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展示会とMICEニュース60号○オンラインの話題から新しいMICEイベント!?○

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『展示会とMICEニュース』  メルマガニュース版 (水曜日)
http://www.eventbiz.net/
━○オンラインの話題から新しいMICEイベント!?○━2012年6月20日vol.60━━━

展示会とMICEニュースの田中でございます。展示会の専門出版社ピーオーピーから
毎週展示会とMICEにまつわる情報を配信させていただきます。

先日、外食産業展INTER-FOODの出展者説明会で農水省の方にお話をうかがいました。

食品事業者の情報発信を強化して食への信頼確保を進めるフード・コミュニケーション・
プロジェクト(FCP)という取組みの一つに「FCP展示会・商談会シート」というものを
平成22年度に策定し、活用しているそうです。

商品のアピールポイントや企業の特色、納品単位、事故発生時の対応など、商談時に
頻繁にやりとりされる内容を統一フォーマットにして、限られた商談時間の活用を
サポート。食品関連の展示会ではそのシートをそのままエントリーシートとしている
ことも多いようです。

このようなしくみが多くの業界で進んだらいいのになと思います。
ピーオーピーがそういう存在にならなきゃ!という激励の声をお待ちしています。

農林水産省のFCP紹介ページ
http://www.food-communication-project.jp/result/index.html#01

FCP展示会商談シート
http://www.food-communication-project.jp/pdf/h22_result_010.xls

《今週の“もくじ”》
1.今週のニュースヘッドライン
2.今週の展示会【期間:2012.6.18~6.24】
3.MICE関連セミナーのご紹介

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【1】今週のニュースヘッドライン
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・エッセン溶接フェア日本パビリオンの出展募集開始~産報出版
http://www.eventbiz.net/p/news_c2/?goodsKey=/goods/1340001718905/

・ベルサール秋葉原でPCーDIY展
http://www.eventbiz.net/p/news_c2/?goodsKey=/goods/1340003595964/

・韓国aTCenterで国際食品素材技術展
http://www.eventbiz.net/p/news_c2/?goodsKey=/goods/1340007991685/

・ジェトロが海外出展の統一ロゴマークを決定
http://www.eventbiz.net/p/news_c2/?goodsKey=/goods/1340004734001/

その他ニュースはhttp://www.eventbiz.net/p/news/
最新ニュースは、随時更新中です。

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【2】今週の展示会【期間:2012.6.18~6.24】
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▽東京
6月19日(火)~21日(木)
東京ビッグサイト
ヘルス&フィットネスジャパン 2012
http://www.hfj.jp/

6月20日(水)~22日(金)
東京ビッグサイト
日本ものづくりワールド
-第23回設計・製造ソリューション展
-第20回3D&バーチャルリアリティ展
-第16回機械要素技術展
-第3回医療機器 開発・製造展MEDIX
http://www.dms-tokyo.jp/ja/about/Concurrent-Exhibitions/

6月20日(水)~22日(金)
東京ビッグサイト
第4回PB開発展
http://www.jma.or.jp/pb/

6月21日(木)・22日(金)
東京都立産業貿易センター台東館
東京レザーフェア(TLF)
http://www.shizairen.jp/

▽横浜
6月21日(木)~23日(土)
パシフィコ横浜
G空間EXPO 2012
http://www.g-expo.jp/

▽福岡
6月20日(水)・21日(木)
福岡国際センター
九州エコフェア 2012/ビジネスシヨウ九州 2012
http://www.noma.or.jp/show/eco_kyushu/

▽今月・来月のスケジュール一覧はこちら
http://www.eventbiz.net/p/schedule/

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【3】MICE関連セミナーのご紹介
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昨年10月にスティーブ・ジョブス氏が亡くなってから8か月、弊社にもようやく
iPad君がやってきました。

いたずらに指紋をつける毎日でしたが、なにやら面白そうなアプリが出たようです。
「tsudoi」というサービスなのですが、「こんなことやってみたい」と書き込むと、
仲間や興味のある人が集まってイベントになるというもの。

これはなかなかMICEっぽいテクノロジーではないでしょうか。

オンラインの話題から新しいMICEイベントができたり、ネットワーキングの最中に
小さなイベントが突発的に発生したりと、いろいろと使えそうです。

MICEの分野は新しいテクノロジーや考え方がどんどん生まれていて、つねに情報・知識を
アップデートしていないといけませんね。

というわけでMICEの最新情報がつかめるセミナーを2つご紹介。

6月25日
ポータル・ジャパン 京都市産業観光局MICE推進室担当部長 柿沼宏明氏
http://www.eventbiz.net/p/news_c2/?goodsKey=/goods/1340068052570/

7月27日
宿屋塾「ホテリエが知っておくべきMICEの基礎」プリンスホテル 徳永清久氏
http://www.eventbiz.net/p/news_c2/?goodsKey=/goods/1340090033300/

なんだか強引な展開でしたが、いいたいことをとにかく並べてみました。(田中)
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最後まで本メールマガジンを読み進めていただいた方に御礼申し上げます。(樋口)

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京都市MICE担当部長が語る、官・民・海外の連携(6/19)

ポータル・ジャパンは6月25日、ハロー貸会議室新宿で「第27回やまとごころ勉強会-京都市の観光担当部長が語るインバウンド事例-」を開催。

観光先進地域である京都市のインバウンド観光の取組み事例を軸に、京都市産業観光局MICE推進室担当部長の柿沼宏明氏が「民間との連携、海外との連携、求められているもの」と題して講演。海外における京都ブランディング向上のために、どのようにして民間、海外現地、周辺エリアと推進をしたのかなど、観光行政の現場から連携推進のメリットや注意点を語る。

日 時 :    6月25日(月) 15:00から17:00 (受付開始14:30)
会 場    :    ハロー貸会議室 新宿 Room A
参加費    :    3000円

詳細についてはウェブサイトを参照するか、主催のポータルジャパン(Tel:03-6914-3401)に問い合わせること。

プリンスホテル徳永氏がホテリエ向けにMICE解説(6/19)

宿屋大学は7月27日、東京YMCA国際ホテル専門学校で「ホテリエが知っておくべきMICEの基礎」と題してセミナーを開催。

講師にプリンスホテルの徳永清久氏を迎え、外資系ホテルチェーンや投資家たちが注目するMICEについて、ホテル業界関係者にむけて解説する。

単価や利益率が比較的高いこと、未来の売り上げが立つこと、客室・宴会場・レストランなどホテルのリソースを強みにできること、少子化の影響でブライダルの競争が激化し、それに変わる新しいマーケットとしての期待、国を上げてMICEビジネスに力を入れていること、認知度が高まり、派生ビジネスにつながりやすいことなどMICE ビジネスの優位点や、取り組みの課題を語る。プリンスホテルがMICEに取り組んだ背景、高輪・品川エリアのあゆみ、PRINCE TOKYO MICE CITYの取組みとその成果などについても触れる。

詳細については宿屋大学のウェブサイトを参照すること。

震災の影響で国際会議は大幅減(6/19)

日本政府観光局(JNTO)は、国際団体連合(UIA)の国際会議統計2011年暫定値を発表。統計によると2011年の日本での国際会議開催件数は598件(前年741件)で世界3位(同2位)、アジア・オセアニアでは2位(同1位)となった。

東日本大震災や福島第一原子力発電所事故により日本開催予定の国際会議が数多く取り消し、延期されたことが大幅減の主な要因とみられる。

世界1位は前年725件から913件と大きく数字を伸ばしたシンガポール。2位は前年1位の米国が744件で続いている。

都市別でみると東京は153件で、シンガポールとソウルに次いでアジア3位。横浜が84件で同8位となっている。

※UIA統計の国際会議選定基準(2007年統計以降)

A)国際機関・団体が主催の場合
1.参加者数50人以上が原則 2.参加国数3か国以上 3.開催期間1日以上

B)国内機関・団体が主催の場合
1.参加者数300人以上(40%以上が主催国以外)2.参加国数5か国以上 3.開催期間3日以上が原則 4.「ministerial」、「summit」の名称が付く国際会議も基準を満たせば含める。

詳細はJNTOのウェブサイトを参照のこと。

エッセン溶接フェア日本パビリオンの出展募集開始(6/18)

来年9月16日から21日までの6日間、ドイツのエッセンフェアグランドで「第18回国際接合・切断・表面改質展示会(ドイツエッセン溶接フェア)」が開催される。同展は、4年に一度開催される溶接関連の専門国際展示会。前回の2009年開催には、42か国から1016社が出展、ドイツ国外からの2万1,799人を含む5万2,655人が来場した。

欧州を中心とした海外への販路拡大を目指す企業の参加を支援するため、溶接関係の媒体を発行や国際ウエルディングショーを運営する産報出版が日本総代理店となり、約100m2(10小間)の規模でジャパン・パビリオンを展開。共通のレイアウト、総合受付の付設など、日本企業の存在を強くアピールする。出展申込みのほか、ブース設営、会期中のマーケティング活動支援など出展にともなう各種サービスがパッケージ化されており、初めて海外出展する企業も参加しやすくなっている。

出展費用はパッケージブース1小間(間口3m x 奥行き2.5m)95万円(税別)。申込締切は今年7月20日となっている。

詳細については同展ジャパン・パビリオンのウェブサイトを参照するか、事務局の産報出版まで(東京本社Tel:03-3258-6411/関西支社Tel:06-6633-0720)まで問い合わせること。

コミック・映像・ゲームのクリエイターが集結(6/18)

7月4日から6日の3日間、東京ビッグサイトで「クリエイターEXPO東京」が初開催される。「第19回東京ブックフェア(7月5日~8日)」や「第2回ライセンシングジャパン(7月4日~6日)」と同時開催となる。

同展には書籍、雑誌、コミック、映像、ゲームなどさまざまの分野のクリエイター約400人が出展。出版社や制作会社、広告会社などのコンテンツ編集者とのマッチングの場を提供する。

来場者にとっては数多くのクリエイターの作品を比較・検討できるほか、作者の人柄も確認して仕事を依頼が可能、新たな才能をハックするする場となる。またクリエイターにとっては編集者に直接売り込みができる貴重な機会となる。(6/14)

詳細については同展のウェブサイトを参照のこと。

韓国aTCenterで国際食品素材技術展(6/18)

7月5日から7日の3日間、韓国・ソウルのaTCenterで国際食品素材技術展(FI KOREA= Food Ingredients & Food Technology)が開催される。主催・運営は韓国食品工業協会(KFIA= Korea Food Industry Association)、Global Commsなど。

同展は、食品、半加工品、加工食品素材、食品添加物、健康食品素材、食品素材加工機器や技術などが一堂に集まる、食品産業の専門展示会。20か国から約250社の関連企業が出展する。

展示会のほか、カンファレンスとビジネスフォーラムも同時開催され、食品素材産業分野の現況と動向把握や情報交流、マッチングの場となる。

詳細についてはウェブサイト(日本語版)を参照するか、日本事務局のハッピー通信(Tel:03-3527-5955)まで問い合わせること。(6/14)

ジェトロが海外出展の統一ロゴマークを(6/18)

世界各地で年間60件以上の見本市・展示会に出展しているジェトロが、「海外見本市共通ジャパンロゴマーク」を決定。

各見本市・展示会ごとに異なっていた「JAPAN」のロゴーマークを統一することで、日本の参加およびジェトロの取組みをよりいっそうアピールすることが狙い。すでに5月28日から6月1日に中国の北京で開催された「中国(北京)国際サービス貿易交易会」のジャパンブースで使用されている。

詳細についてはジェトロのウェブサイトを参照するか、展示事業課(E-mail:faa@jetro.go.jp)まで問い合わせること。(6/14)

ベルサール秋葉原でPC―DIY展(6/18)

6月23日・24日の2日間、ベルサール秋葉原で「2012 AKIBA-PC-DIY夏の陣」が開催される。
同展にはマイクロソフト、三菱電機、エレコムなど44社が出展し、PCパーツの展示やステージイベントによる商品PRなどが展開される。主催は自作パソコン・パーツ周辺機器などを取り扱うユニットコム。

イベントの詳細は同展ウェブサイトを参照のこと。

イベントマネジメントに持続可能性の評価基準!?~国際標準規格が発行(6/15)

2012年6月15日、工業製品やサービスの国際標準を作る国際標準化機構(ISO)は、イベントマネジメントの持続可能性に関する国際標準規格ISO20121を発行した。

持続可能性の課題を環境・社会・経済の側面から設定し、取組みにつなげていくことで、イベントに関する持続可能性を追求していくことが目的。

ISO20121では「イベントに携わる企業・団体」、「イベント」、「イベントの計画」の形式で認証取得が可能であり、開催の規模や種類は問わない。規格の評価として利害関係者との関係が強く意識されており、イベントを切り口として持続可能な社会へ結び付けていく狙いがある。

持続可能性の課題設定の目安としては、「廃棄物」、「エネルギー」、「アクセシビリティ」、「経済指標」など30以上の課題が紹介されており、目的に応じた適切な課題に取り組むことが求められている。

ISO20121は英国規格であるBS8901を母体としており、国際的な要求を受ける形でISO化の作業が進められた。BS8901は今夏に行なわれるロンドンオリンピックをはじめ、2009年12月にデンマークで開催されたCOP15(第15回気候変動枠組条約締約国会議)などで認証取得が行なわれている。国際標準化にともない、今後は世界中で国際イベントを中心に活用される予定。

日本国内では今年9月29日、30日に横浜市で開催される2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会が取得に向けて計画を進めている。本大会は2009年より横浜市で開催されており、国際トライアスロン連合の提唱する「グリーントライアスロン」に準じた環境配慮型の運営を行なうとともに、大会独自の取組みとして海底清掃を行なうなど、イベントを通じた環境整備にも力を入れている。今後は本国際規格を活用し、持続可能性を追求していく。

イベントが今回の国際規格に適合すれば、持続可能性の取組みを客観的な基準で示すことができるようになる。環境配慮や社会貢献など、社会に向き合ったイベントがふえているなか、ISO20121は協賛をする企業のイベントに対する評価基準としても用いられる可能性がある。

◆関連サイト

http://www.facebook.com/iso20121forum

◆関連記事

▽2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会…国内初の「ISO20121」認証イベントへ向け取組み表明(7/2)

▽ISO20121の策定作業に参加した(社)日本イベント産業振興協会(経済産業省、日本標準化工業会(JISC)に認定された国内審議団体)による解説記事はこちら

イベントの社会的意義を再発見~ISO20121策定に向けて~(「見本市展示会通信」2010年4月15日号pdf版

イベント産業の国際競争力からみるISO20121の普及と課題(「見本市展示会通信」2011年4月15日号pdf版

サステナビリティからイベントを考える(「見本市展示会通信」2012年4月1日号pdf版

▽ISO20121の発行年である今年1年を通じ、イベントと持続可能性をテーマにしたコラムも連載中

「見本市展示会通信」あすへのアプローチ-サステナビリティ元年(2012年2月1日号~