【レポート】東京ビッグサイトで「第23回 JAPANドラッグストアショー」が開催

8月18日(金)~20日(日)の3日間、東京ビッグサイトで「第23回 JAPANドラッグストアショー」(JAPANドラッグストアショー2023)が開催された。

(同時開催の「JAPANドラッグストアショーforビジネス」は8月19日までの開催)

JAPANドラッグストアショーは、セルフメディケーションの更なる理解促進と啓発のための情報発信をするとともに、健康や美容、生活に役立つ製品等を一堂に展示し、見て・体験できる展示会。

主催は日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)

出展社数は475社、来場者数は合計58,872名だった。

<出展ゾーン>
①フェムケアゾーン・・・月経・PMS、妊娠・産後、セクシャルウェルネス、女性用サプリメントなど
②食と健康ゾーン・・・健康食品、保健機能食品、栄養補助食品、機能性表示食品、美容食品、介護食など
③ヘルスケアゾーン・・・医薬品、医薬部外品、医療用品、検査キット、健康器具、サニタリーなど
④ビューティケアゾーン・・・ヘアケア、ボディケア、ハンドケア、ネイルケア、化粧品、美容雑貨など
⑤SDGs ゾーン・・・SDGs に根差して製造開発された商品、環境配慮商品、エコ包装など
⑥ライフケアゾーン・・・体温計、血圧計、機能性ウエア、マッサージ関連器具、シニア介護など
⑦ホームケアゾーン・・・日用消耗品、台所用品、トイレ用品、バス用品、紙製品、洗濯用品など
⑧ペットケアゾーン・・・ペットフード・飲料、ペット用サプリメント、アクセサリー用品、ケア用品など
⑨エンジョイライフゾーン・・・文房具、事務用品、モバイル用品、生活雑貨、レジャー用品など
⑩フーズ&ドリンクゾーン・・・一般食品、飲料、菓子、レトルト食品、缶・瓶詰、冷凍食品など
⑪ストア&ファーマシーソリューションゾーン・・・店舗什器、店舗内装品、POS レジ、分包機など
⑫その他ゾーン・・・業界関連媒体、書籍、各種学校など

アリナミン製薬は「疲れからの脱出」をテーマに、脱出ゲーム風アトラクションを用意、参加者に疲労の回復・予防に効く「アリナミンメディカルバランス」をプレゼントした。また、漫画作品とコラボしたフォトブースで撮影しSNSで拡散した人に向け、寝る前に飲む「アリナミンナイトリカバー」を配布した。

久光製薬は「フェイタスシリーズ」をメインにブースを出展した。つらい痛みに効く成分ジクロフェナクナトリウムの知名度アップのため「ジクロの力」にみたてた赤い玉を痛みスポットに向けて投げるミニゲームコーナーを設置。行列ができていた。

ジェネリック医薬品の研究・生産などを手掛ける沢井製薬は「近未来の健康管理」をキーワードに、4つのアプリやソリューションを紹介。


医療施設向けの個人防護具(PPE)をはじめ、食品衛生法適合のディスポ(使い捨て)手袋や作業用・家庭用の手袋など、衛生用品の総合メーカー宇都宮製作は『ウツノミヤ宣言』をキーワードに、持続可能な社会を実現するための様々な活動を行っている。今回はバイオマス手袋を展示。

陳列機器の総合メーカーである中日販売株式会社は、「人に優しく、地球に優しい」をキーワードに、繊維リサイクルによる備品・什器(環境負荷低減)や、限られたスペースを有効に利用できる備品・什器(省力化)などを紹介。店舗内でそれらを利用することで、分かりやすく社内・社外へ向けてSDGs達成への取り組みをPRできるという。

フェムケアゾーンでは女性特有のライフケアに関する全ての商品やサービス、システムが一堂に集まり、ゾーン内主催者コーナーがフェムケアを”学ぶ”体験コーナーも実施した。