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CEATEC 2019 使用ホール拡大しレイアウトも新たに

 

CEATEC実施協議会(電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会)は10月15日から18日までの4日間、千葉・幕張メッセでCPS/IoTの専門展「CEATEC 2019」を開催する。

同展は今年20周年を迎えるにあたり、名称を「CEATEC JAPAN」から変更した。出展小間数の増加にともない、使用ホールも前回の1~6ホールの合計6ホールから、2~8ホールの合計7ホールへと規模を拡大する。会場レイアウトにも大幅な見直しが入る。前回はホール1・2がトータルソリューション、ホール4が主催者企画/特別テーマ、ホール5・6が電子部品/デバイス&装置というように縦構造だったが、今回は2~7ホールの入口側がデバイス&テクノロジー、奥側2~8ホールの奥側がトータルソリューション、真ん中が企画展示といったように横構造の配置。鹿野清エグゼクティブプロデューサーは「前回の会期中に混雑具合をマッピングで確認し、バランスを考慮した」と話す。一筆書きのように会場を回ることで滞留時間を伸ばす狙いもある。

前回開催のようす

企画展示である「SOCIETY5.0TOWN」は出展企業24社・団体で構成。会場内に疑似的な2030年のまちを構築することを目指しており、順路には大通りを1本敷く。複数企業の技術やサービスが混ざり合うことで新しいものを生み出す「共創ゾーン」も設置される。

また、今回の目玉として自律走行型バスの運行も実施。会期中の4日間、海浜幕張駅と幕張メッセを結んだコースを1回15分ほどで運行する。今年は学生交流ゾーン「Student Lounge」も新設。人工知能(AI)やIoTを実体験するとともに、企業のトップやOBとの交流機会を創出する。

CEATEC」公式HP

八王子観光コンベンション協会 地域との連携を目指しMICE イベントを開催

八王子観光コンベンション協会は、地域のMICE とMICE 関連事業者ネットワーク形成への理解を深めるため、エクスカーション施行ツアーとMICE 関連事業者勉強会を実施した。2つのイベントの模様を紹介する。

エクスカーション施行ツアー

観光だけでなく、さまざまなプログラムを通して地域特有の魅力を体験できるエクスカーションツアーは、MICE 誘致のためにも有利なPR ポイントとなる。
八王子は「桑都(そうと)」とも呼ばれ、養蚕や織物業が古くから盛んな土地である。八王子の織物は、男物や実用的な着物に多く利用されてきたが、時代が進につれてネクタイやストールなどの雑貨の生産も盛んになった。「多摩織」は地域が生んだ、多摩結城・紬織・風通織・変わり綴・捩り織の5種類の織物の総称であり、昭和55年に通産省から伝統工芸品として指定を受けている。

7月12日に行ったエクスカーション施行ツアーでは、その八王子地域の織物技術と歴史を体験。MICE 関連業者や地域の大学から20人が参加した。
まず、創業から56年を迎えた老舗手捺染工場「勝田ナセン」を視察。色の調合から蒸しなどの作業工程を一貫して工場で行っており、1枚ずつ手で染めて手ぬぐいや風呂敷を作る。代々受け継がれてきた職人の技を間近で見た参加者からは歓声が上がった。
その後、織物工業組合で八王子織物産業の歴史を学ぶとともに、機織り機を使った機織を体験した。

MICE関連事業者勉強会

7月18日のMICE 関連事業者勉強会では、ちば国際コンベンションビューローでMICE 国際誘致を担当する安田弓氏がセミナー形式で講演。現在のニーズの実際やMICE が地域にもたらす経済効果を、自身の経験や事例を通して紹介した。安田氏は「1回のMICE 案件でおよそ50社が関わる。ビューローが幅広い事業者を巻き込み、地域全体で取り組むことで初めて経済効果が生まれる」と話した。

千葉県の事例では「ちーバル」を紹介。ビューローの活動として、学会の開催に合せて地域の飲食店で使える特別チケットを販売した。協賛する店舗はチケット用の特別メニューを用意し、MICE 参加者には翻訳者をつけて団体で繁華街を周遊してもらう形をとった。店舗側とMICE 参加者のコミュニケーションをシンプルにし、参加者側のローカルな店舗を利用したいというニーズも満たしている。

(EventBiz vol.16「イベント会場選定、その心得は?」)より

今週の展示会スケジュール(10/7~10/14)

10/7~10/14 開催の展示会

▽神奈川

10月9日(水)~11日(金)
パシフィコ横浜
再生医療 JAPAN 2019
https://www.ics-expo.jp/saisei/ja/

10月9日(水)~11日(金)
パシフィコ横浜
BioJapan 2019
https://www.ics-expo.jp/biojapan/ja/

▽東京

10月8日(火)・9日(水)
東京ビッグサイト・青海展示棟
ハイウェイテクノフェア2019
http://htf.express-highway.or.jp/htf2019/info/

10月8日(火)~10日(木)
東京ビッグサイト
第32回国際 メガネ展(iOFT)
https://www.ioft.jp/ja-jp.html

10月9日(水)~11日(金)
東京ビッグサイト
日経xTECH EXPO
https://expo.nikkeibp.co.jp/xtech/

10月10日(木)・11日(金)
KITTE
暮らしの包装商品展2019
http://www.jpi-expo.jp/

▽千葉

10月9日(水)~11日(金)
幕張メッセ
第9回農業Week
・第9回国際 農業資材EXPO
・第6回国際 次世代農業EXPO
・第4回国際 6次産業化EXPO
・第1回国際 畜産資材EXPO
https://www.agriexpo-tokyo.jp/ja-jp.html

10月9日(水)~11日(金)
幕張メッセ
第9回国際 道工具・作業用品EXPO
https://www.tooljapan.jp/ja-jp.html

10月9日(水)~11日(金)
幕張メッセ
第13回国際 ガーデンEXPO
https://www.gardex.jp/ja-jp.html

▽愛知

10月10日(木)~12日(土)
名古屋市中小企業振興会館
第49回建築総合展 NAGOYA
https://www.chukei-news.co.jp/kenchiku/

▽大阪

10月7日(月)~9日(水)
インテックス大阪
ビューティーワールド ジャパン ウエスト
https://beautyworld-japan-west.jp.messefrankfurt.com/osaka/ja.html

10月9日(水)~11日(金)
インテックス大阪
第4回CareTEX関西 2019
・関西 介護用品展
・関西 介護施設産業展
・関西 介護施設ソリューション展
http://caretex.org/

▽福岡

10月9日(水)~11日(金)
西日本総合展示場
中小企業テクノフェア in 九州2019
http://www.kyushu-tf.com/

10月9日(水)~11日(金)
西日本総合展示場
エコテクノ2019~地球環境ソリューション展/エネルギー先端技術展~
https://www.eco-t.net/

スニーカーの祭典「スニーカー・コン」日本初上陸 MGMリゾーツが誘致

世界最大級のスニーカーの祭典「スニーカー・コン」が日本で初開催される。「スニーカー・コン」はニューヨーク、ロンドン、上海、シドニー、トロントなど、世界各地の都市で毎年30回以上のイベントを開催している世界最大のスニーカー・コンベンション。

「スニーカー・コン大阪2019」は11月23日、24日の2日間、インテックス大阪4号館で開催する。会場ではスニーカーだけでなくストリートファッションアイテムの購入、販売、交換が行われるほか、会場内のステージでは、スニーカーに関する熱い議論や「ジャバウォーキーズ」のダンスパフォーマンス、DJ Erika Hamilton などのエンターテインメントが披露される予定だ。

キービジュアル

スニーカー・コンの誘致を行いメインスポンサーに就任した日本MGMリゾーツのジェイソン・P・ハイランド 代表執行役員 兼 社長は「大阪で日本初となる統合型リゾートの構想を練る中で、活気に満ちた大阪のユニークな文化を世界に紹介するとともに、大阪の最高峰と世界の最高峰が共演する舞台を作り上げる必要があると感じています。その意味でも、『スニーカー・コン』は世界とローカルの才能を掛け合わせ、大阪の文化とビジネスを促進していくことができる理想的な場であり、大阪に招致し、長期的に定着させるにふさわしいグローバルな存在感と人気を誇るイベントであると考えています」とコメントを寄せている。

日本最大級のセキュリティ国際会議、オープンソースに特化したプログラムを発表 CODE BLUE

CODE BLUE実行委員会は10月29日と30日の両日、東京のベルサール渋谷ガーデンで日本発のサイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE」を開催する。10月3日には今年初めて開設した、オープンソースに特化したBlueboxトラックのタイムテーブルを追加講師を含めて発表した。事前登録は10月5日まで通常価格を延長して受付中。

国際ハッキング競技CODE BLUE CTFで世界一を競い合う

【Blueboxのタイムテーブル】※は追加講師

■10月29日(火)

11:50-12:20 FileInsight-plugins: Decoding toolbox for malware analysis
by 萬谷 暢崇

12:30-13:00 tknk_scanner v2:community-based integrated malware identification system
by 中島 将太 & 野村 敬太

13:10-13:40 Cuckooを活用したMalConfScan:マルウェアの設定自動抽出システム
by 朝長 秀誠 & 谷 知亮

15:10-15:40 Shattering the dark:ダークウェブの脆弱性を暴く
by 吉村 孝広 & 吉村 賢哉

15:50-16:20 DDIR:ダークウェブの研究を目的としたオープンソースデータセット
by 新井 悠

16:30-17:00 リサーチャー向けOPSEC
by クラシミール・ツベタノフ

17:50-18:20 CIRCO:ラズパイによるCiscoハニーポットの自動運用
by エミリオ・コート

18:30-19:00 [仮題] Autopsy
by TBA 後日発表(※)

■10月30日(水)

11:50-12:20 WifiKrakenを使ったWifiスニッフィング
by マイク・スペイサー(※)

12:30-13:00 MalCfgParser:ライトウェイトなマルウェアの設定解析ツール
by イシー・ユー & ダック・リャオ & チャールズ・リー

13:50-14:20 新たな脅威IPv6攻撃はあなたのすぐそばに
by クンゼ・チャイ & ヨンタオ・ワン & ジエ・フー(※)

14:30-15:00 S-TIP: サイバー脅威インテリジェンスのシームレスな活用プラットフォーム
by 山田 幸治 & 里見 敏孝

15:50-16:20 DeepExploit:深層強化学習を使用した完全自動侵入テストツール
by 高江洲 勲

【開催概要】

日時:2019年10月29日(火)~10月30日(水)
会場:ベルサール渋谷ガーデン
(東京都渋谷区南平台町16-17 住友不動産渋谷ガーデンタワー1F/B1)
主催:CODE BLUE実行委員会
運営:株式会社BLUE
参加費:早期割引 49,800円 | 通常 83,000円
最終 118,000円 | 当日 132,000円
ビジターチケット(展示エリアのみ)5,000円(税込)
事前登録サイト:https://cb2019.peatix.com/
定員:1,300名
その他:同時通訳付き(メイントラック)
SNS:[Twitter] @codeblue_jp
[Facebook] https://facebook.com/codeblue.jp
公式サイト: https://codeblue.jp/

【現在までの協賛企業リスト(順不同)】

パナソニック株式会社/株式会社日立システムズ/PwCコンサルティング合同会社/日本電気株式会社/株式会社インターネットイニシアティブ/Accenture Security/株式会社 CyCraft Japan/Recorded Future Inc./ベイシス・テクノロジー株式会社/SOMPOリスクマネジメント株式会社/LINE株式会社/フューチャー株式会社/株式会社ラック/株式会社パロンゴ/CNSECURITY/サウスプルーム株式会社/三井住友海上火災保険株式会社/NTTデータ先端技術株式会社/富士通株式会社/NTTコミュニケーションズ株式会社/トヨタ自動車株式会社/株式会社Flatt Security/株式会社イエラエセキュリティ/グローバルセキュリティエキスパート株式会社/日本シノプシス合同会社/国立研究開発法人情報通信研究機構/日本製鉄株式会社/楽天株式会社/株式会社メドレー/株式会社FFRI/株式会社KPMG FAS/株式会社カカクコム/ココン株式会社/グリー株式会社/株式会社ディー・エヌ・エー/トレンドマイクロ株式会社/サイボウズ株式会社/株式会社アカツキ/株式会社電通国際情報サービス/タレスジャパン株式会社

超高齢社会への対応を議論 2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan

経済産業省は10月16日と17日の両日、世界から有識者や大企業、スタートアップ企業、投資家、官公庁等が一堂に会し、超高齢社会に対応する世界の取組やソリューションの方向性について論議する国際会議「2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan」を室町三井ホール&カンファレンスで開催する。

日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、社会保障費の増加や、生活習慣病・認知症の増加、医療格差、介護施設・人材の不足等の社会的な課題が現実となっており、それらの課題を解決し、国民の健康に対する多様なニーズに対応する新たなヘルスケア産業の継続的な創出と発展が必要となっている。

経済産業省では「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」等を実施し、国内のヘルスケア分野の課題解決に資するベンチャー企業等を発掘、支援してきた。それらの優れたサービスを国内外に発信することに加えて、国内外の投資家や企業等から日本や世界のヘルスケアビジネスへの投資を活性化することを目的にビジネスマッチングを行う。

一般来場者は事前登録制で、応募多数の場合は抽選。募集期間は10月4日17時30分まで。

【プログラムと主な登壇者(予定)】
10月16日(水曜日)
9時30分~9時50分 開会挨拶
9時30分~9時40分 登壇者調整中
9時40分~9時50分 公益社団法人 日本医師会 横倉義武氏

10時00分~10時30分 基調講演
10時00分~10時15分 National Academy of Medicine, Victor Dzau氏
10時15分~10時30分 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 末松誠氏

10時45分~11時45分 パネルディスカッション「医療の未来イノベーション」
<パネリスト>
I.M. Sechenov First Moscow State Medical University, Nick Guldemond氏
National University of Singapore, Reshma A Merchant氏
King’s College London 渋谷健司氏
National Academy of Medicine, Victor Dzau氏 他

13時15分~14時15分 パネルディスカッション「Rational Medicine」
<パネリスト>
東京大学 大学院医学系研究科 岩坪威氏
一般社団法人Medical Excellence JAPAN 近藤達也氏
Certara, L.P. Leigh Farrell氏

14時30分~18時30分 ベンチャーピッチコンテスト
14時30分~16時30分 テーマ:Quality Digital Health
<ベンチャー企業> カッコ内に本社所在地を記載
EchoCare Technologies Ltd.(イスラエル)
株式会社ハカルス(日本)
Health2Sync(台湾)
Icaria株式会社(日本)
Nightingale Health(フィンランド)
Pasorz Technologies Pvt. Ltd(DocsApp)(インド)
PhysioCue(アメリカ)
Sharp Therapeutics(英国)
16時30分~18時30分 テーマ:Aging
<ベンチャー企業> カッコ内に本社所在地を記載
BestBrain(イスラエル)
Kraydel Limited(英国)
My+Care APAC(Health Invest Finland Oy)(フィンランド)
Navigil(フィンランド)
Oenix Biomed co., Ltd(台湾)
Teia Care(イタリア)
Tetsuyu Healthcare Holdings(シンガポール)
Xenoma Inc.(日本)

18時45分~20時15分 登壇者、ベンチャー企業、サポート団体、その他関係者による交流会

10月17日(木曜日)
9時30分~9時50分 歓迎挨拶
9時30分~9時40分 経済産業省(登壇者調整中)
9時40分~9時50分 厚生労働省(登壇者調整中)

9時50分~10時20分 基調講演
9時50分~10時05分 Hugo de Jonge オランダ副首相兼保健・福祉・スポーツ大臣
10時05分~10時20分 Aino-Kaisa Pekonen フィンランド社会保健大臣

10時30分~11時00分 基調講演
10時30分~10時45 世界経済フォーラム Andre Belelieu氏
10時45分~11時00分 一般財団法人 アライアンス・フォーラム財団 原丈人氏

11時00分~12時00分 パネルディスカッション「ビジネスによる食を通じた健康管理・予防の活性化」
<パネリスト>
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 阿部圭一氏
公益社団法人 日本栄養士会 中村丁次氏
デザイナーフーズ株式会社 丹羽真清氏
The Consumer Goods Forum, Pauline Harper氏
The Consumer Goods Forum / DANONE, Isabelle Grosmaitre氏 他

13時30分~14時30分 パネルディスカッション「Aging Diseaseへの取組」
<パネリスト>
The Global CEO Initiative on Alzheimer’s Disease, George Vrandenburg氏
World Dementia Council, Lenny Shallcross氏
京都府立医科大学 大学院医学研究科 成本迅氏
特定非営利活動法人 日本医療政策機構 乗竹亮治氏
国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 杉本大貴氏

14時45分~15時45分 パネルディスカッション「Aging Society構築に向けて」
<パネリスト>
University Medical Center Groningen, Bart Scheerder氏
Global Coalition on Aging, Michael Hodin氏
AARP, Stephanie Krone Firestone氏
公益社団法人 日本医師会(登壇者調整中)

16時00分~17時30分 パネルディスカッション「Digital Healthの現状」
<パネリスト>
MIT.nano, Brian Anthony氏
HIMSS, Charles Alessi氏
Digital Health Center, Erwin Böttinger氏
京都大学 大学院医学研究科 黒田知宏氏
世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター 山本精一郎氏

【開催概要】
名称:「2nd Well Aging Society Summit Asia-Japan」
URL:healthcare-innohub
日時:2019年10月16日(水曜日)~17日(木曜日)
場所:室町三井ホール&カンファレンス(日本橋室町三井タワー3F)
(東京都中央区日本橋室町3-2-1)
主催:経済産業省、Healthcare Innovation Hub(InnoHub)
共催:内閣官房 健康・医療戦略室、厚生労働省

最新映像体験コンテンツを提案 レジャー&サービス産業展で タケナカ/シムディレクト

「タケナカ/シムディレクト」ブース レジャー&サービス産業展

タケナカ/シムディレクトは、10月1日・2日の2日間、東京ビッグサイト西ホールで開催された「レジャー&サービス産業展」に出展し、最新映像ソリューションを紹介した。ユーザーに新しい映像体験を提供するもので、主に商業施設を中心に展開予定だ。

■CREATIVE WALL × Touch Music
「CREATIVE WALL」は、プロジェクターで壁に映像を投影し、センサーを用いて壁をセンシングすることで通常の壁をタッチできるメディア空間へと変えるインタラクティブコンテンツ。楽器のイラストをタッチすると、イラストの楽器の音色が流れる演出。複数の楽器をタッチすると音色が重なり、ひとつの音楽になる。
なお、コンテンツは自由にカスタム可能。最大24ポイントでの同時操作が可能なため、複数人で使用できる。プロジェクターのほか、モニターやLEDでも同様の仕組みを持ったコンテンツ制作が可能。

■CREATIVE WALL × モーショングラフィックス
上記に同じ「CREATIVE WALL」を利用したソリューション。あらかじめ壁に印刷されたグラフィックデザインに、プロジェクターの映像を重ねて投影。ブースでは、ボールの映像が壁のグラフィックに沿って転がっていく演出を採用。映像だけでなく効果音や壁の穴から飴が出るといったアクションも使用し、コンテンツに厚みを持たせている。

■楽器 × インタラクティブ
楽器の演奏に合わせて、映像エフェクトをリアルタイムで投影。音程や強弱で映像が変化する。エフェクトは自由にカスタマイズすることもでき、キーボード以外にもさまざまな楽器と組み合わせることができる。

■テーブルマッピング×インタラクティブ
テーブルに映像を投影するもの。センサーと組み合わせて皿に映像を追従させたり、グラスを置いたときに映像を変化させたりといったさまざまな演出も可能。比較的低コストで導入でき、SNSでの拡散も見込める。

タケナカ」公式HP
シムディレクト」公式HP

【出展者に聞く!】 ハイウィン、自社テクノロジーを活用した最新医療ロボットをアピール

台湾に本社を置き、日本国内にも10の拠点を構えるハイウィンはモーションコントロールとシステムテクノロジーの開発・製造を手掛ける。9月25日、マンダリンオリエンタルホテル東京で台湾貿易センターが主催した商談会「台湾エクセレンス」に出展し、自社のテクノロジーを活用した医療機器、ロボット介助歩行訓練機や介護入浴設備、内視鏡ホルダーロボットをアピールした。「これらの医療機器はヨーロッパメーカー勢が強いが、当社は5分の1の価格で提供できる」と話すのは東京支店営業部部長の徐志男さん。機械の大きさは約2~3mほどだが、今回の商談会場での設置は難しいため小さくプラモデルを作製し卓上に展示した。

「先日は名古屋ロボデックスに出展しました。今後は関西機械要素技術展や郡山で開催するメディカルクリエーションふくしまなどに出展します」と話す通り、ハイウィンは展示会を有効活用しており、他製品のPRも含め国内の展示会への出展回数は20以上という。台湾、中国では既に販路を拡大しており、さらに日本での市場開拓のため今後も展示会での訴求を図る。

徐さん(左)と内視鏡ホルダーを設計した王仁政博士(右)

 

RISOCON TOKYO 2019とSEECAT’19開幕 東京都パビリオンやオリパラ企画展示も

10月2日、東京ビッグサイト青海展示棟で「危機管理産業展(RISOCON TOKYO)2019」と「テロ対策特殊装備展(SEECAT’)19」(主催:東京ビッグサイト)が幕を開けた。開催規模はRISCONが298社445小間、SEECATが99社167小間(9月13日時点)。

RISOCON TOKYOは『危機管理』をテーマにした展示会。「防災・減災」、「セキュリティ」、「事業リスク対策」の3分野を柱に、事業活動を取り巻くあらゆるリスクに対処する最新の製品・サービスが集う。危機管理に関する展示会の先駆けとして国・地方自治体関係者をはじめ、重要インフラや商業施設、学校・病院、製造業など多岐にわたる業界の経営層や管理・総務部門が来場する。

SEECATは国内唯一のテロ対策に特化した展示会で、国内外からテロ対策に関わる最先端技術を有する企業が出展する。入場審査により来場者を限定したクローズドショーとすることで、警察・消防・自衛隊などの治安関係者をはじめ、重要エネルギー施設や交通インフラ、大規模商業施設等の関係者とピンポイントで効率的なアプローチを実現。日本では2020年東京オリンピック・パラリンピックを目前に控え、2025年には大阪万博の開催も決定したことから国際的なイベント会場をはじめ観光地、商業施設などソフトターゲットのテロ対策が急務となっている。

開会式には主催者を代表して、東京ビッグサイトの石原清次社長が登壇。来賓からは東京都の多羅尾光睦副知事、防衛装備庁の外園博一防衛技監、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 警備局の平林新一次長、東京消防庁の安藤俊雄消防総監、駐日英国大使館のポール・エリス参事官(防衛装備、サイバーセキュリティ、航空宇宙担当)、東京都中小企業振興公社の保坂政彦理事長、船山の秋山政信社長の7人が参列した。

危機管理産業展では関係9機関により東京の危機管理を提案する「東京都パビリオン」のほか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会警備局による企画展示などが行われる。

セミナー・イベントの受付を開始 SEMICON Japan 2019

SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は2019年12月11日から13日にかけて東京ビッグサイトで開催する、エレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2019」のセミナー・イベントの受付を10月1日より開始した。SEMICON Japanの展示会、セミナー、イベントへの参加は原則、すべて事前登録・申込が必要で、公式WEBサイト(www.semiconjapan.org/jp)にて受付中。

2018年開催のようす

■オープニングキーノート(初日)
「破壊的イノベーションがもたらす未来社会」をテーマに経済界と産業界のトップエグゼクティブが語る。

・世界経済フォーラム 日本代表 江田 麻季子 氏
・Arm Immersive Experience Group Vice President and General Manager ナンダン・ナヤンパリー氏

■「SuperTHEATER」
西展示棟アトリウムに設置される「SEMICON Japan ARENA」にて開催。オープニングキーノートのほか、SEMICON Japanを構成する各分野の基調となる7つのフォーラムおよびサミットを提供する(聴講無料)。

12月11日(水)
オープニングキーノート「ゲームチェンジの時代の渦中で業界が目指すべき未来とは」
半導体エグゼクティブフォーラム「デジタル化をけん引する半導体デバイスメーカトップ2が語る」
SMART Connectivityフォーラム「5Gイノベーションがもたらす無限の世界」

12月12日(木)
SMART TransportationフォーラムI「自動運転最前線」
SMART TransportationフォーラムII「空の移動革命」

12月13日(金)
製造イノベーションサミット「装置メーカーエグゼクティブによるパネルディスカッション」
みらいビジョンフォーラム「テクノロジーと身体の未来2.0」

半導体エグゼクティブフォーラムではソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長ならびにウェスタンデジタルジャパンの小池淳義社長が、SMART Connectivityフォーラムではソフトバンクモバイル技術統括 常務執行役員 兼 CNO (Chief Network Officer) 佃 英幸氏が登壇。製造イノベーションサミットでは、ニコンの牛田一雄会長など業界をリードする各企業のトップエグゼクティブが登壇する。

■SEMIテクノロジーシンポジウム
半導体のデバイス技術、製造技術の進捗を第一線の技術者が発表するSEMIテクノロジーシンポジウム。ラインナップを一新し、時間を拡充して8つのセッションで実施(聴講有料)。

12月11日(水)
パワーデバイスセッション「新材料パワーデバイスの技術動向最前線」
MEMS・SMARTセンシングデバイス セッション「次世代アプリケーションをリードするMEMS」
テスト セッション「スマート社会の基盤を支えるテスト技術」
先端リソグラフィーセッション「先端リソグラフィー技術の最新動向」

12月12日(木)
先端材料・分析セッション「In-line 分析最前線」
先端デバイス・プロセスセッション「先端デバイスの現状と将来の展望」

12月13日(金)
特別セッション:次世代デバイス「次の世代を切り開く新規デバイス技術」
パッケージングセッション「5G革命を実現するパッケージ・実装技術の課題と展望」

■TechSTAGE
SMART Applicationsやエレクロトニクス全体のテクノロジー、ビジネストレンドの最新情報を提供する(全13セッション、聴講無料)。

12月11日(水)
PLP技術の標準化ワークショップ「モールド樹脂上の配線層形成の必須項目」
SMART Designフォーラム「IC製造工程とIC設計開発環境の新たな潮流」
サイバーセキュリティフォーラム「クラウド、IoTの脆弱性を再確認」
SMART Dataセミナー「次世代のデータ活用手法に焦点をあてた最新動向」
SMART Manufacturingフォーラム「組み立てラインにおけるスマート化」

12月12日(木)
若手技術者に向けた半導体製造工程のオーバービュー(協力:半導体産業人協会)
SMART Designフォーラム「IC製造工程とIC設計開発環境の新たな潮流」
半導体・電子デバイスの模倣品対策「装置部材メーカーを巻き込んだ標準化の現状」
BCP (Business Continuity Plan)セミナー「事業継続計画の重要性を再認識する」
SMART TransportationフォーラムIII「自動運転最前線2」

12月13日(金)
中古半導体装置セミナー「IoT及び高度ネットワーク社会における装置活用とは」
SDGs/サスティナビリティセミナー「社会をささえる半導体による価値創造」
エレクトロニクス材料フォーラム「半導体材料サプライチェーンマネージメント」

■その他注目セッション
最新の市場動向や、初めての方にもわかりやすい技術解説セミナーを実施(聴講有料)。

SEMI Marketフォーラム「半導体サプライチェーン回復のシナリオ」(12月11日)
SEMI Tutorial 半導体プロセス技術「半導体デバイス製造プロセスをわかりやすく解説」(12月12~13日)

■SMART Workforce
業界の人材育成を目的とする「SMART Workforce」では、若手社員や学生を対象とした次の6つのセミナー・展示を予定。

TECH CAMP:ハッカソン、セミナー、交流会を含む3日間の集中講座(12月11-13日)
未来COLLEGE:学生向け業界ガイダンス・ブースツアー(12月11-13日)
アカデミア:大学による研究開発の展示・口頭発表(12月11-13日)
THE高専:高等専門学校の学生による研究発表会・展示(12月11-13日)
未来プログラム「若手エンジニアの挑戦」:第一線で活躍する若手技術者が登壇(12月12日)
同「若手技術者に向けた半導体製造工程のオーバービュー」(12月12日)
TECH CAMPハッカソン発表会:若手社員による10年後のイノベーション(12月13日)

※ 上記セミナーおよびイベントの詳細、またこの他のセミナーやネットワーキングイベントについては、SEMICON Japan公式Webサイト(www.semiconjapan.org/jp)を参照すること。参加は無料だが、一部参加条件のあるイベントもある。

■「SEMICON Japan 2019」スポンサー(五十音順)
プラチナスポンサー
(株)SCREENセミコンダクターソリューションズ
(株)ディスコ
東京エレクトロン(株)
(株)ハイテック・システムズ
(株)日立ハイテクノロジーズ

ゴールドスポンサー
(株)アドバンテスト、Applied Materials Inc.、(株)荏原製作所、(株)KOKUSAI ELECTRIC、JSR(株)、(株)東京ウエルズ、(株)東京精密、(株)ニコン、Lam Research Corp.

アリーナステージスポンサー
THK(株)、東京エレクトロン(株)、日立化成(株)

SMART WORKFORCEスポンサー
THK(株)、村田機械(株)

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SEMICON Japan 2019 開催概要
会期:2019年12月11日(水)~13日(金) 展示会10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 西展示棟・南展示棟・会議棟
主催:SEMI
後援:一般社団法人SiCアライアンス、特定非営利活動法人LED照明推進協議会、一般社団法人エレクトロニクス実装学会、公益社団法人応用物理学会、一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人日本液晶学会、公益社団法人日本表面真空学会、一般社団法人日本真空工業会、一般社団法人日本電子回路工業会、一般社団法人日本電子デバイス産業協会、一般社団法人日本半導体製造装置協会、在日米国大使館商務部
テーマ:次代のコアになる。(英文 Enabling a Smarter World)
開催回数:第43回
Web:http://www.semiconjapan.org/jp