ゴールデンウィーク中に開催された野外音楽フェスで、強風の影響による開催中止や運営変更の発表が相次いだ。
JAPAN JAM事務局は5月4日、「JAPAN JAM 2026は、強風の影響により、会場内の安全確保が困難と判断した」として、同日の開催中止を発表した。交通機関のダイヤにも大幅な乱れが生じていたことも理由に挙げ、参加者や出演アーティスト、スタッフの安全を最優先にした判断だと説明している。
中止対象となった5月4日の1日券・セット券購入者にはチケット代の払い戻しを実施する。払い戻しの詳細は5月下旬に「Jフェス」アプリおよび公式サイトで案内するとしている。また、事前販売のクロークチケットや、同日受け取り予定だったオフィシャルグッズのプレオーダーについても、払い戻しや配送対応などを行う方針だ。
事務局は前日5月3日の時点で、5月3日・4日は全国的に風が強まる予報が出ており、会場の蘇我スポーツ公園でも強風が予想されるとして、ステージ設備や会場インフラを通常とは異なる形で運用する可能性を告知。特に4日は強い風が見込まれるため、SUNSET STAGE左右のLEDビジョンを撤去することも明らかにしていた。
その後、5月5日の開催については協議と復旧作業が進められた。5月4日夕方の発表では、ステージやテントの一部が破損している状況で、SUNSET STAGEの屋根にも被害が出ていると説明。安全が確保できない場合は、同ステージのアクトを可能な限り別ステージへ振り替える可能性も示していた。
最終的に事務局は、SUNSET STAGEの復旧に目処が立ち、安全に公演を開催できる体制が整ったとして、5月5日は通常のタイムテーブルで進行すると発表した。
5月6日に公開されたメッセージでは、5月4日未明にSUNSET STAGEの屋根を形成していた強化ビニール状の天幕が破れたこと、前日から続く強風が原因だったことが説明された。同日のチケットは早々にソールドアウトしており、4万7000人が来場予定だったという。
同じ5月4日には、大阪・泉大津フェニックスで開催予定だった野外ライブイベント「OTODAMA’26」も、前夜の暴風雨による施工物の損傷を理由に公演中止を発表しており、GW中の野外フェスに強風・荒天の影響が広がった。












