ホーム ニュース ゴールデンウィーク消費に陰り、物価高と国際情勢が影響か 外出控えの傾向も【インテージ調査】

ゴールデンウィーク消費に陰り、物価高と国際情勢が影響か 外出控えの傾向も【インテージ調査】

 マーケティング調査会社のインテージが発表した調査によると、2026年のゴールデンウィーク(GW)における1人当たりの平均予算は2万7,660円となり、前年を下回った。新型コロナウイルス禍後に回復していたレジャー消費は、ここにきて再び慎重さが強まっている。

 調査では、GWの過ごし方について「特に予定はない」と回答した人が4割を超え、前年より増加した。物価上昇が続く中、家計防衛意識の高まりが外出や旅行の抑制につながっているとみられる。

 また、海外情勢の不透明さも消費心理に影響を与えている。約2割の回答者が「予算や予定を控えめにする」としており、地政学的リスクの高まりが大型支出をためらわせる要因となっている。

 一方、国内旅行については支出額が増加する傾向が見られたものの、宿泊日数は大きく伸びていない。背景には、宿泊費や交通費の上昇があり、同程度の旅行内容でも費用がかさむ実態がある。予算増加の理由として「物価高」を挙げた人は約6割に上った。

 消費は回復基調から一転し、選別的な支出へと移行しつつある。2026年のGWは、家計を取り巻く環境の厳しさを映し出す結果となった。