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種・肥料・作物の保護をテーマにビレッジ新設
~SIMA2019【海外展示会情報】

コメクスポジウム社は2019年2月24日から28日にかけて、78回目となる「パリ国際アグリビジネスショー」(SIMA2019)をパリノール見本市会場で開催する。

今回、種・肥料・作物の保護などのテーマで出展企業を集めた「アグロサプライビレッジ」を新設するほか、畜牛遺伝学の中心として知られる共同開催展「シマジェナ」に呼応する形で初めて畜産デイを実施する。アフリカ地域で最も発展・流行しているテーマを取り扱う国際会議「シマ・アフリカンサミット」など従来のイベントに加え、フランス農業機械組合アクセマと提携して円卓会議を行う「シマ・ディーラーズ・デイ」など新イベントも開催。

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今回で2回目となる「スタートアップ・ビレッジ」は規模を拡大し、参加国も増える見込み。「イノベーション・ビレッジ」ではフォアサイト・フォーラムとイノベーション・ギャラリーを合わせて展示。

そのほか、詳細はWEBサイト(https://en.simaonline.com/)まで。

 

見本市展示会通信」783号より(2018年8月1日発行)

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「第783号 見本市展示会通信(夏期特集号)」発刊しました

見本市展示会通信

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第783号 見本市展示会通信」を発行しました。

【主な記事】
一面のニュース:670社・2626小間が集結 TOKYO PACK 2018、第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2018
〈インタビュー〉イノベント 取締役代表執行役社長 堀正人氏…
〈新社長インタビュー〉ムラヤマ 代表取締役社長 矢倉俊彦氏
はじめての海外展示会 中小企業基盤整備機構
秋の注目展 ツーリズムEXPOジャパン
業種別開催データ(9月〜2019年2月)〈消費財関連〉
グラフ・表で見る「全国会場Navi2019年版」270会場 Part2

発行について:第783号 2018年(平成30年)8月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

出展ブースの「人気サイズ」と「1小間あたりの平均予算」は?~リオエンターテイメントデザイン調査

展示会のブース施工・設営・運営を行うリオエンターテイメントデザインは、7月31日、展示会における出展ブースの「人気サイズ」と「1小間あたりの平均予算」の調査結果を発表した。

リオエンターテイメントデザイン

出展ブースの人気サイズでは、一位の4小間が31%、続いて2小間(28%)、6小間(16%)、8小間(12%)、10小間以上(9%)という結果になり、大きな製品を展示するのに適した4小間と、小規模な出展を計画する際に便利な2小間が人気を集めた。

また、1小間あたりの平均予算は47.7万円(デザイン費、施工費、運送費を含む)。最も多いのが38%の40~50万円となり、50~60万円(34%)、30~40万円(19%)と続いた。

調査は2016年9月から2018年6月に、リオエンターテイメントデザインが対応した198社を対象に集計したもので、1小間あたり3m×3mとして計算している。

MICE集客に向けセミナーを実施
~八王子観光コンベンション協会【MICEニュース】

八王子観光コンベンション協会は7月9日、MICEセミナー「新しい集客スタイル」を東京・八王子のクリエイトホールで開催した。

このセミナーはMICEの誘致に関して、八王子が目指すおもてなしや、市民・事業者のネットワークが生み出す効果について解説・提案するもの。

大野彰氏
大野彰氏

会の冒頭、会長の大野彰氏は「現在協会は、産業交流拠点の完成に合せて、さまざまなイベントの誘致活動を行っている。待つだけの姿勢ではなく能動的に働きかけ、多くの人を呼び込むことで、八王子の活性化を図りたい」と挨拶した。

その後、第1部は首都大学東京・川原晋教授が「MICEと観光まちづくり・ビジネスの接点」と題し、各地の事例と併せ、MICEがもたらす効果について語った。第2部は「地域にレガシーを誘発するMICE」をテーマに、川島アソシエイツ代表・川島久男氏が講演。MICE先進国・都市の事例を基に、ステークホルダー連携の重要さなどを示した。

 

見本市展示会通信」782号より(2018年7月15日発行)

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デザインに特化したゾーンやパビリオンなどを展開
~ジャパンジュエリーフェア

UBMジャパン、日本ジュエリー協会は8月28日から30日の3日間「ジャパンジュエリーフェア2018(JJF2018)」を東京ビッグサイトで開催する。

前回のようす

同展は「9月香港ジュエリー&ジェムフェア」を主催するUBMと、日本ジュエリー協会との共同プロジェクトとして開催する国際トレードショー。

会場内をクオリティ・デザインゾーン、ブライダルジュエリーゾーン、ジャパンパールパビリオンなど細かくゾーニング展開。特別イベントゾーンではJJAジュエリーデザインアワード、ジュエリー業界が選ぶ「ウーマンオブザイヤー」など、異業種とのコラボイベントなどの企画を実施する。

また、会期中の業界セミナーでは「二十歳の真珠(はたちのパール)」キャンペーンとのコラボセミナーや香港貿易発展局(HKTDC)主催セミナー、JJA主催パネルディスカッションなどのプログラムを予定している。

出展対象は寿恵理、アンバーやエメラルドなどのジュエリー素材、パーツ・空枠などの半製品、関連製品やサービスなど。
会場では「9月香港ジュエリー&ジェムフェア」の来場事前登録も可能。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。(http://www.japanjewelleryfair.com/

 

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水産の総合展ビッグサイトで
~ジャパン・インターナショナル・シーフードショー
【展示会開催情報】

大日本水産会は8月22日から 24日の3日間、第20回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」を東京ビッグサイト東5・6ホールで開催する。

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同展は水産品や水産加工機械などの総合展となっており、同時開催展は「和食」ブームの代表格ともいえる“寿司”に焦点をあてた「すしEXPO」、生産履歴確かで安全、安定供給可能な養殖業の重要性を発信する「国際水産養殖技術展」、日本が世界に誇る優れた水産物の輸出拡大、ならびに国際競争力の強化を図る「鮮度流通技術展」に、新設展「フィッシュネクスト技術展」を加え展開。

「フィッシュネクスト技術展」では、漁船・漁業に於ける省力化、軽労化、高品質生産化、ビッグデータ化、水産資源管理、水産物流通の仕組み化などを促進する新技術・アイデアなどを紹介する。

また、同時開催セミナーでは「褐藻類アカモクの保健機能について」「現場×AIの力で生簀の中の実態を把握!」「飼料米を利用したギンザケ用配合の開発」などのプログラムを予定している。
前回は20カ国・地域から822社・1336.5小間が出展し、3万3858人が来場した。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。(http://www.exhibitiontech.com/seafood/

 

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10周年に向け出展募集開始
~CP+2019

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カメラ映像機器工業会(CIPA)は2019年2月28日から3月3日の4日間、「CP+(シーピープラス)2019」をパシフィコ横浜・大さん橋ホールで開催する。

前回開催のようす

同展はカメラ・写真映像の国際ショー。最新の製品や技術を紹介し、産業の未来と写真映像文化の楽しみや広がりを伝える。10周年となる今回は、カメラ・アクセサリーゾーン、プリンティングゾーン、望遠鏡・双眼鏡ゾーン、主催者ゾーン、メディアパートナーゾーンを展開。

前回開催のようす

会議センターではビジネス向けパネルディスカッションやマーケティングセミナー、技術アカデミー、女性や若者向けイベントなど、さまざまなニーズに対応したセミナーを連日実施する。アネックスホールでは中古カメラフェアやフォトアクセサリーアウトレットなどの販売イベントを予定している。

現在出展募集中で、1小間(3m× 3m)で、主催・協賛団体会員は35万3000円、一般は37万9000円でいずれも税別。申込み締切は9月28日。

 

見本市展示会通信」782号より抜粋(2018年7月15日発行)

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オフィス活性化に向け特別テーマ展示を新設
~来年3月の日経メッセ

日本経済新聞社は2019年3月5日から8日までの4日間、東京ビッグサイトで店舗や住まいの空間演出などを提案する「日経メッセ街づくり・店づくり総合展」を開催する。

日経メッセ街づくり・店づくり総合展
昨年のようす(日経メッセ街づくり・店づくり総合展)

特別テーマ展示として、未来のオフィスを支える情報技術とファシリティを提案する「Future Office Tech & Facility 2019」を新設。働き方改革への関心の高まりを受け、今後のオフィス活性化に向け本格的な導入・実践が見込まれる4つのテーマにフォーカスする。

日経メッセ街づくり・店づくり総合展
昨年のようす(日経メッセ街づくり・店づくり総合展)

「業務効率化・自動化」ではRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)主体のオフィス業務効率化・自動化支援ソリューションを展示。「企業の人づくり」ではクラウド、AI、ビッグデータ解析などによりオフィスの人的資本を活性化するテクノロジー、「健康づくり改革」では社員の健康づくりを支援するAIやIoTなどのテクノロジーや管理システムなどを、「快適職場づくり」では事務・情報機器やオフィス空間設計などオフィスファシリティ全般を展示する。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。(https://messe.nikkei.co.jp/

 

見本市展示会通信」782号より抜粋(2018年7月15日発行)

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【トップ対談】設立50周年を迎えて
~映像センター

年6月に設立50周年を迎えた映像センター。映像機器・システムの販売事業にはじまり、1980年代には現在の主力であるイベント映像事業を本格化し、経営基盤を強化してきた。今後は映像だけにこだわらない新たなコミュニケーションツールの模索・創出に意欲的な姿勢を見せる。代表取締役社長・尾﨑求氏と相談役・髙嶋宏昌氏に50年を振り返ってもらうとともに、今後の展望を聞いた。

映像センター 画像


 

■波瀾万丈の50年

―設立50周年おめでとうございます。どんな感慨を持たれていますか

髙嶋 よくここまでやって来られたなという気持ちです。当社は大沢商会の教育機材部の子会社として「東京AVセンター」の名前で設立され、その後「大沢映像センター」に社名変更し、大沢商会の倒産を機に、株式を買い取り、現在の「映像センター」として独立しました。設立時5、6名の本当に小さな会社から、現在の260名強の規模になり、会社として大きく成長できたと実感しています。

尾﨑 私は入社して30年ですが、先輩達が積み重ねてきた歴史を受け継ぎ、50周年という区切りの年に、この場にいられるということは非常に意義のあることだと感じています。社長として、映像センターという会社の歴史や映像業界の流れを思い起こし、改めて今後の方向性を見つめ直す良い機会にもなっています。

―これまでの歩みを振り返る中で、特に思い出深い出来事は何でしょうか

髙嶋 やはり親会社が倒産したときは驚きました。1984年ですから34年も前になりますが、当時私は、大沢商会からの出向で社長を務めていました。当時の大沢映像センターは、東京・大阪・名古屋に拠点を持ち、32名の組織でした。一般的に、親会社が潰れると子会社も一蓮托生と言われますが、これからどうしようか、と当時の社員たちと相談したら「この仕事を続けたい」と言ってくれる人が圧倒的に多かったので、株を全て買い取って独立することに決めました。しかし、破産管財人である裁判所から許可をもらうのにはかなり苦労しました。ただ、一緒に仕事を続けてきた仲間がこの仕事を続けたいと言うなら、当時の社長であった私はそれに応えなければならない、その一心で交渉を重ね、独立しました。

尾﨑 私は、2014年に前社長が急死し、急遽、社長を引き継ぐことになったことですね。私はイベント部門の出身ですが、2005年から10年近く中国で現地法人の立ち上げや中国市場の開拓に取組んでいました。その間、中国経済の変化・国際情勢の変化によって当社の中国ビジネスも、幾度となく大きな波にもまれ続けてきました。それでも広州・上海・北京に拠点を持ち、イベントビジネスに加え設備・販売ビジネスにも取組み、国内と連携しながら海外ビジネスの拡大を図ってきました。

映像センターの立ち上げとは歴史や中身は異なりますが、異文化の中での海外ビジネスの取組みは、会社だけでなく私個人としても立ち上げの苦労を通じて、成長の糧となっていると感じます。その最中に急遽、帰国することになりましたが、正直、日本に戻ることになったときは少し悩みましたね。長く中国で仕事をし、国内の実務からは少し離れた環境であったため、浦島太郎とは言いませんが、自分自身の感覚のギャップを埋めるのに少し時間がかかりました。
特に社長就任1年目は自分の立場も一気に変わり、環境に慣れていくことに苦労しました。

 

■感謝と期待

―50年の節目を迎え、社員に伝えたいことを教えてください

尾﨑 会社としては50周年ですが、私自身の会社での生活は30年で、私以下の社員にとって自身の会社の歴史はもっと短い。だから50年と言っても、あまりピンとこない人もいると思います。ただ今回をきっかけに、50年の歴史がある会社であることを認識して、プライドをもち、「映像センター」のブランドを大切にしてもらいたいと思っています。自社の良さは意識して考えてみないと案外気付きづらいものですから。

そして何より50年を積み重ねてくださった多くの先輩・関係者の方々に感謝をしつつ、現在頑張ってくれている社員はもちろん、それを支えてくれている家族に対しても感謝しています。今この時を頑張り、さらに歴史を積み上げていくのは社員一人一人の力なので、期待しています。

髙嶋 50年の中で多くの方と出会い、様々な形で助けていただきました。社員、ご家族、協力していただいた関係者の方々や取引先の方々に恵まれてここまで来られたと感謝しています。
加えてせっかくここまで来られたのだから、これを契機にさらに新しいことにチャレンジして進んでほしいという希望はあります。昔はひとつの事業で長い期間食べていくことができましたが、今は時代の変化が激しいので若い人を含めた皆さんの知恵と行動が必要です。持っている個性を活かしてのびのびと働いていただきたいですね。それを会社の中で活かしていけるかどうかは上司の指導次第だと思います。

尾﨑 髙嶋さんと同意見ですが、もっとチャレンジしてほしい思いは強いですね。そして付け加えるなら、もっと元気に。最近あまり耳にしなくなりましたが、「大きいイベントの演出がしたい!」とか「歴史に残る仕事がしたい!」といったストレートな夢を口にするような元気さというか、たまにそういう想いの強い人に会うとうれしいですね。今の若い人を見ていると、そのような強さでもっと夢を表現しても良いのにと感じます。

昨今ビジネスに限らず組織運営の点で、指導方法などが大きな話題になっています。確かに私より10年程度若い人たちはまだ、強引なやり方でも付いてきてくれたのですが、その下の世代は同じやり方では通用しませんし、そういう時代でもありません。自分が納得した上で仕事をしたいと考えている人が多いように感じますし、改めてコミュニケーションの大事さを感じます。これからも時代・環境・価値観の変化にしっかり対応していく術を身につけて指導していくことが後輩・部下を持つ先輩社員や上司への期待ですね。

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■イベント業界での役割

―今後注目している物事についてお聞かせください

髙嶋 テクノロジーはこの50年で大きく進化し、私達が16ミリ映写機やスライド映写機を販売・レンタルしていたのが遠い昔のように感じます。その中で映像というものは最高のコミュニケーションツールです。人が何かを伝えるというコミュニケーションは永久に廃れないので、その中でどういったものがより効率的で、より印象づけられるかを考えていく必要がありますね。イベントレンタルがビジネスとして確立してきた歴史は40年にも満たないのです。その中で、イベント業界を活性化するために「日本映像機材レンタル協会(JVRA)」が組織され、当社も草創期から参加させていただいています。このように、自社のためだけではなく、競合でありながらも、共に切磋琢磨しながら業界発展のために協力し合って進んでいくことが、業界全体の繁栄の道だと思います。

尾﨑 当社がスローガンとして掲げる「AVC Sys- tems For Better Communication」には「より良いコミュニケーションを通じて常にお客様に喜んでもらえること」という信念が込められています。今はオーディオ・ビジュアルだけではなく、コンピュータやインターネットも含まれていますが、映像センターとしてはそれらの手法自体にこだわる必要はないと感じています。
コミュニケーションをする上で一番良いのはFACEtoFACEで接することで、この状態に近付けていける何かを今後も探っていかなければなりません。

直近のイベントでよく話題に上るのは、2019年の「ラグビーワールドカップ」や2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」ですが、あくまでもひとつの出来事でしかありません。ただし、それは国民にとっても社員にとっても非常に大きな意味を持つので、我々の役割を意識しながら携わっていきたいですね。業界としても大きなイベントですし、イベントビジネスに携わる若い人たちの夢と希望にもつながると思います。

―ありがとうございました

 

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【出展者に聞く!】展示会フル活用で認知度アップ
~常磐精工

サインや看板の製造・販売を行う常磐精工は、7月4日から6日に開催された「第10回販促EXPO夏」に出展した。

出展製品は飲食店前に置く看板・サイネージなど。自社工場で制作しているため、小ロットでの受注可能な製品も揃えており、サインの一部に不具合が生じたときに部分交換できるアフターサポートもセールスポイントとなっている。

C_P2特に来場者の目を引いていた製品は非常時に車いすやストレッチャーとして使用できる「サポートシリーズ」と呼ばれるもので、サインや会議テーブル、カタログスタンドなどさまざまなタイプがある。同シリーズのサインスタンドは昨年、大阪府中小企業新商品購入制度の防災関連の認定新商品とされた。

大阪に拠点を置く常磐精工は同展でも過去に数回出展した実績を持つが、企画営業部の木下拓己氏は今回の出展について「大阪では常磐精工=看板屋として認知されていると感じているが、東京ではまだまだ。もっと認知してもらうことを目指している」と話す。

 

見本市展示会通信」782号より抜粋(2018年7月15日発行)

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