よりユーザーに寄り添った会場を目指して 東京流通センター

東京流通センターは2019年1月、第一展示場のリニューアル工事を完了した。そこでリニューアルの経緯と今後のビジョンについて、催事部催事課長の小野はるな氏に話を聞いた。

■リニューアルについて
――リニューアルの概要と、経緯について教えてください

第一展示場の床の張替えや、壁・天井の塗装などを行いました。明るく清潔なホールにすることが目的で、今あるものを化粧直しするようなリニューアルになっています。
またリニューアルと併せて、展示場をより使いやすくすることを考え、第一展示場の搬出入口のサイン看板の更新や、第一展示場内のロールスクリーンの更新といったバリューアップ工事も実施します。

――新しくなった第一展示場は、どんな活用ができますか?

会場全体が明るくなったことで、セミナーや懇親会を含めたパーティにも利用しやすくなったと考えています。
最近では、握手会、ゲーム大会の開催が増えてきていますが、そのほかの新しい分野の方にもぜひ利用していただきたいです。

■「東京流通センター(TRC)」の持つポテンシャル
――東京流通センター展示場の強みはどんな点でしょうか?

東京駅や羽田空港からのアクセスが非常に良い点です。首都高の出口も近く、来場者だけでなく主催者側も集まりやすい場所に東京流通センターの展示場は位置しています。
第一展示場は4つに区切って利用できるため、同じイベントでも展示会とセミナーで空間を分けて利用することもできます。
第二展示場は駅前の独立した建物であるため、利用者のプライベート空間を保った展示会の開催が可能です。ロビーも1階と2階も分かれているため、自由度の高い使い方ができます。
搬出入に関しても非常に使いやすい会場となっております。第一展示場には4tトラックが横付け可能であり、第二展示場も10tトラックなどの大型車両が荷捌き場に直付け可能です。第二展示場2階のFホールについても荷物用エレベーターを2基備えているため、スムーズに作業が進められます。
また、電源を増設することで充分な電気量を供給できることから、eスポーツ大会などにも適した環境となっています。過去には24時間会場を利用して開催していただいた主催者様もいらっしゃいます。

■気軽に相談できる会場へ
――今後の取り組みや展望についてお話しください

「TRC」はオフィスビルと物流ビルのイメージが強いため、今後は「TRC」と聞いたときに真っ先に展示場が思い浮かぶよう、より良い催事や施設の運用に向けて、積極的な活動を図っていきたいです。展示会や販売会を開催してみたいと漠然と考えている方にも、気軽に相談していただきたいと考えています。主催者がイベントを開催し、成功できるよう親身になってサポートしたいと思います。

――ありがとうございました

 

■「イベント総合EXPO」へ初出展

「TRC」は、リニューアルについての周知や展示場のPRを図るため2月27日から3月1日の3日間、幕張メッセで開催する「イベント総合EXPO」に初出展する。
イベント総合EXPO来場の新規のお客様限定でキャンペーンを実施するほか、ブース内ではパノラマビューを使用し、会場内を見学することができる。ブース番号は、東6ホール №7-12。