日本政府と大阪府は2025年国際博覧会の大阪誘致のため、6月14日にパリで開催された博覧会国際事務局(BIE)総会で加盟国に対しプレゼンテーションを行った。立候補国は日本、フランス、ロシア、アゼルバイジャンの4国。開催国は来年11月にBIE総会で決定する。

日本は昨年12月に「2025年国際博覧会検討会」を立ち上げ、今年3月まで3度にわたり立候補に向けた国としての検討を行ってきた。4月7日には誘致活動で使うロゴマークを発表し、4月21日には公式ホームページもオープン。4月24日には“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマに、2025年国際博覧会の開催国に立候補し、いよいよ誘致活動に本腰を入れる。

今回のプレゼンテーションでは榊原定征2025日本万国博覧会誘致委員会会長(経団連会長)および松井一郎誘致委員会会長代行(大阪府知事)がスピーチ。
榊原氏は掲げるテーマについて「日本は官民一体でIoTやAI、ロボット、ビッグデータなど革新的技術を最大限活用し、人々の暮らしや社会全体が最適化された未来社会の実現を目指す国家プロジェクト〝Society5.0〞に取組んでいる」として、持続可能な開発目標のフロントランナーとなる展望を述べた。






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