愛知国際アリーナは7月13日、愛知県名古屋市に「IGアリーナ」をグランドオープンした。日本最大級の最大収容人数1万7,000人のアリーナで、客席の形はスポーツ観戦に適したオーバル型とコンサートに適した馬蹄型客席配置を融合したハイブリッドオーバル型を採用している。
施設内のネットワークとして、ドコモのミリ波基地局、「Wi-Fi 7」、IOWN APNを導入。加えてイベント演出に関する設備についても250枚を超えるサイネージをはじめ、充実させている。さらに海外の観戦・鑑賞スタイルを導入し、スイートルームやプレミアムラウンジをはじめとするホスピタリティエリアを設ける。
飲食店については、なごやめしから世界のグルメまで幅広いジャンルの約20店舗が出店する。
公式アプリをリリースしており、イベントの最新情報の確認やイベントのチケット購入、アリーナ内の飲食店でのモバイルオーダーが可能となっている。
コンセプトには「BEYOND ARENA」を掲げており、「これまでのアリーナの観戦・鑑賞体験を超え、日本におけるスポーツやエンターテインメントの楽しみ方をアップデートする」「かかわるすべての人が笑顔になる、ココロオドル場所にしてゆく」決意を込めて決定した。
こけら落としは大相撲名古屋場所を行い、B 1リーグ所属クラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナとなる。
■IGアリーナ概要
事業主体:愛知県(BT+コンセッション方式)
運営:愛知国際アリーナ
所在地:愛知県名古屋市北区名城1-4-1名城公園内
アクセス:名古屋駅から15分、名城公園駅徒歩0分、浄心駅徒歩18分
階数:5階建て(観客席は4階まで)
高さ:建物高さ 41m、アリーナ内天井高 30m
建築面積:26,500㎡
延床面積:63,000㎡
最大収容人数 :17,000人(立ち見含む) 、バスケットボール時 15,000人(着席)
つり下げ荷重:100トン超