JCDのウェルビーイング展、44社40小間規模で初開催

JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供するJTBコミュニケーションデザイン(JCD)と加工技術研究会は、2024年1月31日から2月2日までの3日間、東京ビッグサイトで「WELL-BEING TECHNOLOGY(略称:ウェルテック)」を初開催する。

同展はひとに寄り添う製品・サービスの総合展示会。「ウェルビーイングにおける環境づくり」にフォーカスし、素材から空間デザイン、センシング技術、ロボティクスなど、幅広い業種の事業開発・製品開発・デザインに携わる方のコラボレーションやコミュニケーションの機会を創出する。

初回は44社・団体、40小間の規模で開催し、視覚・触覚・嗅覚など五感センシングに関する出展製品・サービスを扱う出展者が会場に集結。“みて、さわって、体感”できる展示エリア「ウェルビーイング・ラボ」では、生成AIを駆使したサービスやブレインテックとして知られる脳科学のセンシングデバイス、そして持続的ウェルビーイングをテーマとするハッカソンなどの最新情報が一堂に集まる。

基調講演では大阪大学の関谷毅氏、マツダの久保賢太氏がフレキシブルエレクトロニクスや自動車業界におけるウェルビーイング視点の開発と最新動向について講演。ウェルビーイング研究の第一人者、慶應技術大学大学院の前野隆司氏は、ウェルビーイングを陽に考慮した製品やサービスの設計法について、人々を幸せにする家、地域作り、AI、教育などの具体的なデザイン事例と合わせて講演する。

2月1日は16時より会場内にて業界関係者によるネットワーキングパーティーを実施。業界を牽引する研究者やウェルビーイングな製品・サービス開発に取り組む企業・団体との、新たなビジネスチャンスやコラボレーションの可能性が広がる場として、異業種・異職種間の交流を促進する。

会場ではウェルビーイングな展示会を目指し、商業施設・学校・オフィスの空間づくりをサポートするSEMBA協力のもと、廃材を活用した机や椅子をウェルテックステージや休憩スペースに設置する。