社のきっかけです。 拘束時間が長かったり、徹夜の現場もありますが、自分の面白いと感じられる仕事をさせてもらえているので、充実した毎日です。医療学会から、ハイブランドのパーティまで本当にさまざまな世界で映像演出は使われています。一個人の人生では見ることのできない、たくさんの世界を見せてもらえることが、私にとってのこの仕事の魅力です。

 

←その1  その3→

◆JVR座談会アーカイブス

第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち

【座談会】イベント・ステージ業界で活躍する女性たちの仕事

日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 第5回

男女雇用機会均等法が制定されてから約30年。女性活躍推進法が成立し、今年4月1日から労働者301人以上の企業では女性の活躍推進に向けた行動計画の策定が新たに義務付けられるなど、女性が社会の中で活躍しやすい時代となりつつある。あらゆる業界・業種ですでに多くの女性が働くものの、体力的なタフさが求められる男性中心のイベント・ステージ映像業界では、活躍する女性たちはまだ少数派だ。とはいえ、多くの異業種の仕事に携わることで世界観が広がり、また映像の力でイベント自体がよりすばらしいものになることを実感し、その仕事に魅了された4名の女性たちがいる。そこで彼女らに仕事に対する想いやエピソードなどを聞いた。

-みなさまの仕事についてお聞かせください。

馬渡 レンタル営業部のテクニカルセンターに所属しています。会社の業務としては主に展示会やセミナーの現場が多いのですが、私個人はライブ関係の現場に出ることが多いです。昔は展示会の現場にもよく出ていましたが、展示会は若い人たちが多い現場なので(笑)。

菅原 テクニカルの部署にいます。会社の業務は展示会やセミナー、式典などを行なっていますが、私は主に展示会の現場を手がけています。ほぼ全ての現場の状況を把握して、誰がどの現場へ行くかなどの仕事の割り振りも行なっています。

鈴木 営業補佐の立場で案件の総合管理を行なっています。幅広いジャンルで営業を行なっている先輩のもとで、ライブから医療機器の展示会まで毎日違う仕事をしています。クライアントと打ち合わせをして、映像演出をどうしたいのかというプランニングを具体化させていくところから、機材選定やシステム考案まで行なっており、社内業務と現場が半々です。

岡田 映像機材をレンタルしているイベント事業本部の第一営業部にいます。第一営業部はショウテクニカルと呼ばれる部門が主で、メーカの新商品発表会や企業の社内イベントなどを営業として担当しています。クライアントから問い合わせを受けて打ち合わせに行くところから、現場の立ち会いまで行ないます。

 


-特に印象に残っている(大変だった)お仕事の事例をお教えください。


馬渡 一番大変だったのはプロジェクションマッピングが流行りだした4~5年前、まだノウハウのない中で使わなければならなかった仕事がとても印象に残っています。一番はじめのマッピングはコンサートに導入したのですが、勉強した上で現場に入ったのにアクシデントに次々と見舞われました。今は技術も機材も進歩したのでそれほど悩むこともなくなりましたが、当時は今ほど簡単にマッピングできる時代ではなかったので、時間はかかるし、できるかできないかというストレスも相当かかりました。

 

 

 その2→

◆JVR座談会アーカイブス

第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち

第2回目「つながり勉強会」を開催 ~JCMA~

日本コンベンション協会(JCMA)は、「第2回つながり勉強会」を1月27日にICSコンベンションデザインの会議室で開催した。MICE業界で活躍する27名が参加した。

今回のテーマは「効果的な情報発信の秘訣」で、(株)Waseiの鳥井弘文・代表取締役が講師となり、ウェブにおける情報発信では、どのような文章が読み手を惹きつけるのか、留意すべき点は何かなど、事例を交えながら講義。

続けてワークショップでは4つのグループに分かれ、「JCMAの新規会員を増やすための3行程度の文章を作成する」を課題に、各グループがディスカッションを重ねた。

勉強会後に実施したアンケートで「異業種の方との交流や普段できない体験をする機会となった」「参考になることが多く、次回もまた参加したい」などの回答が集まった。今後も継続的に実施していく予定。

 

 

 

→第1回目つながり勉強会の記事はこちら