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アジア最大の総合リゾート地へ-サンズ・コタイ・セントラル4月11日にオープン(4/11)

マカオのリゾート地化へMICE機能も充実

「マカオ・コタイをアジアの娯楽とビジネスの最高の目的地とすることを最終目的としている」

サンズ・チャイナ社で国外のミーティング・インセンティブおよびレジャー活動の責任者であるブレンドン・エリオット氏は、4月11日にオープンを控えた先月23日、海外プレスを集め行なわれたインタビューのなかで『サンズ・コタイ・セントラル』について、こう世界に発信した。

『サンズ・コタイ・セントラル』は、世界的IR(総合リゾート)開発会社ラスベガス・サンズ・コーペレーション(LVS)の子会社、サンズ・チャイナ社が開発を進めるマカオ・コタイ地区に誕生する新しいリゾート施設。開発には80億米ドルを出資しており、建設地は2007年に先行してオープンしたヴェネチアン・マカオ・リゾートホテルと、大通りEstrada do Istmoをはさんだ向かい側で進められてきた。

『サンズ・コタイ・セントラル』は、アジア最大の総合リゾート地として開発を勧めている“コタイ・ストリップ”の東側の核とも言うべき施設だ。冒頭の言葉には、こうした意味が込められている。もともと中国で唯一カジノが許されているマカオは、カジノ場としてのイメージが先行してきたが、LVSが目指すのは、マカオのメガリゾート地化だ。LVSはラスベガスでカジノリゾートとコンベンションセンターを成功させた会社。また、LVSおよびサンズ・チャイナ社の会長であるシェルドン・アデルソン氏は、コンピューター業界向けのトレードショー「COMDEX」の創始者でもあることからも、“コタイ・ストリップ”開発は、アジア版ラスベガス構想と言われている。

LVSのシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズにみるIR開発事業と同様に、マカオでもホテル、大型ショッピングエリア、カジノなどのエンターテインメントエリアのレジャースポットに加え、ビジネスマン利用にも対応する会議施設、展示場を有するビジネスエリアを持つMICEスポットにもなる。

コンラッド、ホリデイイン、シェラトンの3ホテルが参入し、約5800室へ

今回のオープン宣言は、『サンズ・コタイ・セントラル』のうち、4月にコンラッド(636室)、ホリデイイン(1224室)の2ホテルが開業することを受けてのもので、9月にはシェラトン・マカオ(約4000室)が一部オープンし全館開業は2013年の計画だ。来年の完成時には、合わせて約5800室の宿泊施設が完備される。サンズ・コタイ・セントラルのオンライン予約システムはすでに開設され、2012年5月2日からの宿泊を受け付けており、主な客室は1泊1198香港ドルからの提供となる。

宿泊施設以外には、600店以上の小売店・エンターテインメント・飲食店、2万7900平米のカジノスペース、4つのダンスホール、2つのスパ、3つのフィットネスクラブがある。

また、『サンズ・コタイ・セントラル』内には、合わせて約2万平米の会議室とイベントスペースがあり、約4600平米の無柱ボールルームと9つのジュニアボールルームは、すべて防音パーテイションで分割でき、最新音響機器と、衛星中継およびビデオ会議、高速インターネット、同時通訳が可能な技術設備を備えている。ビジネスセンターではさまざまな秘書、事務サービスを提供する。

サンズ・チャイナ社は、オープンに先駆け、トレードパートナーおよび海外プレスに内覧会を開催。広大な敷地内の一部を約3時間かけて視察した。公開されたのは、エントランスやプール、各ホテルの客室やボールルームなど。3棟平行に並んだ建物は、一部のフロアで行き来できる構造になっていた。4月11日の開業記念式典には、このサンズ・コタイ・セントラルとザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル間の1700フィート(約520m)の距離、地上500フィート(約150m)の高さに太さ1インチ(約2.5cm)に満たないワイヤを張り、その上を、世界的に有名なスカイウォーカーのジェイド・キンダーマーティン氏と妻カリン・モフリー氏が横断する。このパフォーマンスで、二人はそれぞれのビルから出発し、サンズ・コタイ・セントラルの開業式典の最中、ちょうど真ん中で出会い、コタイ・ストリップの両側の連結を象徴するという。
(現地取材:3月23日)

神奈川産業振興センターが出展効果拡大セミナー(4/10)

(公財)神奈川産業振興センターは4月25日 14時から、神奈川中小企業センタービルで「展示会出展効果拡大セミナー」を開催する。

同セミナーは中小企業の経営者・経営幹部・展示会担当者などを対象に、新技術・新製品発信の場、新規顧客獲得や具体的な商談の場、活発な技術交流・情報収集の場として展示会を活用するノウハウを提供するもの。

講師は(独) 中小企業基盤整備機構関東本部の相場健チーフアドバイザーが務める。「展示会出展に潜む落とし穴 ~来場者を惹きつけるか、遠ざけるか~」と題して、効果的な展示会出展をおこなうための事前準備、展示ブースにおける人だかりを生み出すコツ、販路開拓・商談に結び付けるツボなどをわかりやすく解説する。

定員は30人、受講料は無料となっている。

問合せは神奈川産業振興センター 総務・企画部 事業課(Tel:045-633-5170)まで。

「女性部会キックオフ・ミーティング」を開催(4/10)

(一社)日本コンベンション事業協会(CPA)は4月10日、女性就業支援センター(旧:女性と仕事の未来館)で「女性部会キックオフ・ミーティング」を開催した。

女性部会長を務める西川洋子さん((株)コンベックス)は、会に先立ち、「女性部会は、コンベンション業界で働く女性たちを応援することを目的に、一般社団法人への移行とともに発足したもの」と参加者に解説。

「今後は、研修・教育、交流・情報交換、情報発信などの活動を行なうものとして、今回は、悩みの一つであった『後輩の育成について』をテーマに発足後初のミーティングを行ないたいと思います」と、はじまりの挨拶をした。

ミーティングは、プロローグディスカッションとして、ICSコンベンションデザインの田代直子氏がコーディネーターを務め、(株)フジヤの降幡恵さん、(株)響映の佐藤梨紗さん、(株)コングレの堀倫子さん、(財)ちば国際コンベンションビューローの岩田由美子さんが登壇。テーマの考えるきっかけとなるよう、それぞれの立場と現状、取組みについて一人ずつ話した。

【プロローグディスカッション】

佐藤さん

会場の音響・照明の業務がメインではありますが、ホテル常駐の響映では、イベントに関する業務に加え、一ホテルスタッフとして仕事にあたっています。そのため、技術面だけでなく、ホテルマンとしてのマナーについての指導も必要です。弊社では、プロジェクトK(Kは響映のK)と呼んで教育指導しています。3、4年目までが対象で、個々人の自己判断に足りないことはないかなど、上長がフォローしながら個人のスキルアップをはかっているんです。
私自身は中堅どころ。まだ学ぶところがありますが、後輩の指導では、スキルアップとともに、メンタル部分へのケアを個人面談などを通じ、日常業務では把握しきれない部分にも気を配りながら、仕事のしやすい空間づくりを目指し、プロジェクトをすすめています。

 

 

 

 

降幡さん

フジヤはPCO、展示会、ショウ環境の分野で仕事をしています。私はクリエイティブ事業部の所属で、業務はデザインや企画が中心です。デザイナーとしてのスキルも重要ですが、自分のデザインをどう売るか、お客さんとのコミュニケーションは大事ですから、口をすっぱくして指導している部分でもあります。いろいろな形で指導していますが、大切だと思うことは、自分が一生懸命ものごとに取り組む姿勢をみせること、うそをつかないこと、自分が健康であることですね。
それと、経験を積んでいくうちに変わってきたことは、以前よりも我慢ができるようになりました。それと勇気をもてるようになった。これは、任せる勇気ということです。任せたことが自分にふりかかってくるのはとても怖いことですが、勇気をもってやっていっています。仕事ひとりではできません。一人でやるほうが楽と思うことがあるのですが、任せることを覚えてからは楽になりました。

 

 

 

堀さん

コングレに入社後、いったん退社し復職して2年になります。現在は、会社員と主婦と子育てと、バランスをとりながらの状態です。興味本位で入ったのがきっかけでしたが、国際会議というダイナミックな仕事に魅了され、仕事が好きで好きで仕方ないという毎日でした。2008年には洞爺湖サミットを担当し、入社後やりたかった夢がかなった思い出深い仕事となりました。その後、結婚し、子供ができて、退社しましたが、公立の保育園をみつけることができ復帰しました。復職後は、勤務時間の関係から以前のようにメインディレクターを担当することはできませんが、CPAの事務局をさせていただいています。
後輩の育成は、子育てと似ていて、1から10まで説明すればミスがないかもしれないけれど、フレームを話して、任せて、あとの責任は私がとるね、としたほうが後輩にとってもいいと思っています。
弊社は女性が多い職場。子供ができてやめるひとも多いので、残念だと思います。子育てしながらの仕事は大変ですが、後輩には、やればできる、両立できると言いたい。自分で努力しなければいけなにこともあるけれど、そんな人材がふえることを願っています。

 

 

 

岩田さん

ちば国際コンベンションビューローで23年になります。皆さんのような民間企業とは違い、ビューローは、プロパー(職員)と県や旅行会社など民間企業からの出向人事でなりたっています。2、3年でひとが入れ替わるため、後輩に教えるというチャンスはほとんどありません。
育成という意味で、わたしは自分で自分を育てるという意識をもってやってきました。それでも、この2年間は、大卒や中途の女性が入り、はじめて後輩育成について考える機会をもちました。
ダイバーシティという言葉がありますが、これは会社を強くする一つの要素だと思っています。たとえば、女性対男性、日本人対外人、プロパー対出向などもその一つです。財団法人の成り立ちは、いろんな畑をもったひとがいて、いろいろなところからの力を合わせてもっと大きな力にするということ。それがいい方向にいくかどうかは、それぞれの方向性を束ねる長のかたがいい方向を向けば、そういう方向に行くと思います。

 

 

 

4人のプロローグディスカッションのあと、6チームにわかれ「後輩の育成について」をテーマに日々感じること、会社で起こっていることについてのグループディスカッションが行なわれた。

グループディスカッションでは、それぞれ自身の仕事内容について紹介。その後、社内での後輩の育成について、各社の取組みを話し合った。グループのなかには、男性もまじっての交流もあり、
和気藹々とした雰囲気で進められた。

さいごに、各チームから代表者が一人ずつディスカッションで出た意見をまとめたグループ発表が行なわれた。発表では、「コンベンション業界は、男女均等に働ける職場ではないかという意見がでた」、「5年目ぐらいの経験者は、すべてを教わるわけでなく、後輩が自分で考える機会を与えることが必要」、「抱えている問題点は同じ。全般的に、言われたことはできるけれど、言われていないことはできない。業界全体として人材育成をしていくCPAとしての活動も必要なのでは」、「各企業の育成の取組みを聞くと、外部研修ではCPAでの研修や内部ブレーンを講師に迎えている例があった」、「女性部会で、女性目線で話し合われたことをCPA本部にあげて、CPAの幹部には男性の理解が必要」、「育成制度、マニュアル、技術としての仕組みも必要だが、プラスひとが大事。後輩にこうしてほしいと伝えるにはコミュニケーションをどうとるかも考えなければいけない」といった意見があった。

そのほか、今後のテーマについて「ホテル、会議場などの会場下見など、現場視察をすることで、職種の違いからでる異なる視点を学べる。意見交換することが業界の活性化につながるのでは」といった具体的提案もされた。

ミーティングには、男性の姿もあったが、大阪から出張して現場社員の声を聞きにきたという社長は、「女性の力はこれからも取り入れるべき。いろいろな企業・グループのパワーになることを実感しています」と、感想を述べた。

西川女性部会長は、会の終わりに「きょうはプロローグのプロローグ。立場によって、考え方もちがいます。今後、さまざまな課題について、どうしたらよいのかを考えるこうした機会を設け、一石を投じられるような会になったと言えるようにがんばっていきたいと思います」と結んだ。

今回の「女性キックオフ・ミーティング」には、39名が参加。プレス3社、オブザーバーとしてCPA会員も含め、活発な意見交換の場となった。

なお、CPAでは、6月7日(木)、一般社団法人設立記念祝賀会をホテルオークラ東京で開催。女性部会では、「普段はバックヤードで仕事をしている黒子的存在ではあるけれど、この日はドレスアップして、女性らしく華やかに参加すること」を提案した。(4/10)

 

 

コーディネーターを務めた 田代さん(左)と 参加者全員に配られたケーキ(右)

 

軽井沢リゾート会議都市推進に向けた各氏の提言(4/4)

軽井沢リゾート会議都市推進協議会(軽井沢RCC)は、3月29日、軽井沢プリンスホテル(国際会議場・浅間)で“ダボス&アスペンに学ぶ軽井沢「文化・芸術・スポーツ」リゾート戦略”をテーマに「軽井沢リゾート会議都市推進協議会 一周年記念リゾートコンファレンスセミナー」を開催した。

開催に先立ち、RCC会長の松葉榮三は「軽井沢での平日の賑わい創出においては、会議の招致が相乗効果を生むとの考えのもと軽井沢RCCは創立しました。今回の設立1周年を記念したセミナーが皆さま方にとって有意義なものとなることを期待しています」と挨拶。

続いて、軽井沢町 町長の藤巻進氏が「約20年前の青年会長時代から軽井沢をリゾート会議都市にという構想をもっていましたが、そのころにも本日講演いただく磯村先生のリゾート地のお話を聞き、たいへん感銘を受けました。約2時間の講演内容はテキストにしていた思い出があります。きょうはその続きを聴くような心持ちで楽しみにしています」と講演への期待を語った。

講演では、尚美学園大学理事長・学長の松田義幸氏と実践女子大学教授の犬塚潤一郎氏が登壇し、「通年型リゾート、コロラド・アスペンに学ぶ、軽井沢リゾート戦略の理念と方法」と題し、スイスのダボス、米・コロラド州アスペンに並び軽井沢を世界3大リゾート会議都市とするべく立ち上がった関係者に向けて、2都市がなぜリゾート会議都市として現在の地位を築いてきたのか、ソフト開発の歴史や、事業構造を社会的構造に転換し価値を追求し続けてきたそのスタイルから明らかにした。

そのなかで、ダボス会議は既存社会の政治・経済とは違う、新たな調整機能として必要とされたというコンセプトから成立したものであり、一方で、アスペンのエグゼクティブセミナーは、ひとにとって大切なことが社会の核心にあるという考えのもと、文化・教養・音楽/芸術の追求を目指し構成された会議群であることを解説。

こうした講演内容をふまえ、軽井沢をリゾート会議都市として推進するための心構えとして、犬塚教授は「軽井沢の哲学を基本に据えることが重要であること」と提言した。またこの発言を受け、松田学長は「3.11に関連し、世界は『人間には限界があること』を気づいた。学問の世界では、自然、社会、人文のどの領域でもポストモダンという考えが大問題となっている。たとえば、こうしたタイムリーな話題について問題提起すること、それを軽井沢の哲学の中心に据えることが世界からの注目を得る。たとえ少人数からはじめたとしても、小さく生んで大きく育てることを考えてみてはどうだろうか」と問いかけ、講演を結んだ。

 

 

 

 

 

続いて、“ミスターNHK”の名前で親しまれた元キャスターの磯村尚徳氏が登壇。磯村氏は、ヨーロッパのリゾート事情について、経験に基づいた具体的特徴を、ダボスや山岳リゾート地で有名なヴィラール、フランスの海のリゾート地コートダジュールを引き合いに紹介。

リゾート開発の成功を果たすために必要な要件について、3つの提言をした。まず第一には、町、行政、企業、そして住民がここで何をしたいのか、マスタープランをはっきりさせること、そして第二には、哲学を実現するには、広告のない景観や車の立ち入り禁止など、私見の制限が必要であること、第三には、欧州の100の美しい村でみるような建物の色や高さに統一のある、全体に均整のとれた美を追求する姿勢があること、とした。

 

 

 

セミナーの終わりには、さきに講演をした3氏に小石川ロータリークラブ幹事の武田康弘氏が加わり、日本コンファレンスセンター協会専務理事の田中慎吾氏を進行役に迎えたパネルディスカッションが行なわれた。

パネルディスカッションでは、1.軽井沢リゾートコンファレンス地域特性へのブランド化、2.企業の会議文化成熟度(費用対効果)に関して、3.リゾート会議都市先進地域への課題、などをテーマに4名の講師とセミナー参加者が一体となって、今後の軽井沢のあるべきリゾート会議都市推進への取組みを話し合った。

 

 

 

 

 

 

 

軽井沢RCCは、2011年2月に町をあげてリゾート会議都市を目指すと宣言したもの。皇室をはじめ、文化人、政財界人からも愛されるこの土地に別荘をもつ著名人も多く、避暑地としても有名な軽井沢であるが、滞在型リゾート推進の観光戦略のひとつとして平日の利用を見込める会議需要の掘り起こしを目指し、軽井沢町商工会、軽井沢観光協会など軽井沢町の団体や会議関連団体やホテル・ペンションから構成されたメンバーで、国際会議などの積極的な誘致を図っている。(4/4)

 

ニュルンベルクメッセが「日本代表部をスペースメディア社に移行(4/5)

ニュルンベルクメッセは4月5日、紀尾井フォーラムで記者会見を開催。「Biofach2012」の開催報告と11月に東京ビッグサイトで開催される「BioFach JapanオーガニックEXPO」の概要を発表した。

見本市のプレゼンテーションに続き、約20年にわたり日本代表部を務めたハインツ・W・クールマン氏の退任と、(株)スペースメディアジャパンの日本代表部就任を発表した。

ニュルンベルクメッセ取締役・国際事業部部長のペトラ・ヴォルフ氏は「クールマン氏の長年にわたる努力なくして当社と日本企業の友好的な協力関係は築けなかったでしょう」と感謝の言葉を述べ、同氏に記念品また夫人に花束を贈呈した。

(株)スペースメディアジャパン代表取締役社長の鮎川俊文氏は「弊社はこれまでもニュルンベルクメッセのお手伝いをして参りました。日本代表部としてさらなる貢献をしたい」と意気込みを語った。

なお、クールマン氏は引継ぎのため今後1年間新代表部をサポートする。

 

観光庁長官に井手憲文氏就任(4/1)

観光庁溝畑宏前長官の任期切れにともない、4月1日付けで国交省前海事局長の井手憲文氏が新長官に就任した。

回復の遅い海外市場を中心とした取組みや、東北観光博や東北・北関東を訪問する各省庁横断的な復興支援運動の実施など、国内外の旅行需要の回復などが課題となる。(4/1)

BITECで5月に開催 サブコン・タイランド(4/3)

6回目の開催になる「サブコン・タイランド2012」が5月17日から19日までの3日間、タイのBITEC BANKOKで行なわれる。

世界中の大企業が高品質な部品を提供できるサプライヤーを求めて集まるサブコン・タイランドは、タイをはじめとする各国部品メーカ300社以上が出展。来場者も年々増加し、サムスン・アジアや日立メタルなどの大企業メーカがバイヤーとして参加することで、海外進出を目指す下請け産業の商談の場として、展示会の規模も拡大している。

タイは2015年の直接投資誘致目標を25億ドル、GDPは4%目指している成長国として注目度は大きく、前回の同展の来場者数は前年比35%増という結果も残している。

詳細はUBMアジア(タイランド) http://www.subconthailand.com/まで。

中小機構が海外展開スクエアで海外進出を支援 (4/3)

(独)中小企業基盤整備機構が5月20日から6月1日までインテックス大阪で開催する「中小企業総合展2012 in Kansai」では、気づきとパートナーとの出会いの場として、海外展開スクエアを行なう。

9か国70社の海外企業が出展する予定で、中小機構の専門家と通訳が、商談をサポートするほか、インドや韓国などの企業との交流会を行ない、ビジネスパートナー探しの場を提供する。

また、国内はもとより、中国、サウジアラビアなどの公的、民間の30の海外展開支援機関が情報を発信するNEXTマーケットコーナーや海外展開の成功に向けたセミナー、出展企業プレゼンテーションなども行なう。 

その他、詳細は中小機構国際化支援センター(Tel:03-5470-2375)まで。

東京都美術館リニューアル(4/3)

東京都美術館(Tel:03-3823-6921)が4月1日、東京・上野公園にリニューアルオープンした。躯体を残した大規模改修工事で、完成まで約2年の工期をかけて完成したもの。

施設は企画棟、公募棟、中央棟、交流棟から成り、のべ床面積は3万7749m2。エスカレータ、エレベータ、トイレ、レストランの増設、照明環境の改善に加え、ユニバーサルデザインを随所に取り入れた。また、3層の企画展示室(LB階709m2、1階713m2、2階714m2)は多彩な演出ができるよう、天井高を4.5mに上げた。

オープン当初は公募展が中心となるが、6月30日からはオランダ・フランドル絵画の至宝を集めた「マウリッツハイス美術館展」を開催。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をはじめ、レンブラント、ルーベンスなど、マウリッツハイス美術館所有の名画約50作品を公開する。さらに、10月6日からは「メトロポリタン美術館展」と、今年度は報道機関と共催する3つの特別展を予定している。

「ニューヨーク国際ギフトフェア2012-夏展」ジャパン・パビリオン出展募集(4/2)

ジェトロでは、米国・ニューヨークで開催される北米最大規模の国際ギフト総合見本市、「ニューヨーク国際ギフトフェア」にジャパン・パビリオンを設置し、日本企業の北米販路開拓を支援する。出品料(1小間)は輸送なし47万5,000円、輸送あり58万6,000円となっている。申込締切は4月26日(木)まで。

会期:2012年8月19日(日)~22日(水)
開催地:米国・ニューヨーク
会場:Jacob K. Javits Convention Center
出品対象物:機能性およびデザイン性を兼ね備えた雑貨、ギフト商品
主催:George Little Management, LLC