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クリスマス商戦幕開けのイベント ~バンダイ、タカラトミー、エポック社など玩具メーカ約50社が集う~

「クリスマスおもちゃ見本市」が、9月7日から8日の2日間、東京都立産業貿易センター台東館で開催される。

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これは、玩具メーカが一堂に会して、クリスマス商戦に向けての新製品展示や商談を行なう玩具業界関係者向けの専門見本市。主催は、クリスマスおもちゃ見本市実行委員会。

この見本市の商談成果で、メーカは需要期である“クリスマス商戦”向け商品の生産計画に対する最終的な詰めを行ない、販売側は品揃えや発注などを判断するため、玩具業界にとっては毎年のクリスマス商戦の本格的スタートとなるイベントと位置付けられている。

会場では、“クリスマスハイライトコーナー”が設けられ、出展者のバンダイ、タカラトミー、エポック社など約50社のメーカが、展示品約1万点の中から、注目・重要商品を絞り込んで集中展示を行なう。

また、会場自体もクリスマス装飾が施され、クリスマスツリー設置やクリスマスソングのBGMが流れるなど、クリスマスムード一色で満たされる。
詳細はWEBサイトまで。


展示会:クリスマスおもちゃ見本市2016
会期:2016年9月7日(水)・8日(木)
時間:午前10時~午後5時(7日の開会式は午前9時30分から)
会場:東京都立産業貿易センター台東館

展示会とMICEバックナンバー

 

展示会とMICE

 ■ 展示会とMICEとは?

“展示会”と”MICE”は似て非なるものですが、人・モノが集まる『展示会』はFace to Faceの特性を活かすことができる唯一のメディアであり、共通意識をもった人々を一堂に呼び込める集客交流ツール”要”と言えます。
一方、『MICE』と位置づけられている国際会議や報奨旅行、学会は人と人との交流の場を生み出すことによって、時勢の課題を効率的に共有・醸成すると言えます。
これまで以上にボーダレス化が加速する『展示会』と『MICE』。
本誌では、これらの優れた先端事例を追い、新たな集客交流・コミュニケーション手法を提示することによって、読者の皆様方に有益を情報を発信してまいります。

 

vol.

見どころ

Vol.1

2011autumn

1

〔特集〕facebook<Face to Face?(効果的なメディアとしての展示会)
〔地域創造〕新たなステージを切り拓く沖縄
〔対談〕社会を変えるデザインを発信し続けるコンセプター(坂井直樹×仁木洋子)

 mokuji

 Vol.2

2011winter

2

〔特集〕海外出展でチャンスを掴む~アジアに商機を求めて~
〔対談〕世界から尊敬と注目を集め続けるモード界の先駆者、帽子の魔術師(平田暁夫×仁木洋子)
〔地域創造〕都市をブランディングする-横浜MICE

 mokuji

 Vol.3

2012spring

3

〔特集〕結果を出す“ 指標講座 ”
〔地域創造〕スポーツをする、みる、支えるをさいたまで!
〔対談〕モノづくりの基本として「世界価値に昇華した日本独創」(改田哲也×仁木洋子)

 mokuji

Vol.4

2012summer

4

〔特集〕先進ユーザーに学ぶ最新IT活用法
〔地域創造〕東京スカイツリー開業
〔対談〕過去100年未来100年、みんなの心に届く光のデザイン(戸垣浩人×仁木洋子)

 mokuji

Vol.5

2012autumn

5

〔特集〕商談成功の5つの法則
〔地域創造〕NEXT STAGE OKINAWA!
〔対談〕明治天皇百年祭-心のあかり-(廣瀬広保×仁木洋子)

 mokuji

Vol.6

2012winter

6

〔特集〕初めて担当になったら読む 出展実務フレームワーク
〔地域創造〕国際色豊かなイベントへと発展 沖縄MICEプロジェクト2012レポート
〔対談〕元祖「山ガール」、山が好き、人が好き、好奇心の人(田部井淳子×仁木洋子)

 mokuji

Vol.7

2013spring

7,11,14

〔特集〕The Booth Design Selection 2012
〔地域創造〕幕張新都心~街づくりとコンベンション施設~
〔座談会〕いまや“全国区”人気のくまモン~ゆるキャラから売るキャラ~(佐伯和典×くまモン×仁木洋子)

 mokuji

Vol.8

2013summer

8

〔特集〕海外市場に挑む~注目の7産業~
〔地域創造〕大阪MICEの勢いは本物か?
〔座談会〕プロダクトと建築、デザインへのこだわり(黒川雅之×仁木洋子)

 mokuji

Vol.9

2013autumn

9

〔特集〕プレゼンする技術
〔地域創造〕本気で取り組みはじめた広島市のMICE振興
〔対談〕空間デザイナーは「空間翻訳者」より豊かな表現で空間を演出する(平田裕二×仁木洋子)

 mokuji

Vol.10

2013winter

10

〔特集〕2014年の出展トレンド予測
〔地域創造〕長崎MICEの成功のために
〔対談〕プロジェクションマッピングの今後を占う(中曽根高志×長崎英樹)

 mokuji

Vol.11

2014spring

7,11,14

〔特集〕Booth Design Selection
〔地域創造〕和歌山~歴史、文化、自然の宝庫~
〔対談〕情報をグラフィックデザインに成功させる創造者(勝井三雄×仁木洋子)

 mokuji

Vol.12

2014summer

12

〔特集〕全国MICE地図
〔座談会〕新スタイルMICE都市間連携-関西三都-(秋山喜久×木下博夫×小柴善博)

 mokuji

Vol.13

2014autumn

13

〔特集〕つなげば売れる出展後のお話。-名刺100%活用術-
〔地域創造〕群馬県・富岡製糸場
〔座談会〕JVRA Presents イベント&コンベンションを彩るビジュアル演出の世界

 mokuji

Vol.14

2014winter

7,11,14

〔特集〕Booth Design Selection
〔地域創造〕島根~日本人の心を垣間見れる街~

 mokuji

Vol.15

2015spring

15

〔特集〕海外出展のトリセツ -72億円市場への近道―
〔対談〕茶圓勝彦×長崎英樹

 mokuji

Vol.16

2015summer

16

〔特集〕展示会・MICEの安全と危機管理
〔特別企画〕システムパネル・トラス部材の施工事例

 mokuji

Vol.17

2015autumn

17

〔特集〕それぞれのMICE
〔地域創造〕名古屋市

 mokuji

 

オンライン上にイベント空間が再現される~9月にITのバーチャル展示会~

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ITイメージ図

「ITmedia Virtual EXPO 2016 秋」が、9月1日から30日までの1か月間、オンライン上で開催される。
これは、ITに関する技術や製品、サービスがオンライン上で一堂に会するバーチャル展示会。実際の展示会場が、オンラインのイベント空間としてネット上に再現される。
12回目を迎える今回は、「クラウド」、「セキュリティ」、「データ活用」、「ビジネスIT」、「OSSイノベーション」、「システム&アプリ開発」、「攻めと守りと安心のIT」の7つのテーマで展開。
来場者は、実施期間中であれば24時間いつでも来訪が可能で、出展企業のブースを閲覧し、動画の視聴や資料ファイルをダウンロードすることができる。
会期中は、厚切りジェイソン氏のインタビューや、ローソン執行役員業務統括本部副本部長白石 卓也氏などの講演が行なわれるほか、多種多彩な企画が用意されている。
詳細は、WEBサイトまで。

展示会:ITmedia Virtual EXPO 2016 秋
会期:2016年9月1日~30日
会場:オンライン

青森県でクリエイティブによる地方創生プロジェクト ~伊藤豊雄氏や茂木健一郎氏らがイベント参加

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JAPAN DESIGN WEEK プロジェクトのひとつである「HIROSAKI DESIGN WEEK」が青森県弘前市で実施されている。

JAPAN DESIGN WEEK プロジェクトは、クリエイティブの祭典「TOKYO DESIGN WEEK」を手掛けるTOKYO DESIGN WEEKが構想したもので、地方自治体が年間を通して活動し、クリエイティブの力で地方創生を行なうプロジェクトだ。この活動を通して、地域オリジナルのコンテンツを創造し、さらに郷土愛や人材を育むことでクリエイティブによる地方創生を目指す。プロジェクトには、青森県弘前市以外に、奈良県飛鳥地方や神奈川県藤沢市も開催地となっている。

日本一のりんごの収穫量を誇る弘前では、「HIROSAKI DESIGN WEEK -RINGO-」と題して、秋から2017年1月までの期間、さまざまなプログラムを展開する。
10月9日は建築家・伊東豊雄氏とプロダクトデザイナー・喜多俊之氏をゲストに迎えたトークセッション“弘前会議”、10月10日は脳科学者・茂木健一郎氏、芸人兼アーティスト・西野亮廣氏らがファシリテーターとして参加する商品開発プロジェクト“弘前アイデアソン”など、多彩な企画を用意している。
そのほか、詳細はWEBサイトまで。


【開催概要】
イベント:HIROSAKI DESIGN WEEK
場所:青森銀行記念館ほか 弘前市内施設
主催:弘前デザインウィークコンソーシアム(事務局:弘前市広聴広報課)
協力:TOKYO DESIGN WEEK /Design Association NPO

イベント&MICEサポート企業ガイドへの掲載について

イベント&MICE

サポート企業ガイド

!掲載についてのご案内!


Ver.1  雑誌への掲載

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雑誌の表紙イメージ

雑誌は年1回発行のフリーペーパー誌です。

詳細は「イベント&MICEサポート企業」の雑誌紹介をご覧下さい。

発刊日:毎年1回、3月末
発行部数:12,000部
料金:1企業・団体につき1掲載で¥70,000
申し込み受付期間:常時
※お申込みはいつでも受付いたしますが、雑誌への掲載は発刊時(毎年3月)となります。

☛ご掲載のお申込はこちら

 


Ver.2 WEBサイトへの掲載

当WEBサイトへの掲載をいたします。

▶WEBサイトはこちらをご覧ください。
▶WEBサイトの魅力については、こちらをご覧下さい。

サイトPV数:WEBサイト「展示会とMICE」は10万PV
料金:1企業・団体につき1掲載で¥70,000
申し込み受付期間:常時
掲載UP時期:申込後、フォーマットに記載いただいてから1週間程度でUP
掲載期間:1年間。掲載UP月は無料サービス(例:2016年7月1日にUPしたら、7月の掲載料金無料で2016年7月1日~2017年7月31日まで掲載)

☛掲載の流れはこちら

☛ご掲載のお申込書はこちら

計画の進む保険事業“データヘルス”の見本市 ~メイン会場はインテックス大阪~

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厚生労働省は、「データヘルス・予防サービス見本市2016」を12月14日、インテックス大阪で開催する。

これは、健康増進や予防に関する製品・サービスが集まる展示会。社会全体における個人の予防・健康づくりを促す仕組みづくりの一環として実施され、医療保険者と健康・予防サービスを提供する事業者らの出会いの場を提供する。来場者は実際に使用するなど、“体験”を通して製品・サービスへの理解を深めることが可能。今年は大阪会場をメイン会場として、仙台・福岡を含む3つの会場で実施する。来場者は、医療保険者、企業経営者・人事/総務担当者等、自治体関係者、医療専門者など。

データヘルスとは、国民健康保険や健保組合などの医療保険者が、加入者の電子的な健康情報を活用してデータ分析する保険事業のこと。「日本再興戦略2016」(2016 年6月閣議決定)では、“「データヘルス・予防サービス見本市」について、本年度中に全国複数都市に規模を拡大して実施し、幅広く保険者・自治体と民間事業者とのマッチングを加速させる”とされており、厚生労働省はこの展示会を活用してデータヘルスに対する取組みの支援・推進を行なう方向。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。

 

<大阪:メイン会場>
名 称: 「データヘルス・予防サービス見本市2016」
開催日時: 平成28 年12 月14 日(水)10:00~17:00
開催場所: インテックス大阪
<仙台:テーマ型会場>
名 称: 「データヘルス・予防サービス見本市2016 in 東北」
開催日時: 平成28 年11 月21 日(月)10:00~17:00
開催場所: 仙台国際センター展示棟
<福岡>
名 称: 「データヘルス・予防サービス見本市2016 in 九州」
開催日時: 平成28 年11 月8 日(火)10:00~17:00
開催場所: 福岡国際会議場

※福岡会場は同日同場所にて開催される健康保険組合連合会のイベントとの併催

≪募集情報≫省エネ、電力、ガスなどエネルギー市場が集う ~5030万kl省エネ実現に向け~

ENEX2017_logoSEJ2017_logo電力・ガス新ビジネスEXPO2017_logo

「Energy & Utility Innovation」が、2017年2月15日から17日までの3日間、東京ビッグサイトで開催される。

これは、「ENEX」「Smart Energy Japan」「電力・ガス新ビジネスEXPO(旧:新電力EXPO)」から構成される展示会。省エネやエネルギー管理、電力・ガス小売事業に関するあらゆる技術や製品、システム、サービス、ソリューションが一堂に会する場となる。

2030年までの「5,030万kl省エネ」実現に向け、今後の需要家視点に立った省エネ・節電支援、最適なエネルギー活用などの推進には、エネルギー(電力・ガス・熱など)に、ユーティリティ(空気・水など)を加えたトータルマネージメントが不可欠であることから、徹底した省エネルギー社会の実現と、電力・ガス小売ビジネスなどの拡がりを支援し、エネルギー市場の成長と業界の発展を促す。

現在、出展者を募集中で、申込締切日は9月30日まで。
また、経済産業省関東経済産業局が、「ENEX2017」内で「省エネルギーフェア2017」を実施予定で、こちらも出展者を募集している。

そのほか、詳細は下記WEBサイトまで。

展示会のホームページ
http://www.low-cf.jp/

関東経済産業局のイベント情報ページ
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/shoene/3-3enebusiness.html

展示会の出展応募締切日:2016年9月30日(金)まで。
関東経済産業局の出展応募締切日:2016年9月9日(金)まで

展示会:ENEX /Smart Energy Japan /電力・ガス新ビジネスEXPO
会期:2017年2月15日(水)~17日(金)
会場:東京ビッグサイト

業界4団体がチケット高額転売取引の防止を求め、初の共同声明~100組を超える国内アーティストと24の国内音楽イベントが賛同~

日本音楽制作者連盟(FMPJ)、日本音楽事業者協会(JAME)、コンサートプロモーターズ協会(ACPC)、コンピュータ・チケッティング協議会の4団体は、116組の国内アーティストと24の国内音楽イベントの賛同を得て、昨今横行している「チケット高額転売取引問題の防止」を求める、共同声明を発表した。

意見広告は関東圏、関西圏、中京圏において、朝日新聞および読売新聞の朝刊に掲載された

日本でのCDをはじめとする音楽ソフトの売上は、1998年をピークに近年まで大幅に減少している一方で、ライブ市場が急成長している。 音楽関係13団体が発行する「ライブ・エンタテインメント白書」によると、コンサートの総公演数は、2006年が4万7,632本だったのに対し、2015年は5万6,042本と約1.2倍増加。入場者数に関 しても、2006年の2,454万人から2015年は4,486万人へと約1.8倍増加。共に10年間で、明らかな成長を記録しており、ファンにとってライブや音楽フェスが“音楽をリアルに体験できる場所”として、高く支持されている。この成長に伴い、かなりのスピードでチケットの転売ビジネスが大規模マーケットとなり、以下のチケット高額転売取引問題を引き起こしているのも現状である。

・組織や個人主が利益目的でチケットを大量購入し、転売サイトを使用して通常の何十倍という高価格で取引を行ない、多額の利益を得ている。

・何らかの方法で大量購入している組織や個人主により、ファンが正規価格でチケットを購入できないという事態が発生している。

・転売チケットを購入したファンが、ライブ当日に入場出来ないという被害を受けている。

既に一部のアーティストや音楽イベントでは、チケット転売防止対策として、顔認証システムやファンクラブで購入したチケットのみ転売可能な公式トレードサイトなど様々な施策を導入しているが、いずれもシステムの導入費用や当日のファンへの長時間拘束を要してしまう。チケット高額転売取引は、ファンへ多大なる経済的負担をかけ、ライブへの参加頻度の減少やグッズの購入機会の損出を招いてしまう。

4団体は音楽業界がライブ市場へとシフトしている今、知らないところで数多くの不正取引が行われている現状に危機感を感じているが、チケット転売取引に反対している人もいる一方で、賛成し転売取引システムを利用している人がいるのも事実である。今後、チケット転売取引システムが売上を伸ばしていく中で、音楽業界としてチケット転売取引問題と向き合い、従来のチケット販売システムや座席価格の一律問題などを見直し、体制を整えていく方針だ。

 

<代表者からのコメント>

「すべてのアーティスト、スタッフ は、一人でも多くの音楽ファンに最高のパフォーマンスを届けるために、日々努力を重ね、活動しています。今日のチケット高額転売は、アーティストと音楽ファンとのこれまでの良好な関係を壊してしまう問題なのです」。

一般社団法人 日本音楽制作者連盟 理事長 門池三則

 

「本来、定価で手に入るはずのチケットが、一部の悪質な転売業者によって高額なものになり、しかもそれは新しいコンテンツの創作のためには全く活かされないのです。そのような状況を深く憂慮するとともに、根絶に向けての努力を続けたいと思います」。

一般社団法人 日本音楽事業者協会 専務理事 中井秀範

 

「コンサート数・動員数共に年々増加の一途であり、それはライブ活動がアーティストとファンにとっての重要度の高まりを示しています。そんな中で、単に金銭利益だけが目的である一部の転売ヤーのために、アーティストとファンがどれだけ多くの犠牲を払っているかを少しでも知っていただきたいです」。

一般社団法人 コンサートプロモーターズ協会 会長 中西健夫

 

<オフィシャルサイト>

開設日時:平成28年8月23日(火)午前4時

URL: https://www.tenbai-no.jp

内容:音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対するメッセージやそれに賛同するアーティスト名、イベント名、団体名のほか、SNSでもタグ「#転売NO」と投稿したコメントを集約するなど、随時情報を更新していく。

第58回サイン&ディスプレイショウ~新企画にグローバルな視点のサインやディスプレイのセミナー~

 9月1日より3日まで、東京ビッグサイトでは「サイン&ディスプレイショウ2016」が開催される。同展はサイン・ディスプレイのプロが集い、サイン・ディスプレイの製作・施工に必要な資材・素材および加工機器など、業界の新しい情報、技術を提供・アピールする展示会。

 主催の東京屋外広告美術協同組合は本年度より宮地健氏が新理事長に就任し、さらなる業界発展に向けた取組みを行なう。そこで宮地新理事長に本展の見どころやサイン、ディスプレイ業界への想いについて話を伺った。

東京屋外広告美術協同組合の宮地理事長

 

「サイン&ディスプレイショウ2016」の魅力と今年の見どころについて

今年も目標達成となる出展数となり、多くの新製品が登場します。

新しい製品が目玉となるのはもちろんですが、私はそれらを利用してどういうものを創っていくのか、というところも重要なポイントだと考えます。サイン、ディスプレイも長い歴史の中で木、紙、布からLEDやアクリル、塩ビ、金属などの素材が利用されるようになりました。進化する素材の中で、光ったり動いたりと、より表現の幅が広がりました。出展者をハードとすると、それをどう使っていくかと考える来場者はソフトです。是非サイン&ディスプレイショウのなかで、双方メリットが感じられるような出展者の製品と来場者のアイデアの組み合わせを見つけてもらいたいです。

新企画のセミナー

新しい試みとして公式セミナー「ワイドフォーマットプリンティングコンファレンス@サイン&ディスプレイショウ2016」を開催します。インフォトレンズによるインクジェットプリンタの世界市場をはじめ、今後の動向など、グローバルな視点のサイン、ディスプレイの最新事情を交えた解説を聞くことができます。

日時:2016年9月2日(金)13:00-16:30

2年に一度のコンクール

また今年は、隔年開催の関東地区連広告美術コンクールも開催します。今回は2019年に開催する「いきいき茨城ゆめ国体」をテーマに、集まった約140点の広告を展示し、審査・選出します。

作品は1~3部にわかれており、1部は昔ながらのペインティングによる作品、2部はデジタル技術を利用した作品、3部は立体の作品になります。私個人の意見としては、手作業で創り上げる技術は今後も残していきたいと思うので、1部には是非頑張ってほしいですね。コンクールの年齢層は幅広く、上は80代の方まで参加しています。

このほかにも専門学校生による展示スペースも設けています。企画して10年ほどになりますが、若い人が自身の作品をアピールできるだけでなく、業界に優秀な人材を導くことができるという良いサイクルが生まれています。

 

<関連記事>クローズアップ 東京屋外広告美術協会の取組み~宮地理事長インタビュー~

 

サイン&ディスプレイショウ2016
会期:2016年9月1日(木)2日(金)3日(土)
時間:午前10時~午後5時
会場:東京ビッグサイト 西展示棟 西2ホール
場所:東京ビッグサイト 会議棟 1F 102
入場料:税込500円※但し招待券及びホームページ入場引換券持参者は無料
公式セミナー「ワイドフォーマットプリンティングコンファレンス@サイン&ディスプレイショウ2016」日時:2016年9月2日(金)13:00-16:30

サイン、ディスプレイ業界への想い~東京屋外広告美術協同組合の取組み~

 9月1日より東京ビッグサイトで開催する「サイン&ディスプレイショウ2016」。主催の東京屋外広告美術協同組合は本年度より宮地健氏が新理事長に就任し、さらなる業界発展に向けた取組みを行なう。そこで宮地新理事長にサイン、ディスプレイ業界への想いについて話を伺った。

サイン&ディスプレイショウ2015の様子

サイン・ディスプレイ業界の今後の展望と宮地理事長の想い

現在、組合として特に力を入れている取組みに、サインの安全管理と都市美観への意識を高めることが挙げられます。

【写真A-1】IMG_5310
東京屋外広告美術協同組合の宮地理事長

屋外のサインは雨風にさらされるため、こまめな点検をすることが理想ですが、それには高所作業車などが必要となり、時間と費用がかかってしまいます。しかし点検を怠ってしまうと、落下の危険性が高まり、大事故につながります。現在点検の頻度や間隔について厳密な規定がないため、組合では10年をめどに点検の呼びかけを行なっています。サインは10年経つと、管理責任はメーカーからサインを設置している所有者になるため、所有者にそういった責任や危険性を認識してもらう必要があります。

都市美観についても、地域によっては色使いや大きさ、位置など条例により景観を損なわないようなサインの設置が決められており、これらも安全管理上の点検と同じく周知を怠ると、撤去や再設置など、よりコストがかかってしまいます。デザインを企画する段階で都市条例に沿うようにする必要があるため、こちらも組合で都市美観に対する理解を深めてもらうよう取組んでいます。

 デザインの価値向上に向けて

私は、よく練られたデザインのサインやディスプレイは、伝えたいことを相手の立場に立って考え、アイデアや意志などの作り手の魂が込められたものだと思っています。魂のこもった作品は購買意欲を高める効果があるなど、人の意識に訴えかけ、ときには感動を与えるものです。しかし、デザインというものはどれだけ時間と手間がかかっていても、そういった努力が目に見えづらく、より安価で良い作品を要求されることが多いのも事実です。安全管理・対策や美観への理解もそうですが、今後は先述したようなサインやそのデザインへの理解、価値向上も組合の使命だと考えます。

 組合として業界の課題に対応

そのほかには、2020年東京五輪・パラリンピックにより、展示会場東京ビッグサイトが使用制限される問題も課題として残っています。当業界でも死活問題となるため、よりいっそう対策を考える必要があります。こういった課題も他のディスプレイ業界と力を合わせなければ解決できません。企業の大小はありますが、業界内で支えあいながら、サイン、ディスプレイの価値を高めていきたいと考えます。

 

<関連記事>展示会とMICEニュース 第58回サイン&ディスプレイショウ~新企画にグローバルな視点のサインやディスプレイのセミナー~

 

東京屋外広告美術協同組合主催事業


サイン&ディスプレイショウ2016【写真A-2】S&Dショウ
会期:2016年9月1日(木)・2日(金)・3日(土)
時間:午前10時~午後5時
会場:東京ビッグサイト 西展示棟 西2ホール
場所:東京ビッグサイト 会議棟 1F 102
入場料:税込500円※但し招待券及びホームページ入場引換券持参者は無料