●出展者として ――出展者として展示会をどのように活用していますか
年に5回程度、定期的に出展しており、直近では「第4回大阪・関西万博開催支援EXPO」に出展しました。IP/ITプラットフォーム「KAIROS(ケイロス)」を展示し、使い方や機能の提案を行いました。またLEDディスプレイの展開にも注力しており、毎回の出展では主力製品のアピールの場として活用しています。
展示会の魅力は、普段の営業活動の中では出会うことが難しい来場者と直接コンタクトが取れること。コロナ禍を経てさらに、Face to Faceである展示会の必要性が再認識されたと考えています。
また、映像機材を扱う当社としては、来場者に実機やデモを見てもらえるのは意味があり、カタログ以上の情報を知れる場として貴重だと考えています。展示会場で交換する名刺は、非常に価値の高い情報ですが、私たちは名刺交換を目的とするだけでなく、出展後も継続的なコミュニケーションを取るように心がけています。
●映像のプロとして ――映像機材を使った展示でユニークな事例を教えてください
展示会ではありませんが、以前、京都府宮津市にある元伊勢籠神社で開催された京都府域展開アートプロジェクト「もうひとつの京都 ALTERNATIVE KYOTO」で、インタラクティブインスタレーション作品「CONTROL NO CONTROL」の展示をサポートしました。神社仏閣のそばに一辺4mの立方体LEDキューブを設置するという、非日常的な空間のアート作品です。 ――相当大きなサイズです
動画などをディスプレイの1ドットごとに対応させて表示することを“ドットバイドット”といいますが、アーティスト側からは拡大したり圧縮したりせず、1ドットを解像度ぴったりに合わせることを求められました。そうでないと、アーティストが本来表現したいものが再現できず、作品として完成しないからです。LEDのサイズ感は、現場設置環境と表示解像度を妥協しない組合せによって生まれた結果です。
▲京都府宮津市・天橋立(元伊勢籠神社)で開催されたアートプロジェクト「ALTERNATIVE KYOTO 2022 」でシーマがサポートした作品「CONTROL NO CONTROL」には3.9mmピッチ屋外用LEDディスプレイが使われた。LEDディスプレイの上部にセンサーが設置され、画面に手を近づけることでインタラクティブなコンテンツが体験できる。
“Toward the Future for a Better Life.”のスローガンのもと、2023年11月に東京で開催した単独技術展示イベント「SHARP Tech-Day」において初披露した代表的な革新技術を紹介する。主な出展内容は家庭内でのさまざまな悩みを軽減し、暮らしをより豊かに、快適にする「Smart Living」、多様な働き方を賢く支援し、より迅速で効率的な産業への方策を提案する「Smart Industry」、未来の再生エネルギー創出や、電力効率の向上で環境問題に取り組む技術を紹介する「Sustainability」。
Rimo (Venetian Expo, Hall G — 62032 — Eureka Park〈Japan Tech Project〉)
CES初出展。AI自動記事生成ツール「Rimo」を出展するとともに、会期初日の1月9日(火)から米国で提供開始する。Rimoは日本では2020年9月にサービスを開始し議事録や執筆などで使われている。インタビュー音源を元にAIがライターに代わり記事を執筆する「Rimo AI Editor」と、質問自体もAIが構成してインタビューを実行する「Rimo AI Interviewer」の2つの機能で構成。ChatGPTを活用しており、AIと相談しながら記事の修正も可能。
特殊冷凍テクノロジーを用いた「FaaS」(Freezing as a Service) によって、世界中の食品ロス問題を解決するというビジョンのもと初出展。国内でトップシェアを獲得している特殊冷凍機「アートロックフリーザー」の最新機種や、特殊冷凍でつくられた冷凍商品のサンプルなどを展示する。ブースは「日本の煌びやかさ」をモチーフとし、日本の技術や食のイメージと特殊冷凍テクノロジーでのワクワクする食改革を想起させる外装となる。
住友ゴム工業 (LVCC, North Hall — 10714)
独自のセンサーレスのセンシング技術「センシングコア」を用いた、新たなモビリティ社会のニーズ・期待に応える先進的な取り組みを紹介。同社はCASE/MaaSに対応する高い安全性能・環境性能を実現するため、タイヤ開発および周辺サービスの開発コンセプトである「SMART TYRE CONCEPT」を掲げている。2024年1月9日(火)の11:30~、13:30~、15:00~にはブース内でプレゼンテーションを実施。山本悟社長がセンシングコアを活用したビジョンについて語る。
One by One Music
(Venetian Expo, Hall G — 62801 — Eureka Park)
同社は全動物のアニマルウェルフェア向上を目指すべくペットのためのリラックス音楽(One by One Music)を制作している。世界初の実験結果/常に新しい音楽の生成/収益を保護活動へを強みとし活動していて、2年をかけ実験を繰り返してきた。その技術・研究結果は世界でも類を見ないものとなっており、またペットテック産業が国内に留まらず海外においても大きなポテンシャルを持つ産業であることから、「AI×ペット向けリラックス音楽」の先駆者として新しい価値を世界に提供していく。
イノフィス (Venetian Expo, Hall G — 62801 — Eureka Park〈J-Startup/JAPANパビリオン〉)
ポケトーク
(Venetian Expo, Hall G — 60219 — Eureka Park)
「ポケトーク for BUSINESS 同時通訳」の無料体験を実施。相手の話す10言語(英語、日本語、韓国語、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語)を74言語の音声とテキストでリアルタイムに翻訳して理解でき、まるで専属の同時通訳者がいるように相手の話が分かるサービス。ウェブブラウザ上で使用でき、インターネット接続が可能なスマートフォンやパソコン、タブレット端末で使用可能。オンライン会議だけでなく、対面でも使えることが特徴。
ViXion (Venetian Expo, Hall G — 62801 — Eureka Park〈J-Startup/JAPANパビリオン〉)
「Ease every way」をテーマに、水素エネルギーを活用したエコシステムの将来図と、ソフトウェアとAIのビジョンについて紹介する。実証技術から未来のモビリティ・コンセプトまで多様なアプローチを紹介し、水素エネルギー・エコシステムへの移行、ソフトウェアとAIへの注力など、人間中心の未来社会の創造をアピール。なお、同社はCES 2024前日の1月8日(月)(太平洋標準時)に米・ラスベガスのマンダレイ・ベイ・コンベンションセンターで「Hyundai Media Day」を開催する。
TechMagic (Venetian Expo, Halls A-D — 50916)
(Venetian Expo, Hall G — 62801 — Eureka Park〈J-Startup/JAPANパビリオン〉)
CES 2024イノベーションアワードを受賞した「SCALA 3 LiDAR」、初公開のソフトウェア・ソリューション「Predict4Range」、初展示のワイヤレス充電ソリューション「Ineez エア・チャージング」、Zeekrの最新モデル「Zeekr x ヴァレオ」、コックピットからの信頼性の高い遠隔操作ソリューションを紹介する「ヴァレオ x BMW」など。また、CES開催にあわせてさまざまなサテライトイベントをラスベガス内で実施する。
プレシードジャパン
(Venetian Expo, Hall G — 62032 — Eureka Park〈Japan Tech Project〉)