加山又造の世界観を現在の技で表現

テレビ東京、グッドスピード、企業家倶楽部は2018年4月11日から5月5日にかけて加山又造アート展「Re 又造 MATAZO KAYAMA」を東京・渋谷区のEBiS303イベントホールにて開催する。


同展では原画作品だけではなく、2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットの会場で展示した陶板美術「おぼろ」を展示、映像演出で世界観を表現。また、身延山久遠寺の天井画「墨龍」を原寸サイズで会場天井に再現する。

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左:陶板「おぼろ」※イメージ、右:身延山久遠時「墨龍」

【加山又造プロフィール】
加山 又造 (かやま またぞう1927~2004年) 日本画家、版画家
日本の美術界100年に一人の天才と言われ、「伝統と革新」を作品制作の軸として、日本の様式美に現代の革新的な手法を取り入れながら独自の表現を生み出した。

1927年9月24日 京都市西陣の和装図案家の子として生まれる。
1944年 京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術工芸高校)絵画科を修了。
1949年 東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科を卒業。山本丘人に師事。
1966年 多摩美術大学日本画家教授に就任。
1973年 第5回日本芸術大賞受賞。
1980年 「月光波濤」で第30回芸術選奨文部大臣賞受賞。
1984年 身延山久遠寺大本堂天井画「墨龍」を完成。
1988年 東京藝術大学美術学部教授に就任。
1990年 パリ・ギャルリー・ド・フランコニーにおいて「加山又造展」が開催。
1993年 中国、北京中央美術館と上海美術館で「日本加山又造美術作品精選展」が開催。
1995年 東京藝術大学美術学部日本画科教授を退官し、名誉教授に。
1996年 大英博物館で「加山又造展」が開催。
1997年 天龍寺法堂天井画「雲龍図」を完成、同年、文化功労者として顕彰。
2003年 文化勲章を受章。
2004年4月6日 都内にて76歳で逝去。

【イベント・チケット 詳細情報】
タイトル: Re 又造 MATAZO KAYAMA
会期: 2018年 4月11日(水)~ 5月5日(土・祝)
11:00~20:00(入館は閉館30分前まで)
※4月11日(水)は13時開館 ※4月16日(月)は16時閉館
会場: EBiS303イベントホール
住所: 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル 3F
料金: 一般2,000円(前売1,800円)(税込)
学生1,300円(前売1,100円)(税込)
※チケットはお1人様1名につき1枚必要
※学生に関しては学生証の提示が必要
※小学生以下無料
※障害者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料
チケット販売: テレビ東京オンラインチケット、チケットぴあ
前売開始日: 2018年2月10日(土)

主催: テレビ東京、グッドスピード、企業家倶楽部
企画・監修: 有限会社加山
後援: 日本経済新聞社
特別協賛: SUBARU
協賛: イセ文化基金、EBiS303、ジャパネット、大和ハウス工業
協力: 大塚オーミ陶業、凸版印刷
お問い合せ: ハローダイヤル 03-5777-8600