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「第895号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙「第895号 見本市展示会通信」を発行しました。

主な記事
・一面のニュース:HVAC & R JAPAN 2024 ビジネス機会の拡大目指す、危機管理・テロ対策展 出展募集を開始 東京ビッグサイト ほか
・ 新連載「米国流の展示会ビジネス実践法①」
・注目の出展者 水上オートバイ「ULTRA 160LX」(カワサキモータース)ほか
・業種別開催データ(2023年5月~10月)
・〈寄稿〉「オリンピック等大型イベント問題を考える」桜井悌司

発行について:第895号 2023年(令和5年)4月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

[レポート]コロナ禍からの回復とこれからの展示会のあり方 – 第13回夢メッセみやぎ講演会

みやぎ産業交流センターは3月6日、夢メッセみやぎで「第13回夢メッセみやぎ講演会」を開催した。

山口浩徳理事長

会の冒頭、山口浩徳理事長がコロナ禍を振り返り「全国のMICE施設で休館や催事の中止などによって大変厳しい運営を強いられた。夢メッセみやぎでは通信機器を整備し、オンライン開催にシフトする道もあったが、『実際に見て、触れて、五感で確かめるリアル展示会には敵わない』という主催者や出展者の声を励みに、大型施設の存在意義を信じて感染防止対策を徹底し、安全・安心な催事環境の整備に努めてきた。コロナ禍からの回復の兆しも見えてきた今こそ、復活を果たしたいという強い思いを抱いている」とあいさつした。

講演会の講師は展示会プロデューサー/デザイナーの竹村尚久氏(SUPER PENGUIN代表取締役)が務め、『出展満足度を高める「展示会デザイン」5つのポイント』をテーマに講演。年間100件の展示会ブースデザインを手掛ける中で得た知見やノウハウを披露した。

 

竹村尚久氏

竹村氏
これまでブースデザインは、会場内で並ぶ他社のブースよりも目立つための手法が取られてきた。「どんな形が目立つか」「どう来場者は動くか」という視点から生まれるデザインは、形状的な工夫でつくられるため、コストが高くなってしまう。また目立つことで集まった来場者は必ずしも見込み客とは限らないという2つの課題を抱えている。
 その課題を解決するためには、来場者の心理を軸にブースを構築すること。私はそれを「空間デザイン思考」と呼んでいる。

 

竹村氏は、自らが手掛けたブースデザイン事例やイラストを用いて、空間デザイン思考について解説する中で、出展者が満足するためのデザインにおけるポイントを以下の5つにまとめた。

1.「小間位置」を読む・・・通路のどこから来場者が流れてくるか、どの位置からブースが見えるかを知った上で、方針を決める
2.「何を扱っているか」を提示する・・・どのような言葉を用いれば、来場者に瞬時に伝わるかを考える
3.「通路際」を活用する・・・ブースレイアウトの最重要ポイントは通路際。通路際に来場者を集める
4.「滞留時間」を伸ばす・・・来場者の滞留時間を延ばす工夫によって賑わいが生まれ、さらに来場者が集まる
5.「待機方法」を工夫する・・・空間デザインは「ヒト」が中心であり、出展者の待ち方次第でより集客効果を高める

世界最大級のコンピューターゲーム展「E3 2023」が開催中止に

米国のコンピューターゲーム業界団体であるEntertainment Software Association(ESA)とイベント運営会社ReedPopは、2023年6月13日から16日にかけてロサンゼルスで開催予定だった世界最大級のコンピューターゲーム展「E3 2023」の中止を発表した。

リアルとオンラインによるハイブリッド開催を予定していたが、どちらも中止となる。先日には任天堂、プレイステーション、Xboxといった大手ハードメーカーやパブリッシャーの不参加が報じられていた。

近年、ゲームパブリッシャーは独自のプラットフォームでユーザーに情報を公開する流れが主流になっており、コロナ禍がその流れに拍車をかけた。なお、日本ではコンピュ-タエンタ-テインメント協会(CESA)が2月28日に記者発表会を開き、9月21日から24日までの4日間にわたり幕張メッセ全館で「東京ゲームショウ2023」を開催すると発表している。

東京ビッグサイトで「第12回インターペット」が過去最大規模で開幕

2023年3月30日、東京ビッグサイト東展示棟で日本最大級のペット産業展示会「第12回インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~」(主催:ペットフード協会、日本ペット用品工業会、メッセフランクフルト ジャパン)が開幕した。

昨年より1ホール拡大した会場には600社以上が出展。展示スペース、出展者数ともに過去最大規模となった。初日はビジネス商談日のため一般来場者は入場できなかったが、2日目には大勢のペットを連れた来場者で賑わいを見せた。

会場内に設置されたステージではさまざまなプログラムを実施。ペットとの生活で役に立つ知識や、トリマーの技術を競うコンテストなどが行われ、来場者を楽しませた。人気漫画家「まめきちまめこ」さんとのコラボ企画では描きおろしフォトスポットも実装された。

また、東5・6ホールではジャパンケネルクラブが主催する日本最大級のドッグショー「JKCサクラ・アニュアル・ショー2023」「ロイヤルカナン・カップ2023」も開催された。

 

グランドプリンスのホテルが大阪で2023年7月に開業

西武・プリンスホテルズワールドワイドは星野リゾート・リート投資法人が保有するホテル(現・ハイアットリージェンシー大阪)について、現行のホテルマネジメント契約期間満了後に同ホテルの運営を受託する契約を2023年3月28日に締結した。同社のホテルブランド「グランドプリンスホテル」を冠したホテルで2023年7月にリブランドオープンとなる。

2025年に開催される大阪・関西万博の会場となる夢洲に近く、ベイエリアの観光スポットにもアクセスしやすい利便性の高い立地。480の客室をはじめ、さまざまなスタイルのレストランのほか、約1,800㎡の宴会場をはじめ大小さまざまな宴会場を有し、ビジネスや観光、婚礼などに幅広く利用できる。

上層階および最上階に星野リゾートが一部運営に携わる「リゾナーレ大阪」があり、1つの建物で複数のブランド体験が可能な世界的にも珍しい「コラボレーションホテル」となっている。

西武・プリンスホテルズワールドワイドは全国各地で宿泊施設やレストランに加え、大小さまざまな宴会場を運営しており、国際会議などを受け入れてきた経験や運営ノウハウ、さまざまなMICEの提案力を有している。今後、大阪・関西万博を控えさらなる発展が見込める大阪にフルサービス型のホテルブランド「グランドプリンスホテル」を出店させることで、自社の強みを最大限に活かし、大阪観光、さらには大阪のMICE戦略の成長に寄与していく。

G-FISHING(GARMIN MARINE)のマリンオーディオ「FUSION」(ジャパンインターナショナルボートショー2023)

ソナーや艤装製品メーカーであるGARMIN MARINEの日本代理店であるG-FISHINGは、3月23日から26日にパシフィコ横浜で開催した「ジャパンインターナショナルボートショー2023」(主催:日本マリン事業協会)に出展を行い、マリンオーディオ製品のシリーズ「FUSION」を紹介した。
「FUSION」は船舶向けのステレオ、スピーカー、アンプ、リモコン、アクセサリーなどが揃うオーディオシステムのブランドで、ソナーの画面内での操作で音量など各機材の操作ができる点が特徴。またシステム内のスピーカー「SIGNATURE SERIES3」は、各部品の完全密閉や高品質なプラスチックの採用により、海上の環境に対しても耐久性が高いモデルとなっている。さらに通常のRGBのLEDに加え、2種類の白色のLED照明を搭載しているほか、照明の色や明るさ、ライトモード、速度の制御もでき、船上での体験を細やかに演出可能。

ワイズギアのGPS魚探/魚群探知機「YFHシリーズ」(ジャパンインターナショナルボートショー2023)

ヤマハ発動機グループのワイズギアは3月23日から26日にパシフィコ横浜で開催された「ジャパンインターナショナルボートショー2023」(主催:日本マリン事業協会)に、GPS魚探/魚群探知機「YFHシリーズ」を出展した。

受信した微弱な信号をダイレクトにデジタル変換する新技術を導入したモデル。状況に応じた最適なフィルタリングが可能になり、深場ではさらに深い海底をとらえ、浅場ではより高分解能を実現し、水深に応じた最適な映像を表示する。また、1クラス上のモデルを凌駕するシャープで雑音の少ない高品質画像表現を実現した。

デジタルならではの多彩な機能として、魚の反応を3種類のおさかなキャラクターとサイズ(1~99)で表すとともに、海底からの高さと海面からの深さを表示する「おさかなサイズ・深度表示」や、同じ周波数の画像を2画面に分割表示し、それぞれの感度を調節することができる「同一周波2画面表示」などを搭載。

また、魚探の深度情報とGPSの位置情報を利用して、画面の地図上に海底地形を描写する「デプスマッピング機能」も使用可能。標準の地図では表現されない海底起伏や漁礁などが可視化されるため、絶好の釣りポイントが容易に見つけられるようになる。

今週の展示会スケジュール(3/27~4/2)

3/27~4/2 開催の展示会

▽東京

3月30日(木)~4月2日(日)
東京ビッグサイト
インターペット ~人とペットの豊かな暮らしフェア~

3月31日(金)~4月2日(日)
東京ビッグサイト
JKCサクラアニュアルショー2023

【新施設】ライトキューブ宇都宮 
4月からも予約を好評受付中



 
昨年11月、宇都宮駅東口地区にオープンした「ライトキューブ宇都宮」では、オープン以来、学会や展示会、講演会、商談会、企業研修、セミナー、企業様の会議など多種多様なイベントが開催され、好評を博している。

今回は、「ライトキューブ宇都宮」の魅力について紹介する。

開催実績

■医療系の学会・会合

■コンサート

■合唱コンクール

■入社式

■就職イベント

■スポーツイベント

など

東京駅から48分・仙台駅から65分
抜群のアクセス

 

ライトキューブ宇都宮は、東京駅から48分、仙台駅から65分。JR宇都宮駅に直結し、メインエントランスまで徒歩約2分と、全国でもトップクラスのアクセス利便性を誇る。

栃木県の中央に位置し、世界遺産の日光や高原リゾートの那須など、人気の観光地へ足を運びやすいことも特徴だ。

多様なイベントに対応
施設の紹介

 
ライトキューブ宇都宮の設計は、隈研吾氏が監修。

宇都宮市の景勝地である「大谷(おおや)の奇岩群」をモチーフに、採掘の歴史が日本遺産として認定された「大谷石」を施設の内外に大胆に用いた、宇都宮らしいデザインが特徴。

2,000名収容可能な大ホールは、可動間仕切りで2つの会場に分割して利用可能。スライディングウォールを開放し、交流広場と連続したスペースとして使うこともできる。

700名収容可能な中ホールは、木のドレープにより華やかな空間を演出。クラシックコンサートのほか、 式典や講演会の開催にも利用できる。

3階の交流広場は、ホワイエを介し、屋外でのレセプションの開催など中ホールとの一体的な利用が可能。

40~300名程度収容可能な大・小会議室を複数備えており、学術会議のほか、企業会議、小規模展示会、クラシックコンサート、各種イベントなど、多様なニーズに対応することが可能だ。

<お問合せ>
ライトキューブ宇都宮
Mail:yoyaku@light-cube.jp
TEL:028-611-5522
※平日午前9時~午後5時まで

国内・国際コンベンション開催の
補助金制度が充実

 

宇都宮市では以下の交付要件を満たせば、市内で開催される国内コンベンションに最大300万円、国際コンベンションに最大500万円の開催支援補助金が交付される。

■会期が2日以上で参加者相当数が宇都宮市内に宿泊する
■国外・県外参加者が50名以上
■コンベンション開催に要する対象経費の3分の1以内

また準備から開催当日,さらには視察や観光まで、宇都宮観光コンベンション協会による手厚いMICE開催サポートを用意している。

<補助金に関するお問合わせ>

一般社団法人宇都宮観光コンベンション協会
TEL:028-632-2445
FAX:028-636-7421
Mail:info@utsunomiya-cvb.org

日光や那須への玄関口
アフターコンベンションも

 

●大谷石が創る圧巻の巨大地下空間「大谷資料館」

著名な建築物や蔵などの建材として使用されてきた「大谷石」の採掘場跡。深さ30m、広さ2万m²に及ぶ巨大な地下空間は、地下神殿のような幻想的な雰囲気に包まれており、非日常感を味わえる。


●見渡す限りが竹林の神秘空間「若竹の杜 若山農場」

東京ドーム5個分にも及ぶ見渡す限りの竹林が日常を忘れさせる。ゆっくり散策したり、抹茶を味わったり、“和”の美しさを強く感じることができ、夜にはライトアップも楽しめる。多くの映画やCM のロケ地としても使用されている。


●多彩な味わいが楽しい「宇都宮餃子」

市内には餃子を提供する店が300店以上も。協同組合「宇都宮餃子会」のHP では店舗ごとの味の違いや品ごとの特徴を簡単に調べることができる。

また、宇都宮市は栃木県のほぼ中央に位置しており、県内の名所への玄関口となっている。

県内には世界遺産の「日光東照宮」をはじめ、「那須高原」「鬼怒川温泉」「あしかがフラワーパーク」などの様々な観光スポットが点在。

さらに、宇都宮市内には、多数のゴルフ場があるほか、栃木県内にも「日光カンツリー倶楽部」「那須ゴルフ倶楽部」の2大名門コースなどゴルフ場が充実しており、那須・塩原エリアや日光のゲレンデにおいては、冬のスポーツアクティビティも楽しめる。

<お問合せ>
ライトキューブ宇都宮
Mail:yoyaku@light-cube.jp
TEL:028-611-5522
※平日午前9時~午後5時まで

<補助金に関するお問合わせ>

一般社団法人宇都宮観光コンベンション協会
TEL:028-632-2445
FAX:028-636-7421
Mail:info@utsunomiya-cvb.org

書籍・新聞がお得に買える「ピーオーピー春のキャンペーン」開催中

展示会とMICEの専門出版社ピーオーピーは2023年3月23日(木)~4月14日(金)までの期間、イベント・展示会関連書籍や新聞を最大50%オフで販売する。また、SNSを利用したフォロー&リツイート・ハッシュタグキャンペーンも実施する。

対象となる書籍・新聞は展示会情報紙『見本市展示会通信』、イベントビジネス誌『EventBiz』、展示会の年間スケジュール本『見本市展示会総合ハンドブック2023』、全国のイベント会場をまとめて収録した『全国会場Navi 2023年版』、過去5年間分の展示会データを収録した『展示会データベース2022年版』

SNSを利用したキャンペーンではフォロー&RTにより1,000円分のクオカードが当たる。また、ハッシュタグをつぶやくことでピーオーピーの出版物の広告枠10万円分が当たるキャンペーンも実施する。

詳細・参加方法はプレスリリースに掲載。