カスタムカーの祭典「東京オートサロン2018」開幕~オークションでは1億7300万の値も【展示会レポート】

1月12日、千葉・幕張メッセで世界最大級のカスタムカーならびに関連製品展示会「東京オートサロン2018(TOKYO AUTO SALON)」(主催:東京オートサロン実行委員会、株式会社サンズ内)が幕を開けた。

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本展は1983年、「東京エキサイティングカーショー」としてスタートを切ったのち、1987年に現在の名称に。36回目を迎えた今回、国内主要自動車メーカー、外国車インポーター、アフターパーツメーカー、カスタムショップなどが出展。800代以上のチューニング・ドレスアップ車両が展示されているほか、各種パーツの展示・販売も行われる。

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開場に先駆けて行われたオープニングセレモニーにはストリートマジック先駆者の一人、巧みなストーリーテラーで知られるCYRIL(セロ)が登場。ときに観客を巻き込みながら展開する数々のマジックと“Live in the moment”(この瞬間を楽しむ)という言葉が見るものを魅了した。。

初日には、国内外の本格カーコレクターを対象としたコレクタブルカー・オークション「東京オートサ ロン・オークション with BH Auction」が初開催。近年、世界的に活況を呈しているコレクタブルカー・オークションにおいて、より日本らしい価値観を創出し、それを世界へと発信するもので、コレクター向けグローバル・オークションハウス「BH AUCTION」(株式会社BHJ/代表・武井真司)とのコラボレーションにより実現した。

オークション直前の記者発表会に登壇した武井代表は、「日本ならではの価値をより高めることをテーマに企画した。厳選された日本の宝物たちが出品され、それに対しどれだけの価値が付くか楽しみだ」と、日本のコレクタブルカーが新たな高みへと昇華することへの期待感を語った。

武井真司代表
武井真司代表

オークションには日産ワークスとして1990年のル・マン24時間レースに参戦したグループCマシンの日産R90CKを筆頭に、希少かつ歴史的な価値のあるレースカーやチューニングカー、旧車など16台がラインアップ。日産R90CKは1億7300万円で落札された。

TOKYO AUTO SALON 2018は1月14日まで開催される。一般公開日となる13日・14日には「GOODRIDE 日本レースクイーン大賞2017 表彰式」や豪華アーティストによる「スペシャルライブステージ」、「東京国際カスタムカーコンテスト2018 表彰式」などの注目イベントが行われるほか、屋外ステージではKen Block氏によるデモランなど寒さを吹っ飛ばしてくれる企画が目白押しだ。

ぜひこの絶好の機会に“スタートダッシュ”を決めて欲しい。

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「東京オートサロン2018」公式ホームページはこちら