保育博開幕 保育園の運営者に向けた設備やシステム一堂に

「保育博2019―保育・教育ビジネス&サービスフェア」が幕を開けた。会期は6月7・8日の2日間で、都内の新宿NSビルイベントホールで開催される。主催はメッセフランクフルトジャパン。

保育博は保育園や幼稚園、こども園経営者に向けた展示会で、今回初開催となる。会場には園児向けの遊具をはじめとする設備、見守りシステムや従業員の勤怠管理システムなど、保育施設の運営に関わる製品・サービスが並んだ。

乳幼児用の沐浴ユニットやおむつ替えスペースのペーパーシートを出展するコンビウィズ社の担当者は「沐浴ユニットは耐用年数があることを知らない人も多いので、知ってもらうことも出展目的のひとつ」と話し、初日の来場者について「初開催で初日にも関わらず多くの人が来ている。私たちのメインターゲットである保育園の運営者も予想より多くブースに足を運んでくれた」と語る。

一度に多くの子どもを抱えることができる避難用抱っこひものほか、園児を守る防災グッズを出展する日本エイテック社は「防災グッズなので防災系の展示会も関連しているものの、使用対象は保育士なので保育博の方がマッチしている」と述べた。

また英語教育商材を出展したエドベック社は、出展のきっかけについて「PRのため保育系の媒体を探していた。そこで保育博を知り、出展に至った。教育ITソリューションEXPOにも出展しているが、パンフレットの出は同じくらいで満足している」と話した。

保育博は来年6月に第2回目の開催を予定している。

休憩スペースに設置されたのは園児用の椅子とテーブル。