―今一番覚えたい仕事やスキルはありますか
鏡 映像中継用の機材を使った仕事を覚えたいと思っています。普段の仕事とは違う分野の機材なので、空いた時間にカメラを触っています。
でもやっぱり、今はよく使う機材の使い方を覚えることが優先ですね。実際のイベント現場に行く機会も増えてきて、数日前に急いで新しい機材を勉強しなきゃいけないときもあります。説明書を見ながら、なんとか配線だけはつなげるようして現場に行きます。
森 3D ホログラムの機材の効果的な使い方について模索しています。今はアイキャッチとして機材を動かす使い方が多いのですが、もっと3D ホログラムの特徴を活かしたコンテンツの制作と演出の設計までできるようにしたいです。使いどころがある機材だと期待しているので、大規模展示会やライブで目立つように使われてほしいですね。
篠藤 僕は知識がほとんどゼロの状態から映像の仕事をスタートしたので、ひたすら勉強の毎日です。イベントの現場で先輩に突然、初めての仕事を振り分けられることもあります。だから自分が知らない機材が現場にあって、そのとき自分が使わなくても、いつでも使えるようにこっそり調べて後で予習をします。
アナログの機材についても、ゆくゆくは勉強したいと思っています。仕事で使うのはデジタルの機材が多く、HDMI やSDI ばかり。赤白黄のAVケーブルやBNC 端子のコンポジットは、今ほとんど使いませんよね。でもアナログの機材をベースにデジタルの機材が生まれていて、先輩たちは両方の知識とスキルを積み重ねてきている。だからこそ僕もアナログ機材の知識もつけていきたいと思っています。
萱嶌 LED ビジョンについて知識の幅を広げたいです。LED ビジョンは関連するコントローラーやPC のソフトを最近使う機会が増えてきました。一人でイベントの現場を担当することも多くなり、トラブルがあったときに対応できるようにしたいです。
機材をレンタルしているだけ、じゃなかった。
─入社前と入社後で、映像やイベントに対する仕事のイメージは変わりましたか
森 最初は「ただ映像機材をレンタルする会社」というイメージで入社しました。倉庫から機材を出して窓口で貸し出す、メンテナンスをするといったような。
鏡 僕も同じように貸し出しのみをやっている会社だと思っていました。今の会社を知ったのは学校の企業説明会でしたが、聞いた印象はやっぱり「機材のレンタル屋さん」。入社してから、会場に行って設営したりオペレーションをしたりといった仕事も含まれていると知りました。
エンターテインメント系以外の、企業の製品発表会や会議といった堅いイベントの存在を知ったのも入社後ですね。スーツを着る仕事もあるんだ、と。
篠藤 僕はいかにも現場仕事のイメージというか、深夜の仕事が多いと想像していました。でもいざ入社してみたら、想像以上に昼前に出社して夕方に帰れる仕事だなと。
それと「ザ・オペレーター」の仕事を思い描いていましたが、こんなに直接お客さんと話せる、接客業に近い仕事だとは思っていませんでしたね。
萱嶌 イベント作りの現場の雰囲気は学校の実習を経て、なんとなく分かっているつもりでしたが、学生のときの感覚とはまったく違いました。責任がついて回るということもあり、授業と、1人の社会人として、チームの1人として仕事をすることの差は大きいです。
鏡さんが言っていた通り、イベントといっても知らない分野のイベントもあれば、学生のときにお客さんとして行っていたイベントに仕事で携われる機会もあります。自分が関わると思ってなかったイベントに、今では作る側として参加していることにも、ギャップと驚きがあります。




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