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外食ビジネスウィーク 2017 初日レポート【展示会レポート】

本日8月29日、東京ビッグサイトで外食産業に関する食品・飲料・設備・サービスなどが一堂に集まる「外食ビジネスウィーク」が幕を開けた。

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堀正人実行委員長

オープニングセレモニーでは実行委員長である堀正人氏が「外食産業界には人材不足やインバウンドへの対応、安全安心など多くの課題がある」とした上で、3つの展示会を新設しリニューアルした外食ビジネスウィークはその課題解決の場になると語った。

テープカットのようす
テープカットのようす

 

今回新設されたのは「洋食レストラン産業展」、「ホテル・旅館産業展」、「飲食店繁盛支援展」の3つ。

「洋食レストラン産業展」は国内で最も店舗数の多いレストラン業態に特化した展示会で、洋食に特化した食材・飲料を探し求めるバイヤーや、食材・飲料を加工するための設備・機器導入を検討する購買担当者、集客サービスを求める店舗責任者などが来場した。

ウェックのピザ窯「Bakecook」展示・実演
ウェックのピザ窯「Bakecook」。初心者でも簡単に美味しいピザが焼ける(洋食レストラン産業展)
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焼きあがったピザ

 

「ホテル・旅館産業展」ではホテル・旅館業界をはじめとする宿泊業界に向け、出展者による宴会・ウエディング需要に対するPR・新規取引先開拓・販路拡大が行われた。

「飲食店繁盛支援展」は店を繁盛させるため、他店との差別化を図る設備・サービスが数多く展示され、繁盛につながるヒントを求め来場した経営者や店舗責任者の足を止めた。

店舗メニューを本部で管理できる「デジタルメニューボード」を提案するサウンドグラフ
店舗メニューを本部で管理できる「デジタルメニューボード」を提案するサウンドグラフ(飲食店繁盛支援展)

 

また、「居酒屋産業展」内には客に「もう一杯」オーダーしてもらえるドリンクメニューの提案を行える機会を提供する“アルコール・ソフトドリンクパビリオン”と、普段目にする機会の少ない地方の名産品が集う“全国名産品パビリオン”の2つが、「飲食店繁盛支援展」内には外食業界の成長を左右するインバウンドとアウトバウンドをテーマにした“フードビジネス インバウンド・アウトバウンドパビリオン”が設置され、より専門性の高い商談が行われた。

おやいず製茶ブースでは抹茶や焙じ茶のラテなどを試飲できる(アルコール・ソフトドリンクパビリオン)
おやいず製茶ブースでは抹茶や焙じ茶のラテなどを試飲できる (アルコール・ソフトドリンクパビリオン)

 

ほかにもA~Dの4カ所に設けられたセミナー会場の席が埋め尽くされるなど、来場者が少しでも成果や情報を持ち帰ろうと積極的に行動している点が印象に残る初日だった。

セミナー会場はあっというまに埋め尽くされてしまった
セミナー会場はあっというまに埋め尽くされてしまった

 

同展は31日までの開催となっているため、残り2日間も余さずチェックしておきたい。

<特集>システム・トラス部材の施工事例④

PHW②

■テキスタイルLEDボックス
株式会社ピー・エイチ・ワークス

テキスタイルLEDボックスをメインに構成したブースデザイン。展示会期間中にテキスタイルLEDボックスのライブパフォーマンスを行い、誰でも容易にファブリックの張り替えができることを来場者に訴求。天井部分への設置や木工造作物と組み合わせることによって、色々な使用方法、表現が可能になる。コンセプトの「廃墟」をイメージし、合理的なミニマルデザインでまとめている。

PHW①

展示会名:第4回イベント総合EXPO
出展企業名:ピー・エイチ・ワークス
ブース面積:32.4㎡
デザイナー:遠藤 孝貴


■エムトラス
株式会社ローザ

ローザ①

スリムで無駄を省いた200角の電飾トラスにより、明るく洗練された質の高い光の空間を作り上げた。

ローザ②

展示会名:JAPAN SHOP
ブース面積:32㎡


 

TRS①

■ストラクチャ
ティ・アール・エス

成長から成熟へ、展示業界においてもその流れに変わりはない。外面を装う装飾といえども、その本質や意味が問われる時代である。構造体と面だけというシンプル構成のストラクチャ。余分なものははぶき、必要なものだけを残す、足し算から引き算への発想の転換である。

TRS②

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※「見本市展示会通信」756号より抜粋(2017年6月15日発行)

新たに4つのテーマを掲げイベントや会場配置も一新<海外展示会情報>
~CEBIT2018

Im Bild: Oliver Frese, CEBIT-Vorstand bei der Deutschen Messe AG, Hannover und Marius Felzmann, Geschäftsbereichsleiter CEBIT, Deutsche Messe AG,

BtoBのITソリューションに関する世界最大級の国際情報通信技術展示会「CEBIT」。2018年は4つの柱からなる新たなテーマ構成の下、イベントや会場配置も一新し、6月11日から15日の夏期にドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催する。

イメージ画像

 

新テーマ第1の柱である“d!conomy”(ディコノミー)は、企業と官公庁のデジタル化に特化した展示のプラットフォーム。デジタル化に携わる国際企業が、産業界のユーザが業務をデジタル化するために必要とするソリューションとテクノロジーの実例を提案できる場となる。このテーマ下にはデジタルオフィス、プロセスおよびデータ管理、セキュリティ、通信、デバイスおよびインフラストラクチャなど新たなビジネスの発展に寄与する製品が集う。

 

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EventBiz(イベントビズ)vol.8 スポーツとイベント これからのカタチ 


編集内容

スポーツの産業化の動きは加速している。少なくとも、行政はスポーツ庁を筆頭に数値目標が掲げられた以上、そこへ向かって走り始めている。民間企業もビジネスチャンスを掴むため、
何かしらの取り組みをはじめている。
それは手探りかも知れないが、動けば何かが生まれ、カタチになる。
特集では、スポーツとイベントから見えてくる新たな動きを追った。

◆特集❶ スポーツとイベント これからのカタチ

◇「プロ野球ファン」ではない人たちにも来てもらう場所を目指して 横浜DeNA ベイスターズ

◇テクノロジーを駆使してスタジアムを満員に ガンバ大阪/パナソニック

◇ラグビー日本代表戦の集客に注目 日本ラグビーフットボール協会

◇[大学シリーズ] スポーツを通じて地域社会と共に発展

・大学の構内でB.LEAGUE のホームアリーナを運営 青山学院大学

・「BKC スポーツ健康コモンズ」での交流からはじまる~地域に開かれた大学づくり 立命館大学

・日本版NCAA の先駆者 関東学院大学

・講堂型アリーナの理想形を巡って アリーナスポーツ協議会

◇[クリエイターの考] 映像演出はスポーツ観戦をエンターテインメントに変えるか 長崎英樹

◇資材の新しい可能性を探る 西尾レントオール

◇イベントのトイレに未来はあるか?

◇屋外イベントの安全を考える イベント・コミュニケーションズ

◇“わざわざ走る”価値がある 人、食、自然が揃った高知龍馬マラソン

◇注目! スポーツ関連の展示会

 

◆特集❷ 日本MICEの未来に向けて

◇[座談会] 観光庁×JNTO×JCMA

◇各地のビューロー関連ニュース

◇地域×MICE の可能性 リゾート型MICE 都市・沖縄

◇IT 活用事例 コンテンツと街の魅力が創る新たなビジネス 横浜街歩きナゾトキRPGミライ物語

◇日本のMICEビジネスや観光業界を担う若手を育成する 日本コンベンションサービス

 

・EventBiz 論点
・AWESOME EVENTS! MADE IN JAPAN 「リアル脱出ゲーム」 SCRAP
・第3回 JACEイベントアワード
・Pick UP! Exhibition 日本最大から世界最大へ ギフト・ショー WEEK 秋2017
・MICE業界のダイバーシティを考える① セレスポ
・体験レポート JEPCイベントプロデューサー認定コース
・展示会の総合分析 2017月4月~6月
・開催スケジュール(展示会) 2017年9月~2017年11月
・グラフで見る国内の「見本市・展示会」最新動向
・論考 寺澤義親
・MICE TOPICS Overseas LVCCD/メッセ・デュッセルドルフ
・JNTO Letter⑤ ソウル事務所より 韓国のインセンティブ旅行のトレンドについて
・日本各地のユニークベニュー! 其の壱 高知県
・海外MICE Report “MICEのための”ホテルオープン バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク
・MICE TOPICS 2019年・2020年 展示会場問題
・On the Frontline Club J.LEAGUE
・Now Loading e-sports 香港政府観光局
・話題の施設から ぴあ
・INFORMATION スポーツ文化ツーリズムアワード2017
・Let’GO 2020 TOKYO! 東京2020に向けた主な動き
・視察ツアー2017報告会 日本映像機材レンタル協会
・MY MICE DAY [光和] 永井保江

発売日:2017年8月30日
判型:A4判
ページ数:104ページ
定価:2,200円(税込)/1冊  8,800円(税込)/年間

全国有力書店で販売 。また、小社からの発送も行なっていますので、上部の購入ボタンよりお申し込み下さい。
お問合せは(株)ピーオーピー 出版企画室(TEL: 03-5687-6841、FAX: 03-5687-6845

8月28日より先着250名に化石プレゼント ~ギガ恐竜展2017~

DSC_0209 読売新聞社と幕張メッセが主催する「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」では8月28日(月)から9月1日(金)までの5日間、毎日先着250人に化石のプレゼントを行う。

同展は7月15日(土)より開催しており、会場内では全長38.1メートルに及ぶ世界最大級のルヤンゴサウルスや共食いの跡が残るティラノサウルス(愛称:ワイレックス)など多数の全身骨格標本が展示されているほか、会場内を歩き回る恐竜を観ることができるAR特設コーナーも設置。恐竜の生理的な特徴や繁殖、生態なども紹介しており、夏休みの自由研究だけでなく大人も恐竜の魅力を体感できるつくりとなっている。

8月23日(水)には来場者20万人を突破。ティラノサウルスが早く見たいと、「夏休み最後の思い出」として来場した、さいたま市浦和区の塩津真由ちゃん(6歳)が20万人目の来場者となった。

 

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【ギガ恐竜展2017―地球の絶対王者のなぞー】
会期:9月3日(日)まで 会期中無休
会場:幕張メッセ 国際展示場11ホール
開館時間:9:30~17:00 ※入場は閉場の30分前まで
主催:読売新聞社、幕張メッセ
公式HP:http://giga2017.com

次回から「エスパス・ラベル」ゾーン新設<海外展示会情報>
~モード・イン・フランス展

フランス夫人プレタポルテ連盟は7月26日から28日の3日間、東京・ベルサール渋谷ファーストでフレンチファッションを代表する展示会「第43回モード・イン・フランス展」を開催した。

フランス企業を中心に、レディスウェア、ジュエリー、バッグ、服飾雑貨を手掛ける55社61ブランドが一堂に会し、パリに先駆けて2018年春夏コレクションを発表。3日間で1600人が来場し、初日にはローラン・ピック駐日フランス大使がカクテルパーティで乾杯の挨拶をした。

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今回は韓国やタイから来場したバイヤーも見られた一方で、例年モード・イン・フランスに来場している層の不参加もあった。寄せられたのは「今後パリ出張の際にコレクションを見たい」という意向だ。

同連盟のパトリシア・ブラフマン国際部長は「本展はフレンチファッションを代表する展示会であり、有益な商品を提供し続けている」と語るとともに、2018年1月10日から12日の3日間、同会場で開催する2017/18年秋冬コレクションでは「エスパス・ラベル」ゾーンを新設することを発表した。

JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2017 初日レポート
【展示会ダイジェスト】

2017年8月24日、千葉・幕張メッセで「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2017」(DIYショー)が開幕した。DIYショーはDIY、ホームセンターに関係する幅広い商品を一堂に集めた国内屈指の「住生活に関する総合展示会」であり、今回で通算53回目を迎える。初日の24日はバイヤーズ・デーとなっており、多くのバイヤー・業界人が来場した。その模様をレポートする。

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今回、何と言っても一番の注目は今年から新設された“男の工房”ゾーンだ。

近年DIY業界は女性の活躍がめざましく、DIYショーでも“キラリ!DIY女子”というゾーンを設け、人気を博してきた。しかし、男にも男ならではのこだわりがあるのもまた事実。そこで新設されたのがこのゾーンだ。

その特徴だが、まず見た目からして他のゾーンとは一線を画している。幕張メッセ5ホール入口から通路を直進すると突き当りに見えてくるのが、「溶接DIY“Weld It Yourself”鉄は熱いうちに打て!!」ブースだ。バチバチっという音と共に上がる火花はまさに男の職人の世界といったようすだが、担当者によると「プラズマカッターや溶接機を使うため、力は不要で女性からも好評です」とのこと。

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溶接DIY“Weld It Yourself”鉄は熱いうちに打て!!

 

溶接DIYブースを左に曲がれば、「ガレージハウス展示」が見える。

いかにも男の隠れ家的な見た目は男なら一度は憧れるものだ。ブース内の「レザークラフト工房」ではオリジナルコインケースの製作体験ができる。自分の名前を入れたり、オリジナルの模様を入れることができ、世界に1つだけのマイコインケースを作成でき、参加も無料だ。日頃革細工に触れる機会は少ないと思うので、立ち寄る機会があれば是非体験してほしい。

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ガレージハウス展示
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レザークラフト工房

もちろん、男の工房以外にも女性向けDIYを応援する“キラリ!DIY女子”、未来のDIY愛好家育成に向けた“こども・未来ゾーン”など、例年人気を博しているコーナーも健在だ。

 

初日のメインステージでは「日本DIY商品コンテスト」エントリー者による3分間のセールス・スピーチも行われ、熱気の入ったプレゼンが観客を楽しませるとともに、審査員の厳しい着眼点による質問によるドキドキ感を味わうこともできた。

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「日本DIY商品コンテスト」3分間セールス・スピーチ

 

 

ほかにも、「ホームセンタービジネスマッチング」では出展企業とバイヤーが熱い商談を交わしたり、「出展者ワークショップ工房」でそこでしか体験できない貴重な経験をするなど、初日のバーヤーズ・デーは大きな盛り上がりを見せた。

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出展者ワークショップ工房

 

DIYショーは26日まで開催しており、25日・26日が一般公開日となっている。出展者数は475社で、約12万人の来場を見込むだけあってその熱気は折り紙つきだ。業界関係者はこの機会を見逃さず参加してほしい。

看板・ディスプレイなどの最新情報が集結
~SIGN&DISPLAY SHOW2017

サイン&ロゴ2017

東京屋外広告美術協同組合は、8月31日から9月2日の3日間、「第59回サイン&ディスプレイショウ(SIGN&DISPLAY SHOW2017)」を東京ビッグサイト西ホールで開催する。

同展は看板・広告などのサインやディスプレイの製作・施工のプロが集う展示会で、施工に必要な資材や加工機器などの最新情報・技術が一堂に集まる。
また、今回は「ワイドフォーマットプリンティングコンファレンス@サイン&ディスプレイショウ2017」として9月1日にコンファレンスを会議棟で実施予定。
前回は139社358小間が出展し、来場者は3万711人となった。

そのほか、詳細はWEBサイトまで(http://www.tokobi.or.jp/sds2017/)。

DSC04994写真は昨年のようす。


 

展示会名:「第59回サイン&ディスプレイショウ(SIGN&DISPLAY SHOW2017)」

会期:8月31日(木)~9月2日(土)

開催時間:10:00~17:00

入場方法:500円(税込)※WEB 事前登録者、招待券持参者は無料

会場:東京ビッグサイト

<特集>システム・トラス部材の施工事例③

■T-WAVE
株式会社トインジャパン

T-WAVEを使い、存在感がありユニークな造形のモニュメントとして使用した。汎用性のあるユニットだけを使っても様々な表現が可能で、ブースや展示会のキービジュアルとして設置できる。
何回も繰り返して使う展示会ではECOでLEDとのマッチングも最適なシステム「T-WAVE」が効果的。

トインジャパン①

デザイナー:Chang(DIEZEL)


■ニムロック
株式会社展示構成

展示構成①

曲面グラフィックのポップアップシステムとバナースタンドをディスプレイアイテムとしてクライアントに導入していただいた事により、装飾費のコストを抑えながら毎回同一クオリティでのディスプレイを可能とした。

展示会名:MEDTEC JAPAN 2017
出展企業名:サンエー精工
ブース面積:18㎡
デザイナー:柴山 敏之

展示構成②

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※「見本市展示会通信」756号より抜粋(2017年6月15日発行)