【フォトレポート】有明GIM-EX(ジメックス)

手前に見える待機場兼来場者用臨時駐車場はおよそ320台を収容する。関係者向け駐車場はおよそ55台収容。
世界最大級という約90mのアーチ形屋根とすり鉢状の観客席の名残である逆台形が目を引く。
入り口は東西にあり1階共用部(写真)直線上に2か所。
展示スペースおよそ9,400㎡、天井高はおよそ20m。
キャットウォーク部分から吊り天井装飾も可能。
2階のデッキ床面には桜チップを利用。またデッキから見える北側エリア(写真右手)は海浜公園として今年度中に整備予定。木をふんだんに使った点が評価され、前身の「有明体操競技場」は日本木材青壮年団体連合会が主催する「第23回木材活用コンクール」の優秀賞(林野庁長官賞)に選ばれている。
観客席に使われていた木材は、館内のベンチとして再利用。
主催者控室としても利用可能な2階部分。デッキに出ることができる。
「有明体操競技場」は12,000人を収容する、すり鉢状の観客席が3階から1階にかけて整備されていた。今回は改装工事で観客席を取り払い、展示スペースおよそ9,400㎡を整備した。
東側の入り口に置かれた、ムラールと呼ばれるモニュメント。東京2020大会期間中にはパラリンピック選手村に設置され、大会に参加した選手等が、障害者の権利推進と持続可能な共生社会実現への願いを込めてサインをした。