超福祉展が8日まで渋谷・ヒカリエで開催 ”意識のバリア”を超えるアイデアが一堂に

ピープルデザイン研究所が主催する「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(超福祉展)」が3日、幕を開けた。東京・渋谷ヒカリエのイベント会場8/(ハチ)のほか、オンラインも展開し9月8日まで開催する。

「超福祉展」は2014年から開催されているイベントで、展示会とシンポジウムを展開して障害者や高齢者、LGBTなどのマイノリティに対する“意識のバリア”を超えるアイデアやテクノロジーが一堂に会する。昨年は7万5100人が来訪した。

バラエティ番組のテロップのような様々なフォントが表示される

大日本印刷とNHK テクノロジーズは「感情表現字幕システム」を出展。話の内容や話者の表情をAIが解析し、最適なイメージのフォントで字幕を表現するほか、また2者の会話でだれが話しているのかわかりやすくする吹き出しも表示する。

今年は8社の実地展示と5社のオンライン展示のほか、毎日24~36のテーマに沿ったシンポジウムを会場とオンラインで展開する。

展示台にはQRコードを表示。大日本印刷とNHK テクノロジーズはアテンド不在時用のロボット(右下)も用意していた(取材時は担当者がいたため眠り中)。