今やイベントの演出に映像は欠かせない存在となっている。 そのわりに映像を支える仕事の魅力は、 思った以上に世間で知られていないのでは? と感じることがある。 映像やイベントの仕事の面白さを広く伝えるには、いま働く私たちが自らの印象をつかみ、情報を発信していく必要があるだろう。
毎年恒例の日本映像機材レンタル協会 (JVRA) との座談会では今回、 協会に所属する各社の入社2年目までのメンバーと開催した。 仕事に対する印象の変化と、 もっと自分たちの仕事を世の中に広めるアイデアについて、 本音で語ってもらった。(文・髙橋 菜月)
[登壇者]
鏡 允太朗さん 銀座サクラヤ テクニカルソリューション Div.
篠藤 拓真さん 光響社 技術部 技術課
萱嶌 咲耶 さん シーマ 技術制作本部 フィールドオペレーショングループEAST
森 慶太 さん シネ・フォーカス 営業本部 事業推進部 事業推進課
映像、ライブ、音響、配信。たくさんの入り口。
─今のお仕事について教えてください
森 皆さんはじめまして。私はシネ・フォーカスに中途で入社し、2年目になります。主に営業とイベント現場の施工管理が担当です。実は前職はパン屋で、パンを焼きながら店長も務めていました。
店長として店舗の演出のためサイネージをはじめとした映像や音響の機材に触れる機会があり、この業界の存在を知りました。演出一つで店舗の雰囲気が大きく変わる瞬間を目の当たりにして、演出に興味が出すぎてしまったんですね。気が付いたらこの業界に入っていました。
鏡 今年の春に銀座サクラヤに入社しました。展示会や企業イベントにおける、映像演出機材の設営とオペレーションをしています。最近は会社に希望を出し、撮影機材のメンテナンスの勉強をはじめました。エンターテインメントイベントの現場にも先輩と入り始めたところです。
映像に興味が出たきっかけは、人に頼まれてバンドのステージの動画を撮影したことです。専門学校でミュージックビデオの撮影を学び、仕事でもライブをはじめとしたエンターテインメントに携わりたくて、今の業界を選びました。
篠藤 光響社で、企業の製品発表会や会議といったビジネスイベントの設営、音響と映像のオペレーションを担当しています。
バンド活動を仲間とやっていたこともあり、音響の機材が昔から身近な存在でした。入社前までは建築の勉強をしていましたが、ずっとやりたかったエンターテインメントと音響を仕事にすると決めて、この世界に飛び込みました。
萱嶌 今の業務は大きく分けて展示会の設営とオペレーションです。企業の株主総会から商業イベントまで幅広く担当しています。シーマに入社し、今年で2年目です。
入社前は音響の専門学校に通っていました。元々は映画の音響に興味があって入学しましたが、途中から配信イベントの魅力にのめり込んでいき、エンターテインメントと映像の仕事を選びました。今日はよろしくお願いします。
(次ページに続く)




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