新企画に参加するスタートアップ企業の募集を開始 ジャパンモビリティショー

日本自動車工業会は、10月26日から11月5日まで東京ビッグサイトを中心に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー 2023)」の新企画について、参加企業の募集を開始した。

新企画「Startup Future Factory(スタートアップフューチャーファクトリー)」はスタートアップ企業の発掘と育成を目指し、未来のモビリティ産業を担うことが期待される企業を対象としたプログラム。ビジネスアイデアのプレゼンテーションと審査を行う「BUSINESS PITCH & AWARD(ビジネスピッチ&アワード)」とブース出展を通じたプロダクトやサービスの展示を行う「Startup STREET(スタートアップストリート)」の2つの企画を実施する。

「ビジネスピッチ&アワード」は未上場企業からの新規事業案を募集し、最も有望な企業を選出するピッチイベント。“ひとりひとりの日常の暮らしが、より快適に、より豊かになる未来”を掲げる「LIFE × Mobility 未来の暮らし」、“エンタメやスポーツ、観光体験のさらなる進化。新たな感動・文化を創造する未来”を掲げる「EXCITEMENT × Mobility 未来の感動」、“あらゆる可能性を守り、支え、維持し続け、誰もが自分らしく生き続けられる未来”を掲げる「INFRASTRUCTURE × Mobility 未来の社会基盤」という、3の募集カテゴリに合致する事業案を持つことのほか、事務局定める条件に合致する企業が対象。審査は有識者で構成される審査委員会により設定され、カテゴリに関して顧客と課題が明確で、既に市場に投下されたソリューションがあり、指数関数的な事業成長が期待できる案件などが評価対象となる。応募期間は2023年6月30日から7月29日までで、書面審査は7月30日から8月31日まで。その後、オンラインで面談審査が9月1日から29日まで行われ、その結果に基づいて予選参加企業が9月29日に発表される。予選は10月2日から11日の間にNewsPicks Studios・UNIDGEオフィス(東京・千代田区)で行われ、60社から15社に絞られる。その後、11月3日または4日のいずれかの日程で「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」内の特設ステージで決勝を行う。グランプリ企業には賞金の授与があり、ピッチの模様は後日、NewsPicksで番組化・配信される予定。

「スタートアップストリート」は「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」内で展開され、未上場で、すでにプロダクトやサービスを有していること、指定された募集枠期間に会場で出展可能な企業である企業が対象。募集枠と日程は、A枠からE枠までの5つで、それぞれの出展期間は2日間。A枠は10月27日と28日、B枠は10月29日と30日、C枠は10月31日と11月1日、D枠は11月2日と3日、E枠は11月4日と5日。各枠には20社の出展を予定している。場所の使用料や基本フレーム代も含んだ出展料は無料。募集期間は6月30日から7月29日までで、参加企業の発表は9月29日に行われる。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」とのテーマ親和性や、競合優位性を中心に選定される。