【出展者に聞く!】 ハイウィン、自社テクノロジーを活用した最新医療ロボットをアピール

台湾に本社を置き、日本国内にも10の拠点を構えるハイウィンはモーションコントロールとシステムテクノロジーの開発・製造を手掛ける。9月25日、マンダリンオリエンタルホテル東京で台湾貿易センターが主催した商談会「台湾エクセレンス」に出展し、自社のテクノロジーを活用した医療機器、ロボット介助歩行訓練機や介護入浴設備、内視鏡ホルダーロボットをアピールした。「これらの医療機器はヨーロッパメーカー勢が強いが、当社は5分の1の価格で提供できる」と話すのは東京支店営業部部長の徐志男さん。機械の大きさは約2~3mほどだが、今回の商談会場での設置は難しいため小さくプラモデルを作製し卓上に展示した。

「先日は名古屋ロボデックスに出展しました。今後は関西機械要素技術展や郡山で開催するメディカルクリエーションふくしまなどに出展します」と話す通り、ハイウィンは展示会を有効活用しており、他製品のPRも含め国内の展示会への出展回数は20以上という。台湾、中国では既に販路を拡大しており、さらに日本での市場開拓のため今後も展示会での訴求を図る。

徐さん(左)と内視鏡ホルダーを設計した王仁政博士(右)