
日本冷凍空調工業会は12月10日に記者発表会を開き、2026年1月27日から30日まで東京ビッグサイトで開催する国内最大級の冷凍・空調・暖房機器展「HVAC&R JAPAN 2026」の開催概要を発表した。
44回目の開催となる今回、東京ビッグサイト東4~6ホールを使用。従来の2ホール(17,020㎡)から3ホール(25,690㎡)に拡大しての開催となる。規模は出展者数224社(前回比150%)出展小間数923小間(前回比120%)で、いずれも過去最大。来場者もこれまで過去最多だった2024年の3万3,513人を超える5万人を目標に掲げる。
これまでは東京ビッグサイト会議棟で行っていたセミナーは、展示ホール内の特設ステージで行われる。特別企画では「スマートビルディングとGXで描くサステナブル建築の未来」、「IoTによる冷媒漏漏えいリスク管理の最前線」、「冷媒循環型経済の実現に向けて(仮)」の3つを実施。
会期初日に会議棟1階レセプションホールで開催されるレセプションパーティでは、出展企業の優れた製品・サービス・ソリューションを選出する「HVAC&Rアワード」授賞式を行う。受賞製品はその後、4ホールと6ホールの入口でパネル展示を実施する。
同工業会の澤井克行会長は「地球温暖化の影響により気温が上昇し、空調設備は人々の健康や生活を守る重要なインフラとして一層需要が高まってきている。また、世界共通課題である2050年カーボンニュートラルの実現に向けては、世界のCO2排出量の4割弱が建築物セクターで、その半分近くが空調関連と言われている」と述べ、業界として脱炭素化に貢献する整備や技術の開発普及を推進することの重要性を説くとともに、HVAC&Rがその一翼を担うと語った。






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